第十六話笑顔を守る戦士
陸たちが違う世界に着くと陸の服装が変わっていた。服装は警察の制服を着ている。
「今度は警察官だよね?」
「あぁ」
「じゃぁ行きましょうか。陸、私たちは別の場所から情報を探してみるわ」
「分かった」
陸たちは外に出て別々に歩いて行くのだった。
警察
陸は警察に着くと未確認生命体対策本部で会議に出て話を聞いていた。
「それでは会議を始める。一条刑事」
「はい。最近復活した未確認生命体の事です。」
「何故ひか未確認生命体は蘇ったのですか?」
「それは分かりません。ですが四号と協力して倒すべきです」
一条が話しているとアラームがなる
「二カ所で未確認生命体が現れました!」
一条は電話をかけグロンギが現れた事を伝える。
[聞こえるか五代!]
[はい!一条さん!]
[私は青区に向かう。五代は緑区に向かってくれ!]
[分かりました!]
一条は電話を切りグロンギがいる場所に向かう。
陸はグロンギの事を聞くと電話をかける
[怪人が現れた見たいだ。俺は緑区に向かうから栞は青区に向かってくれ]
[分かった!気をつけてね!]
「ありがとう。栞も気をつけて」
電話を切り陸も現場に向かう。
緑区
「ふう!終わったかな。急いで次の場所に向かわないと!」
クウガがグロンギを倒し別の場所にいるもう一体のほうに向かおうとすると
「お前は!」
「久しぶりだねクウガ!」
未確認生命体0号。究極の闇と呼ばれるダグバが立っていた。
「超変身!」
クウガは凄まじき戦士アルティメットフォームに変身する。
「じゃ始めようか」
「皆の笑顔を守る為にお前をもう一度倒す!」
クウガとダグバは過去に戦った様に殴り合う。しかし変わった事が一つだけあった。
「この石を使ってみるよ」
ダグバは地の石を取り出す
「その石は?」
「僕たちを蘇らせてくれたドラスがくれた地の石だよ。これで僕は更に強くなる」
ダグバは地の石を使いダグバ ライジングアルティメットに変わる。するとさっきまで互角だった戦いが嘘の様にクウガは押されていく。
「これでとどめだよ!」
ダグバはクウガに闇の波動を放つ。
<<ディフェンスライド・・・バリヤー>>
ディゴッド光状態が防御系のカード バリヤーを使いダグバの攻撃を防ぐ。
「君は?」
「話は後だ」
「君はドラスが言っていたディゴッドだね。君も僕を笑顔にしてくれるの?」
「いや、今回は退かせてもらう」
サモンドライバーに一枚装填する。
<<アタックライド・・・シャイニングブラスト>>
光の強力な砲撃を撃ちダグバの動きを止めクウガの隣に行くとバックルにカードを装填した。
<<アタックライド・・・インジブル>>
ディゴッドとクウガはこの場所から退く。
「助かったよ!俺は五代雄介!君は?」
「俺は神谷陸です。」
陸は旅の事を話す。
「世界って他の国の事?」
「違います。俺が言っている世界は地球と同じ場所がいくつもある世界の事です」
「そのいくつもある世界のうちの一つがこの世界って事?」
「はい!そして世界には人々を守る仮面の選士がいます。その戦士の事を仮面ライダーと呼びます」
「俺も仮面ライダー?」
「はい。あなたは仮面ライダークウガです」
「何かいいなそれ!仮面ライダークウガか! なら今度は俺の話をするよ!だけど場所を変えて良いかな?」
「はい。大丈夫ですよ」
陸たちは話す場所を変える為に移動する
ダグバと戦っている頃…
理沙と栞は陸が言っていた青区に来ていた。目の前にはグロンギと警察が戦っていた。
「理沙ちゃん!行ってくるね」
「気をつけて」
「うん!変身!」
ツヴァイはグロンギに立ち向かう。
「ダグガバクウガ?」(貴様はクウガか?)
「何を言っているか分からないけど僕はクウガじゃないよ!」
ツヴァイは答えながらツヴァイランサー
でダメージを与えていく。
「これで終わりだよ!ツヴァイランス!」
ツヴァイランサーにミッションメモリーを指しビームの槍にするとEnterを押した。
<<エクシードチャージ>>
ツヴァイランサーにミッションメモリーを差しこみ、エンターを押すと槍が分裂し何回も突き刺す必殺技ツヴァイランスを発動させグロンギを倒した。ツヴァイは変身を解く。
「私は一条薫。君たちは人間の味方なのか?」
一条が来て尋ねる。
「僕は雨宮栞」
「私は海東理沙です!実は……」
理沙は旅の事を話す。
「そういう事か。驚いたよ五代以外にも人間の味方がいたとは。話の続きは五代も呼んで違う場所で話そう」
理沙たちは話を聞く為に場所を移動する。