仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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第十七話空我

陸はたちは喫茶店ポレポレで集まる。

「この世界の事を聞いてもいいですか?」

 

「うん!だけどもうちょっと待っててもらっていいかな?俺と一緒に戦ってくれた警察の人が来てくれるからさ」

 

「分かりました。俺も旅の仲間をここに呼んであるので」

しばらく時間が過ぎ三人の人が店に入って来る

「陸君!」

 

「お待たせ。陸!」

 

「大丈夫だ。今俺たちも来た所だ」

 

「すまない五代待たせたか?」

 

「大丈夫ですよ!一条さん!」

五人は自己紹介をし自己紹介が終わると五代と一条がこの世界の事を教える。

「じゃぁこの世界の事を説明するよ!一年前未確認生命体が人を襲ってたんだ!」

 

「五代が四号に変身して人間を守り、そして最後の未確認生命体0号と戦った」

 

「俺は0号を倒したけどその時の戦いでベルトが壊れたんだ!俺は世界中を旅をしていたんだけど、一ヶ月前 未確認生命体が復活したから日本に帰って来たんだ!帰って来た時にベルトも元通りに戻っていたんだ!」

説明も終わり陸たちがテレビを見ると…

 

「見て下さい!黒色の霧を吸った人が未確認生命体に変わっています!」

キャスターが言う通りに黒い霧をすった人間がグロンギに変わっていた。

「人間がグロンギに変わっている?」

 

「俺は皆の笑顔を守れなかったのか…」

 

「五代さん!」

ドカッ

陸は五代を殴り気絶させる

「貴方が皆の笑顔を守るなら俺が貴方の笑顔を守る。理沙たちはここで待っていてくれ」

 

「分かったわ!」

 

「陸君!僕も行くよ!」

 

「神谷君私も行かせてもらう!」

 

「栞と一条さんはここにいて理沙を守ってくれ」

陸はそう言いながら店を出てダグバがいる所に向かう

「来たみたいだね!ディゴッド!」

 

「お前を倒しに来た」

 

「楽しみにしているよ!それよりクウガは?」

 

「五代さんの役目は無い俺がお前を倒す」

ディゴッドはダグバに立ち向かうとグロンギになった人が襲いかかって来た。

「君も僕を笑顔にしてよ」

 

「この人たちを倒すのはまずい…ならこれだ!」

<<真ファイナルカメンライド・・・龍騎>>

ディゴッド龍騎ユナイトに変身する。変身と同時に炎と風がグロンギたちを足止めした。

 

「後はお前だけだ」

 

「もっと僕を笑顔にしてよ!」

ディ龍騎ユナイトとダグバは殴り合う

 

その頃…

雄介は目を覚ましテレビを見るとニュースキャスターが人を映す。それは子供がクウガにに助けを求めていた。

「四号お母さんとお父さんを助けて!」

 

「行くんですか?」

 

「俺行かなきゃ!もう誰かの涙は見たくない!だから俺は戦う!」

雄介はダグバがいる所に向かう。

 

「これならどうだ」

<<ソードベント>>

ウインドドラグランザーツバイの剣先を相手に振り上げると風の斬撃がダグバに向かう。

「ふん!」

ダグバは斬撃を受け止めた。ディ・龍騎ユナイトはどうしようか考えているとクウガがやって来た。

「お待たせ神谷君!」

 

「もういいんですか?」

 

「あぁ!俺は戦う!あんな奴の為に誰かの涙は見たくない!」

 

「そうですね。一緒に戦いましょう。雄介さん!」

 

「うん!行こう陸君!」

バックルからクウガ関連のカードが飛び出す。ディゴッドはバックルにカードを装填した。

<<ファイナルカメンライド・・・ディゴッド>>

ディゴッド光状態に変身し更にカードを装填した。

<<真・ファイナルカメンライド・・・クウガ>>

「変われ」

ディゴッドがクウガを触ると伝説を超えた形態クウガライジングアルティメット ホワイトアイに変身した。

 

ライジングアルティメットホワイトアイ・・・

クウガが正義の心を持った状態で変身した形態。通常のレッドアイやブラックアイを超える力を出せ、まさに伝説を超えた存在。

 

「この姿は!?」

 

「これが俺と雄介さんの力です。雄介さん!」

 

「うん!分かってるよ!」

ディゴッドが言うとクウガは手を前に出すと白色の霧を発生させ、辺りにいたグロンギたちを包み元の人間の姿に戻る。そして元に戻った人たちを安全な場所に瞬間移動させた。

「やるね!」

ダグバはクウガに殴りかかる。

「はぁ!」

クウガとディゴッドも殴りかかった。そして必殺技の体制に入る。

「そろそろ終わらせましょう」

 

「うん!」

<<ファイナルアタックライド・・ディ・ディ・ディ・ディゴッド>>

 

「シャイニングゴッドディメンションキック!」

 

「おりゃぁ!」

ディゴッド光状態はシャイニングゴッドディメンションキックを、クウガライジングアルティメットホワイトアイはライジングアルティメットキックをダグバに決める。

「ガァァ!」

二人の必殺キックを決め爆発した。

 

***

「ありがとう助かったよ!おかげで0号を倒せたよ!」

笑顔でサムズアップをしながら言う。

「大丈夫ですよ」

 

「陸君たちはもう次の世界に行くの?」

 

「はい。世界を救う為に俺たちはもう行きます。また何処かで会いましょう」

 

「うん!また何処かで会おう!」

二人はサムズアップをして別れる。陸は理沙たちを迎えに行きそして家に帰る。

 

陸家・・・

陸たちはゆっくり休みご飯を食べる。そして絵を見ると絵が突然変わり、写真が現れる。絵はアギト、ギルス、G3Xがバイクに乗っていた。写真は雄介が笑顔でサムズアップをしていた。

「三人のライダーがいる世界?」

 

「何か青色の仮面ライダー クウガに似ているね!」

 

「アギトの世界…」


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