仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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五話 兄貴と奴隷商人

 

理沙と栞は守護者の物語を聞く為に陸の部屋に行く。

 

「陸、また守護者の物語を聞きたいんだけど」

 

「分かった」

 

「今度はどんなお話なの?」

 

「次の話は俺たち守護者の兄貴分の話だ」

 

「兄貴分? あの人の話ね!」

 

「守護者の兄貴分って事は陸も頼りにしていたのかしら?」

 

「ああ。俺も頼りにしていた」

 

「へえー陸君が頼りにする守護者か。なんだか凄そうな人だね」

 

陸は五人目に仲間となりそして守護者たちからは兄として頼られ慕われている人の物語を語る。……

 

 

???の世界…

陸たちは次の世界に着く。

???の世界に陸たちが新しく拠点にしている家が現れるのであった。

 

「次の世界に着いたのか?」

 

「ああ次の世界に着いた。ここは龍がいた世界じゃない」

 

「へえ! 早くこの世界を探索して取材したいぜ!」

龍は初めての世界でワクワクしている様子だ。

 

「さてじゃあ町に行きましょうか」

 

「そうだな。フォックス留守番頼んでもいいか?」

 

「コンッ!」

フォックスは家で留守番をし陸たちは家を出て近くの町に行く。

 

「陸俺たちは家に必要そうな物買ってくるよ」

 

「また後で会いましょう」

 

「分かった。任せる」

空と翔と別れる。

 

「お兄ちゃんどこにいるの!?」

三人が街を探索していると迷子の子供がいた。気づいた陸はすぐに話しかける。

 

「大丈夫か?」

 

「うん」

 

「えっと……迷子なの?」

遅れてやってきた海里が質問した。

 

「お兄ちゃんとはぐれちゃったの!」

 

「そうか。じゃあ俺たちと探そうぜ! きっとお兄さんもキミの事探していると思うから」

 

「ありがとう! かっこいいお兄ちゃんに可愛いお姉ちゃんにお馬鹿なお兄ちゃん!」

 

「ああ」

 

「うん!」

 

「ああ! って俺馬鹿じゃないぞ!」

陸と海里は頷き、龍は頷きかけるが反論する。

子供が元気になり陸たちは兄を探しに行く。

そしてしばらく探すと子供の保護者と思われる男が見つかる。

 

「こら! 凄く探したんだぞ!」

 

「ごめんなさい」

 

「でも良かったお前が無事で。ところでお前たちは?」

 

「このお兄ちゃんたちが連れて来てくれたの!」

 

「すまない礼が遅れた。妹を連れて来てくれて助かった 」

 

「再会出来て良かった」

 

「そう言ってもらえると助かる。俺は武よろしくな」

 

「俺は陸よろしく」

 

「私は海里! よろしくね!」

 

「俺は龍! よろしくな!」

自己紹介が終わる。

女の子が探していた兄の名前は武。二十歳の青年で後に守護者の一人となり海里たち守護者の中では最年長そして兄貴分として頼られる男である。

 

 

「陸たちに妹を連れてきてくれたお礼がしたい。よかったら俺たちが暮らす所に来ないか?」

陸は二人の顔を見ると賛成の様に二人とも頷く。

 

「お邪魔させてもらうよ」

陸たちは武が住む場所に着くが家では無く施設であった

 

「武お兄ちゃん!お帰り!」

 

「ただいまみんな」

施設に入ると沢山の子供たちが武を取り囲む。

 

「わぁ! お姉ちゃんたちお客さん!?」

 

「きゃぁー! 少し落ち着いて!」

 

「お兄ちゃん! 遊ぼうよ!」

 

「ちょっ! 落ち着けって」

 

子供たちは海里と龍の袖を引っ張り連れて行く。

 

「ごめんなお客さんって珍しいから弟と妹たちもはしゃいでいるんだ」

 

「大丈夫だ。 二人とも面倒見が良いから任せといてくれ」

さっきまで慌てていた二人は落ち着いたのか子供たちと楽しく遊びその姿を陸と武は微笑ましく見守っている。

 

「陸少し買い物に付き合ってもらってもいいか?」

 

「ああ」

 

 

武が先程買えなかった食材を陸と武は買いに行く。

 

「これで買い物は終わりだな。陸、付き合ってくれて助かった」

 

「ああ」

 

 

「俺たちは施設で住んでいるんだ。陸も最近まで戦争があった事は知っているだろ?」

 

「戦争?」

 

「知らないのか? 分かった説明するよ」

武から数年前に大きな戦争があった事を聞く。

「 俺の両親は戦争の所為で死んだ……そして俺は一人になった」

 

「武……」

 

 

「でも大丈夫だ今は一人じゃない。血は繋がってないが……それでも俺の大切な弟と妹たちがいるから」

 

「大切なんだな?」

 

「ああ! でも戦争は大切なひとを奪う。俺は戦う事はいけない事だと思う」

 

「武それは」

 

武が話し陸が何かを伝えようとすると銃声が施設の方から聞こえた。

 

「みんな!!」

 

「海里、龍」

武と陸は急いで施設に向かう。

二人が着くとボロボロで倒れている龍と何とか気力だけで立っている海里がいた。

しかし子供たちの姿は見えなかった。

 

「ごめん陸、あの子たちを……守れなかった」

 

「大丈夫。後は俺に任せてくれ」

 

「子供たちの事お願い」

海里は倒れてしまうが陸が支える。

 

「お疲れ様。後は任せてくれ」

陸は手を前に向け金色の腕輪を使い金色の光を海里たちに当てる。ボロボロだった傷がふさがりスヤスヤと海里と龍は眠る。

 

「何で子供たちをさらった!?」

 

「俺たちは奴隷商人。餓鬼どもは奴隷として売る」

 

「ふざけるな! あの子たちは」

 

しかし武の言葉を聞かず敵は武器を振り上げる。

 

(ここまでか……)

 

武が目をふさぐと陸が攻撃を受け止めていた。

 

「陸!?」

 

「武……さっき言っていたな? 戦う事はいけないって?」

 

「あっああ!」

 

「でも俺はそうは思わない」

 

「何でだ!? 戦争が! 戦いが俺の両親を奪った! あの戦争が弟たちの両親を奪ったんだぞ!? それでもお前は戦争が! 戦う事が正しいと言えるのか!?」

武は今まで抑えていた感情のタグが外れた様に怒鳴る。

 

「たしかに戦争や戦う事が正しいとは言えない」

 

「だったら!?」

 

「さっき戦っていた海里と龍みたいに戦う事で誰かを守れる事もあるんじゃないのか?」

 

(……!?)

 

「少なくとも俺は仲間を守る為に戦う。武、お前はどうしたい?」

 

「俺は……」

 

「見てほしいお前の弟たちの助けを呼ぶ姿を」

 

陸の腕輪が金色に輝き力を使いさっきの戦いの様子を目の前に映像を見せる様に映す。

 

 

 

陸たちが来る少し前の出来事……

 

「陸たち遅いわね」

 

「そうだな」

 

「お兄ちゃん! お姉ちゃん! 遊ぼうよ!」

 

「そうね! 遊びましょうか!」

 

「おう! 遊ぼうぜ!」

休憩か終わり遊びを再開しようとすると……

 

「手を上げろ!!」

突然武装した集団が施設の中に入り海里たちに怒鳴る。

 

「何貴方たちは!?」

 

「俺たちは奴隷商人だ。そこの餓鬼たちは俺たちが預かる」

 

「ふざけるな! そんなことさせるか!!」

龍が怒鳴ると足元に銃を発砲する。

 

「これは警告だ。大人しくしていろ!」

 

「勝手な事言わないで! この子たちは絶対に渡さない!」

 

「女に何が出来る? まあいい見せしめだ……死ね!!」

 

「海里!!」

海里に向け銃弾が迫る。

しかし海里に当たった銃弾は弾かれる。

 

「海里……その力は?……」

 

「私がこの子たちを守る」

腕輪が金色に光り海里の服装は変わる。真っ白のパーカーを羽織っている。

 

「行け! お前たち!!」

海里に銃弾を放つがまたもや銃弾は弾かれる。

 

「はぁぁ!!」

拳に金色のエネルギーをまといながら気合いをいれ敵を殴り敵は吹き飛ぶ。

 

「化け物!」

 

「失礼ね。私は普通の女の子よ」

そう言いながらも敵を気絶させていく。しかし時間としては二、三分経っただろうか?

海里からは疲れ切った表情がうかがえる。

 

「はぁ、はぁ」(凄い力少し力を使っただけで疲れる。陸はこんな力を平気で使っていたの!)

 

海里は初めて金色の腕輪を使い強大な力を感じた。また今の自分では使いこなす事は出来ないと思い陸がこの力を当たり前の様に使っている事に驚く。

 

「海里! 危ない!!」

敵が海里を後ろから殴りかかり龍が攻撃を庇う

 

「龍!?」

 

「何処見ている!」

 

(……!?)

敵は海里に銃弾を放つ。

さっきまで弾かれていた銃弾が力の限界なのか銃弾を受けてしまい命中した部位からは血が流れる。

そして元から着ていた服装に戻る。

 

「その子たちを連れて行かないで!!」

 

「武お兄ちゃん! 助けて!!」

 

「たけ兄!!」

敵は子供たちを連れて行き陸たちが辿り着く。

 

 

「ごめん俺駄目な兄ちゃんだ……陸頼みがある……俺の弟と妹を助ける手伝いをしてほしい」

 

「当たり前だ」

 

「俺を無視するな!!」

 

「邪魔だ」

腹を殴り気絶させる。

 

「手がかりはあるのか?」

 

「……無い」

 

「分かった。子供たちの匂いがする物はあるか?」

 

「ああ」

 

「フォックス頼む」

陸は銀色のオーロラを使い家で待っているフォックスを呼び出し子供たちの匂いを嗅がせ場所を探させる。

 

「場所分かるか?」

 

「コンっ!」

 

フォックスは鳴き声を上げ分かった事を伝えた。

 

「ありがとう。行くぞ」

 

「ああ」

 

「コンっ!」

 

二人はフォックスの力を借りアジトに乗り込む。

 

アジト・・・

陸たちはアジトに着くしかし頑丈そうな扉があり二人の行く手をふさぐ。

 

「鍵がかかっているのか」

 

「大丈夫だ」

陸はポケットから鍵を出しドアを開ける。

 

「陸、何で鍵持っているんだ?」

 

「海里が戦っていた敵から鍵を奪ってくれてたみたいだ」

海里は戦っている途中に敵から鍵を奪い倒れる直前に陸へと鍵を渡していた。二人は扉を開けアジトの中に進む。

 

 

「弟と妹を返せ!」

 

「お前は施設の子供か? アジトに乗り込むとはいい度胸だな。お前たちやれ!」

陸たちの目の前には二十人くらいの団員がいた。そして陸たちに襲いかかる。

 

「武。お前はこいつたちのボスを倒して弟と妹たちを救え」

 

「良いのか?」

 

「ああ。ここは任せてくれ」

 

「ありがとう」

 

陸とフォックスは一緒に敵たちを足止めし武はその間に急いで走りボスがいる部屋に向かう。

 

陸サイド

 

「フォックス! 殺すな!」

海里の世界で戦った四足歩行の怪人の姿に戻ったフォックスは敵を噛み殺そうとするが陸が止める。

 

「フォックスも怒っているんだな」

陸の言う通りフォックスからは激しい怒りを感じる。懐いていた海里を傷つけられ、仲間である龍を傷つけられた事で激しく怒っていた。

 

「その化け物は倒せない!! こいつからだ!!」

フォックスを倒せないと思った団員は弱そうだと判断した陸に向け銃弾を放つ。

しかしその判断は甘く簡単にライドセイバーで弾を防がれる。

 

「降伏するなら早くした方がいい」

 

「ふざけるな! 俺たちに降伏の二文字は無い! 何!?」

陸は叫んだ敵に目で捉えられないスピードで近づきライドセイバーを首元に当てる。

 

「大切な仲間を傷つけられて俺も怒っている。殺しはしないが……痛い目にあってもらう」

陸がそう言うとしばらく敵の悲鳴が響き渡り団員たちは完全敗北し地面に倒れるのであった。

 

 

 

武サイド・・・

武は奥の部屋に着き敵のボスと対面していた。目の前には捕らえられた弟たちと妹たちがいる。

 

「武兄ちゃん!」

 

「助けて!」

 

「心配するなすぐに助けるからな! お前!弟たちを解放しろ!」

 

「嫌だね! 子供は高く売れ金になる」

 

「話し合いじゃ解決出来ないのか?」

 

「死ね!」

 

(陸、守るべき戦い……今なんだな)

ナイフを突き刺そうとするが手首を受け止めナイフを落とさせる。

 

「邪魔をするな!!」

 

「はぁぁ!!!!」

拳を振り上げボスと殴り合う。

しかし武は倒れてしまう。ボスはトドメを刺そうと落ちていたナイフを拾い武を刺す。

「たけ兄!!」

 

「大丈夫絶対に助けるから」

苦痛の表情をするが武は怯まずにボスを殴りつける。

 

「弟たちは俺が絶対に守る!!」

何度倒されようと武は立ち上がる。

大切な弟分と妹分を助ける為に。

そして遂にボスは倒れる。

 

「よかった弟たちを守れて」

敵を倒したが疲労の所為で倒れてしまう。武の周りには守り抜いた弟たちと妹たちが心配して集まっている。

陸とフォックスも追いつき駆け寄る。

「お疲れ」

陸は腕輪の力を使いナイフが刺さった箇所を止血する。そして全てが終わった頃国の兵が着き

陸たちが倒した奴隷商人たちを捕らえ連行していく。

こうして陸と武の戦いは終わった。

 

 

 

 

***

夜も遅く陸たちは武たちが住む施設に泊まる。

そして一日が過ぎる。

 

「おはよう」

 

「おはよう。陸少し話しがあるんだが今いいか?」

 

「大丈夫だ」

 

「俺、弟たちを守れる様な男になる為に陸の旅に着いて行こうと思う」

 

「弟たちには話したのか?」

 

「話したよ。大泣きされた。でも必要な事だ。あの子たちを守れる様な男になるには」

 

「分かった。これからよろしく」

 

「ああ。これからよろしく」

二人は握手する。施設を出ようとすると弟と妹たちが集まり武に声援を送る。

 

「たけ兄! いつでも帰って来てくれよ!」

 

「怪我に気をつけてね!」

 

「ああ! 絶対に帰ってくる。またなみんな!」

陸たちは施設を後にしたのであった。

陸の家に着きそして次の世界に旅立つ。

武が住んでいた世界は後に武の世界と呼ばれる。

 

 

 

「こうやって武は仲間になった」

 

「守る為の戦いか。武君かっこいい人なんだね。でもその後の冒険でも戦う事に迷いはなかったのかな?」

 

「ああ。武はそれからも戦う事を悩みそれでも前に進んでいった。あいつは本当に強いよ」

栞は武の物語を聞き武の覚悟をカッコいいと思い陸は武を強いと評価する。

 

「あの腕輪そんなに疲れるんですか?」

 

「ええ! この金色の腕輪、守護者の腕輪には凄い力が宿っていたから使いこなすまで大変だったわね!」

海里は腕輪を見せ昔を思い出しながら話す。

 

「どうやって使いこなせる様になったんですか?」

 

「またその話しはするわね」

 

チャイムが鳴る

 

「私出てくるわね!」

理沙は玄関に行きドアを開ける。理沙と一緒に陸の部屋に入って来たのは今回の物語の主人公である武であった。

 

「やっぱり貴方ね」

 

「久しぶり陸、海里」

 

「久しぶりだな武」

 

「ええ! 久しぶりね!」

 

「ねえ 武君」

 

「どうした?」

 

「武君は旅立った後、弟や妹と会ったの?」

 

「会ったよ。陸たちの旅が終わった後俺は一旦自分の世界に帰って弟たちが成長するまでは一緒にいた」

 

「そうなんだ!武君と兄弟たちが会えて良かったよ♪ 」

 

「陸、少し手合わせしないか?」

 

「ああ手合わせしよう」

陸たちは誰もいない世界の川辺に移動する。

 

 

手合わせ

 

誰もいない世界の川辺・・・

陸と武は少し離れ理沙たちは遠くから観戦していた。

 

 

「変身!」

 

「変身!」

陸はディゴッドに、武は身体と心を鍛える事によって変身出来る鬼。仮面ライダー響鬼に変身する。

 

「和風ライダーには和風ライダーだ」

 

<<カメンライド・・・鎧武>>

カードを装填すると頭上に開いたクラックから大きな丸いオレンジが現れる。

ディゴッドと響鬼は拳をぶつけ合う。

そして頭上に現れていた大きなオレンジがディゴッドに装着される。

<<オレンジアームズ! 花道オンステージ!>>

ディゴッド・鎧武オレンジアームズに変身し武器は無双セイバーと大橙丸を装備していた。

 

 

 

 

「そのライダーは海里が守護している世界のライダーだな?」

 

「ああ。オーズ以降の新しい力だ」

陸が守護者としての力を取り戻した事でオーズ以降のこれから誕生するであろうライダーたちの力を全て使える様になったようだ。

 

 

遠くで見学している理沙たちは陸がカメンライドして変身したライダーについて話す。

 

「海里さん、私たちが旅をした時には見なかったんですけど陸が変身した鎧のライダーは?」

 

「あのライダーは陸たちに旅をしてもらったダブルとオーズたちが活躍する平成二期の世界に新しく誕生したライダーの一人、仮面ライダー鎧武」

 

「そんなライダーがいたんですね! 他にはどんなライダーがいるんですか?」

 

「えーっと宇宙飛行士のライダーだったり、魔法を使うライダーだったり、車に乗るライダーだったり、お化けのライダーだったり、ゲームで戦うライダーよ!」

 

「へぇー!結構色んなライダーがいるんだね♪戦ってみたいなぁー!」

理沙は旅をした時には見なかったライダーなので海里に質問し海里は答える。

栞は見たことないライダーと戦う事を想像しワクワクしているようだ。

 

戦いの場に話は戻る。

陸はバックルにカードを装填していた。

 

<<アタックライド・・・ココカラハオレノステージダ!>>

 

「ここからは俺のステージだ!」

 

「行くぞ陸!」

響鬼は装備していた二本の赤いバチ音撃棒烈火を使い、音撃棒の先に炎のエネルギーを貯め斬りかかり

ディゴッドは無双セイバーと大橙丸の二刀流で受け止める。

二人は距離を空け攻撃するようだ。

 

「はぁ!!」

 

「はぁあぁ!!」

 

音撃棒を振り炎の弾をディゴッドに向け放つ。

迫り来る焔の弾を無双セイバーで銃撃をし粉砕する。しかし無双セイバーに弾を装填する前に次の攻撃が来てしまい防げず攻撃を受けてしまう。

 

(遠距離じゃ不利だな)「これならどうだ。変身!」

遠距離では不利だとディゴッドは考えバックルにカードを装填した。

 

<<フォームライド・・・鎧武ジンバーレモン>>

<<ミックス! オレンジアームズ! 花道・オンステージ! ジンバーレモン! ハハーッ!>>

またもやクラックが開きオレンジとレモンがミックスされディゴッドに装着されるそしてディゴッド・鎧武ジンバーレモンアームズに変身した。

武器は弓形の武器ソニックアローを装備する。

 

「はぁぁ!」

 

「はぁぁ!!」

ディゴッドはエネルギーで出来た弓矢を、響鬼は音撃棒から炎の弾を放つ。

弓矢と炎弾が打ち消しあう。

 

<<アタックライド・・・ソニックボレー>>

ディゴッドは必殺技を発動させる為にカードを装填した。

 

「ソニックボレー!」

自分と相手の間にオレンジとレモンのエネルギーが出現しソニックアローから放たれた光矢が潜りながら響鬼に当たる。

 

「響鬼紅!」

響鬼は炎の気を最大限まで溜め中間形態である響鬼紅に変身する。

 

「響鬼紅か。こっちも変身!」

ディゴッドはバックルにカードを装填する。

 

<<フォームライド・・・鎧武カチドキ >>

<<カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!>>

ディゴッド・鎧武カチドキに変身した。火縄大橙DJ銃を装備する。

 

「勝手にカチドキを上げるな」

 

「俺が勝つから先にカチドキを上げとく」

 

「それはどうだろうな?」

二人は先ほどの様に遠距離の攻撃で攻める。しかしさっきとは違うのは中間形態になった事で威力が上がった炎の弾と炎の弾二つの力がぶつかり粉砕される。

 

「次はこれだ」

 

「そうだな。行くぞ」

ディゴッドは火縄大橙DJ銃と無双セイバーを合わせ大剣モードに変え、響鬼は音撃棒にエネルギーを溜め剣にする。

二人は激しく斬り合う。

 

<<アタックライド・・・火縄大橙無双斬>>

ディゴッドはバックルにカードを装填しカチドキロックシードの力を発動させる。

 

「輪切りにしてやる」

 

「くらえ!」

 

ディゴッドは火縄大橙DJ銃・大剣を振り下ろし炎の斬撃を2連撃放った。

響鬼は迫り来る炎の斬撃を音撃棒で防ぐ。

 

 

「陸! 本気で行くぞ!」

 

「ああ。来い」

 

 

「響鬼!装甲!」

アームドセイバーに響鬼装甲と叫び、発生された音波でディスクアニマルを鎧として扱う。

響鬼の最終形態、アームド響鬼に変身した。

 

「行くぞ陸!」

アームド響鬼はディゴッドに近づき拳を振り上げディゴッドは防ぐが最終形態の力は強く吹き飛ばされる。

 

「流石に強いな。こっちも最終形態だ。変身!」

ディゴッドはバックルにカードを装填した。

 

<<ファイナルカメンライド・・・鎧武>>

様々フルーツの姿をしたアームズが響鬼に向かい当たる。

そしてディゴッド・カチドキアームズに配合され

ディゴッド・鎧武極アームズに変身する。

 

「行くぞ」

響鬼はアームドセイバーで斬りかかる。

 

<<アタックライド・・・アームズウエポン>>

 

<<メロンディフェンダー、ブドウ龍砲>>

 

ディゴッド・極はカードを装填し二つのアームズウエポンを呼び出す。

盾型のアームズウエポン、メロンディフェンダーを使い迫り来る響鬼の攻撃を防ぎ、銃型のアームズウエポン、ブドウ龍砲で撃ち後退させた。

 

「その形態は様々な武器を使えるんだな?」

 

「ああ。次はこれだ」

 

<<バナスピアー>>

槍型のアームズウエポン、バナスピアーを呼び出す。

 

「鬼神覚醒!!」

アームドセイバーから炎が燃え上がるそして振り下ろそうとするとディゴッドは響鬼の足元からヘルヘイムの植物を操り拘束する。

 

「こんな物!」

鬼火を使いヘルヘイムの植物を燃やす。しかし一瞬の隙が出来てしまう。

その隙を見逃すディゴッドではなく素早くカードを装填し必殺技の準備に入っていた。

 

「終わりだ」

バナスピアーを地面に突き刺しバナナ型のエネルギーが響鬼に向かって進んでいき響鬼に当たり爆発した。

 

「二人ともこっちきて」

海里は理沙と栞二人を呼び直ぐに目をふさぐ

 

「えっと海里さんどうしたんですか?」

 

「目を開けちゃ駄目よ」

 

「そういう事だね」

煙が晴れると変身が解け全裸で武が倒れていたのだ。

変身の際に衣服は燃えてしまい武が服を着ていない事に気づいた海里は素早く二人の目を隠し武が用意していた服を羽織わせる。

こうして武との戦いは陸の勝利で終わった。

 

「俺はそろそろ行くよ」

 

「ごめんねみんなに迷惑かけて」

 

「海里は充分頑張ってきた。だからゆっくり休んでくれ」

 

「うんありがとう! そうさせてもらうわ!」

 

「理沙、栞」

理沙と栞は武の話しを聞く。

 

「陸の事を頼む。陸は平気で誰かの為に無茶をするから支えてやってほしい」

 

「はい!任せてください!」

 

「うん!任せてよ♪」

 

「陸、またみんなでゆっくり話そう」

 

「ああ。またな」

 

「また会おう」

武は銀色のオーロラを出し守護者の世界に帰っていた。

こうして五人目の守護者の物語は終わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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