仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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九話自信がない弟分

 

神白中学校・・・

陸たちは授業を受け4限目が終了し昼食の時間になる。

 

「陸!」

 

「一緒にご飯食べようよ♪」

 

「そうだな一緒に食べよう。今日は天気も良いから屋上で食べないか?」

 

「ええ! それで良いわ!」

 

「うん! 僕も大丈夫だよ~」

 

三人は弁当を食べる為に屋上に行く。

 

「うわぁ! あの屋台凄い行列だね~」

 

「本当ね! 今日って何かあったかしら?」

 

焼きそばパンを販売している屋台があり凄い数の学生の行列が並んでいる。

匂いを嗅ぐと美味しそうな匂いが辺りに広がっていて行列が出来ている理由も頷ける。

 

「それにしても良い匂いだね~僕食べたいなぁ~」

 

「お弁当食べれなくなるわよ?」

 

「大丈夫大丈夫!全部ちゃんと食べるから~じゃあボク並んで来るね~」

 

「あっ! 栞……全く……陸、私たちも並びましょうか」

 

「ああ」

栞は理沙の言葉を聞かず先に並びに行ってしまい陸たちも跡を追う。

 

 

「あれは、海里に昇?」

 

「久しぶりだな陸」

 

「三人共授業お疲れ様!」

販売しているのは陸の家にいるはずの海里と守護者の一人である昇であった。

 

 

「何をしているんだ二人共?」

 

「創造神が言っていた飯の時には天使が降りてくる。陸の学友たちに俺特製の焼きそばパンを食べて貰い授業を頑張ってもらおうと思っただけだ」

昇は何故焼きそばパンを売っているのか理由を言う。

陸と同じ学校の人に自分たちの作った焼きそばパンを食べてもらい午後からも勉強を頑張ってもらおうというみたいだ。

 

「と言う訳よ。私は昇が行くって言ったから着いてきただけ

私は……陸が通う学校に行ってみたかったのもあるけど」

海里も理由を言う。

後半は恥ずかしいのか小声になってしまった。

 

「陸! お前たちも食べろ!」

「そうね。まだまだあるから食べなさい」

二人は陸たちに渡し食べる。

 

 

「凄く美味しい♪」

 

「そうね!凄く美味しい!」

 

「昇、腕を上げたな」

 

「当たりまえだ。さて店じまいだ」

話している間に焼きそばパンも残り一つとなり最後の一人が買って全て売り切れた。

陸たちは休み時間が終わるまで食べながら話す。

 

「俺たちはお前の家に先に戻っている」

 

「三人共授業頑張ってね!」

海里と昇は陸の家に帰って行く。

 

「俺たちも教室に戻るか」

 

「ええ!」

 

「うん!」

陸たちも教室に戻る。

 

 

陸の家・・・

陸たちは全ての授業が終わり家に帰宅する

 

「陸! 最後の物語を聞かせて欲しい」

 

「うん♪ 僕も聞きたいな!」

 

「分かった話すよ。最後の仲間になった守護者の物語。自信が無かった弟分の話を」

陸は最後の守護者、自信がなかった弟分の物語を話しだす。

 

 

 

???の世界

奏と進が仲間に加わった後、様々世界を旅をする。

そして休憩をする為に争いや危険な生き物がいなさそうなこの世界に決めたどり着く。

 

「やーいやーい落ちる!」

 

少年は友だちに虐められている。

トボトボと歩いていると馬が暴れていた。

危ないっと誰かが叫ぶが少年は気付かず暴れ馬のいる方向に歩いて行ってしまった。

 

(うそっ!?もう駄目だ!!)

 

少年が気づいた頃には遅くもう駄目だと目を閉じ迫り来る衝撃に構えていると誰かに突き飛ばされ九死に一生を得る。

 

「誰?」

 

少年が突き飛ばした人物を確認すると、白髪の青年が立っていた。

白髪の青年は少年を安心させる様に微笑む。

暴れ馬が青年に向かって突撃して来た。

突然殺気の様なものが辺りに舞、暴れ馬は止まる。

白髪の青年は馬の頭を撫で大人しくさせる。

馬が落ち着いた事を確認すると少年に話しかける。

 

「大丈夫か?」

 

「ありがとう……あの貴方は?」

 

「俺は陸。よろしく」

 

「僕は」

 

少年は名前を言おうとすると……

 

「陸!!また無茶をして!!」

 

怒り心頭な海里が走って来る。

 

「貴方がこんな事で死なないと思うけど、無茶はしないで!!」

 

「ごめん。でもそれは約束出来ない。誰かが困っていたら俺は絶対に助けに行く」

 

「はぁー相変わらずね……分かったわよ。でもちゃんと私たちを頼ってよ」

 

「ああ。分かった必ずみんなを頼る。ありがとう海里」

 

「ええ! どういたしまして! そっちの子大丈夫?」

 

「え? うん大丈夫だよ」

 

「良かった。気をつけないと駄目よ」

 

「うん」

 

「じゃあ行きましょうか」

 

「ああ」

陸と海里はこの場から離れようとする。

 

「あっ! あの!!」

 

「どうした?」

 

「僕を鍛えてほしいんだ!!」

 

「名前は?」

 

「僕は昇! よろしくお願いします!」

 

「……ああ。分かった。よろしく」

 

陸と昇の初めての出会いであった。

陸は昇から何かを感じたのか名前を聞くと昇を連れて仲間たちが待つ家に戻る。

 

「ただいま」

 

「ただいま!!」

 

「陸!海里お帰り!あれその子は?」

空は陸と海里の後ろにいる少年の事を聞く。

 

「僕は昇です」

 

「昇か! 俺は空! よろしく!」

空が自己紹介し他の仲間も続く。

 

「翔です! よろしく!」

 

「俺は龍! よろしくな!」

 

「紅星だ。よろしくな」

 

「俺は剣!よろしく!」

 

「俺は武! よろしく!」

 

「俺は進!多分キミと同い年だと思う!よろしく! こっちが双子の弟の」

 

「奏だよ!よろしくね昇君!」

 

「よろしくお願いします」

仲間たちと昇は自己紹介をする。

 

「陸この子を連れて来てどうしたの?」

 

「この子を鍛えてやってほしい」

 

「えっとどういう事?」

 

「昇に頼まれた。自分を鍛えてほしいって」

 

「何か訳ありみたいだね。分かった俺たちに任せてよ!」

 

「ありがとう」

 

「空兄さん! 俺たちにも教えてよ!」

 

「空お兄さん僕も教えてほしいです」

 

「分かった! 進たちにも教えるよ!」

陸は昇に鍛えてほしいと頼まれた事を伝え、

空たちは昇、進、奏に今まで経験して来た事を教える。

空、剣、翔からは旅の仕方や戦い方や料理。

 

龍、紅星からは情報の仕入れ方や盗み方。

紅星が昇たちに盗み方を教え盗賊にしようとすると三人を弟の様に可愛がっていた海里が

怒り大喧嘩になっていたのは別の話。

 

武と海里からは特に教えられてないが陸を除けば最年長者の武、仲間たちより長く陸と旅をして来たサブリーダー的存在である海里は三人の世話をしていた。

 

そして陸からは……

 

「陸兄ちゃんからも何か教えてよ!」

 

「俺からもか?」

 

「うん!陸お兄さんからも教えて下さい!」

昇は何も言わなかったが進たちと同じの様だ。

 

「戦い方は剣が教えてくれてるし….ごめん俺からは特に教えれる事はないかな」

三人は頬を膨らませ不満そうな顔をしていた。

 

「ならさ、陸兄ちゃんの冒険を聞かせてよ!」

 

「俺の冒険? 分かった。話すよ」

 

陸からは進や奏たちが仲間になる前の話を話す様だ。

仲間たちから教わり、終わった後陸からは旅の話しを聞く。

 

それから一カ月経つ……

 

「昇たちはどうだ?」

 

「進と奏は筋が良いわ! 昇は凄い才能を秘めているわね!」

 

海里たちの話では進と奏は筋が良く普通に才能があるが、昇は天才的才能を秘めていて教えられた事をすぐに覚えていく。

しかし何か大事な物が足りておらず海里はその事を陸に伝える。

 

「でもね、一番大切な物が欠けているのよね」

 

「欠けている物? それって一体?」

 

「自信がないのよね〜」

 

「分かった。何とかしてみる」

海里たちの話では昇には自信が余り感じられない様だ。

陸は何か考えがあるのか頷く。

 

「フォックス少し頼みがある」

 

「コンッ? コンッ!!」

 

陸は何かを頼みフォックスは分かったと力強く鳴き声を上げる。

 

学び舎の帰り道

 

「落ちる!少し凄くなったからって調子に乗るなよな!!」

 

「やめてよ!調子になんて乗ってないよ!僕なんか何も出来ないし」

何時も通り虐められる。

 

 

「グルルルーー!!」

 

巨大な狐の姿をした怪人が現れる。

怪人が子供たちを襲う為に近く。

いじめっ子たちは余りの恐怖に動けない。

 

「危ない!!」

 

昇は虐めていた子供たちを助ける。

 

「昇! 何で助けた?……俺たちはお前を虐めてたのに……」

 

「困っている友だちがいたら僕は助ける! 早く逃げて!」

 

「でも!!」

 

「良いから早く行けよ!! 馬鹿!!」

 

「分かった!!大人を呼んでくるから無事でいてくれ!!」

いじめっ子たちは大人を呼ぶ為に走って行く

 

(もう無理だよね! )

昇は諦め目を閉じるしかし一向に怪人からの攻撃が来ず恐る恐る目を開けると陸が立っていた。

 

「良く頑張ったな」

 

「兄ちゃん?」

 

「何でここにいるの?」

 

「ありがとうフォックス」

 

「コンッ♪」

陸が狐の怪人フォックスに礼を言うとフォックスは気分良く鳴き声を上げ小さいサイズに戻り陸の側に駆け寄る。

 

「あの怪物がフォックス? お兄ちゃん一体どういう事なの!?」

 

「ごめんフォックスに協力してもらって芝居を打った」

 

「何でそんな事を」

 

「前に俺に何かを教えてくれって言った筈だ」

 

「うん」

 

「今回芝居を打ったのは昇に教える事があるからだ。だからあの時教えられなかった事を今伝えるよ。 昇、お前は強い。自分の命を考えず誰かを助けようとする事は誰にでも出来る事じゃない」

昇は黙って聞く。陸は更に言葉を繋げた

 

「お前は昇。太陽が昇るようにお前は何処までも先に行ける」

 

「兄ちゃんでも僕は……」

 

「もし今自分の事を信じれないなら……俺の事を、俺の言葉を信じてくれ」

 

「兄ちゃん……分かったよ!僕には自信がないけど、兄ちゃんの事は信じてる! だから兄ちゃんが信じてくれた僕を信じてみるよ!!」

昇はこうして少しだけ自信をつける。

次の日いじめっ子たちと仲直りして昇は陸たちの旅について行く事になる、

 

 

「こうして昇は仲間になった」

 

「今の昇君からは考えれない程自信がなかったんだね〜」

 

「陸や守護者のみんなのおかげで強くなったのね!」

 

「あの時の三人は可愛かったわぁ〜」

 

「昔の事だ……陸、手合わせをするぞ」

 

「分かった」

 

 

手合わせ編

陸たちは手合わせをする為いつもと同じ

世界に移動する。

違う世界に着き陸と昇は距離を空け力強い視線が交差して向かい合った

 

「創造神が言っていたオレの名は昇。太陽が昇るようにオレは常に何処までも先に登って行く」

 

「世界を救いし仮面ライダーだ。覚えておけ」

 

昇は天に指を指し、陸はディゴッドのカメンライドカードを見せながら二人は決め台詞を言う。

陸はバックルを装着しカードを装填する。

昇もバックルを装着して飛んできたカブトゼクターを取ると装填した。

 

「変身!」

 

「変身!」

 

<<カメンライド・・・ディゴッド>>

 

<<ヘンシン>>

陸は仮面ライダーディゴッド、昇は太陽の神と呼ばれワームと戦った戦士、仮面ライダーカブトマスクドフォームに変身した。

 

 

「スピードにはスピードだ」

 

<<カメンライド・・・ドライブ>>

<<タイプスピード!>>

 

音声がなり何処からかタイヤが飛んで来て身体に装着される。

赤い身体をしていてタイヤが装備されていた。

左腕にはシフト型のブレス、シフトブレスが装着されている。

ディゴッド・ドライブタイプスピードに変身する。

 

「理沙ちゃん、理沙ちゃん! あのライダー見て!タイヤ抱えてるよ!」

 

「タイヤを抱えてるライダー? 本当に抱えてるわね! 海里さんあのライダーは?」

 

「あのライダーも平成二期の世界のライダーよ。人々の安全を守る為に戦った、車に乗る警察官ライダー、仮面ライダードライブよ」

 

 

「脳細胞がトップギアだぜ~」

 

理沙は旅をしてきて様々ライダーを見て来たが、ディゴッドが変身したライダーを見たことのないライダーなので海里に問いかける。

海里は理沙からの質問を受けてドライブについて説明する。

栞はドライブの台詞を言う。

何故栞が知っているかはやはり感なのだろう。

 

 

 

 

 

<<アタックライド・・・ひとっ走り付き合えよ!>>

 

「ひとっ走りつき合えよ!」

 

「良いだろ。陸、俺のスピードに置いてかれるなよ」

 

 

 

 

「陸君! 陸君! 僕がひとっ走り付き合うよ♪」

 

「……私がひとっ走り付き合うから栞はゆっくりしときなさい」

 

「ずるい〜!僕が先に言ったのに!」

 

「栞が言う前に私の方が先に心の中で思ってたわ!」

軽く修羅場が発生していた。

 

「三人で交代してバイクに乗せてもらったら良いんじゃないのかしら?」

 

「それだ!」

 

「三人? 海里さんも人数に入っているんですね!」

 

「当たり前よ」

三人が交代して陸が運転するバイクの後ろに乗せてもらう様だ。

ちゃっかり海里も人数に入っていた。

 

 

 

「はぁぁ!!」

 

「はぁぁ!」

 

二人は挨拶がわりに拳や蹴りを使い拳と蹴りの応酬が繰り返される。

二人は一歩下がり距離を取る。

ディゴッド・ドライブはカードを1枚装填した。

 

<<アタックライド・・・ハンドル剣>>

 

ディゴッド・ドライブはハンドル型の剣、ハンドル剣を装備し構えた。

カブトはクナイ、銃、斧、三つのモードに変形出来るカブトクナイを装備しアックスモードにして構える。

二人は装備したハンドル剣とカブトクナイ

を使い攻撃する。

ハンドル剣とカブトクナイ斧が激しく何度も、何度もぶつかり合う。

 

 

「次はこれだ!」

 

<<ドア銃>>

 

ディゴッド・ドライブがドア型の銃を呼び出すと構えてカブトに向けて撃ち。

カブトもカブトクナイガンをガンモードにして負けじと撃ち反撃する。

激しい銃撃戦となる。

 

「戦い方を変える」

カブトは戦略を変える為にゼクターホンを右に展開してキャストオフする。

 

「キャストオフ!」

 

<<キャストオフ チェンジビードル>>

カブトは纏っていたアーマーを脱ぎ捨て、カブトライダーフォームに変身した。

 

「クロックアップ!」

クロックアップを使い超スピードで動く。

 

「遅いな」

 

クロックアップした事によりディゴッドが放った銃弾はカブトからは止まって見える。

銃弾を避けながら超スピードでディゴッド・ドライブに攻撃を仕掛ける。

 

「クロックアップか……ならこれだ!」

 

 

「陸は何をするつもりなのかしら?」

 

「さあーね? でもクロックアップ対策か~面白くなってきた!」

 

ディゴッド・ドライブはドライブたちが使う事が出来る能力、重加速を引き起こす

 

「何これ!?」

 

「動きがゆっくりなってるね〜」

 

「これはどんよりね」

周囲の重力は変化してディゴッド・ドライブとクロックアップしているカブト以外は重加速現象、通称どんよりと呼ばれる。

スロー再生の様にゆっくり動く事になってしまう。

 

 

「クロックアップ対策か」

 

「ああ。ドライブは周囲の重力を操れる」

 

「そういう事か」

二人はその後も何度も拳をぶつけ合う。

 

<<クロックオーバー>>

制限時間が過ぎ音声が鳴りカブトのクロックアップが解ける。

クロックアップが解けた事を確認するとディゴッド・ドライブはどんよりを解き通常の重力に戻す。

 

「あ! びっくりした! やっと元のスピードに戻ったよ〜」

 

「そうね。でもあんな力があるのね!」

二人はどんよりに驚く。

 

「理沙、貴方にも使えるわよマッハの力を使えばね」

 

「マッハですか?」

 

「ええ。追跡、 撲滅、 いずれもマッハ!仮面ライダーマッハ!」

 

「えっと……個性的なライダーですね」

 

「あはは!海里ちゃんそれ面白いよ!」

 

海里が教える為にポーズを決めノリノリでマッハの名言を言う。

理沙は少し困った顔をしながら頬をかく。

栞はそんな姿を見て楽しそうに笑っていた。

 

 

「次はこれだ」

 

<<フォームライド・・・ドライブフォーミュラ>>

<<タイプフォーミュラ!>>

 

ディゴッド・ドライブタイプフォーミュラに変身する。

風の戦士と呼ばれ、見た目は青く、F1マシーンのようである。

ディゴッド・タイプフォーミュラは風をまとい超スピードでカブトに迫り攻撃する。

 

「こちらもだ」

 

<<クロックアップ>>

カブトもクロックアップをしてディゴッド・タイプフォーミュラと同じスピードで動く。

二人は超スピードで拳やハンドル剣とカブトクナイクナイをぶつけ合う。

 

「今度は超スピード同士のバトルか♪」

 

「クロックアップとアクセルフォームは何度も見たけど、あの形態のスピード互角なのね」

 

さっきとは違い重加速を使用していないので理沙たちの動きはゆっくりではなく通常通りの動きをしていた。

 

 

 

 

 

 

 

「次はこれだ」

ディゴッド・フォーミュラはカードをバックルに装填した。

 

<<ファイナルカメンライド・・・ドライブ>>

ディゴッド・ドライブタイプトライドロンに変身する。

 

「ならば俺もだ」

ハイパーゼクターを呼び出してベルトの横に装着した。

 

「ハイパーキャストオフ」

 

<<ハイパーキャストオフ! チェンジ ハイパービートル>>

カブトハイパーフォームに変身する。

二人は最終形態に変身した。

 

「こっちから行く」

ディゴッド・トライドロンはアタックライドカードを一枚装填する。

 

<<アタックライド・・・タイヤーカキマゼール!>>

 

三台のシフトカーがシフトブレスに装填される。

そして召喚された三つのタイヤ、マックスフレア、ファンキースパイク、ミッドナイトシャドーが出現してかき混ぜられ一つのタイヤに変化する。

ディゴッド・トライドロンは出来上がったタイヤを装着した。

 

「タイヤカキマゼールって……本当にタイヤが混ざったよ!?」

 

「本当ね! あの最終形態は他のタイヤを混ぜて何十倍もの力に変えて戦うのかしら?」

 

 

ディゴッドトライドロンはシャドーの力で四人に分身してフレアの炎とスパイクの棘を飛ばす。

 

カブトハイパーは四つのゼクターが装備されている専用武器、パーフェクトゼクターソードモードを召喚する。

パーフェクトゼクターをガンモードにして柄の部分にある青いボタン押す。

<<ドレイクパワー ハイパーシューテング>>

 

ドレイクパワーを発動して誘導弾であるエネルギー弾を放ちディゴッド・トライドロンの攻撃を粉砕した。

 

「次はこちらからだ。ハイパークロックアップ!」

 

<<ハイパークロックアップ!>>

 

 

カブトハイパー以外の動きは完全にゆっくりとなる。その隙にカブトハイパーは装備していたパーフェクトゼクターソードモードで何度も斬りつける。

 

<<ハイパークロックオーバー>>

ハイパークロックアップが解けると同時にディゴッド・トライドロンはダメージを受け過ぎたのか膝をついてしまう。

 

 

「ハイパークロックアップ……」

 

「クロックアップより速い力ね。陸はどう対抗するのかしら?」

 

「分からない普通の力じゃ昇君が使った力には勝てないよ……陸君、キミはどうやって攻略するのかな?」

 

栞はカブトの世界でハイパークロックアップの力を経験しその力の恐ろしさや強さを知っていた。

理沙は陸から話は聞いていたが実際に凄さを見て陸はどうやって対策するのか考える。

 

 

「ハイパークロックアップか……だったらこの力だ」

 

<<真ファイナルカメンライド・・・ドライブ>>

ディゴッド・ドライブはカブトのハイパークロックアップに対抗する為に真ファイナルカメンライドのカードを装填する。

音声が鳴るとドライブと似ていて、黒い姿をし水色のラインが入った未来のドライブ、ダークドライブと重なるようにドライブと一つになる。

そして最強形態、ディゴッド・ドライブタイプスペシャルに変身する。

 

「何をしようと終わりだ陸。ハイパークロックアップ!」

 

<<ハイパークロックアップ>>

 

カブトハイパーはもう一度ハイパークロックアップを使用する。

カブトハイパー以外の時間はゆっくりとなり

ハイパーゼクターのゼクターホーンを倒し、

ベルトのボタンを順番に押していく。

<<マキシマムライダーパワー>>

<<1.2.3ライダーキック>>

 

「ハイパーライダーキック」

 

ディゴッドに向かって飛び上がり必殺技、ハイパーライダーキックを当てようとしていた。

見えはしなかったがディゴッドの敗北と思われる。

しかし……

 

「嘘でしょ!?」

 

「陸君どう攻略したんだろ~」

 

二人が言う様にディゴッドがハイパークロックアップを攻略した様だ。

その証拠に突然カブト・ハイパーの変身が解けていて側には黒いトライドロン、ネクストトライドロンとディゴッド・タイプスペシャルが立っていたからだ。

 

「どういう事だ?」

 

「このドライブは未来から来た事によって使える力、永遠のグローバルフリーズ。全ての時間を止める能力だ」

ディゴッド・タイプスペシャルは未来から来た事により使える能力。

永遠のグローバルフリーズを使い、カブトがハイパークロックアップを使う前に自分以外の時間を止めて攻撃したようだ。

 

 

 

数分前……

 

「終わりだ陸」

カブトハイパーは必殺技を使う。

勝利したと思われたがディゴッド・タイプスペシャル以外の時間は完全に止まる。

 

「来てくれディゴッダー」

 

<<ファイナルアタックライド・・・ドドドドライブ>>

ディゴッダーが現れると、ディゴッド・スペシャルはファイナルアタックライドのカードを装填する。

ディゴッダーはネクストトライドロンに変身した。

 

「これで終わりだ。スペシャルドロップ」

 

拳でカブトを上空に打ち上げ、ネクストトライドロンがカブトハイパーの周囲を走り回り青い球体の様な物が発生し拘束する。

ディゴッド・タイプスペシャルは足に黄色いエネルギーを溜めてカブトハイパーに向け飛び上がり蹴りを決める必殺キック、スペシャルドロップを決めた。

カブトハイパーは地面に落ちていき変身は解ける。

これがカブトハイパーがハイパークロックアップをした瞬間に起きた出来事であった。

 

こうしてディゴッドVSカブトはディゴッドの勝利で終わる。

 

***

戦いが終わり昇と共に陸たちは家に戻る。

 

「さて俺はそろそろ行く」

 

「登。お前は強くなったよ」

 

「当然だ……だが俺が強くなれたのは、海里たちが鍛えお前が俺を信じ導いてくれたからだ……礼を言う」

 

「それは違う。昇が頑張ったからだ」

 

「それでもだ……また会おう……お兄ちゃん」

 

(……!?)

銀色のオーロラを通り昇は帰って行く。

 

「また会おう……俺たちの弟」

こうして最後の守護者の物語は終わった。

 

***

 

「陸、私もそろそろ守護者の世界に戻るわ!」

 

「また一緒にいれて楽しかったよ」

 

「ええ!私も楽しかった! また守護者の世界に遊びに来てね」

 

「ああ。必ず行くよ」

 

「栞。貴方は強い。後はツヴァイの強化アイテム、貴方だけの力を見つけなさい」

 

「うん!必ず見つけるよ♪」

 

「陸の事お願いね。この人放っとくと相当無茶するから」

「うん任せて♪でも本当そうだよね~困っちゃうよね〜」

海里は栞にアドバイスし陸の事をお願いする。最後は愚痴であったが。

 

「理沙」

 

「海里さん……」

 

「貴方はこの中で一番弱い」

 

「はい」

理沙は図星なのか顔を伏せる。

海里はにっこり笑って師匠らしく言う。

 

「でもね。貴方は私の子孫ですごい努力家よそんな貴方だから無限の可能性を秘めているわ!」

 

「海里さん……」

 

「陸の事頼むわね」

 

「はい!!海里さん今まで鍛えてくれてありがとうございました!!」

理沙は頭を下げ礼を言う。

海里は返事を返す様ににっこり微笑む

 

「陸、余り無茶しないで」

 

「ごめん海」

海里は陸の唇に人差し指を当て言葉を止めさせる。

 

「分かってる。貴方が無茶を止めない事は。でもせめて友だちを頼って」

 

海里がそう言うと理沙は笑顔で頷き、栞はサムーズアップをしていた。

 

「ああ。分かったもし何かあったら頼るよ」

 

「うん。じゃあ私は行くわね! また会いましょう三人共!!」

陸の言葉を安心したのか笑顔になった。

こうして海里も別れる。

もっとも陸と長く旅をし、もっとも心が繋がっている守護者、海里はこの世界を去る。

 

 

***

これが陸と守護者たちが出会った物語である。

私たちもいつかこの物語みたいに伝説になるのであろうか?

 

「理沙」

 

「理沙ちゃん何しているの? 早く学校行こうよー」

 

「ええ!今行くわ!」

理沙は書いていたノートを閉じる。

<<守護者編完結>>

 

 

 

 

 

 

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