ヒーローはどんな時も必ず勝って戻って来る……今までの私はそう思っていた。
でも実際には違った……
ヒーロだって負けたりする事もある……
そんな簡単な事に今までの私は気づかなかった……
陸、私は……貴方に会いたいよ……
魔人ガルムとの戦いが終わった陸たちは平和な日常をおくっていた。
「いい景色だな」
陸は普段趣味でやっているカメラ撮影をする為に山に来ていた。
首元に紐でぶら下がれているカメラを使い自然の写真を撮る。
すると突然目の前に銀色のオーロラが現れ中から男が現れる。
男は陸に話しかけてくる。
「久しぶりだな陸」
「お前は……ゼウス」
「お前に頼みがある」
「何だ?」
「世界を支配する為にお前の力を貸せ」
「支配ってまだお前はそんな事を言ってるのか」
「ああ。俺はお前に追放された後国を創った。そして様々世界を支配してきたがある世界を巡ってある仮面ライダーたちと争っている」
「ある仮面ライダーたち?」
「仮面ライダー覇道そして俺たちの戦いの邪魔を幾たびもしてきた仮面ライダーファブニール」
「仮面ライダー覇道……確かヘルヘイムの森の侵食から乗り越えて黄金の果実を手に入れた仮面ライダーだったか?」
「そうだ知っているとは流石だな。そしてファブニールに関しては今は問題無い。奴は今は忙しいみたいだからな……やはりお前の力が欲しい……陸……俺たちに力を貸せ」
「断る。俺は世界を支配する気はない」
「お前ならそう答えると思っていた……」
二人はこれ以上の言葉は必要無いと判断する。
陸はバックルを腰にはめてカードを持ちゼウスは手を交差させ構え変身と叫ぶ。
「変身!」
「ファイナルカメンライド・・・ディゴッド」
陸は最終形態であるディゴッド光状態に変身し。
ゼウスはゼウス界神体に変身する。
<<アタックライド・・・シャイニングスラッシュ>>
「ハァァァ!!」
ディゴッド光状態はライドセイバーに光のエネルギーを溜めゼウスは雷の刀にエネルギーを溜め両者は勢いよくぶつけ合う。
<<アタックライド・・・シャイニングブラスト>>
ディゴッドはサモンドライバーから光の弾丸を高速で撃ちゼウスは手のひらから雷の球を高速で放つ。
二つの力はぶつかり合った事で粉砕された。
そして二人は近距離や遠距離の攻撃をして激しい空中戦を繰り広げていた。
「はぁ!!」
「ふんっ!」
仮面ライダーディゴッド進撃の守護者
場面は変わり理沙と栞は神白にある大型ショッピングモールに買い物をしに来ていた
「陸君喜んでくれるかな?」
「ええ! 陸なら私たちが選んだ物なら何でも喜んでくれると思うわ」
「そうだよね! 陸君優しいからなんでも喜んでくれると思うよね。でもプレゼントするなら本当に欲しい物をプレゼントしたいよ」
「そうよね」
二人は意中の相手である陸にプレゼントを買おうと来たようだ。
しばらく時間が過ぎる……
「うんこれに決めた♪」
「私もこれに決めたわ」
「栞は何にしたの?」
「うーん内緒かな♪ 理沙ちゃんは?」
「じゃあ私も内緒で」
「了解! じゃあどっちも恨みっ子なしでね」
「ええ! 望む所よ!」
二人は陸がどっちのプレゼントを喜ぶか勝負するようだ。
ドッカン!!
「何今の音!?」
「理沙ちゃん外見て!」
二人がガラスから建物の外を確認するとディゴッド光状態とゼウスが激しい空中戦を繰り広げていた。
二人は慌ててショッピングモールの外に出て行く。
「お前はやっぱり強いな」
「お前も力をつけたな」
「陸……答えを変える気はないか?」
「ああ」
「そうか……ならば本気で行く」
ゼウスは激しい稲妻を手のひらに集める。
「陸……この世界事消えろ! サンダジャッジメント」
「まずい」
<<ディフェンスライド・・・バリヤー>>
ゼウスは激しい稲妻を神白全体に向け放ちディゴッドはバリヤーを使い防ごうとする。
しかしは余りの威力に徐々にバリヤーが砕けていき
そして……バリっと嫌な音が聞こえると破壊されてしまう。
「絶対にこの世界を守る! ……理沙、栞。ごめん後は頼んだ」
ディゴッドは雷から町を守ろうと身を犠牲にして守る。
ディゴッドは命をかけて町に落ちるはずだった稲妻を防ぐ。
「陸!?」
「陸君!?」
激しい稲妻が消えて理沙と栞が辺りを確認すると戦いの後に残ったのはゼウスと陸が腕にはめていた守護者の腕輪とそして二人の叫び声だけであった。
「陸……いや……嫌!!!!」
「陸君……お前よくも!!」
理沙は泣き崩れ栞はツヴァイに変身して怒りのままに突っ込んで行く。
女の怪人が魔法のような障壁を使いツヴァイからゼウスを守る
「危なかったですわね」
「助かったヘラ」
「嫁として当然ですわゼウス様」
「陸の仲間か……いい顔をしている。お前俺たちの仲間にならないか?」
「いーだ」
「そうか」
ツヴァイは拒否するとヘラが紫色の魔法を使い吹き飛ばす。
「行くぞヘラ」
「はいゼウス様」
ゼウスは陸が落とした守護者の腕輪を拾うと銀色のオーロラを目の前に出現させ中に入り二人はどこかに去る。
「陸……」
「危なかったもう少しガードが遅れてたら不味かったよ。ところでさ理沙ちゃんはいつまで泣いてるつもり?」
「栞は陸がいなくなって平気なの!?」
「平気ね……平気と言ったら嘘になるかな……でもね。僕たちは陸君に託されたんだ。ここで泣いてたら陸君は喜ぶかな? そうじゃないでしょ。だから僕は戦う。陸君が守りたかった人を。町を。絶対に守る為に...。」
「栞……そうよね! こんな所で泣いてる場合じゃないわよね!」
「うん! それでこそ理沙ちゃんだよ♪」
「ありがとう栞」
「うん? 何か言った?」
「何でもないわ。それよりこれからどうしましょうか?」
「そうだね……
理沙ちゃん携帯にメッセージきてるよ!」
2人の携帯には陸からメッセージが届いていた
[ごめんこれを見てるって事は俺はあいつを止められなかった。]
「……陸」
「理沙ちゃん続き続き」
「あっごめんなさい。えーっと」
[あいつの名はゼウス俺たち守護者の仲間だった男だ]
陸は語り出す過去の話を。
世界の守護者は陸を含めて全員で十二人いたと。
十一人は理沙たちも知る陸と海里たち。
そして十二人目の守護者はゼウス。
今回の首謀者で陸の親友だった男。
陸とは凄く仲が良かったが意見の食い違いがあり二人は激しい喧嘩をした。
陸はこの力はみんなを守る力だと
ゼウスはこの力で世界を支配するべきだと。
そして勝利した陸はゼウスを追放した。
[二人に頼みがある。あいつをゼウスを止めてやってほしい。ゼウスは俺の大切な友だちだから]
「あの人と陸にそんな因縁があったのね」
「陸君はやっぱり優しいよ。自分を殺した男を止めてほしいって。ずるいよ。そんな事言われたら……僕たち言う事聞くしか出来ないじゃん」
ゼウスは神白を金色のバリヤーで包み込む。
そして巨大な塔が現れる
「あそこにゼウスが」
「行こうか理沙ちゃん」
「ええ!!」
二人は覚悟を決めてバイクに乗り走り出す。
「よくここまで来ましたわね」
「ヘラ……」
タワーの近くには黒髪の女性のヘラが待ち構えていた。
「あの方の邪魔はさせませんわ」
「絶対に止めるわ……陸の最後の願いだもの」
「陸……あいつの願いなんて知りませんわ! ゼウス様を追放された奴の事など!」
「それは! でも陸は言ったのゼウスを止めてほしいって貴方に陸の何が分かるの!?」
「ふん! それは貴方もでしょう? わたくしにとってゼウス様が全てですわ!」
「そうだね……陸君にも違うやり方があったかもしれない」
「栞!?」
「貴方は話が分かりますわね!」
「でもそれはゼウスにも言える事だよ」
「貴方までゼウス様を侮辱されますの!?」
「僕たちは互いの大事な人の為に戦ってる……だったら決めるには一つしかないよね? 例えば全力でぶつかり合ってどれだけ本気なのかって事とかね 」
「つまり勝者が全て正しい……良いですわね! 実にシンプルな答えで!」
「変身!」
<<カメンライド・・・ディフェンド>>
<<281・エンター・スタンディングバイ・コンプリート>>
三人は同時にライダーと界神体に変身する。
「行くよ理沙ちゃん!」
「ええ!」
「神々の力見せて上げますわ!」
ツヴァイはヘラに向かって行きディフェンドは後ろでディフェンドドライバーを構えている。
ツヴァイはツヴァイランサーを使い攻撃しディフェンドドライバーの射撃で援護する。
「この程度なのですか」
ツヴァイの鋭い一突を避けるとディフェンドの銃撃を黒色の魔法の障壁でガードする。
「速い! それに魔法みたいな壁に弾が弾かれてるわ!」
「余りにも弱いですわ。こんな奴らがゼウス様を追放した奴の仲間とは」
「大丈夫だよ♪ こんな時こそ冷静にいかないとね陸君みたいにさ」
「……そうね。陸だったらそうするわね……栞……どうするの?」
「大丈夫。僕に考えがある。理沙ちゃんはそのまま銃撃して」
「分かったわ」
「何か小細工をするみたいですがわたくしには勝てませんわ。何故ならわたくしはゼウス様の妻で神々の女神ですから」
「女神様それはどうかしらね? 家の戦女神様は甘くないわよ」
ディフェンドは銃撃しヘラは防ぐ。
そのわずかな隙にツヴァイは近づく。
<<レディ>>
<<エクシードチャージ>>
「いつの間に!? ですがわたくしにはこの魔法の障壁がありますわ」
「そんなこと読めてるよ……はぁぁ!! ツヴァイランスー!!」
「キャァー!!」
ヘラはツヴァイの接近に気づくとすぐに魔法の障壁を使い防ごうとするしかしツヴァイはそんな事は最初っから読んでいてエクシードチャージさせたツヴァイランサーを使い防がれる瞬間に分裂させ背後から何回も突き刺す。
「僕たちの勝ちだよ……!?」
突然ツヴァイの真上から雷が降り注ぎそれに気付いたツヴァイは慌ててバックステップを踏み距離を空ける。
間一髪免れたようだ。
「ゼウス様……」
「ヘラ」
「ゼウス様私は貴方様と一緒に入れた事幸せでございました……」
「俺もだ。ヘラ……ありがとう……ゆっくり休め」
ヘラは目を閉じ眠る
ゼウスはヘラを優しく抱き抱えると安全な場所まで移動させディフェンドとツヴァイを睨みつける。
二人はゼウスの圧倒的な威圧感に飲まれる。
「なんて威圧感なの!」
「これはやばいかも知れないね〜でも」
「分かってるわ。私たちは絶対に諦めない」
「お前たちよくヘラを倒したな褒めてやる。俺の部下にならないか?」
「部下ですって?」
「ヘラを傷つけた僕たちの事怒ってないの?」
「当然ヘラを傷つけた貴様らを許した訳ではないが。今は奴に対抗する為戦力がいる。だから部下になれ」
「対抗する為の奴っていうのは気になるけどそんなの決まってるわ。お断りよ」
「そうだよね♪それに陸君を倒したキミを僕たちは許せそうにないよ」
「交渉決別という訳だな……だったらどうする? 俺を殺すか」
「ええ本当なら貴方を倒して陸の仇を取りたいわよ。でも」
「陸君はそんな事を望んでいなかった……キミを止めて欲しいって陸君の最後の願いだよ。だから僕たちは命懸けでキミを止める事にするよ」
「俺を殺せでは無く止めてくれか……相変わらず甘い奴だ……だがだからこそあいつを本気で憎む事は出来なかった」
「どういう事? 陸を恨んでいたんじゃないの?」
「最初は恨んでいたさ……だが追放された後俺は様々世界を旅してきた。そして俺は理解した。奴の強さをそして俺の強さを……再確認した事で俺は分かった。。俺たちは間違ってなかったと……俺たちはただ別々の道を歩んで来ただけだとな」
「ふーんよく分かったよキミが何を考えているのか。だったら言葉はいらないね」
「そうだ……何かを得たいなら自らの力で示せ」
ディフェンドたちは向き合い睨み合う。
「まずは僕から行くよ!」
ツヴァイは先手必勝とばかりにツヴァイランサーを持ち接近すると一突きする。
「中々スピードだ。だが陸はこんな物では無かったぞ」
ゼウスは赤子の手を軽くひねるように簡単に受け止めると反撃しようと拳に雷をまとわせる。
「栞!」
ディフェンドはディフェンドドライバーで射撃しゼウスは全て弾く。
ゼウスが銃弾に気がそれたその隙にツヴァイはバックステップで距離を空ける。
「助かったよ。ありがとう理沙ちゃん!」
「ええ! 気を引き締めるわよ!」
「流石陸の仲間だ。いい判断にいい動きだ」
「新しい力をみせてやる」
金色の腕輪が輝くとゼウスは強化される。
ゼウス界神体は金色のオーラをまといまるで守護者たちが使うガーディアンフォームみたいに金色の鎧をまとっていた。
「こっちから行くぞ」
ゼウスが拳を振るうとディフェンドたちは地面に倒れる。
「強いわね」
「理沙ちゃん……僕を信じれる?」
「何か考えがあるのね。ええ!信じるわ!」
「行くよ」
ツヴァイはゼウスに突っ込む
「栞!!」
ゼウスは近づけないように雷を放ちまくる。
ツヴァイはツヴァイランサーを使い雷を弾きながら接近していく。
ディフェンドはツヴァイに迫る雷を相殺し近づけるようにサポートする。
ツヴァイに何発かは当たるがそんな事はお構い無しにツヴァイは動きを止めずに前に進む。
そしてゼウスの体を押さえつけ羽交い締めする。
「貴様」
「理沙ちゃん今だよ!」
「栞……でも!」
「約束したよね僕を信じるって。それに僕たちが陸君の願いを聞くんだ!」
「栞……分かったわ」
<<ファイナルアタックライド・・・ディディディディフェンド>>
ディフェンドはカードをゆっくり装填する。
「ディメンション……バースト!!」
必殺技がツヴァイごとゼウスに向け放たれる。
「危なかったぞ……だが俺の勝ちだ」
「はぁ、はぁ……それはどうかな」
ツヴァイは必殺技を受けた反動で変身が解け側ではゼウスが勝ち誇っている。
だが栞の手には金色の腕輪が持たれていた。
そして同時に神白をおっていた球体は解除される。
「貴様ら……やるじゃないか」
「させないわ!」
ゼウスは驚くとすぐに取り返そうとするがディフェンドが間に入り防ぐしかし雷をまとった拳を受けたディフェンドは変身が解けてしまう。
「もういい消えろ」
理沙たちから距離を取ったゼウスは雷の球を放つ。
迫り来る攻撃の中二人は守護者の腕輪を持ち願う。
陸……
陸君……
すると守護者の腕輪が金色に光り輝き陸が現れ攻撃を防ぐ。
「嘘……陸が生きてた」
「陸君……?陸君!!」
「ごめん二人とも心配かけた」
「良かった……陸が生きていて本当によかった」
「全く陸君は僕たちをあれだけ心配かけて……後でちゃんと埋め合わせしてよね」
二人は陸が生きていた事に嬉しくて泣く。
陸は謝罪をすると真剣な様子で目の前のゼウスを見る。
「貴様生きていたのか?」
「ああ。バックアップを取ってこの瞬間を待っていた……信じてた。理沙たちが必ず取り返してくれるって」
「相変わらずタダでは転ばない食えないやつだ」
<<ディフェンスライド・・・リカーバリ>>
緑色の光が理沙たちを包むと傷が癒される。
「これで」
「僕たちも戦えるよ!」
陸は手で制すと言う。
「ゼウスとは俺が決着を着ける。選手交代だ。後は俺に任せてくれ」
ディゴッドはライドセイバーから一枚カードを取り出し装填する。
カードにはディゴッドが巡ってきた世界のクウガ〜オーズまでの十二人のライダークレストが描かれていて真ん中にはディゴッドのライダークレストが描かれている。
<<真・ファイナルカメンライド・・・ディゴッド>>
ケータッチを装着させるともう一つの最強形態である。
ディゴッドコンプリートフォーム光状態に変身する。
姿はコンプリートフォームを白色にして翼を生やしている。
「ゼウスあの時の決着を着けよう」
「望むところだ」
二人はライドセイバーと雷の剣をぶつけ合う。
二人は一旦距離を取る。
「流石だ陸」
「お前もな。雷には雷だ」
<<クウガ・・・カメンライド・・・スーパーライジングアルティメット >>
<<ファイナルアタックライド・・・ク・ク・ク・クウガ>>
ディゴッドはゼウスの背後にクウガスーパーライジングアルティメットを呼び出し前に拳を振るうと動きがシンクロしてゼウスに必殺の拳を当てる。
ゼウスは拳を上手くガードする。
「召喚かならば俺もだ」
銀色のオーロラから巨大な翼を生えた馬を呼び出しゼウスが乗ると空高く羽ばたく。
「ペガサスか」
「反則だとか言うなよ。お前も呼んだんだからな」
「ああ」
ディゴッドも翼を羽ばたかせ羽ばたく
「グルルル!!!」
「凶暴な馬だ」
ディゴッドコンプリート光は嚙みつこうとするペガサスの口をライドセイバーの刃で防ぐとケータッチのボタンを押す事なくディゴッドの意識だけで他のライダを呼び出す。
<<龍騎・・・カメンライド・・・ユナイト>>
サバイブ烈火とサバイブ疾風の力を宿した最強形態龍騎ユナイトを呼び出す。
<<ファイナルアタックライド・・・龍・龍・龍・龍騎>>
「はぁぁ!!」
ディゴッドはライドセイバーに宿った疾風の力を龍騎ユナイトと共にゼウスたちに向けて放つ。
必殺技が当たったペガサスは絶命するがゼウスは雷の剣を使い防いでいた。
「決着を着けよう」
「望む所だ」
ディゴッドはカードを装填する。
<<ファイナルアタックライド・・・ディ・ディ・ディ・ディゴッド>>
ディゴッドの目の前には十三枚のゲートが現れる。
翼で羽ばたきながら勢いよくゲートを通過しキックをする。
ゼウスは激しい雷を両足に充填させ飛び上がりキックの体制でディゴッドに向かっていく。
両者のキック同士がぶつかり合い激しいぶつかり合う音が聞こえる。
「はぁ!!!」
「ふん!!」
ディゴッドとゼウスの激しい蹴り合いになる。
激しい音と共に爆風が当たりを覆い隠し視界が遮られる。
そして爆風が晴れるとゼウスは地面に倒れディゴッドは立っていた。
「ゼウス……」
ディゴッドは変身を解除すると手を差し伸べる
「陸……ふん」
ゼウスは乱暴に陸の手を取ると起き上がる。
こうして過去にあった激しい喧嘩は仲直りという結末で終わる。
本来ならめでたしめでたしで終わるはずだがゼウスとヘラの体が光っている。
「やはり時間のようだな」
「ゼウス」
「俺の寿命は激しい戦いの末尽きかけていた。覚悟の上だ……だがどうしてもやり遂げなければいけない事がある……」
「仮面ライダー覇道か」
「ああ陸…。お前に頼む」
「ゼウス様」
「ヘラか……今までご苦労だったな」
「私は貴方様と一緒にいれて真に幸せでした」
「そうか……」
二人は抱き合うと徐々に体が薄くなっていく
「陸、後は頼む」
「ああ任せてくれ」
「貴方たち想い人と幸せになりなさいよ」
「ええ」
「うん分かったよ」
ゼウスとヘラは消滅する。
三人は手を合わせあの世でも二人仲良く幸せにと願う。
「ゼウス……惜しい男を無くした。せめて安らかに眠れライバルよ」
銀色のオーロラの中から現れた謎の仮面ライダー
そして謎の仮面ライダーは亡くなったゼウスに敬意を払い花束を投げる。
「お前が仮面ライダー覇道」
「知っているようだな流石は世界の救世主という所か。俺の名は仮面ライダー覇道。全ての世界は俺が頂く」
覇道は陸たちに宣戦布告すると銀色のオーロラの中に消えて行く。
(ゼウス任せてくれ必ず奴を倒す)
「二人共あいつを追いかけよう」
「ええ!/ 分かったよ!」
銀色のオーロラを出し三人は中に入り追いかけて行く。
そして違う世界に辿り着く。
「ここは?」
「僕たちが来たことない世界だね♪」
「ここは輝龍の世界……」
陸たちは違う世界に辿り着く。
陸はカードを取り出し黄金の龍の戦士の姿が描かれているカードを見ながら答える。
そして視線の先には三人の仮面ライダーたちが謎の敵と戦っていた。