第六話二人で一人の仮面ライダー
???「異世界の仮面ライダーが現れてまさかあんな事が起こるとは思わなかったぜ」
謎の人物はワープロで報告書を打ち込む。
陸達がダブルの町。風都に来ると陸の服装が探偵の服装に変わっていた。
「陸のこの世界での役割って探偵よね」
「あぁ、この世界での役割は探偵みたいだ」
陸は服のポケットから一枚の紙を出し言った。
「何て書いてあるの?」
「鳴海探偵事務所、探偵見習いって書いてある」
「とりあえず鳴海探偵事務所に行ってくる」
「陸、私も着いていくわ!」
陸はマシンディゴッダーの後ろに理沙を乗せ向かった。しばらく走っていると怪人が銀行を襲っているの発見する。
「ハッハッハ!俺はウォータードーバントだ!金を寄越せ!」
「倒してくる。変身!」
「気をつけてね!」
陸はバックルを腰にはめカードを装填した。
<<カメンライド・・・ディゴッド>>
陸は変身してウォータードーバントに向かって行った。
「はあっ!」
ディゴッドはウォータードーバントを殴り飛ばす。
「お前は!?」
「世界を救いしライダーだ覚えておけ!」
「噂の仮面ライダーか!!」
ウォータードーバントは水の波動を放つがディゴッドはライドセイバーで防いだ。
「新しい力を試すか。変身!」
ディゴッドはバックルに一枚カードを装填した。
<<カメンライド・・・オーズ>
[タ・ト・バ!タトバ、タ・ト・バ!]
ディゴッドはディゴッド・オーズタトバコンボに変身した。
「姿が変わっただと!?」
ウォータードーバントは驚き、陸はその隙に攻撃した。
「いてぇなぁ!これはどうだ!」
ウォータードーバントは水の分身を十体作りディゴッドを惑わす。
「どれが本物か分かるか?」
「本物は一体だけだ。なら一気に全員叩く。変身!」
ディ・オーズは冷静に状況を判断しカードを一枚バックルに装填した。
<<フォームライド・・・オーズガタキリバ>>
[ガータガタガタキリバ、ガタキリバ]
ディ・オーズはディゴッド・オーズガタキリバコンボに変身し、二十体分身を作り出しカードを一枚装填した。
<<ファイナルアタックライド・・・オ・オ・オ・オーズ>>
「セイヤ!セイヤ!セイヤ!セイヤ!」
二十体のディ・ガタキリバはガタキリバキックを決めドーバントの分身は全て爆発し本体も爆発する。そしてドーパントは人間に戻り、身体の中からメモリーが出てきて壊れた。
「お疲れ様!」
「ありがとう理沙。さて向かうか。」
「えぇ!」
ディゴッドは変身を解き、マシンディゴッダーの後ろに理沙を乗せ向かった。
陸たちが向かった後・・・
「さーてお片付けの時間だ。フィリップ!ドーバントだ!」
「翔太郎落ち着きた前。何処にもドーバントは見当たらない。」
「おかしいな……」
「翔ちゃん!大変だ!」
「よぉ!サンタちゃん何かあったか?」
「怪物が銀行を襲っていて、新しい仮面ライダーが現われて倒したんだよ!」
「新しい仮面ライダーだって!?どんな仮面ライダーだったんだ?」
「こうバーコードが顔に書いて合って、カードを使う仮面ライダーだった!それに変身をしていたのは少年だったよ!」
(カードを使う仮面ライダー?ディケイドか。だけど少年って誰だ……)
「サンキューサンタちゃん!」
翔太郎は事務所に帰って行く。
鳴海探偵事務所・・・
「こんにちは!」
「こんにちは。どうしたんだい?」
「探偵見習いとして今日から働かさせてもらう神谷 陸です。よろしくお願いします!」
「亜樹子ちゃんが言っていた探偵見習いとして来るって言っていた神谷 陸だね!僕はフィリップ。隣にいるキミは誰だい?」
「私は海東理沙っていいます!陸の付き添いで来ました。よろしくお願いします!」
「よろしくね二人とも!じゃあまず探偵の仕事は」
「フィリップ今帰ったぜ!」
「翔太郎、亜樹子ちゃんが言っていた探偵見習いの子が今来てるよ!」
「分かったぜ、始めましてだなぁ ~俺は左翔太郎。この鳴海探偵事務所の探偵をしている。お前たちの名前は?」
「神谷陸です。よろしくお願いします!」
「海東理沙です!探偵の仕事の見学に来ました」
「よろしくなぁ!とりあえず説明をするが慣れてもらう為にまずは実戦で慣れてもらう!丁度良い依頼が会ったから行くぞ!」
翔太郎は簡単な説明をして陸たちと依頼に向かった。
「どんな依頼何ですか?。」
「猫探しだ!今から俺の技を見せるから真似しろよ!ニャーオ、ニャーオ」
翔太郎は猫の真似をして探していた。
「今の真似しないといけないのかしら?」
「多分な」
二人は翔太郎に聞こえないように小声で話す。
「二人とも早く真似をしろよ!」
「ニャーオ 」
二人は猫の真似をする。
すると一匹の猫が出てきて陸と理沙の足元に来た。
「本当に来た!?」
二人は揃って言う。
「来たぜ!早く捕まえろ!」
陸たちが猫を捕まえると一つのメモリーが首にかかっていた。
「ガイアメモリー?何で猫ちゃんにかかっているんだ?」
???「そのメモリーを渡せ!」
一体の銀色の刀を持った銀色の怪人が現われ翔太郎に言った。
「お前は?」
「俺の名は桜井春。テンブレードドーバント 大道様の部下だ!」
「大道だと!?前に俺たちが倒したはずだ!」
「何の事だ?まあいい。渡さないと言う事だな!」
テンブレードドーバントは翔太郎に刀で攻撃し翔太郎は攻撃を避ける。
「行くぜ!フィリップ!」
腰にベルトを装着しメモリーを出し押す。
[ジョーカー]
「行こう翔太郎!」
[サイクロン]
フィリップもメモリーを出しボタンを押しベルトに差し込んだ。するとフィリップは倒れ込みメモリーが翔太郎のベルトにはまった。
「変身!」
翔太郎もメモリーを差し込みベルトを広げた。
「サイクロン!ジョーカー!」
音声が鳴った。すると風が吹き包み込むと二人で一人の仮面ライダー、仮面ライダーダブルサイクロンジョーカーに変身した。
二人「さぁ!お前の罪を数えろ!」
ダブルは決め台詞を言いテンブレードドーバントに向かって行く。
「第二の剣ファイヤーブレード!」
テンブレードドーバントは炎の刀にしダブルに斬りかかりダブルの近くは燃え上がる。
「何だあのメモリー!?刀が変わった!?」
「落ち着きたまえ翔太郎。冷静に行こう」
「あぁ!そうだな!」
「行くぞ、仮面ライダー!」
ダブルは驚くが冷静になり次々と攻撃を当てていった。
「メモリーブレイクだ!」
ダブルはドライバーからジョーカーメモリーを抜き、ボタンを押しベルトの右サイドに入れた。
「ジョーカー!マキシマムドライブ!」
緑の竜巻を発生させその力で浮かび上がり、分裂しキックを放った。
「ジョーカーエクストリーム!」
緑の竜巻を発生させその力で浮かび上がり、分裂しキックを当てようとした。すると突然吹雪が発生してテンブレードーバントを守った。
「西条さん!」
一人の少女がテンブレードドーバントの目の前にいた。
「桜井君早く逃げなさい!」
「ありがとうございます!気をつけて下さい!)
エレキドーバントは逃げていった。「お前は?」
「EXAの幹部 西条雪よ!貴方には死んでもらうわ!」
「ブリザード!」
雪はメモリーを取り出しボタンを押し身体に付け身体の中に入ると白色のドーバント、ブリザードドーバントがいた。
「凍りつきなさい!」
ブリザードは強力な吹雪でダブルを凍らし鋭い氷柱で止めを刺そうと攻撃する。
「やばい!!」
「翔太郎!早くヒートメモリーを!」
「分かってる!けど身体が動かねえ!」
絶対絶命の時、陸がライドセイバーで氷柱を破壊した。
「君は一体何者?」
「世界を救いし仮面ライダーだ!覚えておけ!」
陸はディゴッドに変身しブリザードドーパントにサモンドライバーで攻撃した。
「新しい仮面ライダー?」
「神谷がサンタちゃんが言っていた仮面ライダーだったのか!」
「新しい仮面ライダーね。二体一じゃきついから今回は避かせてもらうわ!」
ブリザードはダブルに攻撃しディゴッドが防いでいるうちに冷たい霧を出し逃げた。
「逃げたか」
「おーい早く助けてくれ!」
「助けるか。変身!」
陸は一枚バックルに装填した。
<<フォームライド・・・オーズタジャドル>>
「タージャードルー」
ディゴッドオーズタジャドルコンボに変身し、ダブルの氷を溶かした。氷が溶けるとディゴッドとダブルは変身を解き陸は翔太郎に旅の事を話す。
「そういう事だったのか!神谷さっきは助かったぜ」
「大丈夫です。ライダーは助けあいでしょ!」
EXAアジト・・・
???「……」
「ただいま夏!今戻ったわよ!」
「……」
「夏どうしたの?」
「悪いがお前はもう用済みだ。おい!」
部下A「はい!」
「ちょっと離しなさい!どういう事なの夏!」
「悪い」
「夏なんで……」
夏は雪の腹を殴り気絶させた。すると部下Aが雪を連れて行き春が夏に話かける。
「本当に良かったんですか?」
「あぁ」
一週間前回想・・・
夏がEXAの雪以外の部下たちを集め雪を辞めさせる事を部下に行った。
部下A「何で西条さんを辞めさせるんですか!?」
「用済みだからだ」
「大道様本当の事を話して下さい!俺たちだって大道様が西条様の事を大切にしているのは分かっています!だから本当の事を話して下さい!」
春は夏が仲間を見捨てず雪の事を大切にしているのを分かっているので本当の事を聞く。すると夏は
「一週間後仮面ライダーと本格的に戦うと思う。だからアイツを危険な事に巻き込みたくない!たとえ恨まれ様とも俺はアイツが大切だから」
「大道様本当に良いんですか?」
「ああ」
こうして一週間後夏は雪にEXAを追放する。
陸たちは鳴海探偵事務所に戻りフィリップにも旅の事を話した。
「ディケイド以外にも世界を旅しているライダーはいたのか興味ぶかい!」
「フィリップ今はEXAの事だ!」
「検索を開始する」
フィリップは手を横に広げ目をつぶった。すると世界の本棚に入り、フィリップの目の前に沢山の本が置いてあった。
「左さん、フィリップさんは何をしているんですか?」
「あいつは世界の本棚を見ているんだ!」
「世界の本棚?」
「ああ。地球の全てが分かる本棚だ」
「1つ目のキーワードはEXA」
[シュンシュンシュン]
沢山の本が消えた。しかしまだ残っている。
「2つ目のキーワードは西条雪」
また沢山の本が消える。
「最後のキーワードは永遠」
すると1つだけ本が残り、フィリップはその本を読み何も書いてない本に写した。
「EXAのリーダーの名前は大道夏、大道和巳の親族だ。昔友達に裏切られて命を落としそうになった。西条雪はEXAの幹部で大道夏の幼馴染。お互いが大切に思っているようだ。EXAはガイアメモリーを使いドーバントの力で世界を支配しようとしている組織。結構な数のドーバントがいる見たいだよ。」
「理由があるかもしれないけど放って置けないです。だから絶対に止める」
「そうだな、例えどんな相手だろうとこの町を泣かせる奴は俺たち仮面ライダーが倒す!フィリップ!」
「大丈夫だよ。場所はちゃんと検索ずみさ!」
「気をつけてね陸!」
「ああ。ありがとう!」
「留守番任せたぞ海東!」
「はい、任せて下さい!」
陸たちはアジトに向かった。
その頃・・・
雪は目を覚まし思った。
(少しでも夏の心の中にいたと思っていたのにやっぱり私じゃ駄目だったのね・・・)
雪が思っていると春がやって来た。
「春君何の用?私もうEXAのメンバーじゃないんだけど。」
「やっぱり秘密にしとくのは嫌だから本当の事言います。」
夏が雪を守る為に嘘をついた事を話した。
「だから早く来て下さい西条さん!」
(私の為だったのね・・・)
「分かったわ!だけど着いたら春を一発殴ってやる!」
「優しくお願いします!」
雪たちもアジトに向かった。
ダブルの最終回の時に出てきたEXAを出してみました。クウガ〜ダブルの世界は最終回後の設定です。