滅神器(ロンギヌス)、それは数多くある神器の中でも神さえも殺せるかもしれない力を秘めた物だ。あるものは力を倍増させ、あるものは力を半減させる。者によっては死者を蘇生させることも出来るらしい。そして、私の持つ神器も、その滅神器の一つだ。
〜〜〜
まず言っておくべきことは私は転生者だ。神の娯楽で殺され、ハイスクールDxDの世界に転生することになった。その時に一つだけお願いを聞いてくれるとの事で、俺が願ったのは滅神器を持たさせること、まぁ定番だ。出来れば《魔獣創造》とか、そんな強いのがよかったのだが、俺にやっどったの《究極の羯磨》(テロス・カルマ)、アニメしか見てない俺はしらないが確か原作にも出ていない。詳細すら不明な神器だったはずだ。まったく、何でこんなの神器持たせるかなぁ。まぁどうでもいい。俺は好きに生きるだけ...
〜〜〜
まず、転生してから7年目、赤ん坊の頃はスキップだよ。あんなの思い出したくない。とにかく7歳になった。後、性別が変わっていた。まぁそれはいい、もう慣れた。今、私は教会にいる。どうやら家の家族は全員天使勢力のようで毎日教会に顔を出したり悪魔を滅殺していたりする。たまに私にも悪魔を殺すことを強要してくる。まったく、私はまだ少女だよ、出来るわけないじゃん。そう言っていつも殺すことは回避してきた。そのせいでご飯を貰えない時があるけど、別にどうでもいい。この程度は生前も経験している。
〜〜〜
転生してから10年目、家族全員破門になったよ。どうやらやりすぎてはぐれ悪魔祓いに認定されたらしい。そのせいで関係ない私まで狙われるようになった。カエルの子はカエルであるように、はぐれの子ははぐれらしい。そうして私は天使たちから追われる身となった。あ、両親は勝手に死んだよ。なんか「お前のせいだー!」とか言って斬りかかって来たら勝手に死んだ。
〜〜〜
転生してから11年目、私は悪魔に拾われた。私が眠ってた間に勝手に悪魔の屋敷に連れ込まれてて、起きてスグに「起きたか、まずは俺を楽しませろ」とか言ってキスしてきた。どうやらか弱い女の子を殴り犯すのが趣味のド変態野郎のようだ。ファーストキスをこんなのに取られてしまってちょっとへこんだけど、もうこの世に居ないからいいか。後、捕まえられてた女の子達は解放してあげた。みんなが私のことを嫌悪の目で見てたけど、何でだろ?
〜〜〜
悪魔に連れさらわれてから三ヶ月、どうやら私はあいつの眷属にされていたようで、主を殺したからと悪魔たちから指名手配されていた。あの女の子達の嫌悪の目も私が悪魔だったからだろう。アイツと一緒にされるとか、まぁ割とどうでもいいかな。こうして私は悪魔にははぐれ悪魔として、天使にははぐれ悪魔祓いとして、ついでに堕天使にも狙われるようようになった。まぁ、かなりどうでもいい。所詮アイツら有象無象、どうとでもなりそうだし
〜〜〜
転生してから16年目、オーフィスに誘われて禍の団に入ることになった。この頃には私の神器の特性とか、能力とか、禁手もできるようになった。というかかなり特殊な禁手で、常時禁手状態だ。そして、禍の団に入ってから私は特になにもしていない。やっている事はこれまでと変わりなく道を歩いて、お金を拾ってその金で買い物をして、オーフィスを餌付けするくらいだ。そして過ごしているといつの間にか、私以外誰もオーフィスの元から居なくなって居たし、三大勢力?とかいうのにも場所がバレたらしく攻めて来るっぽいようだ。ここにいるのは私の他にはオーフィスと有象無象の衆ばかり、私が動くしか無いらしい。まったく、働きたくないでござる。
〜〜〜
俺は兵藤一誠、リアスグレモリーの眷属で赤龍帝だ。俺達は今テロリストの禍の団の本拠地に居る。他にも天使や堕天使、悪魔の人達もテロリストの制圧をしている。そして、俺達はテロリストの最後の幹部のやつを捕らえるという重要な仕事を魔王様から直接言われた為、みんな気合が入っている
「部長、ココが最深部みたいですね」
そして、俺達の前にはまさに最後の扉というか、ラスボスの部屋の扉みたいな扉がある
「ええ、みんな!気を引き締めていきましょう!」
『ハイ!』
そして、俺達は扉を開けると、そこには広場とおくの方に一つの椅子、そしてその椅子に座っている女の子だ。金髪で髪も長い、腰にかかるぐらいか?そして何より巨乳!身長は小さいそうなのに巨乳とか!アレがロリ巨乳という奴か、ありがとうございます!
「ようやく来ましたか、遅いですよ」
そして彼女は俺達に顔を向ける
「あなたが禍の団の最後の幹部ね。グレモリーの名の元に、あなたを捕まえるわ!」
「却下。何で捕まえようとするんですか、私何かしました?」
「あなたが禍の団に居る。それだけで十分よ」
そこで彼女はまぶたをとじ、再びこちらを見る。しかし、その眼には俺たちをうつしていない
「いいでしょう。ならばさっさと終わらせます。《究極の羯磨》」
そして彼女の横に巨大な十字架のような物が現れる。あれが究極の羯磨、詳細が一切不明の、どんな能力かも分からない神器だ。
「みんな!いくわよ!」
部長のかけ声で俺たちは彼女に向かって突撃する。木場は聖魔剣で斬りかかり、ゼノヴィアはエクスデュランダルで、俺は赤龍帝の篭手で力を倍増させ、子猫ちゃんは気を纏わせて殴りかかり、朱乃さんは光を纏わせた雷光で、部長が滅びの魔力で攻撃する。誰の邪魔にもならず最高の攻撃を皆が放つ。だが
『禁手、独善的懺悔』
それらは全て弾き返された。俺達の攻撃は全て彼女に触れること無く、魔法は打ち消され、俺達は凄まじい衝撃ではねとばさせる。そして、彼女は俺たちを見ることなく言葉を発する
「羯磨には、懺悔や業という意味がありますが、私の捉え方は懺悔の方です。そして、キリスト教で、懺悔とは神の代理とされる司祭に罪を告白し、ゆるしと償いの指定を求めることをさします。そして、今の私は神の代理、この禁手は強制的に相手の懺悔を決めてその罪を償わせます。そして、罪人たちは一切私に触れることが出来ない。当然です。罪人はあなたたちでわたしはそれを裁く者です。まぁ確かにこんなのは懺悔とか詐欺ですから、最初は《独善的裁判》にしようと思ってたのですが、オーフィスがこっちがいいと言うのでこっちにしました」
そこで彼女は一旦話を辞め、俺たちを一瞥すると
「ではリアスグレモリーとその眷族たち。懺悔のお時間ですよ」
彼女は笑顔でそう言った、その時
「ハァ!」
名前も知らない天使たちの光の槍が彼女目掛けて放たれるが、やはり攻撃は通らない。そして部屋には堕天使や悪魔達も入ってきた
「まったく、これからだったのに、まぁいいです。どうせ一緒なんですから」
彼女の気が俺たちから逸れたのをみはからって俺達は一時撤退した。と言うより身体が勝手に動くのだ。彼女の前にいてはいけない。そう言っているかのように俺達は彼女から逃げ出した
〜〜〜
「まったく。後処理とか大変なんですから、しかもそろそろお昼だし、さっさと終わらせます」
「ほざけはぐれがぁ!」
そう言って悪魔が魔法を放つが、それは私の前で消え去る
「そこの悪魔、罪は攻撃。判決、斬首」
私がそう言うと魔法を放った悪魔の首が落ちる
「キサマぁ!一体何をしたァ!」
今度は天使と堕天使が光の槍を放ってくるが、それらも私の前で消える
「罪は攻撃。判決、溺死」
今度は攻撃してきた天使と堕天使が苦しそうにもがき始め、動かなくなった。その口からは水が溢れている。それからも意味がないと分からないのか天使とか悪魔とか堕天使が攻撃を続けるが、いい加減面倒になった。だから、終わらせることにした
「罪は生。判決、焼死」
そう言うと広場に居る私以外の者達は全て焼け死んだ。跡形も残らない。完全に消滅した。
「...ご飯作ろう」
そうして私は広場を離れ台所に向かう。
この禁手には今のところ欠点があるが、私にはあまり関係はない。まず、欠点としては私が相手より上の存在であると信じていなければならない。信じていればたとえ格上であってもこの禁手は効力を発揮する。あとは懺悔なのだから相手に罪がないといけないが、これはかなり大雑把な条件だ。私がその種族に不快感を覚えただけで効力を発揮するようになる。しかもその罪が大きい程力も強くなる。そして幼少期から三大勢力、人にまで狙われてる私にはこの条件は緩すぎた。唯一条件を満たしていないのは龍種くらいなものだ。彼らは人とあまり関わらないからオーフィス意外に龍とあったことは無い。神?あれは転生する時から嫌いだから条件に当てはまるよ?しかも、それだけじゃない。幼い頃にネットで見た情報だから本当かは知らないが、羯磨には金運を呼び寄せる事ができるようで、それを信じていて禁手に至ったせいかは知らないがかなり私は運がいい。町を歩けば一千万が落ちていたりしたこともあったぐらいだ。あとは相手の名前が分かれば距離関係なく裁けるようになる。名前を知らない者を裁くには視界に入れていないといけない。しかし、私は人の名前を覚えるのは苦手だ。どうしても有象無象の石を認識することができない。道端に落ちている石を一々覚えようとしないのと一緒だと思う。
「まぁ、どうでもいいよね」
また来たらまた裁くだけだし、有象無象の連中何て私にはどうでもいい。あ、そうだ。今日はオーフィス大好きなカレーにしょう。そう決めて私はバック片手に町へ転移した