ハイスクールD×D 混沌の渡り鴉   作:魔人邸

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うーん、難しいでございます。
文才と想像力をください・・・


近づく体の異変

今日も朝がやってくる・・・

だるい・・・行きたくない学園が・・・

 

なんか変な夢見たな・・・最悪な夢だったぜ

体を起こして、いつもの支度へ

 

「はぁ、めんどくせぇ」と、そんな一言が出るのがもうお約束だ。

洗面台で髪を掻きむしりながら準備

たまに、痒いからと言って股間を掻きむしってることは内緒だ・・・

 

なんか体がだるいな、それはいつものことで。

今日は、なんかそれ以上に、疲れてる感覚が・・・

 

まぁ、学園に行こう、制服に着替え、部屋を出るか。

 

 

「ふぁ~」と、欠伸が出るのもこれまた、お約束

欠伸、ため息、だるいはもう、デフォだね

「はぁ~」と大きなため息、言ったそばから・・・・

まぁ今更、幸運が逃げたところで意味ないしな、もともと不幸だし

言ってて悲しくなってくるぜ…

 

通学路、眩しい光を浴びながら

帰って寝たいの一言しか頭になかった・・・・

いつも以上に、やはり体だるいのである。

 

夜出歩いてるのがそろそろ響いてきてるのかね・・・・

でも夜の徘徊だけは外せないんだよなこれが

いままで、続けてきてたし大丈夫だろう

僕の一つの趣味だからさやめられないさ・・・

 

完全に夜型の人間なっていた。

 

 

でも、最近体力が落ちてきたような気がする。

そう、一気に減った感じだ。

こんなことがあるのだろうか?

 

学園から帰ってきて、家に着いたら

制服のまま朝まで寝ているのだ

夜、外に徘徊しなくなった。そんなことあるのか?

僕の唯一の楽しみが・・・・

 

そう、日を増すごとに体から力が吸い取られている感じだ

僕の身に何が起きているのだろうか?

 

あの夢が関係してるのか?

黒くて何者とも言えない入り混じった物体、頭によぎったあの声・・・

 

でも、所詮は夢は夢、一誠君が刺されてる夢など・・・・

 

 

 

やはり、寝るのが多くなった起きるのも辛く

ちょっと、ふらついたりもするのもしばしば

 

まぁ、それでも学園はいくんだけどね

 

 

自分のクラスに着き、席に座り

来た早々、机に突っ伏す僕

 

隣にはすでに、一誠君とその友達が既になんかやっていた。

 

「一誠君、おはよう」と挨拶

 

「お、霧崎、おっす。どうした元気ねぇな?」

 

まぁ、大丈夫だよと返事だけ返しておいた。

 

そんでもって、友人馬鹿2人

松田と元浜、ハゲとメガネ猿である。

一誠君の悪友だ。

合わせて3馬鹿トリオ(変態達)である。

 

こいつらは朝から何してんだよ・・・・全く

机に卑猥物ばっか置いてあるのだ。

 

女子たちが、「死ね」とか「最低~」とかいう声が聞こえる

まぁそうなるだろうな普通は。

 

松田は、「脳内で犯すぞ!」っていう始末

こいつマジ最低だ・・・・

 

まぁ、僕も興味ない訳じゃないよ?だって男だもん!

見たいよ!仲間に入りたいよ!でも・・・今はそんな気分じゃねぇ

 

そんな中、一人だけテンションが低かった。

一誠君も元気がねぇけどどうしたんだろう…

 

まぁ僕は寝よう・・・って思ったが

 

松田の声だ、「幻想の影響か?有痲ちゃんだっけ」

 

有痲?だれだ?そいつ

ちょっと話を盗み聞きする作戦にでた・・・

 

「マジで覚えてねぇのか?」

 

「だからさぁ、俺らはそんな子紹介されてないって」

 

「そうだ、何度も言うがそんな子を紹介された覚えがない」

 

なんの話だろうか?

まぁ、わからないからいいや・・・

おやすみさん、ぐぅ

 

そのあとも近くの3馬鹿は騒がしいほど盛り上がっていた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

一誠 side

「お前ら、マジで有麻ちゃん紹介したのにおぼえてないのかよ」

 

「知らないったらしらねぇっての、だいたいお前に彼女なんてできたら大騒ぎだ。俺らが裏切り者としてお前を殺してるね」

 

物騒なこと言うなよ…お前らが言うとマジでシャレにならん

 

隣をチラッと見てみると

あれ、霧崎の野郎来た早々居眠りかよ…

ま、こいつとは挨拶するだけだが仲良くやってるつもりだ

知り合い程度だけどよ。

 

でも、一日中寝てるようであれば

帰り際に声だけでもかけてってやるか

 

「よーしお前ら!今日は家に寄っていけ、お宝の鑑賞会と行こうではないか!」

 

しょうがねぇ、俺も、こんな暗くなってちゃダメだな

よし、松田と元浜と一緒に馬鹿騒ぎするか!

 

「よっしゃ!飲み物と菓子買って!一緒に鑑賞会とでも行くか!!」

 

「お、ノリノリじゃないかイッセー、それでこそ我が同士だ!」

 

そんな時、ふと外を見る。教室の窓から見える

通学している真紅の髪をした一人の女性・・・

わが校のアイドル、リアス・グレモリー先輩

この学園3年生だ。

 

「やっぱりいつ見ても綺麗だぁ」呟くと

ウンウンと頷く、元浜と松田

 

俺以外の奴らも釘付けだ・・・・

見ているだけで、俺にとっちゃ高嶺の花

あぁ、あんな美人と付き合いてぇなぁ!

と思った矢先

 

「っ!」

一瞬、視線がこっちに向いたような?

笑ってた気がする。

なんだこの感覚、今ものすごくぞっとしたんだが・・・

気のせいだよな、あの人と接点ないしな。

 

俺が見た夢でも、紅い髪をした女性を見たような・・・・

思い出そうとして、もっかい外を見たが

姿はもうなかった・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

時刻は放課後

 

元浜、松田が「イッセー帰ろうぜ!」と

 

「おう!」

 

と、その前に霧崎は?

まだ寝てやがるこいつ・・・・

俺は、声をかけた。

 

「おい、霧崎、放課後だぞ?起きろよ帰らねぇのか?」

 

寝言でこいつは「お、おー、起きるわー」と言っときながら

ぐぅ、と寝息・・・これはもうだめだなほっとこう。

 

「お、おいイッセーやめとけよ霧崎に関わるの・・・」

 

「そうだぞ吾輩もおすすめはしない」

 

「なんでだ?」疑問におもった。

ちょっと気になったから聞いてみた。

 

「霧崎に何があるんだよ?松田」

 

「こいつに関わってるやつ全員なんかしらの不幸が起こってんだってよ。

俺なんて秘蔵のコレクションが紛失した。」

 

「吾輩なんてメガネが割れたぞ!!!」

 

そういえばあいつが転入してきた頃を思い出した、

 

みんなに質問攻めにあっていたのだ。

これはもう決まった転入生とかのお約束事であって・・・

霧崎が言ってた言葉があったな「僕に関わると不幸になるよ…」

この言葉が引っ掛かったんだよな俺

案の定教室出て行っちまうしな。そりゃあ誰も寄り付かなくなるわな

ま、独りぼっちはかわいそうだし。

知り合い程度だが話はしてる。

いいやつだとは思うんだが・・・・

 

「おっと、そうだ早く俺の家に行こう!時間が無くなっちまう

秘蔵コレクションを見ようぜ!!!」

松田の一言に俺たち二人も「おーーーーー!」の掛け声

学園を出た。

 

一誠side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何時間寝ていたであろう?

周りを見てみる。

誰もいない・・・・・・・暗いな。

ちょいと背伸び、目が覚めた。

 

 

 

 

 

 

 

教室の窓を見たら外は暗かった。夜になっていたのだ。

 

「おい!、マジかよ!、なんで誰も起こさねぇんだよぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

僕は、誰もいない校舎で一人叫んでいた。

 

 

 

「ったく、一誠の野郎・・・起こしてくれたっていいじゃねぇかよ。」

 

あいつだけは友達と思ってたのにな

悲しいぜ。。。

 

いや、まてよ?これも考えられる

起こしたが、俺が起きなかったっていうパターンも

まぁ、ありそうだな

明日辺り聞いてみるか。

 

てか、思い出していると、松田たちが言ってたな

有痲ちゃんだっけか?

誰なんだろうか、一誠君の彼女かな?

でも、あいつに彼女できたら大騒ぎだしな。

 

「あ、そういや、学園休んだ日あいつにメール送ったな

返信来てるはずだが」

 

 

返信フォルダを見てみると、一誠君からやはり来ていた。

内容は「あ、あと聞いてくれ、なんと!俺に彼女ができました!

昨日告白されて付き合うことになったんだ!

お前にも紹介したかったぜ、休みなんじゃあ、仕方ないな!

今度、俺の有痲ちゃん紹介してやるぜ!じゃあな!」

 

「・・・・・・・・・・周りの奴が忘れてて、僕もその夜の記憶がない

なぜだ、だが、なんで僕の携帯だけメールは残ってるんだ?」

 

じゃあ、あの夢は嘘じゃねぇってか!僕が見たのは現実なのか?!

なんで、一誠君は生きてんだよ!死んだんじゃねぇのか!

 

「あ、」僕は思い出した。おぼろげだが赤い髪をした女のことを・・・

あいつは何者だ?

 

夢で見た場所・・・・公園だ、あそこに行けば何かわかるはずだ

 

俺が力を使ったあの場所へ・・・・・・一誠君が天使にやられていた場所へ行けば!

 

そうと決まれば早くいくぜ、その瞬間

「っぐ!」僕の体に激痛が走った。。。

 

んだよ、この感覚はよぉ!

スゲェ痛ぇし、吐き気がする。目が霞む

 

頭に声がよぎる

「目覚めよ・・・・」

 

また、この声かよ!

「今は、お前の声を聞いてる。暇はねぇんだよぉ!

引っ込んでろぉぉぉぉ!!!!」

 

はぁ、はぁ、はぁ、息を上がらせ

ふぅ、呼吸を整える。僕の体は、ひどく汗でびっしょりだ。

 

「いこう、公園へ…」

 

 

僕は急いだ、また嫌な予感がする。




頭では考えがまとまってはいるんですが
難しいですね。

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