ベットにダイブしたシキはなんだかよくわからない夢を見た。
目が覚めると全身汗まみれ、なんだかトンデモ無い夢を見たような気がする。それにしても体が不思議と軽く感じるなぁ~なんでだろう?まぁいいやとりあえずこのままじゃあ気持ち悪いしシャワーでも浴びようかな
シキは着替え持って浴室に向かう
途中シンにあって「体の調子はどうだ?」と聞かれたので「絶好調だよ」と笑顔で答えた。
シンは「おお、そっか」と大変よろこでいたが、シキにはその理由はわからなかった。
「あ、そうそうシキが言っていた金髪の女の子フェイトっだっけ?彼女気が早いんだな。もう家に来ているから速く準備するようにな~」
「え?うそでしょ。もう来ているの?だってまだ10時くらいだよ?」
「フェイトが来たのは午前3時だから・・・7時間くらい経っているよ」
「頭悪すぎだろーーーーーー」
シキはそう叫びつつも浴室にダッシュで駆け込んだ。
一時間後
身支度整えた間薙兄弟と目の下にクマが出来ているフェイトとそんなこと関係ねぇーとばかりに寝ている赤い狼のアルフがついぞ体面を果たした。
「いやー長い時間待ってもらって悪いかったねぇ~。まさか日も上る前に来るなんて思いも寄らなかったから何の御もてなしもできくて申し訳ないね。で、俺らまだ飯食ってないからさ一緒に食べるとしよう」
シンは笑いながらフェイトにそういうと、隣で寝ていたアルフが一瞬で起きた。
そんな様子を見ていたシキは心の中で、人修羅を目の前にしてよく眠れるよなこの狼はつーか、獣の本能どこに行ったし、と思っていたとか
「いえ、私は大丈「ぐぎゅるるるるるる~」・・・・頂きます」
フェイトは涙を溜めて、顔を真っ赤にしていた。
「いや~最近は缶詰ばっかりでロクなもん食べてなかったんだよね。」
アルフは涎を垂らしながらしゃべっていた。
「はっはっは~そうなのか~じゃあ心して食った方がいいぞ。何せうちのシェフは中華料理世界一だからな。そういう訳で斉天大聖満漢全席頼んだぜ。」
「へい、大将わかりやした。ヤローども今日は大将だけじゃなくお客人も見られているんだいつも以上に気合入れやがれ。下手なもん作ったやつには気合の入った八相発破ぶち込んでやるから覚悟しろ」
「「「おおおお」」」
その日台所は戦場と化した
そんな訳で、気合の入った料理長斉天大聖率いる中国の悪魔たちが作った満漢全席はとんでもなくおいしかったとか・・・
ちなみにアリサもお腹が空いたのか匂いに釣られて、だらしない恰好でちゃっかり食べていた。
「ふぅ~食った。食った」
「とてもおいしかったです。」
「たまには中華も悪くないわね」
「ごちそうさまー」
上から順にアルフ、フェイト、アリサ、シンが大変満足していた。
「いや~料理長いい仕事するねぇ~。じゃあまた今度頼むぜ」
「こんなことで良ければ何時でも言ってくだせい。おい、てめーら洗い終わったら撤収するぞ。」
「へい」
こうして、中華の料理人は後片付けに戻って行った。
「じゃあ、腹も膨れた事だしフェイトの実家にあいさつに行くとしようか」
「はい、では転移しますのでこちらへ」
フェイトはそういうとバルデッシュを出してシンとシキとアルフを連れて時の庭園に転移した。
転移した所はまるでラスボスが待ち受けているような城みたいな場所だった。
そんな光景に驚いていたのはシキただ一人で、シンは好奇心がうなぎ上りであった。
フェイトとアルフはそんな二人を家の中に案内していた。
「で、この先にプレシアさんがいるんだっけ?」
シンはわくわくしながら目の前にある大きな扉を見ていた。その様子を見てシキはまったく兄さんは子供なんだからっと小声で呟いた。
「ええ、中で母さんが待っています。」
「よし、じゃあ開けるよ~」
シンはそういって扉を開けると中には妙齢の女性が玉座みたいなものに座っていた。
「あら、フェイトもう帰ってきたの?ジュエルシードは集まったのかしら?」
プレシアはフェイトにそういうがフェイトは若干おびえながら答えた。
「いえ、実は・・まだ一つも集まってません」
「残念ねフェイト。私はどうやらフェイトに罰を与えなければいけないわ」
そういうとプレシアはデバイスを鞭にして、フェイトをバインドで固定しお仕置きをしよう鞭をふるうもフェイトに当たる直前でシンが鞭を掴み取った。
「あら、あなたは誰かしら?これは私たち家族の問題よ。あとフェイト関係ない人まで巻き込むなんてあなたにはがっかりしたわ」
「何ちょいっと聞きたいことがあったのでね。それさえ聞ければ邪魔はしないさ」
「答える義理は無いわね」
「報酬はジュエルシード21個だと言ったら」
「言ってみなさい」
「まずジュエルシードを何に使うかだ」
「それはね私の娘を蘇らせるためよ。」
「ふ~んなんだそんなことか」
「そんなこと!!!あなた私がどれほど娘を蘇らすのに必死になのか知りもしないで簡単に言わないでちょうだい」
シンの言葉を聞き激情するプレシア、しかしシンはそれを受け流ししれっと答えた。
「いや、その程度の事なら別段こんなものが無くてもできるぞ」
「ふふふ、じゃあ証明してもらえるかしら?」
「ああ、いいぜ。じゃあシキ悪いが一度死んでくれ」
シンはそういうとシキの心臓を握り潰した。
その光景を見てしまったフェイトとアルフはあまりの出来事のため失神し、プレシアに至っては顔色が真っ青になって気が動転していた。
「あ、あなたな、何をしているの?」
プレシアは驚愕の表情を浮かべながらシンに問いかけた。
「さっきプレシアさんが言ったことを証明してやろうと思ってね。」
プレシアはその時初めて目の前の青年に恐怖した。
シンと呼ばれた青年は自身の兄弟を何の覚悟もなく無意味に殺した。
しかも、それがプレシアに死者蘇生が出来る事を証明をするためだけに自分の弟を殺した。それがプレシアには恐ろしかった。
「じゃあ、プレシアさんシキが死んでいるかどうか確認してみなよ」
シンはそういうとプレシアにシキの死体を見せつけた。
シキはの死体には心臓があったとされる部分に穴が開いており誰が見ても即死しているのがわかる状態であった。
「もういい、わかったわよ」
プレシアは半ば吐き出すかのように言い捨てた
「よし、じゃあ証明してやるサマリカーム」
シンがそういうとシキは光に包まれた。
光が消えるとシキの胸に開いていた穴が無くなっていた
そして数秒後にはシキは目を覚ました。
「う~ん、蘇ったよ~」
蘇ったシキもシンに殺された事などまったく気にしていなかった。
そしてその結果を見ていたプレシアにも動揺が無くなり、シンを見る目が変わった。
「シンさんお願いしますどうかアリシアを蘇らせてください」
「良いけど?前提条件としては肉体はある?それが無いと無理だからね」
「大丈夫よ、こっちの部屋に保管してあるから」
プレシアはそういうとアリシアが保管されている隠し部屋にシンを案内した。
ちなみにシキは・・・蘇ったわいいがフェイトとアルフが失神していることに気が付いてオロオロしていた。
「これよ」
プレシアはそういうとカプセルに入れられた裸のアリシアをシンに見せた。
「うん、肉体も特に異常はなさそうだし大丈夫だろう。サマリカーム」
「え、ちょ、まだ培養液抜いてないわよーーー」
プレシアが叫ぶのとカプセルに入っているアリシアは光に包まれたのはほぼ同時だった。