ここ、海鳴には世にも奇妙な神社があった。

曰く、住んでいるのは少年ただ一人。

曰く、何の神が奉られているか住民も知らない。

曰く、何時から建てられているかもわからない。

曰く、神社一帯だと作物が育つのが速い

しかも、奇妙な事にこの神社には汚れという物が存在していなかった。

そして、一番の謎はその敷地の広さであった。

一体誰が、何のために作ったのか?

それは神社を作った人物にしかわからなかった。