まさか、不意打ちで殺されるとは思わなかった・・・な
シキはそう思いながら意識を手放した。
気が付くとシキは洞窟の中に居た。
シキが周りを確認するとそこには紫のYシャツに白いスーツを着たチンピラみたいな人とフェイトを幼くした金髪の少女が居た。
あれ、この二人どこかで見たような気がするなぁ~?どこでだっけ?
シキはそう思うも今朝見た夢の事など大抵の人が内容を覚えているわけではなく、結果シキは思い出すことをやめた。
そんなことを考えているとチンピラがシキに気が付いた
「おお~坊主ようやく来たかじゃあアリシア修行は終わりだ。現世に戻るぞ」
「ようやく、ようやく終わるのね。じゃあお兄ちゃんお願いね」
二人はそういうとシキの体に触れる
「え?何の話ですか?というかここはどこであなたは誰でs」
シキがそういう途中シキの体から光が溢れ三人を包み込んで、光が無くなるとそこには誰も居なかった。
そして、気が付くとシキは現世に蘇っていた、アリシアとチンピラとともに・・・しかし二人は魂のみであった。
アリシアは現世に戻れたことに興奮していて、チンピラは周りを見渡していた。
いきなり不意打ちで攻撃してきたシン兄さん一体どこにいるんだ?
そういうと、シキは周囲をチンピラ同様見渡していた、ちなみに頭の中ではシンに復讐することで一杯であったのは完全な余談である。
そして、当の本人はプレシアと話して、一緒に奥に引っ込んでしまった。
しばらくすると、アリシアが光に包まれていなくなり、そのあとすぐにプレシアの悲鳴が響き渡ったあと、ガラスが割れる音がした。
「はっはーなんだか面白そうなことになっているな坊主お前さんはどうする?行くか」
「まったく面白くもなんともないです。それと僕は間薙シキです。」
「これは失敬。今名前を知ったんでな。俺は葛葉キョウジだ。じゃあ行くとするか」
そういうとキョウジは何の気兼ねもなく奥の部屋に向かって行った。
「ま、まってくださいよ~」
それを慌てて追いかけるシキ
二人がプレシアとシンがいる部屋に入ると部屋には血だまりで倒れているプレシアとやっちまったぁって顔をしているシンと自身の肉体を取り戻したことに狂喜乱舞している裸のアリサが居た
「「何がどうしてこうなった?」」
その時奇しくもシキとキョウジの思ったことは一字一句全く同じだった。
「いや~実は培養カプセルの中に入っていたそこの金髪幼女をめんどくさかったからそのまま蘇らせたら、この幼女とんでもねー魔法使いやがってそれをまともに受けたプレシアは血の海に・・・・」
この男悪びれもせずとんでもねぇー事言いやがった。
「いやいや、原因シン兄さんじゃん。何僕関係ないぜみたいに言ってるのさ。はやくプレシアさんを治しなさいよ」
「仕方ないな。ほれ常世の祈り」
シンはめんどくさそうにプレシアにとんでもない魔力を込めて魔法を唱えた。
それは先ほど裸のアリシアが唱えたリムドーラの何百倍の魔力が込められていた。
そんな魔法を瀕死のプレシア(病持ち)に唱えて無事で済むはずが無かった。
プレシアの傷はもとより体中の細胞が活性化し、病もどこかに消えてしまい、さらには過剰に込められた魔力はプレシアの体内を駆け回り、見た目は20代前半ぐらいまでに若返っていた。
シンが魔法を唱え終わるとプレシアは意識を取り戻した。
「うっ!ここはどこ?シン私のアリシアはどこにいるの?」
「そこで裸になっている娘の事か?無事生き返ったぞ。あと体は大丈夫か?」
「そう、それはよ・・・・くないわよ!!!何でアリシアに服を着せないのよ」
「いや、それは母親の仕事であって俺の仕事じゃないし・・・・」
とプレシアとシンが訳の分からない言い争いをしているなか、フェイトが血相を変えて部屋に飛び込んできた。
「か、母さん今管理局にこの場所が捕捉されました速く逃げな・・・い・・とどちら様ですか?」
フェイトは驚いていた。ついさっき見た自身の母親が数分後には20代前半まで若返っており、またその横には自信に瓜二つの裸の金髪幼女が居たことに
「プレシア・テスタロッサです。」
「えーアリシア・テスタロッサです。」
「あ、これはご丁寧に私はフェイト・テスタロッサです。で、こちらは使い魔のアルフです。」
「いや、フェイトみんなわかっているから大丈夫だよ」
アルフの呟きには誰も反応しなかった。
そしてシキはその光景を見て思った。
なるほど、ポンコツは遺伝するのかと
「そんなことよりその管理局だっけ?なんかめんどくさそうだしとっとと逃げるぞシキ」
「え!?あ、うんそうだねじゃあお邪魔しました。「「ちょっとまて」」まだ何か?」
「そこのシンの所為で住む場所が無くなったじゃないどうしてくれるのよ」
「私だってまだ体に慣れていないし面倒くらい見ても罰は当たらないとおもうんだけどなぁ~」
プレシアとアリシアはシンに詰めよっていた。
フェイトとアルフはオロオロしているだけ、その光景を見てキョウジは笑っていた。
「わーったよ。俺も王様と呼ばれている男だ。全員まとめて面倒見てやるぜ」
「それなら良いのよ。じゃあ転移魔法を使うわよ、場所は地球って言ったかしら?」
「ああ、じゃあ頼むぜ」
プレシアは転移魔法を唱え、地球に転移した。