前世の父さん、母さん
ただいま、僕は前世でも体験できなかった高度2000メートルのところから紐無しバンジーで落下しています。
それと言うのもフレスベルクが誤って僕の襟首を離したからです。
あんの糞妖獣め生きて帰ったら、アギダインで燃やし尽くしてやる。
それとシン兄さん。あなたにはメギドラオンでございます。
間薙シキ心の詩より
って
ふざけている場合じゃないんだよ。
今の状況を簡単に説明すると
頭から落下している状態の為風圧がマジヤバス
そして、地上にある倉庫っぽいのに近づいてきている
どうする?
五点倒置で対応→ダメージ5分の一→しかしやったことが無いので失敗したら死に至る。というかそもそも倉庫突き抜ける可能性大→結論却下
倉庫の屋根に当たる瞬間にヒートウェーブで衝撃を緩和する→しかし屋根は壊れる→俺地面にランデブー→おお、私の人生はここで終わりか、また来世で頑張ろう
アカンやんどれもまともな案が出ないやん。シン兄さんのばかぁーーーーーー
って、はわわわ、もう、屋根が400メートルぐらいだぁぁぁ
そう言えば、シン兄さんがザンを唱えて飛んでいたなぁーーーーってそれしかないじゃん。
ええい、こうなれば野となれ山となれだ
「こんなところで死ねるかぁーーーーーーーー」
シキはその時ザンダインを無我夢中で地面に向けて全力で放った。
その結果、屋根は消し飛んだが、シキの落下スピードはかなりゆるくなった。
しかし、それでもまだ危機は脱していなかった。
「掴むところが無いぃぃぃぃぃぃぃ」
このままじゃあ地面にランデブーしてしまう。
そうださっきの案で、ヒートウェーブで何とかするしかない
この間わずか1秒にも満たない刹那の中シキは生き残るための算段を付けた
そして、シキは地面に激突する瞬間に右手に魔力で作った剣を振りかざした。
「うぉぉぉぉぉぉヒーーーーーートウェェェーーーーーブ」
そして、シキのヒートウェーブにより地面には大きなクレーターができ、シキは落下の衝撃を消すことに成功した。
「ふぅぅぅぅ俺生きてるーーーーーーー」
しかし、シキの受難はまだ終わって居なかった。
シキの紐無しバンジーの落下地点があろうことか、バニングスと月村が居る場所だったからである。
「な、なんであんたがここに居るのよ。間薙」
「そ、そうだよ速く逃げないと誘拐犯が戻って・・・・」
「それは残念だったな~月村すずか」
「な、安次郎さん!!!!なんでここに居るの?」
「それはやなぁ忍がどんなにワイがお願いしても自動人形をワイにくれんからや、だからもう我慢できなくて、ここにおる氷室はんにお願いしたんや」
安次郎はそういうと、すずかを粘つくように品定めし始めた。
「そういう訳だ。運が悪かったな。で、小僧貴様は何しに来た?もしや囚われのお姫様でも助けに来たのか?下等生物の分際で」
「すずかどういうことなの?」
「どうもこうもないわ。そこにいるすずかもワイも氷室はんも「やめてーーーーー」吸血鬼やってことや」
「う、うそよ。吸血鬼なんている訳ないじゃない!!!そんなデタラメ誰が信じるのよ」
「えらい強気なお嬢ちゃんやな。でも、すずかの顔みてみぃ良い表情しているでぇ~」
安次郎がそういうとアリサはすぐにすずかを見た。
その時のすずかの表情は絶望して、おびえていた。
「ふぅ~まったくすずかも馬鹿ねぇ~。たとえすずかが吸血鬼だとしても私の親友に変わりないわよ」
「ふぇぇ。アリサちゃん。ありがとう。でも、巻き込んでごめんね」
「で、話は終わりか?俺はこんな劇には興味はないんでね。」
「まーワイも興味は無いんで氷室はんに後は任しますわ」
「そういう訳だ、じゃあ小僧運が悪かったな。恨むならこんなところに来た自分の運命を恨むんだな」
そういうと氷室はシキに一瞬で近づいて、殴りかかる
誰もが間薙シキがこの瞬間肉片に変えられたと思った。
しかし、現実は違った。
人外の身体能力を持つ氷室の拳を有ろうことか指一本でシキは止めていた。
「な、ばかな俺は純潔の吸血鬼だぞ。それをただの人間が・・・ハッ貴様もしや御神の剣士か!?」
「いや、違うけど?」
「では、貴様は何者だ!?ただの下等生物が吸血鬼に敵うはずがない」
「そう言えばまだ名乗って無かったね。僕は”間薙”シキだ。」
「なんやて!?」
「キサマが間薙だと!?」
「ああ、そうだ。だから言ってやる。”夜の一族”程度が粋がるんじゃねーーー」
そういうとシキはおもむろに氷室の額にデコピンをした。
その瞬間氷室はその場から消え去り、音だけがなり響いた。
「あんた何者よ。”間薙”ってどういう意味よ。あんたも吸血鬼なの!?」
バニングスはシキを睨みつける
しかし、それに答えたのはそばにいたすずかであった。
「アリサちゃんは知らないかもしれないけど、この海鳴りではね古くから伝わる。ただ一つのルールがあるのよ。」
「な、何よそれ?」
「それはね・・・・」
「”間薙”には逆らうなと言うことや。」
そこで、話に入ったのは月村安次郎だった。
「ど、どいうことよ。それ」
「どうもこうもないわい!!!!文字道理”間薙”には逆らったらあかんのや。何せ”間薙”は・・・ごふ」
シキはしゃべっている安次郎を軽くビンタした。
「あんまり余計な事を言うんじゃない」
「わっわかった。せやから助けてくれ、ワイはこんなところで死にとうないんじゃ」
「じゃあとっとこ行け。当主には僕から言っておくから」
「へっへっへ。間薙の坊ちゃん見逃してくれてありがとうな。なんかあったらワイも力になるさかい。ほな行かせてもらうで~」
そういうと安次郎は脱兎のごとく逃げ出した。
「ちょ、ちょっと間薙なに逃がしているのよ。あんなゲスなんか百害あって一利無しなんだから速く捕まえなさいよ。」
「そうだよ。」
バニングスとすずかはシキにそういも
「いや、知らないし、それに今回はどちらかというと月村のお家騒動だから俺がどうのこうの首を突っ込むのはおかしいだろ?じゃあな」
シキはそういうとバニングスとすずかを置いて帰った。
「待ちなさいよーーーーーーせめてロープをほどいてからいきなさ―――――い」
「も、漏れるかも」
倉庫では二人の声が良く響いていた。
シキが去ったあと数分後に救助されたので、奇跡的にも月村すずかが漏らさずに済んだとか
家に帰ったシキは
「さっきはよくも紐無しバンジーさせやがったなこの糞妖獣まずはてめーから始末してやるー。人間なめんじゃねーぞ『アギダイン』」
「アオーン。やさしい炎だのう。ほれブフ」
アギダインを不意打ち気味に出したにも関わらずフレスベルクはブフで相殺どころかシキまで飲み込んだ。
そして、シキの居た場所には立派な氷像があったとか
「ア、アオーン。これはちとやりすぎたか、まだまだ修行不足じゃなワシも」
フレスベルクが愚痴を零しているときである。
「あ、フレスベルク今何してるのって、ほんと何しているのよシキ氷っているじゃない。早く助けなさいよ!!!!」
「あ、アオーン。オレサマナニモシラナイ。キコエナイ」
「キコエナイじゃないわよ!!!!このバカチン。鉄拳制裁」
ピクシーは自身の魔力を右拳に込めてフレスベルクの顎に見事なアッパーを決めた。
小さき暴君のアッパーを喰らったフレスベルクはたったの一発で意識を手放してしまった。
「うし、とりあえず馬鹿妖獣はぶっとばしたし速くシキを助けないとでも、私の魔法じゃあ今度はシキの体が持たないし」
一人う~ん、う~んと唸るピクシー
そこに騒ぎを聞きつけた、ケルベロスとサティが現れた
「グルル、アネゴドウシタ?」
「ピクシーさんなんかすごい音が聞こえましたけど何か壊したんですか?それならドワーフを呼びますけど?」
そのとき、ピクシーに天啓が訪れた。
「サティ悪いけどシキが氷漬けになっているから、あんたの体で溶かしてあげて。ケルベロスはそこのフレスベルクを部屋から追い出して」
それを聞いたサティに電流走る
「え?は、裸ですかピクシーさん?私氷が弱点なんですけど・・・・」
「誰が口答えしていいといった!!!!」
「ひぐぅ、うううわかりました。(ま、まだ主様にも見せたことないのにぃぃぃ)」
「わかればよろしい。じゃああと頼んだわよ。」
ピクシーはそういうと小さい羽根を幅かせてどこかに飛んで行った。
ちなみにケルベロスはフレスベルクを部屋から追い出すと自分の住処に戻って行った
そうなると必然的に部屋にはサティと氷漬けのシキの二人だけとなった。
この日サティは一歩大人の階段を踏みしめたとか・・・・・
そして、間薙シンはというと
ただいま、月村家に来ておりまーす。
まー今の状況は
月村の当主である。月村忍ちゃんとその妹のすずかちゃんにその友達のアリサ・バニングスちゃんとあと護衛の高町士郎さんとその息子の恭也君に囲まれています。
俺なにかしたっけ?
士郎さんと特に恭也君から殺気がばしばし飛んでくるんだけど?
「で、えーっと何の話かな忍ちゃん」
俺が親しげに忍ちゃんの名前を呼ぶと恭也君の殺気がグレートアップしましたよ。
「今日は妹のすずかを助けて頂きまして誠にありがとうございます。」
「え、ああ。そんなことか俺は何もしていないよ。やったのはシキだしっていうか誰も助けてなんていないよ。結果いい方向に転がっただけなんだからね」
「それでもです。現実すずかは無事に戻ってきましたしね」
「ま、忍ちゃんがそこまでいうなら礼を受け取るのもやぶさかでも無いよ。」
「ありがとうございます」
「いえいえ、どういたしましてで、あとは何かあるのかい?無きゃ帰るけど?」
「私からは無いです。」
「そっかじゃあ帰ると「待ってください」うん?何か用かい?バニングスちゃん」
アリサ・バニングスは何かを決意したようにシンに問いかけた
「吸血鬼ですら恐れるあなたたちは何者ですか?シンさんの弟のシキだって氷室っていう吸血鬼をあっさり倒して見せたしまるで・・・」
「化物のだと・・・」
「はい」
シンの問いにアリサ・バニングスは神妙にうなづいた。
「まー、答えを教えても全然良いんだけど「なら」でもさあ?それを聞いたところで君はどうするつもりなんだい?というかそもそも信じられるのかい?」
「吸血鬼だっているんだから、化物ぐらい信じられるわよ」
そこには何故かドヤ顔をしたアリサが居たが、シンはあえて突っ込まなかった。
「(まー、そりゃあ吸血鬼が居るんだから化物ぐらい居てもおかしくはないと思えるけど・・・残念!!!だからと言って俺が本当の事を言うとは限らないぜ!!!)じゃあ言うけど・・・俺たちはただの人間だぜ」
シンがそういうとその場にいた人間はみんなぎょっとした顔をしていた。
「おいおい、どうしたよ?そんな驚いた顔して」
「ふざけないでください。ただの人間が手から突風を出したりできるハズが無いじゃないですか!!!」
「(むむむ、シキの奴思いっきり見られているじゃないかってそういえば落ちたとこに居たんだっけ?そりゃアウトだわな。しかし、まだ甘いな)出来るさ。まーやり方は教えないけどね。じゃあこの話は終わり後は何かある?無きゃ帰るよ」
シンはアリサの話を途中で終わらして、帰る姿勢を見せるが
「まだだ、今から俺と闘ってもらうぞ」
そこに待ったを掛けるものが居た。
いろいろな二次小説で残念な扱いを受けている
シスコンの名をほしいままにした。原作最強の一角
高町恭也が待ったを掛けた
「なんで?」
「俺は剣士だからな。話すよりこっちの方が性に合っているからな」
「お前の事なんか聞いてないよ。なんで俺が弱者と闘わないといけないんだよ。」
「よし、表へ出ろ。後悔させてやる」
こうして、人修羅は訳の分からない内にKYOUYAと闘うことになったとか
「わけがわからないよ」
他の二次小説ではブチのめされている。安次郎と氷室さん
当小説では安次朗→ビンタ→歯が抜けた
氷室→デコピン→全身複雑骨折+頭部に尋常じゃないダメージ
ちなみにシキ君が自身の力に驚いていました。
死に戻りでパワーアップ。まるでサイヤ人だな