なんやこの赤いスーツの白髪のおっさんはわたしの八神レボリューションカスタム(車いす)に勝負を挑むなんてええ度胸やないか!!!
「それでは、僕のデビルバスター(車いす)も興奮しているし勝負をしようか?」
「ええで~、ほんならこの神社を先に三週した方が勝ちでええな?」
「ああ、それで構わないよ」
「じゃあ開始の合図はうちがするで~。位置に着いてよ~い、どん」
そういうとうち達は風になった。
「なかなかやるやないか~おじさん。まさか八神レボリューションカスタムと同レベルの車いすがあるとは思いもせんかった」
「ははっ僕もだよ。このデビルバスターに着いてこれるなんて夢にも思わなかったよ。お嬢ちゃん」
「そう言えば自己紹介がまだやったな。わたしの名前は八神はやてや平仮名三つではやて」
「これはご丁寧に僕は・・・まぁスティーブンとでも呼んでくれ」
「なんやスティーブンって?おじさんどっからどう見ても日本人やないか?偽名はいかんよ」
「まあ、僕にとって名前はそんなに特別な物じゃないのさ。」
「せやかて、偽名はあかんやろ?そうだわたしが名前を付けたる。名無しのゴンベイってのはどうや?イカしてるやろ」
「うーん。八神君にそういったセンスが無い事は良くわかったよ。とりあえず僕の事はスティーブンって呼んでくれ」
「ほなら、わたしの事も八神君やなくはやてって呼んでな」
「わかったよ。はやて君・・・じゃあもう一周していかないか?」
「せやな、じゃあ、位置に着いてよーい、どん」
こうしてうちは再度風になった。
「いや~はやて君は速いねぇ~」
「ははっわたしをここまで追い込んだのはスティーブンが初めてや」
「じゃあはやて君にはプレゼントをあげよう。」
「なんや?プレゼントって?てか今日知り合ったばかりなのにそんなんもらえんよ」
「何大したものじゃないさ。」
スティーブンはそういうとポケットからUSBメモリーを取り出してはやてに渡した。
「なんや?USBメモリー?パソコンはあんまり得意やあらへんのやけど?」
「はやて君が困ったときにそれは必ず君の助けになるはずだ。」
「わたしが困る?今うちは家族が増えて幸せの絶頂やねん。」
「ははっそうなのかい?それはおめでとう。」
「おおきにおっとそろそろ暗くなってもうたし家族が待っているからわたしは帰るで~」
「ああ、じゃあねはやて君」
そういって八神はやては自宅に帰った。
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「これでよかったのかい?スティーブンいや、中島朱美」
「ああ、僕に出来ることはこれぐらいしかないさ。転生した彼女には幸せになってもらいたいからね。それに過去を背負うのは僕だけで良い」
「そうか・・・で、どうする今君が望むならこの場で決着をつけても構わないが?」
「いや、今の君からは邪気は感じられないし弓子もそんなことは望んでいないだろう。それに君の主の相手は骨が折れるしね」
「そうか、では我々の因縁もこれにて終わりか・・・意外とあっけないものだな。」
「ああ、そうだなルシファー。お前はこのあとどうするんだ?」
「知れた事よ。我が主の御心のままにだ。」
「そうか、ああ、一つだけ言い忘れていた。俺もしばらくはこの土地に住むことに決めたから」
「ああ、俺は歓迎するぜ。イザナギ」
そういうとどこからともなく現れたシンとシキ
「王よよろしいのですか?」
「ああ、構うことは無いだろう。それにしても金剛神界に居るイザナギとは違うんだな。」
「それはそうだ。俺はイザナギの転生体であって、イザナギではないんだからな」
「なるほどね。まあいい、俺たちは君を歓迎するよ。イザ「中島って呼べ」中島」
そういうとシンは中島に手を差し出した。
「それでは遠慮なく」
中島もシンの手を取り握手をした。
この日一つの永き因縁が終わった。
ちなみに、中島が神社に来たことにより、その日国律神・天律神といった日本の神々は大層喜び、みんな思い思いに歌って踊って飲んで騒いでいた。
ちなみにアリサとプレシアは神性に当てられて酔っていた。