管理局員になって早10年
同い年のなのは、フェイト、はやて、天童がえらい出世街道まっしぐらにしている中間薙シキは・・・
「ねぇ~シキお小遣い欲しいんだけど?」
「いや、姉さんあんたいい年なんだからそろそろ働けよ」
「何言ってんの?私魔力無いのよ。パンピーよ」
「俺の仲間と1対4のバトルで互角の段階でもはや人間じゃぷげら」
シキの物言いにアリサは思わず手を出してしまったが、些細な事である
「次ふざけたこと言ったらシキの額に鉛玉ぶち込むわよ」
アリサはそれだけ言うとメギドファイヤをシキの額にごりっと押し付けた
「イエスマム」
「まーそれは良いとしてなんかいいお小遣い稼ぎは無いの?」
「あ~そういえばはやてが部隊作りたくて人員募集していたぞ。」
「ふ~んとりあえずメンツは?」
「え~と確かなのはとはやてとフェイトと天童とヴォルケンリッターとかだった気がする」
「え?なにそれ過剰戦力にも程があるじゃない!!!!」
「まーそうだね~俺には関係ないけどで、どうする行くの?行かないの?」
「そうね~ま、良いわ。バイトって事で言ってくるわ」
「ば・バイト!?まぁ家でゴロゴロされるよりかはましかな?」
「じゃあこれから行ってくるわ」
「気を付けてね!!!ってこうしちゃいられない速くはやてに連絡しなきゃ」
アリサはそれだけ言おうと管理局に歩いて行った。
そして、はやてにあわてて連絡するシキ
「もしもし超絶美少女はやてちゃんやで~シキ君どうないしたんか?」
「よっす久しぶり今大丈夫?」
まさかのワンコールで出るとは思わなかったシキだが、動揺せずに話続けることが出来たのは日頃の経験の賜物であった。
「大丈夫やで、まさかこれからデートのお誘い?」
「それはまた今度で、そんなコトよりはやてに頼みがあるんだ。」
「頼み?なんや言ってみ」
「いや、実はなんだけど姉さんがようやく働こうとしていたから、はやての部隊にバイトとして入れてくんないか?」
「え?アリサさん?それはかまへんけど、アリサさんって魔法使えるん?」
「魔法は使えないけど戦闘能力は俺とほぼどっこい位かな、あと事務作業もそこら辺の奴より出来るからその辺も大丈夫だと思うよ。うん」
「ほなかじゃあ大丈夫やろ」
「ただ一つ問題が有るとすれば武器が質量兵器だってことぐらいだけど、そこら辺は任せた」
「ちょ、シキ君そこ一番___ツーツーツーアカン切りやがったあんにゃろ」
シキははやてに言うだけ言って丸投げジャーマンを決めた。
「いやーこれで俺もようやく家でくつろげるぜ」
シキはそういうと一人ソファーに体を預けてくつろぎモードに移行する。
そんなシキをあざ笑うかのように家のチャイムが鳴り響く
折角くつろげたのに誰だよと思いながらも玄関を開けるとそこには今しがた家を出たアリサがそこに居た。
「シキ悪いけど管理局まで送ってくれない?場所が分からないわ」
このお転婆娘はとシキは内心思わずにはいられなかった。
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一般的に飛行魔法や転送魔法を使い通勤するのは禁止されていて、移動手段は車であるのは地球と変わらない。
しかし、それが間薙家の者に当てはまるかというと違う
「そういう訳でシキフェンリル出しなさい」
姉の発言に弟が逆らえるはずもなく無くなくフェンリルを召還する
「あ~あ俺こんなんでも一応管理局員なんだけどなぁ~」
「アオーン。マスター気にするな。俺は気にしないから」
ぶつくさいうシキを慰めるフェンリル
「そうか、そういってくれると助かる。じゃあ悪いけどお前の背を借りるぜ。」
「全くシキには勿体ない仲魔ね。ねぇフェンリルこの際私に乗り換えない?」
「ちょっと俺の仲魔を取らないでよ」
「クゥーン俺マスター裏切らない」
「おお~うれしいこと言ってくれるじゃないの、じゃあ今度のエサは上等なのを用意してやる」
「アオーンマスターふっとぱらだな。」
「あなたたち下らないことばっか言ってないで速く行くわよ」
「わかったよ。」
アリサの一括でシキはフェンリルに飛び乗り、アリサはシキの後ろに乗った。
「じゃあフェンリル出発」
ちなみに管理局に着くまでの間に進行上でその日に限って何故か軽犯罪が多数してしまった。
当然管理局員であるシキはめんどくさいと思いつつも犯罪者を全員シバブーで拘束して捕まえていた。
そのとき問題だったのが姉のアリサである
彼女は犯罪者を見つけるとメギドファイヤで手足を一瞬で打ち抜いていたのだから、それには後から来た管理局員がイチャモンを付けて来たが、シキの顔を見ると血相を変えて逃げるように去って行った。
そんなこんなではやてが待つ部隊舎になんとか到着したシキとアリサ
「到着したよ~。」
「ま~なかなか快適とまでは行かないまでも退屈しのぎにはなったわね。」
シキは精神的にグッタリ。アリサは何故か生き生きとし始めていた。
ニートの分際でナマイキなと内心思っていたがもちろん顔に出さずにアリサを降ろして、フェンリルを帰還させて玄関まで行くとそこには目を爛々と輝かすシグナムと頭を抱えているはやてが居た。
「シキ悪いシグナムにバレテモうた。」
「というかなんで俺が来ることが分かったの?」
「それはシグナムがサーチャーを飛ばしていたからや」
はやての発言に顔を引きつらせるシキ
「久しぶりだなシキ。最近は全く私に構ってくれないから(戦闘意欲が)溜まりにたまっているのだ。さあ、訓練場に行くぞ。大丈夫だ私も強くなった今日こそはお前に本気出させてやる」
「いや、本気も何も今日はもう用事が済んだから帰って寝るの。だから襟を捕まんでくれぇぇぇ」
シキはドナドナよろしくシグナムに襟を掴まれ訓練場に引きづられていった。
(あ~あそうだよはやてのところに行けばバトルジャンキーに出会うのは当たり前じゃん。ほんと十年前の自分を殴ってやりたい)
その光景を見てはやては申し訳なさそうにしており、アリサはクスクス笑っていた
「さて、こんなところに居てもしゃーないし、訓練所まで行きますか」
「ええ、そうねそうさせてもらうわ。ところではやて私は何をすればいいのかしら?」
「そうやね。とりあえずなのはちゃんと模擬戦行ってみようか?」
「ふーん、管理局の白い魔王様とねぇー。まぁいいわお姉さんの実力を見せてあげるわ」
アリサがそういうとはやてはあかん人選ミスったかもなのはちゃん申し訳ないと心の中で謝罪した。
それとは逆にアリサはまるでピクニックに行くような足取りで訓練所まで歩いていた。