リリカルマニアックス   作:だめねこ

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第25話

管理局のエース・オブ・エースをいともたやすく倒した間薙アリサ。

 

それを見て驚愕の表情を浮かべる新人達と苦笑いするシキ

 

「あ~あ、本当にこの世は不平等だよ。俺は兄さん(悪魔)に地獄に叩き落とされながらも死にもの狂いで鍛えたのになぁ~」

 

シキの物言いにぎょっとする新人達

 

「ね、ねぇティア。今シキさんが言った事どういうことだと思う?」

 

「つまり凡人でも鍛えればあそこまで強くなれるってことよね?なら私にだってチャンスはあるはず・・・(いずれこのままじゃあ私はみんなの足で纏いになる。なら今からでも遅くは無いわよね)」

 

そこでティアナはシキに向かい合うと突然頭を下げた。

 

「シキさん不躾で申し訳ございませんが私を鍛えてください」

 

「良いよ」

 

「そうですよね~って、ええ!?良いんですか?」

 

「良いよ、どうせ暇だし・・・(やったねこれでしばらく仕事サボれる)」

 

「あら、面白いことになっているわね。私も混ぜてくれないかしら?」

 

どこからか沸いてきたアリサだったが、その肩にぐわしと掴む手があった。

 

「ちょいまたんかい、アリサさんにはこれから書類仕事やってもらうんやバイトと言えど給料払うんんやからちゃきちゃき働いてもらうで、じゃあシキ君ティアナの事は任せるで」

 

「しくしく・・・お姉ちゃん働きたくないのに・・・・」

 

そういうとはやては姉さんを引きずり消えて行った。

 

なのは?隅っこで体育座りしながらのの字書いてるよ。どうやら姉さんに負けたのがショックだった様だ。それを必死に慰めているフェイトが居た。

 

 

 

 

「じゃあ、疲れているところ悪いけど早速始めるよ。まーその前に<常世の祈り>っと」

 

シキがそういうとティアが緑の光に包まれた。

 

「え?なにこれ?体の疲れや、傷が治って行く?」

 

光が消えるとそこには疲労・傷が無い状態のティアナが居た。

 

「良し、じゃあ準備もできた事だしこれから俺がすること真似してね」

 

そういうとシキは懐からにゅーなんぶと書かれた銃と卵を取り出し、卵を上に投げた。

 

そして落下する卵を銃身部分で受け止める。

 

本来であれば卵の殻が割れて中身が出てくるはずだが、シキはうまく衝撃を逃がしていたので割れることは無く、また卵は銃身部分で立っていた。

 

それを何十回もティアナの前で繰り返し見せた。

 

「ほいほいっとま、こんな感じでやってみてよ。これが出来るように成ればこんなこともできるぜ。」

 

そういうとシキは未だにのの字を書いてるなのはを撃った。

 

のの字を書いてるなのはの背中に2度衝撃が走る。

 

「え?何?今何があったの?」

 

バリアジャケットを展開しているため痛みは無いがそれでも驚きは隠せない。そして後ろを振り向くとそこには銃を構えているシキと目が点になっているティアナが居た。

 

ティアナが驚くのも無理はない。

 

バリアジャケットを展開しているとは言えいきなり銃を・・・エアガンを撃つとは思わなかったのである。

 

しかも、撃たれた場所に色が付く特殊な物

 

「とまあこんな感じだ。高町悪いなそのままの状態でこっちに来てくれ」

 

シキがそういうと青筋を浮かべながらも歩み寄るなのは

 

「一応確認だけど背中に衝撃が二回来なかったか?しかも同じ場所に」

 

「うん、来たよというかなんで私を撃ったのかなシキ君?」

 

「とまあ、こんな感じだ。という訳でティアナこれから毎日練習だ。猶予は二日あれば十分だな。」

 

「ええ?二日ですか。無理に決まっているじゃないですか!!!」

 

「そんなことはねーよ。こんなんけん玉と同じだコツさえつかめば。その辺の5歳児でも出来るぜ。じゃあ俺は帰る。」

 

シキはそれだけ言うと一瞬で消えて行った。

 

「うう~逃げられたの~~」

 

そこには地団駄を本気でやって居る高町なのは19歳と目標が出来て燃え上がるティアナ・ランスターが居た。

 

 

 

シキが家に帰っている最中

 

「はぁ~姉さんも働くようになったし、ようやく楽が出来ると思ったのに・・・俺に何か用か?」

 

シキがそう言って振り返るとそこには誰も居なかった。

 

「隠れているつもりなら無駄だ。俺にそんなものは通用しないぜ。」

 

シキはそういうとおもむろに手をかざし

 

「三秒以内に出なければ・・・あたり一面焼け野原にするぞ。3・・・2・・・1・・・「分かったわ。今出るわよ~」ちぃ」

 

声の主がそういうと姿を現した。

 

その人物は大きな丸メガネ掛けて、ピッチピチのボディースーツを着た女性だった。

 

「始めましてになるのかしら?私はクアットロ。あなたが間薙シキですね?」

 

「これはこれはご丁寧にストーカーさん。俺に何か用ですかね?これから俺は家に帰って寝る所なんでね。要件は手短にお願いしますよ。」

 

「うふふ~、人間の分際で生意気ですね。あなたが持っている悪魔召喚プログラム私にくれないかしら?もちろんあなたのペットもね。これからの計画に必要なのよね~もちろんただとは言わないわ。この娘と交換よ。」

 

そういうとクアットロは月村すずかを出した。

 

「間薙君ごめんなさい。」

 

すずかはそういうと目からぽろぽろと涙を零しながらシキに謝る。

 

「うふふ~という訳でこの取引に応じなかったらこの娘はどうなるかな~。あ、そうそう言い忘れていたけど今AMFこの辺一体に出しているから念話なんて通じないから助けは呼べないわよ(ま、応じたところで結局この娘は研究所に連れて行くけどね。)」

 

クアットロはこの時、間薙シキを舐めていた。

 

いや、油断していたともいえる

 

大抵の管理局員もとい、一般的な人であるならばこの取引はこの時点でクアットロの勝ちであった。

 

何せ人質を取っていて、確実に逃げれる手段があったのだから・・・

 

だか、相手が悪かった。

 

「そうかい?ならシバブー」

 

シキはそういうとクアットロに拘束魔法を掛けた

 

「な、バインド?いや、違うバインドじゃないだと!?魔法だったらAMFを最高出力で出しているんだ使える訳が・・・え!?ひぃぃぃ」

 

突然の事に困惑しているクアットロに近寄るシキ

 

クアットロが気が付いた時にはすでに遅かった。

 

目の前の人物は尋常じゃない殺気をクアットロにぶつけて、口を孤の様に吊り上げて笑っていたのだから

 

「さて、形勢逆転だな。で、なんだっけ?ああ、そうそう俺のペットがどうだか言ってたよな?お前運がいいぜ。何せ今回は出血大サービスだ。シトリー、シュテンドウジ、フェンリル、タマモを見せてやるよ。何遠慮することは無い。殺しはしないんだから安いもんだろ?泣け、喚け、叫べ、今宵この場に神は居ない」

 

「いや、こ、来ないでぇぇぇぇ」

 

シキがそういうとシトリー、シュテンドウジ、フェンリル、タマモが動けないクアットロに一斉に飛びかかった。

 

シュテンドウジがクアットロの両手を引きちぎり、フェンリルが両足を噛み千切る、奪われた四肢をシトリーがわざわざクアットロの目の前に持ってきて燃やし尽くす。

 

「痛いぃいぃぃぃぃ、わ、私の手が、あ、あ、足がぁぁぁぁぁぁ」

 

無くなった部分からは機械部分が見えており、そこからは血液らしきものも流れていた。

 

「そうかい?痛いのかいだったら治してやろう。ディアラハン」

 

タマモが残虐な笑みを浮かべながらクアットロに回復魔法を掛けると燃えて灰と化した自身の四肢が元通りに治った。

 

その光景に安堵したクアットロだが、宴は未だ終わらない。

 

治った四肢は即座にシュテンドウジに砕かれ、シトリーに繋がった状態で燃やされ、フェンリルに喰われたりしていた。そして、クアットロが意識を失う度にタマモが回復魔法を掛ける。まさしく悪夢の拷問地獄

 

しかし、それもシキが飽きた事によりようやくクアットロは地獄から解放された。

 

「じゃあ、今回はこれぐらいで勘弁してやる。おい、地面にいる奴目障りだ。こいつ連れて帰れ。あ、そうそう言い忘れてたが2度目は無いからな」

 

シキはそれだけ言うと帰って行った。

 

後に残るのは地面に倒れて、目の焦点が合ってないクアットロと恐怖の為震える体を抱きしめている人物が居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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