クアットロに拷問かました間薙シキはすずかを連れて家に帰るとそこには半裸の入れ墨の男・・・もとい兄である間薙シンが居た。
「えっともしかしてシン兄さん?といか今までどこに居たの?」
「こちらがシキ君のお兄さん?」
シキの疑問ももっともである。何せ10年もの間行方をくらましていた兄が何故か自分の家にいたのだから
「ああ、もしかしなくてもお前の兄の間薙シンだ。こことは違う文明の進んだ地球に行ってメムアレフっていう涅槃のポーズとっている悪魔と殺し合いとか、なんだかよくわからない塔を登ったり色々あったけど?で、こっちのお嬢さんはお前の嫁か?まったく良い子を見つけたじゃん。キョウジの奴もアリシアだっけ?アレと付き合っているし・・・なんだ最近の若い奴らは進んでいるなぁ~俺がその位の時は・・・って俺の話は良いんだよ。ところで家の長女はどうしているんだ?」
「姉さんは今バイト始めてるよ。あと嫁じゃないから、こちらは海鳴りに居た夜の一族の月村すずかだよ。覚えてる兄さん?」
「うん?月村?あー吸血鬼の月村かぁ~そっかそっか。つーかこの娘お前に気があるじゃん。結婚ししちゃえば良いじゃん?」
「兄さんは余計な事言わないのほらすずかも自己紹介して」
「あ、はい私は月村すずかです。」
「あ~よろしく、それでは改めて間薙シキの兄の間薙シンだ。俺のことは義兄ちゃんと呼ぶように」
「はい、義兄さんよろしくお願いします。」
兄さんはすごいノリノリですずかはとびっきりの笑顔どうやらここでは僕はアウェーみたいだ。
僕の家なのに・・・・・
「ところでシキは今何の仕事している訳?」
「僕は管理局で働いているよ。」
「そうなのか?じゃあ俺も弟が日頃お世話になっているだろうから挨拶しなきゃな」
「え?兄さんまさか管理局に来る気?」
「まーな、とりあえずリンディさんには世話になったから挨拶ぐらいはしておかないとな」
「そうなんだ。とりあえず今日はどうする家に泊まる?」
「うん?俺は構わないけどすずかちゃんは良いのかい?」
「はい!!大丈夫です。それにシキ君の昔の事聞きたいですし」
この日間薙家の主が帰ってきた。
そんな彼らを監視している者が居た
―とあるアジトにて―
「はっはっはっはアレが世界を創った神だ。ウーノ君にはどう見える?」
「間薙シンですか・・・見た感じですとどこにでもいそうな青年ですね。これならまだ悪魔を従える間薙シキの方が厄介ではないですか博士?何せ人質を取っていたクアットロを廃人一歩手前までおいつめたのですから・・・それにもう一人厄介な人物もいます。」
ウーノと呼ばれた女性はシンを見た目でそう判断した。
「もう一人って天童和樹の事かい?だったらなんの問題もないな、彼は確かに常軌を逸した強さが有るがそれだけだ。こっちが罠を仕掛ければ簡単に引っかかる。断言しよう今回間薙シキに仕掛けたあの状況を天童一樹では絶対に覆せない。」
それだけ言うと博士と呼ばれた男は恍惚な笑みを浮かべながら、モニターに映っている間薙シンを見ている。
しかし、ウーノもそれだけでは納得が行かず、食い下がる
「なぜですか?天童一樹と言えば今や、管理局最強と謳われているではないですか?それに彼が動けば間違いなく高町なのは着いてきますよ。それこそ厄介じゃ無いですか?」
「そう言えばウーノにこの映像は見せてなかったな」
そういうと博士はあるデータをウーノに見せた。
その映像は10年前とある少年がとある7人と戦い引き分けに持ちこんでいた。
「ま、まさかこれは間薙シキですか?というと相手は天童一樹に高町なのはとユーノ・スクライアとヴォルケンリッター全員!?」
「ウーノその映像は10年まえの闇の書事件の物だ。」
「つまり当時9歳の少年に歴戦の猛者であるヴォルケンリッターは負けていたと・・・しかし、この映像の最後の方では彼は魔力を蒐集されていますが?」
「ああ、確かに蒐集されているが、彼にとっては意味が無いのだよ。」
「どういうことですか?」
「言葉通りだ。彼は魔力が無くても強いそれだけだ。現に彼は魔力が無い状態でも、いや、魔力が無い状態の方が強い。」
「そ、そんなばかなことが・・・・」
「そんな彼を鍛え上げたのが間薙シンだ。修行風景等どれをとっても常軌を逸していて、実に興味深いものだった。だから彼のことを調べ始めた。彼に関しては第97管理外世界で見つけたこのミロク経典に由れば彼は人修羅と呼ばれる悪魔であり、コトワリを解く者の最後の試練と書かれていたが詳しいことは全く解らなかった。全く実に愉快な話である。」
そういうと男は流している映像を一旦切った。
「まぁいい、ところで例の素体の遺伝子は手に入れることは出来たかいウーノ?」
「はい、こちらに」
ウーノはそういうと博士に血液と髪の毛を見せた。
「ふむ、まぁ良いだろう。これで
「はい、スポンサーも納得していただけるかと」
そこには銀髪の少年と金髪の少女が培養液に入っていた。
「さて、この私ジェイル・スカリエッティの作品が人修羅に通用するか試してみようじゃないか。クックっク、アーっハッハッハ」
ジェイル・スカリエッティはそういうと笑い出した。
しかし、ウーノは何か嫌な予感めいたものを感じていた。
その時であるふとモニターを見ると彼と目が合っていた。
驚くウーノをよそにジェイルは面白そうに笑うばかりでそのことに気付いていなかった。
再度画面を見るとすでに彼は違うところを見ていたのでその時はただの偶然だとウーノは思った。
しかし、この時ウーノがもっと注意深く見ていれば気づけたかもしれない。
彼が見ていた方向は