リリカルマニアックス   作:だめねこ

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第28話

「あれ、ここはどこだ?確か地母の晩餐をくらって確か死んだ気がするけど・・・黄泉平坂じゃないな」

 

辺りを見渡すと見覚えがある洞窟では無く、白い壁と真っ直ぐ伸びた一本道があった。

 

「なんだか良くわからないけど冥界の一種なのかな?まぁ、いいやこんなところに居ても仕方ないし進むとするか」

 

シキはそれだけ言うと一本道を歩き始めた。

 

歩き始めてどれくらい経ったのだろうか1時間以上は歩いたような気がするし、かと思えば5分ぐらいしか経っていないのかもしれない。

 

そんな時であるシキの正面に顔の付いた壁が突如現れた。

 

「ここを通らんとする者よ。自身の名を言え」

 

その時シキは驚いていた。

 

まさか自身がザ・ヒーローと同じ事を体験するとは思わなかったからだ。

 

「お、おれの名前は間薙シキだ。」

 

動揺しながらもシキは自身の名前を告げた。

 

「ふむ、間薙シキと申すか・・・ならば貴様が本物であればいずれ選択を迫られるだろう。秩序と自由、破壊と再生、LOWとCHAOSどちらの陣営を選ぶか?はたまた第三の道を歩むか?神殺しの名を持つ貴様がどこに行き何を為すのか我はここから見ているとしよう。」

 

それだけ言うと顔の付いた壁は霧のように消えて行った。

 

「なんだあの顔は、上から目線で気に入らないな、それにしても神殺しの名って事はやっぱり俺もいずれは使えるのかな?いや、使うんだ。そして半裸のドチンピラに叩き込んでやる」

 

そんなことを考えているシキはどんどん進んでいくと自身の視界が揺れ始め、次第に強烈な眠気がやってきた。

 

気が付くとシキはベットに寝かされていた。

 

左を向くとすずかがベットに入って寝ていた。

 

右を向くと悪魔がニヤニヤしながらカメラを回していた。

 

「ようやく起きたか寝坊助坊主。それにしてもまさか3か月間寝ているとは思わなかったぜ。ちょっとばかし弛んでいるんじゃないのか?」

 

「何言ってるの!?究極のマガタマ装備して、本気で殺しに来た大人げない兄さんには言われたくないね。っていうか3か月間寝てたの!?うっわー信じられないね」

 

「その間、お前の弟子のティアナ・ランスターだっけ?暇だったから鍛えてやったよ。ツンデレだから発気を扱う才能はお前より上だぜ。うかうかしているとあと1週間ぐらいで抜かれるぜ?これは冗談じゃなくマジでな」

 

「ツンデレ?ああ、感情表現豊かって事ね。どうせ俺なんか根暗君だもん。何故か恋人はいるけど友達が居ないという訳のわからない状況に陥ってるし・・・あ~あ、空から星でも落ちてこないかな~」

 

そういいながらシキは不意に窓を見た。

 

遠くの空には黒い何かが蠢いていた。

 

「よかったじゃんシキ。それらしき物が叶ってくぅ~憎いねぇ色男」

 

「今の僕の心境は口は災いの元だって事ぐらいだよ。」

 

シキはそれだけ言うとなんだか申し訳ない気分になった。

 

そんな時である部屋にシャマルがやって来た。

 

「シンさんそろそろ交代です。後は私がってシキさん目覚めたんですか!?」

 

「ああ、うん、目覚めたよ。で今どんな感じなのさシャマルさん」

 

「う~ん詳しい話は指令室ではやてちゃん達が今話してるけど?」

 

「そっか、じゃあ俺も行くとするかな」

 

そういうとシキは軽い調子でベットから降りた

 

「何言っているんですか今の今まで寝ていたんですからそんな窮に動けるはずないで・・すよ」

 

シャマルの言うことは正論であったが目の前にいた人物にはそれは当てはまらなかった。

 

「まー言いたいことは解るけどそんな程度で衰えるほど軟な鍛え方はしてませんからね」

 

シンはその様子を笑いながら見ていた。

 

「さて、じゃあはやての居る指令室に行くとしよう」

 

そういうとシキは部屋を出て行った。

 

 

 

 

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機動六課指令室

 

「高性能のガジェット空戦型が数十機・現場にレリックの反応は無し・・・どう見る?ってもうめんどくさぁなって来たからルイさんパーってやってパーって戻ってきて、ついでにジェイル・スカリエッティがいたら捕まえてきてな。私はもう帰ってアインスのおっぱいをもふもふするんや」

 

「はやてちゃんそれはいくらなんでも・・・・・」

 

「そ、そうだよはやて全部ルイさんに丸投げはいけないと思うよ」

 

「フェイトちゃん、なのはちゃんそんなん言ったって使える戦力は使うべきだと私は思うで、しかもタダやでタ・ダ大事な事なので二回言ったでそういう訳でルイさんお願いします。あとこれは私情なんですけどシキ君のブロマイドもお願いや」

 

「まぁ私は構いませんよ。それも我が主からの命令ですしね。それではさっそく「ちょっとまったぁ」おや、シキではないですか?」

 

そこにはさきほど目覚めたシキが居た。

 

「おい、はやてガジェットの話だが俺が行く。それとルイ、兄さんがコーラ飲みたいって言ってたぞ。」

 

「わかりました。それでは私はこれから主のためにコーラを探さなければいけなくなりましたので失礼します。」

 

ルイはそれだけ言うと姿を消した。

 

「あ、シキ君それは全くかまへんけど・・・仕事溜まってんねんからはやく戻ってきてな」

 

シキはそれだけ聞くとニヤリと笑いながら指令室を出て屋上に向かって行った。

 

 

屋上からはガジョットが肉眼で見える程近づいているのがわかった

 

「はは、これが囮にしろ本命にしろ俺には関係ねぇー立ちふさがる者はすべて吹き飛ばす。消えろガラクタ共メギドラオン」

 

シキが手をかざすとガジェットの群れの中心に紫色の巨大な球体が現れ、それは球体内部で光り輝き膨張し破裂した。

 

それはAMFを備えている高性能のガジェットを意図も容易く飲み込み消し去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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