リリカルマニアックス   作:だめねこ

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第3話

公園にて

 

シンは目の前の少年について考える

 

「(髪が銀髪だから絶対ダンテの息子だよな~。でも眉毛はあるし顔は日本人っぽいし・・・)」

 

俺は未だに少年がダンテの息子じゃないかと考えていた。

 

そんななか話しかけられた少年はシンに返事をする

 

「いえ、大丈夫ですから気にしないでください(言える訳ないよ。あの茶髪の女の子を見たら僕が僕じゃないように勝手に動き出したなんて・・・そんなの誰も信じっこないし)」

 

少年はそうは言うも表情は依然暗いままだった。

 

そんな少年の様子を若干苛立ちながら見るアリサ。

 

「(なんか見ていてイライラするわね。何故かしら?この子と私の共通点なんて・・・日本人離れした容姿に依然暗い態度って案外あるわね。なるほど今までの自分を見ているようだったからイライラしていたのね私は)」

 

アリサはそう自己完結した。

 

そんなことを考えているとは露知らず、シンは少年に食い下がる

 

「(う~ん、やっぱり初対面だから打ち解けにくいか?しかしダンテの息子だった場合を考えるとほおっておくこともできないし、とりあえず呪いだけでも解いて置きたいな。)そうか、じゃあ俺らは帰るけど君はどうするんだい?見たところ親はいないみたいだけど?」

 

シンはそういうと屈んで少年と同じ目線で話始めた。

 

「いえ、僕には親は・・・いません。」

 

少年はそれだけ言うと目に涙を貯はじめた。

 

それを聞いて内心焦ったシンといまだ懐疑的な目で少年を見るアリサ

 

「(まず、地雷踏んだかも・・・)そうか、ごめんねつらいこと聞いて、じゃあ家はどこだい?」

 

「家もありま・・せん」

 

「じゃあ、うちに来るかい?どうせ部屋なんか余っているわけだしね」

 

「え!?でも迷惑じゃあ・・・」

 

「うん?全然平気だよ。それにこの子も今日から一緒に住むことになったんだし、この際一人増えても二人増えても全然問題ないよ」

 

俺はそういってアリサに目配せしつつ少年の前に引っ張り出した。

 

「(ちょ、シンお兄ちゃん)シンお兄ちゃんが良いなら私も拒否する理由はないわ」

 

それを聞いて困惑する少年

 

「(ここまで来たら出たとこ勝負)じゃあ、決まりだな」

 

俺はそういって呪殺無効の力を込めて少年の手を握った

 

「そういえばまだ自己紹介がまだだったね俺の名前は間薙シンだよ。で、こっちが間薙アリサ」

 

「間薙アリサです。これから一緒に住むんだから私の事はアリサで良いわよ」

 

「え、えーっと僕の名前は・・・えっと、えっと、わからないですぅ~」

 

少年も流れで自己紹介しようとしたがどうやら自分の名前がわからないようだった。というかダンテ自分の息子に名前すら付けてないってどういうことだ!!!

 

「じゃあ、いい機会だから君に名前を上げよう。そうだなぁ~・・よし、君の名前は間薙シキだ。」

 

うん、悪くは無いはずだ。

 

「うん、私も良いと思いますよ。じゃあシキは今日から私の弟ね」

 

俺がそう思っているとアリサも俺の言葉を汲んでくれたみたいにうなずいてくれた

 

「間薙シキそれが僕の名前?」

 

少年いや、シキは確認するように聞いてきた

 

「ああ、そうだよこれから俺たちは家族だよ」

 

俺はそれに対してアリサに目配せしながら笑顔で答えた。

 

「ええ、だから、一緒に来なさい。お姉ちゃんの言うことは聞くものよ」

 

アリサも笑顔でシキに接した。

 

「うう、シンお兄ちゃん。アリサお姉ちゃん。こんな僕だけどよろしくお願いします。」

 

そういうとシキは俺にしがみついた。

 

「(うむうむ、やっぱり子供は元気じゃないとね。それにしてもこんな幼気な子供にこんな呪いを掛けた奴がいるなんて正直許せないな。後で調べておくか・・・)」

 

シンは内心でかなり切れていた。

 

ちなみにアリサは

 

「(う~ん、なんだか良くわからない内に弟ができちゃったけど大丈夫かな?さっきの茶髪の女の子みたいなことしなければいいけど、シンお兄ちゃんが着いてるから大丈夫かな?)」

 

若干警戒していたが、シンがいるから大丈夫だろうと思うことにした。

 

「じゃあ、家に帰ろうか。もう遅いし」

 

俺がそういうとアリサもシキも頷いてくれた。うん、やっぱり子供は元気が一番です。

 

そして、三人仲良く手を繋いで海鳴の名物神社に帰った。

 

この時初めて神社を見たシキのテンションはすごかったとだけ言っておこう

 

 




日常パートなので短めです。

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