リリカルマニアックス   作:だめねこ

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第5話

今日は聖翔学校の入学式

 

そういえば前世でも僕は学校に通った事が無かったので正直ドキドキしっぱなしです。

 

それにシンお兄ちゃんが僕の護衛にミカエルを就けてきた。

 

シンお兄ちゃんは悪魔の事については何も言ってなかったけど僕は転生する前はメガテンをやりこんでいたのでモーマンタイでしたが、まさか自分に護衛が就くとは思わなかったので、違う意味でもドキドキしています。

 

「それではシンそろそろ教室に着きますよ」

 

今僕に話しかけたのがミカエルです。普段は青い髪を短く刈り上げた質実剛健を絵に描いたような感じです。

 

でも、今現在は・・・見た目僕と同じぐらいの身長で、髪の毛は青でやっぱり短く刈り上げていた。そして、神々しいオーラはまったく隠せていないのです。さすが”神の如き者”そこに痺れもしないし憧れもしませんけど・・・

 

「わかったよー」

 

そういって僕とミカエルは教室に入っていきました。

 

 

 

 

教室に入ると以前僕の事をぶっ飛ばした黒髪の少年と茶髪の女の子がいた。彼らは僕を見るなり目を見開いて驚いていた。

 

ううっ胃がキリキリする。ミカエルへるぷ~

 

僕がそう思っておるとミカエルが僕を庇う感じで前に出てきてくれた。

 

「大丈夫ですよ。何があってもシキの事は私が守りますから、それにシキだって我が主に直接手解きを受けているのですからその辺の有象無象には負けませんよ。ですから、自信を持って堂々としていてください。」

 

ミカエルはそういって僕に微笑んでくれた。うん、僕もなんだか元気が出てきたよ。

 

「ありがとうミカエル僕頑張るよ。ところで、ミカエルは自己紹介するときどんな感じでするの?」

 

「そうですね~。そのままミカエルで通しますよ」

 

それを聞いて僕は若干引いてしまいました事を記して置きます。

 

 

 

そして、問題の自己紹介の時間が来ました。

 

「私はアリサ・バニングスです。よろしくお願いします。」

 

バニングスさんは簡単に自己紹介を済ましてクラスを見渡し、僕と目が合った。その時の彼女はゴミでも見るように僕の事を見てきた。

 

僕は、それを見て、見た目はアリサお姉ちゃんの金髪Verだけど、性格はかなりどキツイ感じなので彼女には近づかないようにしようと心の中で思いました。

 

そうこうしていると茶髪の女の子の自己紹介になりました。

 

「私は高町なのはです。よろしくお願いします。」

 

茶髪の女の子は高町さんって言うのね。ああ、僕はあんな純粋そうな子になんてことを・・・ま、過ぎたことは仕方ない。とりあえずあの時の事は時間が解決してくれるはず、無闇矢鱈に関わっても良いことは無いから放っておくとしよう。

 

僕は後ろ向きに前進した。

 

その次は僕の事をぶっ飛ばした黒髪の少年だった。

 

「俺の名前は天童和樹。趣味は読書に料理です。よろしくお願いします。」

 

彼はそういって自己紹介を終えた。

 

何が趣味は読書に料理だよ。僕の事有無を言わさずぶっ飛ばしたくせに、それに小学6歳児の趣味が読書に料理ってめちゃめちゃおかしいよ。百歩譲って読書は良いとして料理って家庭環境破たんしてるじゃん。親は何しているのさ?

 

自分の事を棚に上げて、突っ込みを入れるシキ

 

そのあとは紫の髪の女の子番になった。

 

「私は月村すずかです。趣味は読書です。よろしくお願いします。」

 

ああ、彼女が夜の一族だっけ?見た感じ確かに身体能力は高そうだけど、なんでだろ僕の方を見て嫌な顔をするのは?うむむ、彼女にも近づかないようにしなくては・・・

 

シキが心の中で決意した瞬間であった。

 

と、そんなこんなで自分の自己紹介の番になった。

 

「僕は間薙シキです。よろしくです。」

 

シキはそういって自己紹介を簡潔にしたところ、周りの大半の女子達の顔が赤くなった。

 

シキは気にしていないが、目立つ銀色の髪に美少女顔そして幼い子供特有の若干高い声。異性に好かれる要素はいくらでも有る。しかし、当の本人は鈍感では無いが悲しいことにそういった感情はわからないので意味はなかった。

 

そのあとミカエルの自己紹介になった。

 

「私はミカエルです。訳あって苗字はありませんが、こちらのシキ同様よろしくお願いします」

 

ミカエルは微笑みながら自己紹介を終えた。

 

そんな光景を見ていた天童は

 

あいつやっぱり転生者だな。それにニコポ持ちで間違いないだろうあと、おそらくナデポもあるだろうし、銀髪だから良く二次小説で出てくるはた迷惑な踏み台君で間違いないだろうな。

 

しかたない、もしあいつがなのは達に迷惑をかけるようなら同じ転生者として見過ごす訳にはいかないな。

 

あと、後ろの青髪のミカエルって言ったっけ?あいつも要注意だな。

 

天童は一人で心の中で決意した。それが全くの空回りであることに気付かずに・・・・気付いたのははるか先の未来であった。

 

 

 

○  ●  ○  ●  ○  ●

 

 

 

黒髪の少年が決意してはや三年の月日が流れた。

 

天童は考えていた。

 

アレ?間薙の奴まったく踏み台見たいな動きをしていないと

 

真面目に授業だって受けているし、性格も穏やかで育ちもいい、それに学校が終わればミカエルと一緒に帰っているし、しかも原作キャラに全く絡んでいないぞ、あれ踏み台の要素がどんどんなくなってくるな

 

しかも、なのは、すずか、アリサに付きまとっても居ないし、逆になのは達がいるといつの間にミカエルと一緒にどこかに居なくなるし、一体どういうことだってばよ!?

 

天童は混乱していた。

 

当初は一年の時のなのはとアリサの喧嘩に割って入るもんだと思っていたので、なのはの近くで見張っていたけど、結局間薙の奴は出てこずにミカエルの奴とクラスでチェスしていやがった。

 

これには俺も驚いたぜ。

 

だけど、まだわからない、もうすぐ原作が始まるから、その時あいつはどう動くか俺が見張っていないと・・・転生者を止められるのは転生者だけなんだから

 

天童はこれから起こるであろうジュエルシード事件に一人決意を固めた。

 

しかし、天童は知らなかった。

 

間薙シキの兄が混沌王であることに・・・

 

 

「和樹君聞いてるの?」

 

そんなことを聞いてきたのは高町なのは

 

「え!?ああ、悪い聞いてなかった。どうしたよ?」

 

「何か最近一人で考えていることが多いの。一人でため込まないでなのは達にも話して欲しいの」

 

「そうだよ和樹君話すだけでもすっきりできることはあるんだよ」

 

そう便乗してきたのは月村すずか

 

「そうよ和樹。それとも私たちじゃあ力不足だって言いたいの?」

 

強気な発言はアリサ・バニングス

 

「何まだ大丈夫さ、もしどうにもならなくなったら真っ先にアリサとすずかに相談するよ」

 

「ふ、ふん。わかっているならいいのよ」

 

「もう、アリサちゃんは素直じゃないんだから」

 

「にゃ!?私だけ仲間外れは酷いの」

 

俺がそういうと、アリサは顔を赤くしてそっぽ向いた。そんなアリサをなだめるすずか。

 

なのはは頬をプクゥと膨らませて抗議してくるも俺はやんわりと流した。

 

うん、やっぱりこういった平和な日常を守りたいな、俺は

 

そんなことを思っていたら突然声が聞こえた。

 

どうやら、物語は始まりを迎えたようだと、俺は内心一人で思った。




次回無印編

天童は見た!?

魔法少女VSジュエルシードモンスター


間薙兄弟は高らかに笑う



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