リリカルマニアックス   作:だめねこ

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物語は起承転結

つまり、起が無ければ結も無い




第6話

どこかの少年がこれから物語が始まると思っていたころ

 

 

間薙家・広間にて高位の悪魔たちが会議を行っていた。

 

「さて、皆の者もうご存知だと思うがこの海鳴に大きな魔力を持った石が落ちて来ることはご存知だろうか?」

 

最初に切り出したのは閣下だった。

 

「ああ、知っているとも・・・で、それをどうするかということだろう?」

 

返事をしたのは”裁く者”サタン

 

「何、今までだらだらしていて刺激が無かったからね。ここいらで一度ゲームでも使用じゃないか」

 

閣下は笑顔で言った

 

「ゲームだと!?下らん事を抜かすな我らはただ王のために存在すればいいのだ」

 

しかし、サタンには通じなかった。

 

だが、閣下には策があった

 

「閣下話を続けなさい。サタンは黙って着席」

 

裁判官役の悪戯大好き。最強ピクシーの存在であった。

 

それを聞いてサタンは苦虫をすりつぶすような表情で椅子に腰を降ろした。

 

その様子を面白そうに見ている閣下

 

「ハッでは説明します。海鳴に落ちた魔石の数21個。それらを各種族に分かれて回収し、一番多く回収で来た種族には最下位に罰ゲーム科すという物です。」

 

「く、くだらん、実にくだらんぞルシファー」

 

その説明を受けて我慢できずに立ち上がるサタンしかし・・・

 

「サタン私に二度同じことを言わせるな。ふむ、では多数決を取る「ちょっとまったーーーー」あ、ヤバス」

 

その会議に待ったを掛けるものが居た

 

 

というか、シンだった。

 

その声を聞いてサタンは自身の勝ちを確信したが、現実は違った

 

「そのゲームに俺とシキも参加するぞー。一位を取った種族には一年分のマガツヒをくれてやる」

 

シンがそう叫ぶとその場にいた悪魔たちは雄たけびを上げて体全体で喜びを表現していた。

 

「ではみなさんにルールを説明します。まずそれぞれの種族で代表2名を決めて頂き、なんでも有りの魔石争奪戦を行います。そして、魔石は私が管理しますので、私に直接渡してください。私はこの会議室から一歩も外に出ませんので安心してください。質問がある方はいらっしゃいますか?無いようなのでそれではゲーム開始」

 

閣下がそういうと各種族はまず代表を決めに掛かった。

 

ちなみにシンは速攻でシキの部屋に行き、シキを拉致った。

 

「シン兄さん拉致はテロだよーーーーーー」

 

シキの声が神社内に響いたが哀れそれを聞くものは誰も居なかった。

 

ちなみにアリサは・・・・

 

「Zzzzz」

 

部屋で爆睡していた。

 

 

そして、シンの犯行から時間が経ち各種族の代表も決まりつつあった。

 

神族 斉天大聖とフトミミ

 

魔族 ベルゼブブとじゃあくフロスト

 

飛天族 ラファエルとガブリエル

 

龍族 辞退

 

妖精族 クー・フーリンとセタンタ

 

鳥族 ガルーダとグルル

 

獣族 ケルベロスとフレスベルク

 

鬼族 辞退

 

外道 出場停止

 

人間族 間薙シンと間薙シキ

 

 

ふむ、これはこれで面白いことになったと一人ほくそえんでいる閣下が居たが、それはいつもの事なのでサタンとピクシーは放っておくことにした。

 

そして、第1回ジュエルシード争奪戦がここ海鳴で開催された。

 

そのことに天童は気付いていなかった。

 

 

 

●  ○  ●  ○  ●  ○  ●  ○  ●

 

 

原作道理にユーノの念話が響いたぜ。どうやら今日が原作の始まりだな。

 

と天童が考えている間に一緒に居たなのはが慌てて走り出した。

 

「こっちから声が聞こえたの」

 

それを追いかけるアリサとすずか

 

「ちょ・・・待ちなさいなのは」

 

「わぁ~待ってよなのはちゃん」

 

その事実に一拍遅れて気付いた天童

 

「おいおい、置いていくなんてひどいぜー」

 

なのはを追いかけること数分

 

そこには傷だらけのユーノが居ました。

 

「えーっとこの場合ってどうすればいいの~ありさちゃん」

 

「確かこの近くに動物病院があったからそこに行くわよ」

 

「さすがアリサちゃん頼りになるの~」

 

「私は家で動物飼っているからこの程度の事大したことないわよ。」

 

「アリサちゃん照れてる?」

 

「すずかからかわないでよ?」

 

「おいおい、お前らグダグダしてないで早く動物病院に向かうぞ」

 

「にゃ!!そうだったの~」

 

「うう、そうね急ぎましょ」

 

「うん、そうだね和樹君」

 

俺らは動物病院に向かった。

 

 

結果は

 

 

まー原作道理だったね。うん、ユーノがなのはの指を舐めていたのが若干いらって来たけど俺は大人だから我慢しなければ

 

そんな感じで病院で解散しました。

 

 

まー間薙の奴が来るとしたら夜だよなぁ~よし今のうちに寝ておけば大丈夫だろう!?

 

そんなこんなんで夜になったらユーノの念話が頭に響いた

 

「僕の声が聞こえる人いますか!?た、助けてくだ・さ・・い」

 

とうとう、尻尾を掴んだぜ間薙。もう一度俺が引導を渡してやるぜ。

 

俺はそう思うと窓から飛んでユーノのところに向か合った。

 

 

現場に着くとなのはまだ来ていないらしく、毛むくじゃらからユーノが必死に逃げ惑っていた。

 

「なんだびっくりさせやがって原作道理じゃないか・・・ユーノ慌てすぎだろ。それにしても間薙の奴は来てないな。それともどこかで様子でも見ているのか?」

 

俺がそう考えているとようやく主役のなのはがやってきた。

 

「おいおい、ヒーローは遅れて来るっていうけど、あんまり遅いとユーノが死んじゃうぜ?」

 

俺はそんなしょうも無いことを考えつつもなのはの元に向かった。

 

 

「おい、なのは大丈夫か?」

 

「にゃ!?なんでここに天童君が居るの!?」

 

「俺も声が聞こえたから気になって来たんだよ。それよりも早く逃げろここは俺が時間を稼ぐ」

 

「あ、危ないよ君も早く逃げるんだ」

 

おいおい、突然フェレットがしゃべるんじゃないよと思いつつも俺は冷静に答えた

 

「俺なら大丈夫だ。これでも地球育ちの魔導師だからな」

 

俺はそういって毛むくじゃらに突っ込んで逝った。

 

 

 

そのあとの事はどういう訳か記憶が無い。気が付いたら俺はなのはの家にいて士郎さんに説教されていた。一体何があったのだろうか?そして顔面がものすごい痛い

 

たしか、なのはが変身したところを見ていたのは覚えているんだが・・・・

 

そう思って隣で同じく説教を受けているなのはをチラッと見るが、うん何があったんだろう?

 

「(なあ、なのはなんか俺記憶が無いんだが一体何があったんだ?)」

 

俺が念話でなのはに聞くと

 

「(あのあと、間薙君が来てあの毛むくじゃらを一瞬で消滅してジュエルシードっていう青いひし形の石なんだけど持って行かれちゃったの)」

 

俺はそれを聞いて思った。

 

アイツ一体原作を何だと思ってやがる。これじゃあ未来がどうなるか分からなくなるじゃないか

 

天童は原作と隔離していくことに内心恐怖を感じつつも自由に振る舞う間薙シキをどうにかしないとと考えていた。

 

それが全く無駄なことだというのに

 

天童の空回りはまだ始まったばかりである。




今回は天童視点で送りました。

次回は

シンがやった事。シキがやらされた事
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