こうなった。~世界を作ったら~   作:彼是

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裏話です。
実は更に裏話があります。


後半もできる限り早くあげます。

まさかのタイトル間違いってました。
直してます。




第四話 分岐点(第一話) 裏

私がクロさんを見つけたのは偶然だった。

 

村にはウッドゴーレムやビーゴーレムやインセクト等の種族が居るが

その日は私達が森に入る番だった。

 

私達ラビットゴーレムは戦う力を持ってない。

だから食べれる木の実や魔物を探すのが主な仕事だ。

森にはどんぐりや木苺を探してくる。

 

魔物はめったに現れないがもし見つけたら大変だ。

その時は全力で村に逃げる。

 

クロさんを見つけたのは森に入ってすぐ、おいしそうな木苺を見つけて役得と理由をつけてつまみ食いしてた時だ。

 

「XXXXXXX。冷静クールにだ。」

 

(?なにか聞こえた?)

 

声が聞こえたのでその方角へゆっくり歩いていく。

私達は弱い。森で声を出し魔物に見つかると危険だ。

声を出すとそれだけで危険な時がある以上基本は《テレパス》で会話する。

 

茂みから覗けば見たこと無い種族が見たこと無い服を着ていた。

ヒューマンに似ているけど・・・

 

見た時に私にドキッと心臓である核が鼓動した気がした。

こう・・魔物を見たときとは違う恋をした時とも違うよくわからないドキドキだった。

 

(なんだろ・・・すごくドキドキする)

 

そんな彼がいきなり頭を両手で抱え叫んだ。

 

「無理だろ!!!!」

 

ビクッ!

 

いきなり大声を上げるから声が出そうになった。

あの時の自分を褒めてあげたい。

 

【みんな。ちょっといい?】

 

【は~い】

【どうしたの?】

 

【森に見たこと無い種族の男の人が居るの、みんなも見て欲しい】

 

【わかった~】

【行く】

【どこだっけ?】

【ほら木苺の】

 

仲間がゆっくりと集まる間に彼を見てみる。

 

彼はこっちに気付いたのか後ろを振り向いて顔を強張らしたり、周囲をババっと見たり溜息をついたり慌しい。

 

「まあ、この中なら4だな」

 

【来たよ】

【あ。なんかすごい人が居る!】

 

【みんなどう?なんかドキドキしない?】

 

【する】

【確かになんか違う】

 

彼は何かを地面から取りゆっくりと歩き始める。

 

【どうする?】

 

【もっと見ていたい!】

【周りに魔物は?】

【ちょっと警戒してくる】

 

 

彼が急に止まる。

 

私達は周囲の警戒と彼を人目見たくて集まり始めた所だったので音を立ててしまった。

 

【どうしよう?】

 

【襲ってこないかな?】

【違う意味で】

【おっとそこまでだよ】

 

彼が集中しているのかじっと何かを見ている。

 

【【【・・・】】】

 

彼は緊張しているのか私達も何故か彼をじっと見てしまう。

 

彼の額に汗が滲む。

 

(あ)

 

彼の右目に汗が垂れそうだ。

 

【捜索終了!周囲に魔物の気配無し!】

 

ビクッ!

 

私達はその急な《テレパス》にビックリしてしまった。

 

【わ!びっくりさせないでよ!】

 

【彼もなんか動いたよ!】

【え?ホント?ここからは見えないよ!】

【ホント?】

 

みんな彼に興味ありすぎだ。

 

(という私もだけど・・)

 

「はぁはぁ」

 

少しすると彼は息を切らし始める。

 

疲れてるのかな?どうしよう?

 

【どうする?疲れてるみたいだよ?】

 

【村に案内する?】

【でも危なくない?】

【まずは話してみる?】

【そうしよう!】

【誰が行く?】

【私!】

【私!今度木苺あげるから!】

 

みんな話したいんだな~

 

【彼を見つけたのは私だよ?私が行く?】

 

【・・・うん・・】

【ミーナがいいと思う人!】

【はい!】

【よし!決定!】

 

みんな納得してくれたので私が彼と話す事にした。

 

行こうと一歩踏み出そうとして自分の足が震えている事に気付く。

 

(あれ?)

 

なんだろ?すごく緊張する。こう・・喧嘩した友達に謝りに行く時のような不安感が私を包む。

 

【どうしたの?】

 

【うんうん。なんでもない】

 

もし悲鳴を上げられたら?攻撃されたら?

魔物に襲われて死ぬ思いもしたことがあるけど違う怖さだ。

でも彼は疲れてるだろうし村で休んで欲しいと思う。

まずは話してみないと。

 

私は勇気を出す。

ゆっくり彼の前に姿を現す。

 

彼と目が合った時に体をビッリと何かがかける気がした。

足が震える。胸というか核から何かがこみ上げてくる。

なんだろう?懐かしい?わからない。

 

「スン・・スン・・」

 

私は気が付いたら泣いていた。

 

【どうしたの?】

【いじめられたの?】

【怖い人なの?】

 

【ち、違う】

 

「あ~えっと・・」

 

「ヒィ!」

 

急に話しかけられびっくりして茂みに逃げてしまう。

 

【あ!】

【ミーナどうしたの?】

【彼すごく悲しい顔してるよ?】

 

【あ・・えっと】

 

どうしよう!?どうしよう!?

 

【まずはもう一度話しかけよう!】

 

仲間の声で勇気が沸く。

 

【・・うん】

 

「・・・・あの~」

 

私の声を聞いた彼は見るからに落ち着いた顔になる。

 

うれしい!私の声で落ち着いてくれたのかな?

 

「よかった。言葉が通じる俺は怪しい者じゃない」

 

【やった!落ち着いてくれた!話を聞いてくれるみたいだね!】

【やさしそうだね。でも安心さしてパック!てされないかな?】

 

何でそういう事言うかな・・・

さっき逃げちゃったし・・実は怒ってるとか?

 

「う~」

 

ゆっくりとまた彼の前に出て行く。

怒られないかな?それとも襲われるかな?

 

彼とまた目が合うと獲物を見る目に一瞬見えてしまった。

 

「ヒッ!」

 

(食べられる?いや?怒られる!)

 

私は逃げる事は失礼だと思いその場で丸まってしまった。

 

(私の馬鹿!なんでこんなに失敗ばっかり!)

 

こんなに失敗ばっかりの私に彼はすごく優しい声をかけてくれる。

 

「あ~驚かしてすまない。まずは自己紹介しよう。俺は黒須 黒夜、君の名前は?」

 

彼・・・クロス クロヤという方らしいです。

 

(すごい名前です!神様の名前が入っています!)

 

私はすごい人と出会ったと思いました。

 

【すごい!神様の名前入ってる!】

【種族名がないね】

【ヒューマン亜種なのかな?】

 

そうだ!名前を聞いたら私の名前も伝えなきゃ!

 




一体神様とは一体誰なんだろ・・・

ミーナってすごいありきたりですね。
ふと沸いた名前だったんですが・・・
まあいっか。
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