僕が読みたいと思う二次創作『インフィニット・ストラトス』 作:那由他01
早朝、食堂で食事を楽しんでいると織斑先生が少し頭を押さえながら俺の座っている隣の席に座ってしじみ汁なんかの肝臓に優しいメニューが置かれた定食に箸をつける。そして、しばらくしてから、話を切り出した。
「流石に打鉄三機を借り出すのは難しかった。打鉄二機、ラファール一機で手を打ってくれ、来週の日曜日だ。これが許可証、無くすなよ」
「ありがとうございます。わざわざ手を回してくれて……」
「いいんだ、元々は我々教師陣の手違い。罵倒されても感謝される必要はない」
右腕が上手く使えないから、左で器用に箸を使って食事を続ける。
「左も使えるのか……」
「ええ、こういう風に疼いたり、ぶり返した時は左で代用しないといけないので、汚い文字になりますが、文字も書けます。まあ、左が弱い両利きってところですかね」
先に食事を終わらせて、許可証を金庫に入れるために自室に戻る。
2
授業に必要な教科書類を鞄に詰めて部屋を出るとオルコットとばったり遭遇する。オルコットの方は、苦笑いを見せて、一礼、俺もおはようと挨拶を投げるとスカートをちょんと上げて、おはようございますと可愛らしい声で挨拶をしてくれた。
「昨日はすまない、代表候補生がお飾りの企業代表に負けたんだ。本国から何かしら言われただろ? あの、その……大丈夫だったか?」
「ええ、その辺りは何も。ただ、代表候補生の先輩に少しだけ怒られてしまいましわ……ですが、先輩もあの戦いを観戦していたらしく、本国に何かしらの報告やブルー・ティアーズの返還なんかもしないようにしてくれると。それに、貴方はお飾りなんてものではありませんわ、企業代表に恥じない戦いでした……」
「言っただろ、俺はずる賢いだけだ、何も考えないで正面から愚直に勝負したら確実に負ける。君も代表候補生として、非常に高い素質を持ち合わせている。自分の価値を下げることはするな、自信と誇りを持ってクラス代表としての役割を果たすべきだ」
オルコットは苦笑いを見せて、辞退しましたと告げる。俺は多分、マヌケな顔になっているだろう。本来のクラス代表戦はオルコットと一夏の真剣勝負、それに無理矢理俺が混ざったからこうなった。表面だけを見ていたら、彼女が一夏に圧勝していて、クラス代表になるものだと思っていたが……何かあったのだろうか?
「特殊な理由はありませんことよ。ですが、自分の弱さや判断力の低さ、貴方が背負っている一年三組の重さを見ていますと、少しだけ怖かったのです……」
「代表候補生が弱気なことを言ってはいけない。国の期待を背負ってるんだ。まあ、学園生活は一年だけじゃない。来年、クラス代表になればいい」
「ありがとうございます……礼遇さん……」
「お、名前で呼んでくれるか。なら、俺も親しみを込めてセシリアと呼ばせてもらう」
一夏に引き続いて、オルコット、いや、セシリアとも名前で呼び合える仲になった。この調子だと友達百人も夢じゃないな、富士山の上でおにぎりを食べられるかもしれない。まあ、俺みたいな世界中から狙われている奴と富士山なんかに向かったら、命が危ないからそんなこと絶対にしないが、友人が出来ることはとても嬉しい。
上手く上がらない右腕を左手で誘導して、握手を申し込む。
「右肩を負傷しているのであれば……左でも……」
「左での握手は敵対や別れを意味するんだ。友人になれた人に初っ端から敵意を剥き出すつもりは微塵もない。礼遇って名前だけあって、礼儀には五月蝿いんだ」
「……はい」
握手を交わすセシリアの顔は真っ赤に染まっている。よく考えると彼女は長い間ISに関わってきた人間であり、生まれも育ちもいい子だ。男と握手なんて滅多にしたこと無いのだろう。恥ずかしさ、それがあるのか。
「あの、朝食は……」
「もう摂ったんだが……」
「そう、ですの……」
「いや、美人さんのお誘いは断れない。コーヒーくらいなら飲めるよ、ご一緒しよう」
暗くなっていたセシリアの表情がパッと明るくなった。裏表のない素直な子なんだな、なんて心の底から思う。そして、少し遅れて美人なんて、と、くねくねとしだす。お世辞にも弱いのか、やっぱりいいところのお嬢様だと再認知させられる。
歩幅を合わせてゆっくりと世間話をしながら、食堂に向かう。
3
エスプレッソコーヒーを注文した。セシリアの方はクロワッサンだとか、サラダにヨーグルトなどの見る限り健康的でオシャンティなものを注文した。俺は朝から牛皿定食なんてもの食っているから、意識の高さにくらくらしてしまう。やっぱりお嬢様は朝からシャレオツだわ。
「礼遇さんはコーヒーがお好きなんですか?」
「ん、ああ、昔は緑茶ばかり飲んでて、中学に入った頃くらいからチビチビ飲んでたかな」
「あの……お紅茶は……」
「ああ、風味が苦手でな。母さんも日常的に飲むような人じゃないし、敬遠とまでは言わないが、何かしらの機会に美味しいと思えたら飲もうと思ってる」
「な、なら……わたくしの部屋に来てもらえれば、色々な紅茶が……」
英国のお嬢さんだからなぁ、紅茶には色々と五月蝿いみたいだ。お誘いを断るのも男としてどうかと思うし、アリーナの使用日は来週の日曜日、今日は火曜日、練習メニューは三日もあれば構築できるか……。
「じゃあ、今日の放課後に一組に行くから、その時に拾ってくれ。あ、でも、男一人で女の子の部屋に行くのも色々と噂が立つかもしれない。うちのクラスで紅茶が好きそうな子を二三人誘ってみるよ」
「は、はい(ルームメイトが部活で遅い日でしたのに! ああ、チャンスが……)」
少しだけ表情が硬くなる、何かいけないことを言ってしまったか? いやでも、高垣さんや広瀬さん、それに昨日の戦闘で武勲を挙げた智将吉村さんとも紅茶を飲みながら話したい。でも、男として女の子を大量に侍らすのもどうかと思いし……。
いや、やっぱり二三人は連れて行こう。黙ってセシリアと二人で紅茶を飲みに行ったとしよう、変な噂が立ったら、一年三組の皆から痛々しい目で見られるかもしれない。下手をしたらクラス代表を降ろされる可能性もある。それに、セシリアの方も被害を受けるかもしれない、それは絶対に避けないといけないことだ。
「そう言えば、今日は一組と三組の合同授業だったな、飛行練習やらを行うとか」
「礼遇さんは肩を痛めていましてよ……大丈夫なのですか?」
「まあ、右腕を激しく動かさなければ大丈夫だろうさ、互いに専用機を持ち合わせている仲、最初に飛ばされる。その時は負けないぞって……打鉄じゃ無理かぁ」
「大丈夫ですわ、これは訓練や試験ではなく授業。失敗しても怒られるだけで、責められることはありません」
「そうだと嬉しいんだけどね」
コーヒーを飲み干して、左腕に付けている腕時計を確認する。丁度いい時間だ。セシリアの方も後は紅茶を飲み干すだけで朝食が終わる。
「古い腕時計ですわね……」
セシリアが付けている時計に食いつく。
「父親から貰ったものだ、スイスの超高級な時計屋のものらしい。まあ、十五の餓鬼が付けるような時計じゃないんだが、忘れたくないからいつも付けさせてもらってる」
「……礼遇さんのお父様は」
「死んだ。駅のホームから突き落とされて……」
「すいません……」
「いいんだ、人には必ず、覆すことの出来ない悲しい何かを持っている。セシリア、おまえも、何かあるんだろ?」
「ええ……二人で話せる機会がありましたら、話させてもらいますわ」
「辛くなったら言えよ、友達に悲しい顔をされるのは、辛いからな。そうだ、俺の部屋、十六番物置にはいつでも来ていい、だいたい、部屋にいる時は暇してるからさ」
セシリアはお強い人なんですね、と、俺を褒める。いや、俺は強い人間なんかじゃない。捨てられないだけさ、捨ててしまえる度胸があるなら、クラス代表なんて辞退している。捨てられない人間こそ、弱い人間こそが誰かの代表として振る舞ったほうがいい。弱いからこそ、失うことが大嫌いで、失っても探そうとする女々しさを持ち合わせている。誰も見捨てない、誰も捨てさせない。それが、俺が弱くてもいい理由だ。
「じゃあ、授業と放課後にな」
「はい!」
さて、誰を誘うかな……。
4
「ではこれよりISの基本的な飛行操作を行ってもらう。織斑とオルコット、宮本は代表者として最初に飛行してもらう。機体に振り回されるなよ」
場所はグラウンド、一組の生徒と三組の生徒が集合しており、クラスの代表と代表候補生の三人が瞬時にISを展開する。肩に違和感があるからどうにも瞬時展開にラグが生まれてしまう、この程度で操作に支障を来すようじゃ、クラスの皆にバカにされてしまうのにさ……。
「織斑、展開が遅れているぞ! 宮本は……もう少し早くした方がいい」
「わかりました……」
「はい」
セシリアの青、
一夏の白、
俺の銀、
三機のISが出揃う。
やっぱり、第三世代は格好良いよな。打鉄はメディアでも、学園のPR動画にも出ているから、どうにも見慣れてしまってインパクトに欠ける。いや、打鉄も良い機体だ。現に、俺と打鉄は隣の第三世代とぶつかり合い、勝利をもぎ取ったんだ。機体を信用してやらないでどうする。ごめんな、打鉄……。
「よし、飛べ」
一番最初に織斑先生の指示に従い、飛行を開始するが、次に飛び立ったセシリアに軽々と追い抜かれてしまう。そして、一定の場所で停止し、もたついている一夏を待つ。そして、一夏も少し遅れて俺達の元にやってきた。
「何をやっている、スペック上の出力は白式が他二機を大きく上回っているはずだぞ」
まあ、セシリアは例外にして、俺は三綾で飛行練習を何度かさせてもらっているから対応が早いが、一夏は本当に学園に入学してからのスタート。専用機も使い方が確立させれた量産機ではなく、最新鋭の第三世代、扱いにくいのだろう。
そのまま打鉄が出せる精一杯の速度で二人を追いかける。が、最高速で飛行しても二人の尻を追いかけるのがやっとだ。やっぱり、機動力は二人が圧倒的に勝っている。三綾の方で、色々とカスタマイズして普通の打鉄より速い速度で飛行できるようになっているとは聞いているが、第三世代の足元にも及ばないのか……悔しい……。
織斑先生から急降下と完全停止を行うように指示が入る。これなら俺でも出来るか。
「ではお先に」
セシリアが綺麗に地面すれすれで着地する。国家代表程になったら瞬時加速を使用してからの完全停止も出来るらしい。俺もそのレベルになりたいものだ。
「じゃあ、次は俺が行く」
「わかった、ぶつかるなよ」
「いやいや、おまえに言われたくないわ……」
ギリギリまで加速して、PICを駆使して滑るように停止する。本来は本当にピタリと停止しなければならないのだが、滑らして背後に食らいついてきた敵を射撃したりする技術を叩き込まれているため、逆に高等技術の方が身につき、初歩が出来ていなかったりする。
織斑先生がギロリと睨み、溜息を吐き出す。
「滑らせるのは良いが、それは高等技術だ。二年生からやることになっている。オルコットと同じように停止してもらわないと困るのだが……」
「すいません」
上空に居る一夏を見る。すると一夏も急降下と完全停止を行おうとしているのだが、減速のタイミングを見失っている。あのままだと地面にぶつかるな、確実に……。
炸裂音が響き渡り、大量の砂埃が舞い上がる。箒ちゃんが苦い顔をして駆け寄る。
俺とセシリアは苦い顔をして、あらら、と、小さく声を溢してしまう。
「恥ずかしい限りだ……」
織斑先生は姉として弟の失態に頭を抱えている。流石に最初の最初だから、急降下の速度が遅くとも何も言わないつもりだったのだろうが、経験者の俺とセシリアが本気で急降下して、本当にギリギリの位置で急停止をした。そのため、一夏もそれを真似ようと全速力で急降下して、減速のタイミングを見失い、大穴を開けてしまう。まあ、失敗は成功の母と言う、成長を見守るしかないかね……。
一夏と箒ちゃんが口喧嘩をはじめる。昔から箒ちゃんと一夏は喧嘩をしている。喧嘩する程なんとやら、そういう関係なのだろう。そして、それを見守るのが俺と言ったところだろうか? まあ、なんやかんやで二人とは仲良くさせてもらっているのは確かだ。
「篠ノ之、まだ授業中だ。次のことをやらなくてはならない……」
「す、すいません……」
織斑先生が箒ちゃんを止めて、次の行動に移行する。
「各自、武装の展開を行え」
「「「はい」」」
えっと、じゃあ、最初は硝煙から――グッ!?
「うぁあ……うぅ……」
「何をしている!? 右肩を負傷しているんだろ!」
「あ、はは……癖で……」
重い硝煙を右で持つのは、まだ早かったようだ。
箒ちゃんにセシリア、そして、一年三組の皆が駆け寄り、大丈夫かどうかを確認する。一分もしたら痛みは自然と引いていき、少し疼く程度に治まった。
「大丈夫か礼遇……また、肩が……」
「礼遇……おまえはバカなのか……」
「礼遇さん、お体には気を付けないと……」
「本当に、礼遇くんは機体より先に自分の体を壊すんだから」
「あはは、不甲斐ない……」
織斑先生と山田先生が肩の具合を確認し、痛みはまだ残っているかを確認する。疼く程度と答えると、鎮痛剤を打ってもらってこいと強い言葉が投げつけられる。疼く程度だから、大丈夫だと思うのだが、一応は教師、生徒の病状は逐一察しなければならない。
「……試合の方でおまえの展開力は見させてもらっている。安心して医務室に行け」
「すいません、お言葉に甘えます……」
山田先生に連れられて医務室に向かう。
5
昼休み、肩の痛みが消えて午後の授業の前に昼食を取りに行こうとしていると様子を見に来た高垣さん、広瀬さん、智将吉村さんと遭遇する。三人は肩の調子は回復したかと俺の顔を見た瞬間に質問し、俺は苦笑いで鎮痛剤で注射された部分の方が痛いと告げると三人がほぼ同時に溜息を吐き出した。
「まあでも、本当に重症じゃなくてよかったよぉ~」
「ゴキブリ並みにしぶといからな」
「いや、ゴキブリが肩を壊すわけ無いでしょうが。礼遇くんは繊細な方だよ、ただ、図太いだけ」
「繊細で図太いってどんな人間だよ……」
繊細で図太い人間って、どんな人間だよ。俺は図太いゴキブリのような人間だ。そうだよな?
食事を取りに行くというウマを説明すると、わたし達もまだご飯食べていないから、一緒に食べようと誘ってくれた。誘いを断る理由もなく、一緒に食堂に向かう。
「そうだ、セシリアに一緒に紅茶を飲まないかって誘われたんだ。一緒に行かないか?」
「え、一人で来るように誘われたんじゃないの」
「いや、男一人で女の子の部屋に入ったら噂が立つだろ? 俺も企業代表で世界に二人しか居ない男性操縦者、あっちも代表候補生、そういう噂を嫌った方が賢明だ。だから、二三人は連れていきたいと思ってて」
三人は即答に近い形でOKを出してくれた。これで変な噂が立つことは無いだろう。
6
さて、放課後だ。一年一組に三人を引き連れてセシリアに会いに行く。
すると部活動に行かないといけないのか、箒ちゃんが足早に一年一組から出てきた。そして、俺の顔を見た瞬間に跳ね上がり、そして、静かに肩は大丈夫か、そう尋ねる。俺は鎮痛剤を打って痛みは引いたよ、そう答えると胸を撫で下ろして、あんまり無茶はするなよ、そう答えて部活に向かっていった。
「お、礼遇、どうしたんだよ?」
その次にげっそりとした表情の一夏が静かに出てきて、自分に用事なのかと思って質問してくる。
「ああ、セシリアにお茶会の提案をしてもらってな」
「お茶会? セシリアはイギリス人だから、紅茶だろ……おまえ、紅茶飲めないんじゃないんじゃなかったか」
「いや、好みの紅茶があるかもしれないって言われてな。女の子のお誘いを断れるわけにもないし、噂が立ったら行けないから、後ろの三人も連れて行くさ」
「「「どもどもぉ~」」」
「そうなのか、俺も行きたいところだけど、箒に剣道を教えてもらわないといけないんだ。おまえにも勝ちたいしな……」
「おう、努力しろよ」
一夏の努力している姿を見ていると幼い頃を思い出す。俺もトレーニングの量を増やさないとな、まだやっていないランニングとかも追加して、持久力を付けるか。
幼い頃の走馬灯を楽しんでいるとセシリアが出てきた。そして、声をかけてくる。
「お誘いを受けに来たぜ」
「はい、礼遇さん!」
「「「(礼遇くんも鈍感なところ強いよね、でも、あの真剣な表情見てると恨め無いんだよなぁ……)」」」
「後ろの三人の自己紹介は……セシリアの部屋に行った時でいいか、皆もそれでいいかい?」
「構わないよぉ~」
「右に同じく」
「同じく」
セシリアに先導してもらって、部屋まで向かう。
7
さてはて、高級そうなティーカップに注がれる紅茶を見ていると、どうにも一般庶民の生まれである俺は恐縮してしまう。このティーカップと親父の時計、下手すると同じくらいの価値なのかもしれない。落としたらダメだ、落としたらダメだ。
「この紅茶は世界で幅広く販売されていて、少々お高いですが、美味しいですわよ♪」
「あ、美味しい、こんな紅茶はじめてかも」
「確かに、コーヒーばっかり飲んでるからこの風味は新鮮だねぇ」
「紅茶ってこんなに美味しいんですね……」
他三人は普通に飲んでいる。俺も静かに紅茶に口をつける。うん、小さい頃に飲んだ紅茶と変わらない。この風味、やっぱり苦手だ……。
「お、お口に合いますか?」
「あ、ああ……ごめん、やっぱりあんまり……」
「で、では、こっちの紅茶を」
うーん、ここは強がりでも美味しいとゴクゴク飲んだ方が良かったか? いやでも、セシリアは俺が美味しいと思える紅茶を探しているはずだから、苦手だってことは言った方がいいよな。でも、彼女の悲しそうな顔は心に来る。ああ、好き嫌いをしている自分をどうにかしたい……。
それから数杯の紅茶を飲んで、最後の一杯で目を見開く。
「その紅茶はレモンがよく合うんです」
「美味しい……はじめて紅茶を美味しいと思えたよ……」
「お、礼遇くんの好みの紅茶発見したのかな?」
「わたしはこの紅茶が好きかなぁ」
「わたしはこちらです」
「皆さんもお好きな紅茶を見つけてもらえて嬉しいですわ」
セシリアも全員の好みの紅茶を見つけられて嬉しいようだ。こういう風に生徒同士の交流は睦まじいものだ。
文字量が多いので、誤字脱字があったらオナシャス!