婀嗟烬我愛瑠〜assassin girl〜魁!!男塾異空伝   作:大岡 ひじき

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光は基本、動物が好きではないのですが、嫌いなわけでもありません。
むしろ人間以外の大体の動物に対し、最初に『肉』ととらえてしまう自分がちょっとイヤだと思ってます。


10・野性と理性のボーダーラインで

「この闇夜で敵の動きをとらえられるのは、ボクサーの豹の目だけだ!!」

 先の戦いからまた少し時間が経過し、すっかり真っ暗になってしまった闘場に歩を進めたのはJだった。

 …この訓練施設は最新鋭の設備が整っているにもかかわらず、闘場への照明は設置されていないらしい。

 一応モニターに映し出される映像は暗視カメラで撮らえられているようで、見ているぶんにはなんの問題もないが、実際に戦っている闘士は、現時点では完全に闇中での戦いになる。

 

「……この方、昔、私の兄がファンだったボクサーにちょっと似てますわ。

 名前は…なんていったか忘れましたけど。」

「…ひょっとして、『キング・バトラー』ですか?」

「それです!よく御存知ですのね。

 兄がファンだった全盛期の頃は、姫様はまだよちよち歩きの頃でしょうに。」

「…彼、その方の息子さんなんです。

 アメリカ海軍兵学校の学生で、今は男塾に、留学という形で滞在しています。」

「そうでしたの!

 …というかキング・バトラーさん、亡くなられていたんですのね。」

「ホテルの火災に巻き込まれたらしいですよ。

 息子を脱出させるのに逃げ遅れたのだとか」

「まあ…そんな事が。

 けど、アメリカの兵学校という事は、学生でも既に軍籍にあるという事ですよね?

 どうしてお父様と同じプロボクサーを目指さなかったのかしら?

 ここに闘士として名を連ねるお一人という事は、この方もお強いのでしょう?」

「相性はあると思いますが、今現役のヘビー級ボクサーの中で、彼ほどのフットワークとハードパンチの持ち主は、世界を探しても3人といないと思いますよ。

 個人的には最強のボクサーだと思っていますが。

 私も本人から聞いたわけではないのですが、恐らくは10代のうちに身内を亡くして、生活と将来の為の、一番堅実な選択だったのではないでしょうか。

 海軍兵学校(アナポリス)は入学金・授業料免除の上、軍人として給与も支給されるはずですから。

 所謂アメリカ人男性のイメージにあるチャラついたところは欠片もない、とても真面目な男なんです、Jは。」

「まあ…それは素晴らしいわ!

 ルックスもいいことですし、『悲劇のチャンプの忘れ形見』とでも言って売り出せば、この方、絶対に人気闘士になれましてよ!!

 これは是非とも、御前に上申してスカウトを…!」

「…うちの塾生引き抜くのやめてもらっていいですか。」

「あら、残念。

 …実は闘士の情報を提供してスカウトに成功した場合、情報提供者に若干の手当が支給されますの。

 それ、ちょっと狙ってたんですけど。」

「…そもそも留学期間終了したら、このひと海軍兵学校(アナポリス)に返さなきゃいけないので。」

 清子さんとそんな会話を交わした後、視線を戻した画面の中で、Jが立った闘場を、ようやく雲が晴れて現れた月明かりが照らした。

 そこにいつのまにか立っていたのは、動物の耳のような頭飾りを付けた髭面の大男と、それを取り囲む凶暴そうな獣の群れ。

 

「あ……!」

 見覚えのあるその顔に、思わず声をあげる。

 

「わしの名は冥凰島十六士・シベリアのゴバルスキー!!

 貴様はこの、血に飢えた悪魔どものエサとなるのだ!!」

 それは、私がこの島に滞在していた間、ミッシェルと同じくらい私を可愛がってくれていた狼使い。

 そして彼を守るように取り囲む獣の群れは、彼が統率するシベリア狼たちだった。

 

 ・・・

 

 私がその男と最初に会話をしたのは、(ホン)師範の指導のもと紫蘭との組手という一番憂鬱な時間を終えて、いささか虫の居所が悪かった時の事だった。

 訓練を終えて滞在する私室に帰ろうとしていた私を、通りがかりに取り囲み、唸り声を上げた獣の群れを、私は大きな犬と認識した。

 その、今にも飛びかからんとする奴らを『氣迫』のみで退けると、震えながらきゅんきゅん鳴いて許しを乞うてきたので、腹いせに1匹残らずおすわりお手おかわりを仕込んでやったのだ。

 

 ちなみに御前の邸では警備の一環として、10匹以上のドーベルマンを飼っているのだが、初めて御前の存在なしに庭に出た時にやはり奴らに取り囲まれ、その時にも同じことをしてしっかり上下関係を教え込んでいる。

 最初は恐怖支配をするだけだが、その後芸を仕込んで、ちゃんとできたら褒めてやるという過程を経ることにより、恐怖による服従から信頼による忠誠へとシフトチェンジさせる手法だ。

 動物が好きではない割に私は動物に好かれやすいのもあるので、この方法が他の人間にも可能かどうかは知らないが。

 あと、試しに御前の猫たちで同じことをしたらものすごい勢いで逃げられ、次から顔合わすたびに威嚇されるようになった。

 

『…貴様、わしの猫どもになにかしたのか?』

 とその光景を見て訝しげに訊ねてきた御前に、

 

『人類の威厳を示そうとして失敗しました。』

 と答えたら呆れられた。

 それはさておき、そろそろあいつらも老犬になって代替わりの時期だから、私がいない間に凡そ入れ替わったかもしれないが、少なくとも私がいた時期に飼われていた奴らは全員、私が指差して『ばん』と言っただけで死んだふりができた。

 中に1匹演技過剰な奴がいて、その際に痙攣までしてみせてくれていたが、アイツは私があの邸を出る半年前に天寿を全うした筈だ。

 正直興味がなかったので大まかにしか個体識別をしていなかったから、本当にアイツだったかどうか今ひとつ自信がないが、御前の側近の方の1人から、1匹死んだと何故か私に報告され、それから過剰演技するドーベルマンを見なくなったので多分間違いないと思う。

 

「…ほお。嬢ちゃんは、狼を怖がらんのじゃな。

 通常、人には馴れぬ狼が、嬢ちゃんには懐いとるしのう。」

 号令ひとつで全員が軍隊の行進の如く、一糸乱れず左右の前脚を交互に上げる事ができるようになったのを確認した私のその背中にかけられたのは、なんだか戸惑ったようなダミ声だった。

 

「…狼?これは犬ではなかったのですか?

 メッチャ手入れと躾の悪い、シベリアンハスキーかアラスカンマラミュートだとばかり思っていました。」

「…残忍で凶暴なシベリア狼も、嬢ちゃんにかかると形無しじゃな。」

 普通の子供なら見ただけで泣き出しそうになるほど恐い顔に、苦笑っぽいものを浮かべた男はゴバルスキーと名乗り、自分がこの狼の群れのリーダーであると言った。

 

 狼が認めたからと、滞在中はちょくちょく私の世話を焼いてくれた彼は、たまに食事時に顔を合わせた時には付け合わせの野菜を分けてくれたりした。

 まあこれはポテトサラダ以外の野菜サラダがあまり好きではないだけだったらしいが、

 

「腹にたまらんモンは食うた気がせんわい。」

 とのたまう彼に、適度な食物繊維の摂取により飢餓感を抑えられる事と、またそういった食物は自ずから咀嚼回数が多くなる事で、少量でも満腹感が得られるという、孤戮闘内で得た経験による知識を教えてやったら、

 

「いっぱい食うて、早よう大きゅうなるんじゃぞ!」

 と何故か涙目で野菜だけでなく肉のおかずまで半分くれようとしたので、気持ちだけいただいて丁重にお断りした。

 

 そんなこんなで私にとっては、『気のいいおじさん』だったゴバルスキーだが、モニター画面を通して見たその姿は、かつて見たことがないような残酷な笑みを浮かべていた。

 これが闘士としての彼の、恐らくは本来の姿なのだろう。

 運良くこの男を味方につけられた当時の私は、実はとてもラッキーだったのだと、今ならば判る。

 

 ・・・

 

「そういえば姫様は、ゴバルスキー様ともお知り合いでしたわね。

 こちらに異動になったばかりの頃、慣れない環境で戸惑っていた私に、とても親切にしてくださいましたの。

 姫様があちらの訓練施設に滞在されていた頃のお話も、聞かせていただきましたわ。

 ……で、その、実は私、そのゴバルスキー様に、先日プロポーズされたのですが。」

「えっ!!?」

「…御本人の事は別に嫌いではないのですが……私、大きい犬が、昔から苦手で…。」

「あ〜〜〜………。」

 そういえば清子さんは、私がドーベルマン達を躾けている間は、絶対に近寄ってこなかったっけ。

 しかも犬よりもっとデカイ狼だし。

 ……うん、御愁傷様でした、ゴバルスキー。

 

 ☆☆☆

 

「まずは貴様の腕を見せてもらおうか!!

 三匹もおれば十分だろうて。」

 そう言って悪役顔でゴバルスキーが笑い、何らかの指示を出されたのであろう狼が、その言葉通り3匹、彼とJの間に躍り出た。

 その目がギラついて見えるのはきっと気のせいじゃない。

 以前聞いた話では、闘いの前は狼をわざと飢えさせておくのだそうで、それにより攻撃性を高めておくらしい。

 お腹を空かせた状態で充分に動けるのか疑問に思って聞いたところ、野生の状態ならば餌が獲れない事の方が多いから問題ないし、必死になる分逆に動きは良くなると言っていた。

 そうして闘いを終えた後にはしっかり食べさせてやる事で、頼りになるリーダーの地位を常に確立させるのだとか。

 …言われてみれば孤戮闘の子供たちは、飢えた中で生きる為に必死に戦っていた。

 つまり、生き残った子がある程度落ち着いた頃にお腹いっぱいご飯を食べさせて、それを与えてくれた御前へ忠誠心を抱かせるところまでが孤戮闘だったというわけか。

 というような事を言ったら、

 

『家に帰るまでが遠足みたいな言い方するな。』

 と横で聞いてた紫蘭につっこまれたけど。

 

 そんな事より、ゴバルスキーの指示で前に出てきた3匹の狼に、Jが迎撃の構えを取る。

 3匹はまったく同時に地面を蹴って高く跳躍すると、空中で互いの尾を咥えて円になり、その状態で回転しながら、Jに向かって落下してきた。

 

「ぬうっ!!」

 Jが拳を振りかぶり、同時に狼達がパッと離れる。

 次の瞬間、Jの右肩から鮮血が飛沫(しぶ)き、それを見てゴバルスキーがニヤリと笑う。

 

「今のは狼蒼拳(ろうそうけん)三転(さんてん)狼巴(ろうぱ)!!

 今の一撃が、その程度の傷で済んだとは、少しは出来るようだな。」

 

 狼蒼拳(ろうそうけん)

 一般に狼の絶大な戦闘能力は知られるところであり、それを拳法家達が見逃す筈はなかった。

 だが狼は極端に警戒心が強く人に馴れぬ為、生後3ヶ月の男子を狼に育てさせ、それを克服するという方法をとった。

 現代でも時々、狼少年発見の報道があるが、これはその修業過程の少年を、それと知らず人間社会に連れ出したものである。

太公望書林刊『狼少年ー拳ー』より

 

 …まあ狼と共に生活していても、最後にボスになれなければ群れを自在に操る事は出来ないので、かなりの運任せである事実は否めないわけだが、これ以上つっこむのはやめておこう。

 

「だが、二度目はそうはいかん。

 さあ、奴の喉笛を、その鋭い牙でかき切ってやるのだ!!」

 ゴバルスキーはそう言って、先の3匹に同じ指示を出す。

 

 …だがゴバルスキーは知らなかったのだろう。

 彼が今対峙している男はこの大武會に於いて、闘った殆どのカードを一対多数のシチュエーションで制している事を。

 そして常にニュー・ブローの開発に余念がなく、ありとあらゆる状況に対応できうる引き出しを持っている事を。

 

 指示を出された3匹は、その場で呼吸を乱しながら立ち尽くして、指示された行動を取ろうとしない…否、出来ないのだ。

 いつまで待っても攻撃に移ろうとしない3匹の様子がおかしい事に、ようやく気づいたゴバルスキーに、Jが告げる。

 

T(トリプル)B(ブレード)J(ジャブ)S(スペシャル)!!

 ……見えなかったのか!?

 俺のパンチはこの傷の代償に、その三匹のアゴを粉砕した!!」

「なにっ!?」

 Jの言葉が終わるか終わらないかのうちに、牙と顎の骨を砕かれた狼たちが、悲鳴を上げて、主であるゴバルスキーのもとに駆け戻る。

 

「遊びは終わりだ!!獣相手に容赦はせん!!

 次は貴様とその狼どもの脳天を打ち砕く!!」

 その本気の意志を示すが如く、Jは拳に愛用のナックルを装着した。

 

「いけいっ、兄弟達よ!

 その愚か者を八つ裂きにしてやれい──っ!!」

 ゴバルスキーがその表情に怒りを漲らせて、狼達に指示を出す。

 それに従い四方八方から、狼達がJに向かっていくが、Jは1秒以下の時間の中で十発のパンチを出せる男。

 闇雲に襲いかかってくる獣などに遅れをとる筈もない。

 いちどきに襲いかかってくる数だけを見れば、宝竜黒蓮珠(ぽーろんこくれんじゅ)の主頭が操っていた蛇の方が数が多かったろう。

 あれですら、Jは全ての毒牙をフットワークやスウェーイングで難なく躱していたのだ。

 防具の類は装備せず、武器は己の両拳のみである男の、驚くべき強さを目の当たりにして、ゴバルスキーの表情に焦りの色が表れる。

 

「…だが貴様は知らんのだ。

 狼は本来、群れをなして行動するもの。

 その力が結集された時こそ、真の力を発揮するという事をな!!

 見せてやれい!!狼蒼拳(ろうそうけん)の真髄を!」

 ゴバルスキーの新たな指示を受けた狼達は、一旦Jのそばを離れると、そのJを三方から囲むような位置に陣を敷いた。

 それから、先頭の3匹の背中の上に次々と乗り、まるで組体操のように重なって立つと、その身で3本の柱を形成した。

 

「ウワッハハ、これぞ狼蒼拳(ろうそうけん)奥義・塔群(とうぐん)三柱聳(さんちゅうしょう)!!」

「なる程な…これで頭上三方から、一斉に急降下して攻撃を仕掛けようというのか……!!

 だが、無駄だ。

 この程度の事で、俺を倒す事は出来ん!!」

 その狼達が形作る柱を見上げてJが言うと、ゴバルスキーはフフッと小さく含み笑いを漏らす。

 ここまできて、Jの実力を見極められない男ではない筈なのだが……?

 

「このままならば、わしもそう思う。

 貴様には完璧なフットワークを駆使した防御力があるからのう。

 だがその足さばきを、封じられたならどうなるか!!」

 ゴバルスキーの言葉が終わらぬうちに、1匹の狼が、Jに頭上からの攻撃を仕掛けてくる。

 Jはその牙と爪を難なく躱したが、それは本気の攻撃ではなかった。

 

「うっ!!」

 ガシャン!!

 瞬間、Jの足元で金属音が響き、トラバサミのような金属の罠が、Jの足首に食い込んだ。

 

「まんまとかかったな、愚か者めが!!

 これで貴様は、得意のフットワークが使えなくなった!!殺れい──っ!!」

 ゴバルスキーの号令で、三方向の頭上から、狼達が一斉にJに向かってその牙を剥く。

 その場から動けないJは、せめて両腕でガードを固めて、急所を庇うことしかできない。

 先ほどまでとは比べ物にならない密度に攻撃が集中した現状では、反撃をする間に、急所である喉笛に食いつかれる恐れがあるからだろう。

 だが、辛うじて急所は庇ったものの、100匹はゆうにいる狼の一斉攻撃は、Jの身体に浅くない傷を負わせて、その出血は誇り高い彼の膝を地につかせる。

 

「さあ兄弟達よ、引き上げてくるがよい。

 皆で奴の死に様を、ここから楽しもうぞ。

 …戦う気力も失せ、全身の血を流し尽くして死んでいく、哀れな男の末路をな……!」

 もはや勝負はついたと、とどめも刺さずに余裕の態度で、狼達を呼び寄せたゴバルスキーの言葉には、ひとつだけ誤りがあった。

 …Jの目からは、戦う意志は一欠片も失せてはいない。

 常人ならばショック死していてもおかしくないほどの咬傷と出血にもかかわらず、Jはまだ立ち上がろうとしていた。

 

「……別れを言うがいい。

 その、薄汚い兄弟達にな…!!」

 闘志を漲らせた青い瞳は、氷の色ではなく完全燃焼する炎の色だ。

 触れたが最後、跡形もなく焼き尽くされてしまうほどの。

 その炎の熱さに、自身の勝利を確信していたゴバルスキーは、すぐには気がつかなかった。

 

「…畜生ども相手に使いたくはなかったが、そうも言ってはいられんようだ。

 見せてやろう……俺のニュー・ブロウを……!」

 そして、群れのリーダーがその危険を察知できなかったことが、狼達の運命を決めた。

 

J(ジェット)S(ソニック)M(マッハ)P(パンチ)!!」

 

 ・・・

 

「ワッハハ、ざ、残念だったのう!!」

 Jが渾身の力で放ったその一撃は、当たればゴバルスキーの身体などはるか彼方へと吹き飛ばしていたに違いない。

 だがそれは実際には、彼のすぐ脇をすり抜けていった。

 

「確かに凄まじいばかりの威力!!

 しかし、外したのでは何の役にも立たんわ──っ!」

「……外してはいない……!!

 パンチが音速を超えた時、切り裂かれた大気は凄まじい衝撃波を生む!!」

 次の瞬間。

 中央塔に刻まれている御前の顔の像がひび割れた。

 Jのパンチにより砕かれたその下半分が、重量に耐えきれずに、崩れて落ちる。

 ゴバルスキーと、狼達の頭上へと。

 

A perfect tombstone for you(それが貴様等の墓石だ)!」

 

 ……破片といえども充分に大きいそれの下敷きになっただろう、かの人の姿が見えなかったことは、私にとっては僅かな救いだった。

 

 

 

 そう、思ったのに。

 足にはまったままのトラバサミを外しているJの後ろで、一番大きな岩の塊を持ち上げて立ち上がったゴバルスキーの姿に、どこか心の奥で安堵してしまった私は、結局未だに覚悟が足りなかったのだろう。




光の軍隊式お手おかわりを教え込まれた狼たちは、主の命令に原作より従うようになっており、『主はやめろって言ってたけどお腹空いたから食べちゃった☆テヘッ』事変が起きませんでした。
なのでマハールの死体はJが闘場に降りる前に係員がきちんと回収してます。

そしてこの狼との回想シーンがもし当時のノリでアニメ化されたら、光は狼にお手おかわりさせながら『よっ、ごれっ、ちま〜ぁた〜、か〜な〜、し〜み〜、に〜♪』って歌ってると思います。
(アニメのOPで桃が風車投げる前の、塾生たちが踊ってるアレみたいなイメージ)

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