昔踏み台だったシスコン主人公とオリ主くんが入れ替わってしまった!
 元踏み台主人公はヤンデレヒロイン達の重い愛を回避し、元の体に戻れるのか!?

『作者から』
 何番煎じかわからない、元踏み台のなのは二次創作、面白かったら幸いです。

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 前々から書きたいと思っていたなのはの元踏み台物の物語。今書いているISの二次創作の方に創作意欲全振りなので、一、二週間に一回ペースで投稿していきたいです。


元踏み台とオリ主の魂が入れ替わるとヒロイン達が困るようだ。

 さて、この物語のあらすじを説明させてもらおう。まあ、三行で終わらせるつもりだから、そこまで練りに練った回りくどい何かを期待しないでくれ。では、説明させてもらおう。

 

 オリ主と体が入れ替わった、

 ヤンデレヒロイン共がうざい、

 俺の義妹に手を出すな。

 

 これだけだ。うん、非常に単純で、物凄く今現在の状態を表現できていて、百点満点を通り越して114514点だ。なに? これだけでは理解できない? なら、本編を見てくれ。俺の苦労がわかる。

 

『1』

 

 今にも死にそうな表情の義妹が兄者、兄者と苦しそうに手を伸ばす。俺は無表情のまま、だが、心の中はゾクゾクッと何かしらのいけない気持ちを感じていた。

 今から数年前に母親の再婚によって現れた義妹、正直、原作ヒロイン共より可愛い。それに、俺のことを兄者といろいろと美味しい呼び方で呼んでくれるし、絶対に冷たい言葉を言い放たない。もうこれ、俺の嫁にした方がいいんじゃね? というか、踏み台行為やめたし、これからはこの義妹に悪い虫が引っ付かないようにガードして、そして、美味しく人生の墓場ルートに入った方が色々と美味しい。うん、美味しい。今すぐ食いたい。だが、俺は理性の塊と表現される人間だ。まあ、理性の塊が踏み台行為なんていう馬鹿げたことをするわけがないのだが、今現在の俺は、もう、本当に、どこの誰が見てもシスコンの健全な、妹と結婚しようとしているお兄ちゃんだ。

 

「兄者……わたしは……今日死ぬかもしれない……」

「確かに、インフルエンザで死ぬ人間はいるが、それは赤ん坊か老人くらいだぞ。だから死なん、タミフルも飲んだしな」

「色々と危ないですぜ兄者……タミフルは、色々と危ないですぜ兄者……」

「大丈夫、窓の鍵に瞬間接着剤を大量に塗った、飛び降りれない。刃物もすべて没収した、リスカ出来ない。空気清浄機を三機もこの部屋にぶち込んだ、感染る可能性は低い。安心して生きろ」

 

 タミフル、うん、タミフル、俺は結構好きよ、タミフル、飲みたくはないけど。名前の響きは好き、タミフル、言いやすいじゃん。タミフル。タミフル、タミフル、タミフル、うん、色々と怒られそうだからこの辺りでタミフルの話題を終わらせよう。だが、最後に言わせてもらいたい、タミフル。

 義妹は溜息を吐き出して、静かにハーゲン●ッツと告げる。あのハーゲン●ッツを所望しているというのか!? 正直、俺はアレより断然しろくまだとかのかき氷系が好きなんだが、こいつは妙に高級路線を突っ走っている節がある。まあ、いいのよ、ハーゲン●ッツ、今冷蔵庫に無いけど、主にこいつが夜中にアムアムして、お腹出して眠って、インフルエンザになったせいで、うん、ドジなところもカワイイから許す!

 

「兄者、わたしを可愛いと思ってくれるなら……ハーゲン●ッツを買ってきてくだされ……」

「ダースで購入してくる、それとも、全部買い漁ってこようか?」

「兄者の愛が見えるよ……」

「ああ、俺はおまえを愛している。だから、財布の中身すべてを使い果たしてもハーゲン●ッツを買ってくるさ」

「兄者の財布の中、三十万円入ってるから……全部買えるね……」

 

 ――こいつ、俺の財布の中身の金額を!? まあ、転生のおまけで特殊な口座から振り込まれてくる溢れんばかりの金だから、どんなことに使用してもバチは当たらん。正直、手違いで俺のことを殺した神様という馬鹿野郎が原因だ。ギリギリまでタカってやる。義妹とのご祝儀は億単位を要求するからな! 振り込めよ!!

 

「じゃあ、お兄ちゃんハーゲン●ッツをダース単位で買ってくるから、安静にしてるんだぞ、あと、空気清浄機の電源は絶対に落とすな、俺は絶対にタミフルを飲みたくないタミフル」

「ラジャー……あ、抹茶は絶対二つは買ってね……」

「いってタミフル」

「いってらタミフル」

 

 互いに挨拶を交わして、義妹は療養、俺はコンビニまで愛馬のチャリンコ丸に跨り移動する。

 

『2』

 

 正直な話をさせてもらおう、コンビニのハーゲン●ッツってなんであんなに高いのだろうか、スーパーで売られている状態とは比べ物にならない。フリーザ様の第二形態と最終形態くらいの差が開いているよ。もうさ、コンビニのハーゲン●ッツはリボンとか付けたほうがいいと思うんだ。軽い婚約指輪くらいの価値があると思うよ。婚約指輪より、婚約ハーゲンの時代がくると思う。ハーゲン●ッツは少し溶かして二人で食べよう的な、そして、その後に女の子を食べようみたいな。あれ、俺もタミフル飲んだのかな?

 まあ、抹茶に重点を置いてそれ以外の義妹が好きそうなフレーバーをチョイスし、タミフルの禁断症状にかられているであろう、マイスイートシスターの為に、鍛えに鍛えた脚力を駆使して自宅に急行する。下手すると今の速度は時速300kmに相当しているかもしれない、つまり、スズキ・ハヤブサと同等だ! 流石は俺の脚力!! なわけないけどさ、流石にママチャリが300kmで走ってたら車輪やらチェーンやらが吹っ飛ぶ、いや、100でも結構危ないと思うぜ、理的に考えると。

 

「退いてくれ!!」

 

 おっと、夜中に大声を出す変態のご登場だ。こういう人の言うことは聞かない方針にしているのだが、流石にこのまま直進を続けていたら確実に正面衝突してしまう。知っているか、自転車の事故って、保険とか入ってないから自己負担がエグいんだぜ、だから自転車は人気が少ない夜中にしか走らせたくないのさ……。

 仕方なくブレーキをかけて減速してそのまま変態をすり抜けようとするが、自転車のタイヤがパンクする。そのまま色々と不運が重なり、空中に投げ出される。スローモーションになる視界が捉えていたのは、投げナイフがタイヤに刺さった俺のチャリンコ丸だった。これ、修理代踏んだくれるかな?

 

「「グヘッ!?」」

 

 投げ出された先に変態が居たらしく、頭を強く強打してしまった。ああ、ハーゲン●ッツが地面に……婚約ハーゲン出来ないじゃないか……。

 あれ、でも、俺が倒れている位地が可笑しい。えっと、変態とぶつかって、跳ね返って、あれこれしたら、あの位置に俺は倒れるはず……あら? 見たことある顔が倒れてるぞ、そのイケメンフェイス、ほぼ毎日鑑で見てるんだが、ていうか、俺なんだが。

 

「はっ!? すまない!」

 

 ちょっと待てよ、俺の体で逃げたところで後ろにいる危険人物に襲われることは無いと思うのだが。というか、俺の体返せよ、何だよこの腹、全然締まってない、今すぐラ●ザップが必要なレベルだよこれ。一週間無料お試しとかやってるからさ、早くラ●ザップ行こ……もう居ない……。

 ギギギッと油をさしていない機械の関節部分のような音を立ててながら、いや、本当はそんな音出てないけどさ、なんとかギホウとかいう表現方法の一つさ、体言止めとかの類の。おっと、そんなくだらないことを解説する前に、危険人物の顔を見ないといけない。さてはて、どんな不細工が変態を追っかけてたんだ、見ものだぜ、百キロのデブとかだろ、ドシンドシンって、ゴジラの足音聞こえそうなタイプだろ、さあ、その姿を表して……え、高町なのはじゃん、何してんの……目から光消えてるよ、暗いからそう見えるとかそういう類じゃなくて、ガチで目から光消えてんだけど、レイプ目だけど、逆にこっちがレイプされそうなんですけど。

 

「こうくん……なんで約束破るのかな……」

「すまない、約束の記憶をカレーこぼして捨てたんだ」

 

 いやさぁ、カレーこぼす以前に君との約束なんて一グラム単位でも覚えてないからね、ていうか、俺、オリ主野郎と入れ替わったのかよ。市立の普通の小学校に通うようになって接点皆無になってからこいつらの行動何一つ見てなかったんだが、ここまで辿り着いたのかあの馬鹿野郎。もしかして避妊しないでにゃんにゃんして高町のお腹の中にはヴィヴィオちゃんが育まれたりして、いやいや、小学五年生でお母さんはコドモのコドモじゃないんだから、自重しようぜ、自主規制行おうぜ、なぁ、オリ主野郎。あ、居ないんだった……。

 

「じゃあ、一回死のうか……大丈夫、すぐに蘇生してあげるから……」

「そこはさぁ、O・H・A・N・A・S・I☆って言ってくれよ、キャラ崩壊すげーから」

 

 何で俺、こんな子を嫁呼ばわりしてたのやら、こんな闇が深い子だとは思わなかったよ。もう、闇に呑まれすぎてサタン状態解禁してしまってるよ、ラスボス倒した後の裏ボスより強そうだよこの子。怖いよ怖い、ヤンデレ怖い、まあ、俺からしてみたらこれはまだまだメンヘラ、セーブ&ロードを指摘してSAN値をゴリゴリ削ってくるタイプのキャラクターくらいにならないとヤンデレは務まらないんだよJK。

 高町の右手に握られたナイフが物凄い勢いで俺の腹部に向かって突っ込んでくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「止まって見えるぞ……その程度か……」

 

 ナイフを持つ腕を掴み、そのまま柔道のなんとかとかいう技で思い切り投げ飛ばす。すると女の子が出してはいけない声を発してその場に蹲る。あ、女の子が出してはいけない声は適当に想像してくれ、なんとも表現しにくい声だったから、本当に表現しにくい。想像力は豊かだろ、って、俺は誰に語りかけているのだろうか?

 そのまま握られているナイフを奪い、手が届かない場所まで投げ飛ばし、そのまま催眠の魔法を駆使して高町を眠らせる。

 てかさぁ、なんで魔法少女なのに魔法使わないわけ? 魔法だったら非殺傷設定出来るでしょ、あのナイフ、モノホンのサバイバルナイフで殺傷能力完璧に高いよ、研磨したあとも見えるから、確実に殺傷性を向上させるために研いだよね?

 

「……ご両親に届けるしかないよな、このメンヘラ」

 

 俺の物語はこれからだ!


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