昨日はデク君やお茶子ちゃん、委員長と仲良くなれて大満足な一日だった。
今日からは授業も始まるので朝から楽しくてしょうがない!
「母さん、行ってきまーす!」
「
母の言いつけ通りイヤホンと腕時計を付けて、駅へと向かった。
教室のドアを開けると、既にデク君とお茶子ちゃんは来ていた。
「お茶子ちゃんおはよう。緑谷君も今日は早いんだね、おはよう」
「念くん、おはよう!」
「あ、う、うん。六覚くん、おはよう」
「今日から授業が始まるけど、どんな風か楽しみだね」
「そうだね!」
「相澤先生みたいに厳しいのかな……」
HRまで後から来た飯田君を含めて4人でわいわい話した。
英語の授業はプレゼント・マイクが担当していた。
「んじゃ次の英文のうち間違っているのは?」
「おらエヴィバディヘンズアップ盛り上がれーーー!!!」
(((普通だ……)))
(くそつまんね)
(関係詞の場所が違うから……4番!)
入試で燃え尽きたからもういいかな……うん。
授業内容は普通だったけど、少し先生がうるさかった。
昼は大食堂でランチラッシュが作る一流の料理を食べた。
「おお!ランチラッシュの料理を実際に食べられるなんて!!」
「六覚くんランチラッシュがすきなんだね」
「私も感動!この料理美味しいね!」
「こんなにテンションが高いところを初めて見たな」
そして午後の授業、それは―――――
「わーたーしーがー!!」
「普通にドアから来た!!!」
「
「オールマイトだ……!!」
「すげえや本当に先生やってるんだな……!!!」
「
「画風違いすぎて鳥肌が……」
「……(本物だよ!!!まじか!!まじかあああ!!!)」
(六覚少女は無反応か……)
ここでも勘違いが加速した。
「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為様々な訓練を行う課目だ!!単位数も最も多いぞ!」
「早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」
オールマイトが力を溜め思いっきり前に突き出したのは、“BATTLE”と書かれたカードだった。
「「「戦闘……訓練……!」」」
皆から戦意が
「そしてそいつに伴って…こちら!!!」
「「「!?」」」
ガゴッという音と共に黒板の横の壁から棚がせり出してきた。
「入学前に送ってもらった“
「「「おおお!!!!」」」
ついにあの能力が使えるようになるのか……!凄くテンションが上がるね!!
「女子は教室、男子は今から案内する所でね。着替えたら順次グラウンド・
「「「はーい!!!」」」
オールマイト先生が教室を出るのに続いて、男子たちも廊下にコスチュームを持って出ていく。
「あれ?念くんも早く廊下にでないと!女子が着替えられないよ!」
「ああ、それは「六覚くんは女子だぞ!男子用制服着用の許可もしっかり取られている!ではグラウンドで!」……うん、今オールマイトが言った通りだよ」
説明しようとしたらオールマイトがドアから顔を出して全部言ってくれた。
「「「まじか!?」」」
「なんか騙してたみたいでごめんね?個性の能力的問題で女子用の制服だと支障が出るんだ」
私からもきちんと事情を説明して謝っておく。
「なんだ、そう言うことだったんだ!」
「いいよいいよ!別に謝ることじゃないでしょ!」
「それより男子は早く教室から出ようね!」
このクラスの女子はなんて暖かいんだ……!あと固まってる男子諸君すまない!
「……うん!ありがとう」
「じゃあさっさと着替えよう!」
「そうだね!急ごう!」
机の上でコスチュームが入ったケースを開ける。中には要望通り学ランと日本刀とジュラルミンケースが入っていた。
「あっ襟章…これも作れたんだ……!」
リミッターの襟章は「力を抑える装置」としか書いていなかったのに、完璧に仕上げられていた。
流石はサポート会社……!意味不明なその技術力よ!!
学ランを着て襟章を付け、腰の剣帯に日本刀を差し込む。そしてジュラルミンケースを手に持ち、グラウンドへ向かった。
「
「自覚するのだ!!!!今日から自分は……ヒーローなんだと!!」
「さあ!!始めようか
窓ガラスに写る自分を見る。そこにいるのは黒髪の幼い兵部京介だった。
「……楽しくなってきた!」
少し間が空きましたが、無事投稿できました。
次回は戦闘シーンが入るので、また遅くなると思います。戦闘シーンとか書いたことないですからね……うわあ悲惨な出来になりそうで怖いです。
ジュラルミンケースは戦闘の邪魔では?という質問ですが……背中にくっつきます。謎の吸着力で戦闘になっても離れませんし、落ちません。サポート会社の技術力は意味不明です。以上です。