紅糸清澄   作:茶蕎麦

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 これにて、紅糸清澄、一旦のお終いです!


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最終話 左手と右手

 

 男女同士の接触が、いやらしい。そうなるのは、どれくらい年を重ねてからであるだろうか。或いは、年齢ではなくその深度こそが大事なのかもしれなかった。

 だから、指先触れ合い繋がるばかりの、未だ幼さを残した京太郎と和のそんな初々しいくっつきあいは、どこか優しく周囲に認められる。

 

「う、何時もよりちょっと視線が多い、ですね……」

「これでもちょっと、か……和は今まで、とんでもなく注目される中に居たんだな。でも、今日からは俺もずっと、一緒だ」

「京太郎君……」

 

 恥じらいを覚えながらも、それでも離れたくない、甘い欲求。香るような赤ら顔の二人の恋慕に、見せつけられた周囲は、注目してからそっと目を逸らす。

 睦み合いには遥か遠くとも、それでも恋人同士のいちゃいちゃに、いたずらに割って入るような無粋な輩はそうは居ないのだ。

 だからゆっくりと、二人は少し湿った朝の空気を食みながら、進んだ。辺りを二人して見回し、その美しさを再発見することを楽しみながら。

 

 山間に、人が住む。それが進んで切り拓かれた結果、清澄はそれなりに栄えている。

 しかしそれでも変わらず坂道多い、清澄高校への通学路。二人並んで歩んでいては、自然と進みも遅くなる。時に囃し立てられながら追い抜かされて、そうして歩みの鈍い、彼女にまで追いつかれてしまった。

 誰よりも山頂に近い異能を持ちながら、それでも普段はあまりに平凡に可愛らしい、そんな彼女は二人を見つけてから走って横に並び、笑顔で呼びかける。

 

「京ちゃんに、和ちゃん、おはよう!」

「ん。ああ、おはよう、咲」

「おはようございます、咲さん」

 

 そして交わされるは、朝の挨拶。好み合う三人、笑顔は三つ並んだ。

 のろりと向いた彼の瞳に、喜色満面な自分を見つけて胸痛めさせながらも咲は気丈にも微笑み続けて、初々しい二人を望む。そうして、感想を言うのだった。

 

「なんだか、二人……こう、見せつけちゃってる感じだね」

「……やっぱり、そう見えるのか」

「うん。かなり目立ってるよ?」

 

 愛らしい見目を忘れて日陰の少女と自分を勘違いしている節がある咲は、彼彼女の眩しさに目を細めざるを得ない。

 ああ、こうなりたかったな、と思いながら、ずっと離れない二人の指先の接続を恥ずかしく思うのだった。

 けれども、当の二人、特に和はそんなこと素知らぬ顔。なにせ、真っ直ぐな彼女には引け目など存在しない。愛を示すことに、なんら照れるところなどないのである。

 だから、和は京太郎と繋がった左手を持ち上げて、零れるような笑みで、咲へと言った。

 

「ふふ。別にこれくらいなら風紀を乱す程、ではないと思いますよ? 親子のそれより、むしろ控えめなくらいで」

「それは、そうだけれど……」

 

 けれども、と咲は続けようとして、はっとする。その後に自分の目に障るから、という文句しか用意出来ていない自分の浅はかさに、驚いて。

 胸の痛みはずきずきと続く。それが嫉妬心と理解して、咲は醜い自分に溜息をつくのである。

 

「はぁ。駄目だね、私。全然京ちゃんを吹っ切れていないや」

 

 自分に素直に、それでようやく咲はもやもやを一部だけ消化出来たような気がした。そうだ、好きで、愛していて、それは未だに変わっていないのだ。

 違ってしまったのは、彼と彼女の関係性くらい。もうその間に割って入ることが出来ないことが、とても寂しかった。

 

「……そうか」

 

 軽々と慰めの言葉をかけられない、京太郎。だから、己の選択の結果を受け止めて、どこか痛々しい様子の咲を黙って見つめる。

 幼馴染と言っていいくらいに身近に過ごして来て、それが一挙に離れてしまったことに、痛痒はあって当然。これまでとはいかない、それは京太郎であっても、寂しかった。

 思わず右手にぎゅっと力を入れてしまった彼に、優しい力が帰る。振り向けば、そこに最愛がどうにも優しげに微笑んでいた。

 和は、誰よりも幸せそうにしてから、一歩咲に向かう。その力強さに、京太郎は少し揺らいだ。

 

「咲さん」

「なあに、和ちゃん……」

 

 目の前で、和と京太郎は寄り添い合う。より近くで見せつけられる、恋人関係。それに対して、眉をひそめるだけで済んだことに、咲はほっとする。

 今すぐそこを退いて欲しい。飢えに、喉が鳴る。好きで好きで、愛していて、それでも独り。そんな無様はもう嫌だったのに。

 けれども、彼が選んだのは彼女。みっともなく京太郎に縋り付くことを我慢できたのは、微かなプライドか恋を汚したくない気持ちのどちらだっただろうか。

 自分の気持ちが醜く歪んでいようとも相変わらずに、和は綺麗なままだ。正直なところ、嫉妬心からどんな言葉も真っ直ぐ受け取れないだろうから、あまり続きを聞きたくないな、と思う。

 

 けれども、意外にも和の真っ直ぐな言葉は、咲へと届く。笑顔美しいままに、彼女は話すのだ。

 

「私、咲さんにずっと嫉妬していました」

「え?」

「羨ましかったですよ。どうして、私よりずっと近くに咲さんがいるの、って何度思ったことか」

 

 天使のような少女が語るのは、醜い心。多く過ぎ行く登校中でも、停まっている男女気にしてちらほらと、それを見つめて歩みを止めるものが増えている。

 しかし、誰彼に聞かれようとも、和には関係ない。隣で京太郎が固唾を呑み込む音ですら、信頼から気にするところではなかった。

 ただ、咲――友達――の迷いを断ち切ることこそが大切だったから。そのために、正直に悪心だって晒すのだ。そうして、少女の悪を、許す。

 

「良いんですよ。同じように私を恨んでください。京太郎君を好きに、愛してください。それでも、いい。……私はそんな咲さんだって、好きですから」

「和、ちゃん」

 

 これは、本当にこの世にあるものか。咲は、その後ろに輝く羽根を幻視する。

 頑ななところばかりが目立っていた少女は、少年と出会い確かな芯を得た。そして、曲がらないことを長所とする。

 和は綺麗ごと、そればかりでなく、悪心ですら受け容れて、友と共にあることを決して諦めない。自分達だけが幸せ、それだけでハッピーエンドではないでしょう、そういう思いが彼女にはあった。

 

 そして和は何を思ったのか、表情を変えた。それが悪戯っぽい笑みであると咲が気づいた時。彼女は続ける。

 

「でも……」

「でも?」

「私は決して、京太郎君を、離しませんから」

「うおっ」

 

 左手と右手、繋がったそれを持ち上げ胸元へと引き寄せて、和は大いに、綻んだ。

 咲は、思う。彼女はこんなによく笑う少女ではなかったのに、と。けれども、それを開花させたのは大きな胸の近くに手を寄せられたことで、目を白黒させて鼻の下を伸している、だらしない想い人。

 ああ、それは自分も同じだったなあ、と思い、ようやく素直に咲は笑んだのだった。

 

「もうっ!」

 

 彼がこんなに好きで、彼が好きな人だって、好きで。なら、もう仕方がない。二人の幸せを願うしかないじゃないか。

 涙を流した昨日は忘れられない。けれども、今日は、大好きな人の隣で笑おう。

 

「あははっ」

 

 笑い、彼女は空を見上げる。緑の額縁に白くグラデーションされた青が、あまりに美しい。そして、思えば周囲は太陽のおかげできらきらと輝いていて。

 

 ああ、世界はこんなに綺麗だったのだ。そんなことを、咲は久しぶりに思い出した。

 

 

 

「うう、だじぇ……」

「ぐす……」

「やれ、おんしらも辛い立場じゃのう……」

 

 旧校舎の最上階を支配する、広い麻雀部の一室。居心地の良さが自慢のその部室に、泣き声が響いていた。

 いかにも居心地の悪いそんな中で、まこは丸くなって涙をこぼす下級生の優希を撫でながら、上を向いて堪える上級生の久の二人を気にする。

 まこは正直なところ、自分も泣きたい気持ちがあった。けれども、可愛くない自分が選ばれることはないと思い込んでいたから、何とか我慢出来ている。

 足元に冷たい涙を零す優希を優しく撫で、そうして椅子に座って必死に耐える久を、まこは優しく見つめた。

 

「悲しいじょー……」

「よしよし。それにしても、学生議会長がフケていると知られたら、おんしを嫌う先生共のええ弱みになってしまうじゃないんか?」

「分かっている、わよっ……」

 

 まこの軽口に優希はびくりとしたが、久は応じない。

 自棄になっている、とまこは感じる。けれども、それも仕方ないだろうと、思う。なにせ、フケているのは、自分も一緒なのだから。

 そう、気乗りしない彼女らは、久主催のバカップルへの愚痴の会を開いたがために、自主休講していた。つまり、授業はサボり。

 昔に散々したのだから、悪いことはもうしないの、といい子ぶっていた久はどこに行ってしまったのだろうと、誘われたまこは思っていた。

 

「愚痴は、どうしたんじゃ?」

「ぐすっ。そんなの、建前に決まってるじゃない……」

「本心は、わしらに慰めて貰いたかった、と。相変わらずおんしは甘えん坊じゃのう」

「じぇ……」

 

 好きから嫌い。そう単純に変わりはしない。彼女ら三人だけの愚痴の会が始まり、そうして直ぐに、すすり泣きが起きた。

 誤魔化すためによく笑顔を作ってはいたが、とても吹っ切れていなかった優希が、堪えきれなくなったのである。

 やがて、その泣き声につられた久も涙声に。瞬く間に、場は愚痴どころの雰囲気ではなくなった。そんな風にして、残ったまこが二人をあやす、今がある。

 みっともなく涙流したくないがために久は黙し、その隙間に優希は喋り始めた。

 

「本気で、好きだったのに……こんなの、ないじぇ……」

「そうじゃのう」

「染谷先輩も、京太郎のこと、好きだったんだじぇ? どうして、そんなに……わぷっ!」

「あほう。わしだって辛いんじゃ。じゃが、わしはもう泣かんって決めちょるからのお……」

 

 今まで遠慮なく近寄れていた親友が、恋する人が、遠い。それはとても辛いこと。まこは優希の気持ちが多少は分かる。

 けれども、それは多少止まり。確かに、似たように辛い。けれども、前のように泣き喚くよりも尚、まこにはやりたいことがあった。

 

「わしは少し前に諦め、泣いたんじゃ。その時、随分と皆に優しくしてもらった。だから優希。同じように泣くおんしに、わしは同じように優しくしてやりたくてのぉ」

「染谷、先輩……ううぅ……」

 

 まこは決して、忘れない。駄目な自分を慰めてくれた誰彼の優しさを。そして、恩返しをしようと発奮したその時、他の困った人に優しくしてあげて、と言った彼女のことも。

 故に、可愛い後輩を撫であやしながら、可愛い先輩にも優しく声をかけるのだった。

 

「部長。おんしが悔やむのは、よう分かるよ。もう目頭まで来とるんじゃ、思い切って泣きんさい」

「……嫌よ……嫌!」

 

 しかし、頭を振って、久はまこの厚意を拒絶する。

 そうして、涙溜め込んで紅くなった目を大きく開いて、熱病にかかったかのように震えながら、久は言う。

 

「まだ、未だ大丈夫……まだ、待てるわ……好きな人に彼女が出来た。これって最悪じゃない! 一番悪く待てるわ……これなら、これならっ!」

 

 恋は人を狂わす。それが深ければ深いだけ、根こそぎに。或いは間違えてしまうくらいに、少女は一途。

 このまま、違えてどうなるのか。以前の自分より今ならよっぽど悪いことが出来ると、久はほくそえみ、そうして頬から涙がこぼれ落ちた。

 狂笑。けれども、そんな久の駄々を、まこは両断する。

 

「……久。もう待つのは終いじゃよ」

「っ、うう……うー!」

 

 恋し合う二人は付き合って、お終い。そんな喜ばしい出来事の横で、選ばれなかった少女は泣く。

 啼いて嘆いて、そうして自分の今までを回顧し、それを足蹴にする。そう、悪く待つなんてふざけたこと、しなければ良かったのに。そう、久は考えてしまった。

 

「こんなことなら、当たって砕ければ良かった! こんなのただ、惨めなだけじゃない!」

 

 素直に恋に挑んだ京太郎に対して、捻くれて恋愛の駆け引きにそっぽを向いた自分。それが以前と同じく満足いかない対照的な結末になるというのは当たり前。

 けれども、信じていたのに、肝心な時に裏切られるなんて。こんなの、と久は自分の賭けの全てを否定しようとした。

 

「――同じ、じゃよ」

「……え?」

 

 けれども、まこは、不可思議なことを言う。しかし、真剣な声色のそれに、久は惹きつけられる。

 

「おんしはおんしなりに精一杯をやった。ぶつかろうが待とうが、それで駄目な結果悔しいのは、仕方ないもんじゃ」

 

 まこは目を瞑りながら、そう言った。やるべきことをやれなかった自分の、その無念を塞いで。

 一つ年下の親友の痛々しくも優しげな、そんな様子に、ついに久は決壊する。

 

「うう、うわああん! 私私、好きだった、好きなのにい!」

「分かっちょる。わしだって好きなままじゃ。けれどもこうは考えられんかの? 好きな人が幸せになれたこと、それが一番だ、って」

 

 こんな言葉は、綺麗ごと。そんなのはまこにも分かっている。でも、そう思いたいのは間違いない。

 涙しながらぐずる皆。その横で、彼女はただひと言だけ、本心を呟いた。

 

 

「……京太郎。絶対に、選ばなくて残念だったって思わせるくらいに、私は綺麗になってあげるからね」

 

 それは、誰の耳にも聞こえない、自分のためだけの宣誓。

 涙を一筋流し、彼女たちはまた一つ、綺麗になった。

 

 

 

 秋風たなびく曇り空の下。麻雀roof-topの前にて、お気に入りのキセルをふかすことすらなく、ただ藤田靖子は佇んでいた。

 寒さを覚えて震えることすらもなく、ただ空を見上げるばかりの師。いいよと言われてもどうしても気になって、弟子が付いてくるのは当たり前だったのかもしれない。

 気づけば靖子の横には、京太郎が立っていた。微笑んで、彼女は彼を受け容れる。

 

「……今日の麻雀、どうしたんですか?」

「なあに、ただ好き放題やっただけ、さ」

「……確かに凄まじい捲くりの技術を持っている靖子さんなら、最初から仕掛けて揺さぶっても、悪くはないでしょうが……」

「けれども、負けた」

「……はい」

 

 風を覚えて、立ち位置を変える。そんな彼女に対して行っているのだろう所作を、自分にも適用してくれた。

 それが、むず痒くも嬉しくて悲しい。改めて、靖子は自分が京太郎という青年にやられてしまっていることを、再確認する。

 

「流石に、インターハイ個人優勝を共に果たした高校生カップル相手には敵わないと、再確認したよ」

「そんな……」

「事実さ」

 

 師から初めての勝ち星を拾った京太郎。しかしその面に喜色は少ない。

 それはそうだろう、自分は本気であったが、師はそれ以上に死に物狂いだったのだ。それを、示し合わせていなかったとはいえ、愛する人と共に下してしまったのは何とも後味が悪い。

 落ち込んでいないか気になり見に来たが、しかし、靖子は先の戦いなんてどこ吹く風。京太郎の前で、優しげに笑んですら見せた。

 やがて、また強い風が吹く。靖子は風に髪を流しながら床に置いたバッグをがさごそ漁ったと思うと、中からあるものを取り出し、そうして京太郎に渡した。

 

「これ、あげるよ」

「わ、なんですかこれ……首輪?」

 

 それは、大きな犬を繋げるための首輪。師匠の目線がついと、自分の首元に一度向いてから離れたことに、京太郎が気づかなかったのは、幸いだろう。

 雲は流れて、光が差し込む。靖子は、こともなげにそれを渡して、言う。

 

「将来、君たち二人が結婚すれば家を持って、或いは犬猫でも飼うこともあるだろう。気が早いが、その時のための餞別さ」

「これ、大型犬にしか付けられなさそうなサイズですが……まあ、有り難く頂きます」

 

 よく分からないが、渡された。それが師匠からの贈り物であるからには、大事にしなければならないだろう。

 場を辞して、保管するために中へと戻ろうとする京太郎。その背中に一つ、声がかけられた。

 

「京太郎」

「はい?」

 

 ひと言に応じ、弾けるように全身を向けてくれる、弟子。それに師匠として、靖子は向かい合った。

 何となく、これからはキセルを控えようかな、と考えながら彼女は彼に声を掛ける。

 

「成績が上がったせいか予定が混んでいてね。これからはあまり構ってやれないが……頑張って、いい男になれよ」

「分かりました!」

 

 そして、気合を入れながら、去っていく前よりずっと広くなった背中。それに思わず伸ばした手を逆手で留めて、再び靖子は京太郎に背を向けた。

 後ろでは、幸せな恋人同士の会話が繰り広げられているのだろう。揶揄する周囲の騒ぎ声が響く。

 それに、幸あれ、とは思う。思いながらもやはり、こんな独りは寒かった。

 

「さあ。私は、最後までいい師匠をやれていたかな?」

 

 思い出したかのようにぶるりと震え、そうしてバッグを掴んだ靖子は独り、歩き出す。

 彼との経験は、素晴らしいものになった。それに、未だに指先には炎がちろり。心の繋がりは未だにあるのだろう。

 

 けれどもそれは未練。手を強く握って、それをかき消し。やがて靖子は喧騒に消えた。

 

 

 

 

「京太郎君」

「和」

 

 向けられた左手に、応じるのは右手。彼と彼女はずっとそう。

 

「貴方」

「お前」

 

 結婚して、子供が沢山出来て、何時かくたびれてすっかり細くなってしまってからも、それは続いた。

 

「……あなた」

「おまえ……」

 

 左手の小指と右手の小指。そこを繋ぐは紅い糸。

 

 最期に二つ揃って途切れるまで、清く澄んだ想いよずっとずっと幸せに。

 

 

 

 紅糸清澄、了。

 

 

 




 皆様、どうもありがとうございましたー!

 大体の回収は出来たかと思いますが、未だ不明な点は、何れ書く番外にて綴らせて頂こうと思っています。

 全国編は……まあ、余裕が出来た時に書くかもしれませんね。

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