一目惚れ、というものを原村和は全く信じていなかった。いや、それどころか彼女は恋ですら自分がするものではないと、考えていたのだ。
お嫁さんというものに対する憧れはある。しかし父親、親類にこそ情を感じていても、和にとって世の男性というものは今のところ押し並べて大差ないものと感じていた。嫌に女性的に成長しすぎる自分の肢体を粘っこく見つめる彼らを同じ人とは思えない。
猿と結婚する人はないだろう。和は素晴らしい何かと結ばれることを望んではいるが、それが見知った醜い男という生き物では到底ないとも思っていたのである。
もっとも、だからといって、女性を好きになるようなこともなく。和は興味の湧かない異性から目を背けながら、彼らを想う分の時間を趣味の麻雀に費やしてきていたのだった。
「大丈夫ですか?」
「は、はい……」
そう、一目惚れとは、和の中ではオカルトに類するものである。否定するべき、ものであったのだ。
彼を見て胸がドキドキと鳴るのは、窮地を脱して直ぐのことだから。間近に見える容姿の全てが愛おしく思えてしまうのも、吊り橋効果によるもので。
倒れ込まぬようにと腹に巻かれた彼の手を、離れないよう強く握ってしまったのも、急の事態で混乱してしまっていたからだと和は思いたかった。
しかし、自分に嘘を吐くことなどそうは出来ない。春休みの人通りの多い歩道で二人はしばし動けずに。どうしてだか和には、開花にはまだ早く一分も咲いていない彼の後ろの桜が、満開に見えた。
原村和は、片岡優希と友人関係にある。いや、一緒に中学生活を過ごしてから、高校も時間を共にしたいと二人同じ清澄高校を受験した程であるから、彼女らの関係の名前は本来親友というべきなのかもしれない。
受験戦争に勝利し、卒業式で涙のお別れをしてから迎えた春休み。仲良し二人組みは、入学前のその空いた時間を一緒に過ごそうと考えたようだ。どちらともなく、連絡を取りあって、丁度いい日取りと時間を決めた。
共に、麻雀に青春を費やしていても、二人は女の子。洋服に小物類、お洒落するために欲しいものは沢山ある。今日は、土地勘を養う為にも二人は清澄高校の近くで店を開拓してショッピングをするつもりだった。
「それにしてもゆーきったら、遅いですね……」
しかし相方が訪れる事は中々なく、暇から和はついつい独り言をしてしまう。遅刻の連絡は既にあった。けれども、具体的な時間がそこに書かれていなかったために、和は困る。
約束した十一時、今から二十分前にメッセージアプリに投稿されたのは『ごめんのどちゃん。ちょっと遅れちゃうけど、待っていて欲しいじょ』というもので、五分前に送られたのは『もう少しだじぇ』という短いもの。
これでは何時来るのだか分かったものではない。
あの小さな友人は、大好きなタコスが出ている店でも見つけて寄り道をしてしまったのだろうか、或いは好きな小動物でも見つけてそれと戯れて遅くなったのか、等と想像して、和はため息を吐く。
「こんな所に一人でいると、目立ってしまいます……慣れているとはいえ、視線が集まるのは気持ちいいものではありませんね」
和が居るのは近くに市営の公園があるデパートの前。入り口から少し脇に避けているとはいえ、それでも三十分以上立って待っている少女の姿はよく目立った。それが、そこいらのアイドルなど裸足で逃げ出すほど可愛らしいとあれば、尚更のこと。
殊更男性の視線を多く受けることを、和は嫌がる。何せ、それは、以前行われた麻雀のインターミドルの大会で受けたのよりも少ないものとはいえ、彼女にとって決して嬉しいことではないのだから。
因みに、幾ばくかの異性の目線は、容姿ではなく和の称号でもあるインターミドル優勝者、つまりは有名人を見るものであったのだが、それに彼女が気付くことはない。麻雀が得意とはいえ、彼女は他人の観察が得手、という訳でもないのだ。
和の心象を映しているかのように空は薄曇りで、頬を撫でる風は温く弱々しい。過ごしやすい天候、といえばそうであるが折角の春の日。色取り戻し始めた草木を鮮やかにさせる日光が恋しくも思う。
そんな陽よりも輝き、周りの喧騒よりも尚うるさい、そのような存在を好き好んで和は待ち続けている。多数に見られるのは嫌でも、そのために立ち続けるのは苦ではない。彼女の中で、片岡優希とはそれ程に特別なのだから。
だから、だろうか。昼時の往来の中でも、その小さな姿は簡単に見つけられた。対面の歩道にて、息を切らしながら走る優希を望んで、和は思わず笑顔になった。
「おーい、のどちゃん。今来たじぇ!」
元気な声が、届く。赤信号の下、足踏みをしながら待つ彼女は、ひと月も経たずに高校生になるという事実が信じられないくらいに、あどけない。
信号が青色に切り替わった途端に、横断歩道を優希は駆け始めた。恐らく、勢いのまま和の胸に飛び込もうという算段なのだろう。
触れ合うことがまんざらでもない和は早く受け止めるためにも、優希の元へと歩み出す。
「のどちゃーん!」
「ゆーき。そんなに走ったら危ないですよ……あっ」
優希の姿に気を取られて、注意をしておきながら、和は足元を疎かにした。それは、前しか見ていなかったからか、はたまた成長著しい、彼女の胸元が重すぎてバランスを崩したのか。
理由は和にしか解らない。どちらにせよ、結果は同じ。足を遅らせた身体は、前へと倒れていく。
和は急の転倒に対応しきれなかった。手は痺れたかのように動かず、体の前に出ない。これでは顔か、胴体から落ちてしまうだろう。予想できる痛みを恐れ、和は瞳を閉じる。
と、その一瞬に、眩い光が認められたような気がした。
「っと」
和が身体を強張らせたまま何時まで経っても、痛みは訪れない。目を閉じながら感じたのは、倒れ込む身体を支えるように回された腕のようなものによる圧迫。
助けてもらったのだと、和は知った。感謝を伝えるためにもと、恐る恐る彼女は目を開ける。
「大丈夫ですか?」
そこで、和は雲間から降り注ぐ光に金毛輝かす、京太郎の姿を見たのだった。何かを堪えるように目を細めて整った顔を真剣にしている、そんな彼を認めて、彼女の心臓は勝手に大きく鳴り出していく。
決してオカルトなどではなく、胸元に確かに根付いたそれ。それこそが、和の初恋の始まりだった。
場所は移って、デパート一階の喫茶店の中。京太郎と和と優希は同じテーブルを囲っていた。
人助けした方とされた方、そして見るからに互いが同年代ということで気安い雰囲気が流れる中で、まずは優希が京太郎に頭を下げる。
「お前、のどちゃんをよく助けてくれたな。私からも礼を言うじぇ」
「礼は受け取るけどさ……俺はお前じゃないぞ、小さいの。俺には須賀京太郎っていう名前があるんだ」
「むっ、私にも小さいのじゃなくて片岡優希っていう名前がちゃんとあるじぇ。よく覚えておくんだな、京太郎」
「分かったよ、片岡」
「優希でいいじょ」
「そうか……ところで何処かで買い食いでもしてきたのか? 口元にお弁当付いているぞ、優希」
「なぬい!」
口元を拭う、優希。女の子であるからには、見目に気を使うのは当然であるが、美味しいものを食べたことで彼女は気を抜いていたのだろう。
焦り、タコスのソースがポツリと付いた右頬を知らず、優希は綺麗な反対側を手の甲でゴシゴシと擦った。
「逆だ、逆。ほら、コレ使え」
「ほぅ、中々に気が利く奴だじぇ」
見かねた京太郎は、バッグからポケットティッシュを一枚取り出し、優希に渡す。
躊躇わず、優希はそれで顔を拭う。どうにも二人の距離は、近い。初対面にしては嫌に気安いようである。
しかし、そんなことにも気づかず、ぽうっとした表情のままに頬を上気させ、和は京太郎と優希を眺めていた。蚊帳の外のまま、胸にて沸き起こる熱を大事に味わっていたようだ。
そんな傍観姿勢も、優希の次の言葉で崩れてしまうのだが。
「それにしてものどちゃんったら、何時まで京太郎の腕を掴んでるんだじぇ?」
「あっ! す、すみません。ずっと、動転したままで……」
「いや、俺としたら役得って感じだったからいいんだけれどな。ええと、聞いていたと思うけれど、俺は須賀京太郎。君の名前も聞いていいか?」
「わ、私は原村和といいます……」
「原村さんか」
「和です」
「えっと……和、さん?」
「和でお願いします」
「わ、分かった……和」
「はい」
笑顔で半ば強引に、和は名前呼びを強制させた。京太郎はどこか真剣に向けられた彼女の視線から目を逸らす。
見た目も中身も子供な優希には同性と変わらぬ対応が出来たが、一部分など特に同級生らしからぬ程育った正に美少女な見た目の和にまで気安くすることは中々出来なかった。
積極的に距離を詰めてくる和から、照れる京太郎はしかしどうにも離れ難く、そんな近くで応答し合う二人組は対面の席から見たらいちゃついているようにしか見えない。
「テンプレな乙女言動だじぇ……京太郎も満更ではなさそうだし……なんてことだ」
思わず、優希は呟いた。親友が、男にこうまで近寄っている姿を見るのは初めてで、愕然とした心持ちになる。
今日出会った二人が恋仲になる。創作などではよくある話であるが、友人と初対面の男との間でそれが目の前にて起きたとしたら、堪ったものではない。
思わず、優希は自分の友人を取られまいと身を乗り出して騒ぎ出した。
「麻雀一筋の、のどちゃんに春が来た感じだじぇ……むうっ、京太郎、私の嫁は渡さんじょ!」
「ゆーき、変なことを言わないで下さい。私は一度も貴女のものになったことはありませんよ」
「酷いじぇのどちゃん。これは、浮気だじぇ……」
「浮気って……そもそも俺と和は初対面だぞ。和も、ただ恩を感じてアクティブになってみただけだろ?」
「うふふ……そう、かもしれませんね?」
意味深に笑う、和。普段の彼女を知らない京太郎は異性にも積極的な少女と勘違いしていたが、どうもそれは違うようで。
向けられた和の瞳に京太郎は思わぬ熱を覚えて困惑する。それに応じれば、何らかの展開があるのかもしれないが、流石に不安があった。いたずらに恥ずかしくなった彼には、話題を変えることしか出来ない。
「そ、それにしても清澄入学を控えた同士で、こんなことになるとは思わなかったなー。いや、奇遇だ」
「あれ、確か、私達が清澄に入るってまだ言っていない筈だじぇ。どうして知ってるんだ。ひょっとして、京太郎って私達のストーカーか何かか?」
「人聞きの悪い……合格発表の時に優希が大騒ぎしていたのを見て、覚えていただけだって!」
「あー、あの時に京太郎もいたのかー。でも、私は京太郎を見た覚えがないじぇ。でっかくて目立ちそうなのに」
「お前が気付かなかったのは、俺がその時同級生の面倒見ていて、ちょっと離れていたからだろうな。あいつは騒がしいのが苦手だったから、うるさいのが居なくなって人が捌けてから一緒に結果を確認したんだ」
「その友達は受かってたのかー?」
「普段の成績は俺よりもいい奴だったからな、当然のように受かってたよ。まあ、ちょっとおっちょこちょいな所があるから本人はケアレスミスでの不合格ってのを恐れて必要以上に緊張してたけれどな」
「ふぅん」
優希は、目の前の男が友人とやらのことを話すのに、妙に楽しそうな表情をしていることに気付く。先ほどから喜怒哀楽が表れやすいタイプだと思っていたが、それにしても分かり易い。
京太郎はその抜けたところのある友達を余程気に入っているのだろう。ただの友人というカテゴリーでは凡そ狭過ぎるくらいに。
興味の薄い優希でもそれが分かったのだ。隣でじっと見つめていた和には、それこそ敏に感じ取る事ができた。
「あの……そのお友達って、女の子、ですか?」
「ああ、そうだけれど……」
「なるほど」
「うん?」
京太郎は一人納得している和に対して、首を傾げた。どうやら彼女の考えが分からない様子である。そんな彼を見て、優希は呆れた。
どう見ても、和はその友人とやらをライバル視し始めている。一段、温度を上げた彼女の視線がそれをよく教えてくれた。友人がじりと、更に京太郎との距離を詰めて自身をアピールする姿が、どうにも面映い。
しかし、これほどあからさまな好意に気付く様子がない辺り、極度に鈍い男なのだろうか。或いは敢えて無視している、という可能性も無きにしも非ず。どちらが正しいのか、優希には分からない。どうなのだろうと、思わず彼女は京太郎を観察する。
優希がただ見ただけで京太郎のその内まで察する事はなかったが、果たして、答えは後者だった。
京太郎も、一目惚れをされたということだけは何となく理解している。しかし、それを今受け取る気はない。
相手は自分好みの美少女。現在も京太郎は和のその豊かな胸元から目を逸らすのに必死である。
何しろ、和が転ぶ前に助けられたのも、その大きな胸の揺れに夢中になっていたがために、倒れ落ちる前に咄嗟に手を出すことが出来たからだった。
そんないやらしい自分を知らない和の一時の夢を利用していちゃいちゃしたいと、ここ最近彼女というものから縁遠くなっている京太郎も思わないでもない。
だが、それに頭の中で待ったをかける存在があった。目を閉じれば、熱心に本を読んでいる彼女の横顔が思い出せる。ドジで放っておけない幼馴染の姿が、どうしても京太郎には忘れられないのだ。
「友達って言ってるけど、本当は恋人同士だったりするんじゃないかー?」
「ああ、よく付き合っているのか、とか聞かれるけれど俺と咲……友人の名前なんだけれど、まあ、そいつとはただの腐れ縁だぞ」
「えー?」
しかし、それを認めずに京太郎は今日も自分に嘘を吐く。もっとも、それを皆が本気にする訳もない。優希は胡散臭そうに表情を変えた。
だが、和は頷いてそれを認める。そうしなければ、何も始まらないから、という部分もあるのだろうが。
「そうなのでしょうね……今のところは」
京太郎の気持ちを占めている少女の影。それを和は正しく理解していた。何もなければあり得るだろう未来の展開を予測し、つい出てしまった言葉を小声で濁す。
「何か、最後に言ったか?」
「ふふ。いいえ、何でもありません」
大好きな人には、自分の一番綺麗な姿を見て欲しい。だから、笑顔の下に恋敵への警戒心を隠して、和は一番上等な笑顔を作る。それが今、一番正しい選択だと信じて。
「それじゃあな、二人とも。掘り出し物見つけられるといいな。帰り……特に和は、気をつけろよ」
「ええ。ありがとうございます。気を付けますね」
「それじゃあな、京太郎ー」
和に優希は手を振って京太郎と別れた。方や小さく、方やブンブンと鳴るほど大きく振った手は、京太郎の姿が人混みに消えるまで続けられていく。
京太郎の帰宅を見送る二人は共に笑顔だった。そして、互いに大小あれども、どうにも惜しむような気持ちが湧いている。この頃になると、和のみならず、優希も京太郎のことを気に入っていたのだ。
喫茶店での一時間。最初は、初対面の男女らということもあって会話が次々と浮かんでくるということはなかった。何故か、和が京太郎の幼馴染の話を突っ込んで聞いていたが、そればかり。対話は次第に滞るようになっていく。
しかし、探り探りに話をしていく中で、三人に共通の趣味が見つかった。それは麻雀である。和のインターミドル個人戦優勝という目玉の題目。そして、更に高校入学したら皆麻雀部に入ることを望んでいることを知って、三人は一気に親近感を覚えたのだ。
まだまだ知らないことだらけの京太郎の質問を中心とした麻雀の話題でその場は盛り上がり、そのまま勢いでアドレス交換をしてからは、最早三人は友人といってもいいくらいに気安い間柄になっていた。
和にとってはまだまだ足りていないのだろうが、それでも一日にしてここまで仲を深められたのは、人との距離を計るのが巧い京太郎に、人懐っこい優希であっても珍しいことであって。
ましてや人当たりが良いとはいえない和にとっては殆ど初めての経験であり、彼女が相性の良さを感じて自分の胸の中の熱が間違いでないと確信するに至るのも無理のないことだった。
既に空は晴れている。丁度隙間の時間なのだろう、人気の減った通りに暑いくらいに陽光は降り注いで、辺りを輝かせていた。色鮮やかになった世界。和にはその全てが変化した自分を祝福しているように思えてならない。
和は思わず腕を開いて、天と胸の奥深くから来たる熱を歓迎していた。つい、そんな彼女に優希は見入ってしまう。
「ゆーき。恋って、オカルトではなかったのですね」
「のどちゃん……やっぱりそうなのか」
「私は京太郎君が好きです。多分、これからもずっと」
「……そっか」
果たして恋は人を美しくみせるのだろうか。もしそうだとしたら、ただでさえ綺麗であった和の美しさは天上にまで届いてしまうかもしれない。
そして、目の前の存在を天使と錯覚させるような笑みが、優希の前で綻んだ。彼女はその背中に淡黄に光る羽根を幻視までし、ここまで和を変えた感情を、とうとう認めた。
和は、確かに恋しているのだ、と。大切な友人は以前とは違う様子だけれども、仏頂面の普段よりも今の微笑みの方がよっぽどいいだろう。一度も経験したことがなかったけれども、もしかしたらそれは素晴らしいものなのかもしれない。
そう、優希が一瞬恋に憧れを持った時、それを抑えるかのように声がかけられる。
「ゆーきは彼のこと、好きにならないで下さいね。親友同士で男の取り合いなんて、冗談じゃないですし」
「……も、勿論だじぇ! ほら、のどちゃん、一緒に服をさがそう!」
「ふふ」
直ぐに返事を返せなかったのはどうしてか。それは、想像もしなかったことだから。そういうことにしておいて、逃げ出すように優希は先行する。
意味深に笑み、そして優希の姿が遠くになってから、何を思ったのか表情を少し硬くして、和は独りごちた。
「それにしても、宮永咲、さんですか……」
饒舌に幼馴染のことを語る、京太郎の楽しそうな姿を思い出し、和は胸にチクリと刺さるものを感じた。語られた宮永咲という人物の殆どの姿は間抜けなものばかりであったが、しかし克明でもある。
余程互いの距離が近いのだろう。今からスタートを切ったところで、間に合わないかもしれないくらいに、和とは遠く差がついている。実際、自分のように心変わって一日後に彼らが付き合っていても、別に不思議ではないのだ。
しかし、それでも和は諦めない。最善手を続けていけば、何時かは届く。そう信じられた。奇しくも地道な努力を続けることに、彼女は慣れていたのだ。
「負けませんよ?」
和の宣言は、誰にも届かずに、雑踏に消えていく。
ダイスの結果……片岡優希 17
原村和 93
数字が逆じゃないか、と最初は思いましたが、これはこれで面白いかと思って書いてみたら今回のようなお話になりました。
少しでも気に入って頂ければ、自分と多分サイコロも喜びます。