妖虎の漢花道物語   作:貧弱戦士

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外伝喰 ハイスクールB×B

強さとは何か? 疑問に思うが、平凡な一般人はそれを聞かれたとき嘲笑うだろう

信念とは何か? 深く考えるが、何れは己自身が勝手に解釈し、簡潔に済ますだろう

未知とは何か? 心は踊りだすが、その後に思うのはきっと「こんなもんか」という、どうでもいい答えになるだろう

 

人間はこのように新たなる境地に行っても、その後の未来は決まっている。「そうそう」、「はいはい」、「それで?」など、終わりの先を夢を見るのだから

 

あえていえば、人間はその目的を見つけたり、新しい力を覚えたり、世界を救おうとしたり、そういう行為全てが

 

 

 

 

 

 

『完結』であり、『end』であり、『おわり』なのだ

先には何もない。ただ、漫画が最終回だけはこの先はどう読者に思わせるかの、ただの物語

 

 

 

だから、『最強』もそうだ

 

 

『最強』という言葉の完結で、それを維持できる

 

 

神? そんなの、ただそう名乗っているそこら辺にいる人間とは変わりないただのゴミ

悪魔? 欲の象徴でしかなく、それを生きる糧にしているいわばカス

堕天使? リストラされた、ただの負け犬集団で価値は無い。そう、奴らはう○こである

 

なら、『最強』は?

ある人間は、ある男にそう尋ねたとき………不気味な笑みを描き、こう答えた。そのとき、地面、森、空が揺れたと伝えられる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ただ、それだけの存在』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、誰なのこの人間は?」

 

「『最強』だ」

 

 

 

どこぞの部屋で、男女が向かい合わせになりながら警戒している。突如、部屋の中心が光だし、そこから煙が出てきたのだ

 

 

 

「可笑しいわね………普通の人間は、ここに立ち入っちゃだめなのに」

 

「それよか、さっきまで俺の事をインタビューしていたアホはどこだ? 折角、これから俺の仏よりあり難いのを、聞かせようと思ったんだが」

 

「やばいわね、無理に転送されたのか頭がイッチャッてるわ」

 

「イッタだぁ? おいおい、この俺には怯む・イッタ・麻痺る・眠るという単語は無い。ほとんどゲーム用語だが」

 

「話が噛みあってないような。でも、ここに転送されたのが運のつきね」

 

 

 

女の方は手は眩い光を帯びながら、男に近づく。こんな現象を見せられても、男は動じない。むしろ、目を鋭くする

 

 

 

「娘、これから何をしようとしているのかは検討付かないが、とりあえず暴力はいけない」

 

「平気、次目を覚ましたときは貴方は『また』ただの一般人にだわ。ちょっと痛いのかもしれないけど」

 

「検討ついちまったよ。これだから、最近の高校生は………」

 

「あら、よく高校生ってわかったわね」

 

 

 

男はさらに目を鋭くし、女を観察する。たしかに学生服は着ているが、スタイルはすでに大人以上である

 

どこのギャルゲと思わせる容姿だが、なおかつそれでも動じない

 

 

 

「まぁ、匂いかな………とりあえず、それを俺に向けるのは止めろ。視力が落ちたら、どうしてもらうんだ」

 

「それは無理な相談ね。この場所は私たちにとっても大切な場所なの………転送されたのなら、相手はこの場所を知っているわけ。だから、記憶だけ消させてもら『スッ』」

 

 

 

女がいい終わる前に、目線をしたに向けながら男はヌラリ立ち上がりだした

自分より高く、自分より筋肉があり、自分より………

女は男と自分は比較しだした。それはすなわり、恐怖からの逃走。しかし、それでも手は止めなかった

 

何故なら――――――――――――

 

 

 

「この光は、別にマジックではないわ。これは魔ほ「魔法だろ? んなの、理解している」へ……?」

 

 

 

この女しか、知っている力をなぜか男は知っていた。いや、理解していた

 

 

 

「それがどうした? 早く止めろ」

 

『ガシッ』

 

「ッ!!!!????」

 

 

 

腕ごと、男の手で掴まれた。この場合は、握られたが正しいのだろうか………。女はその瞬間で、悟りだした

 

女は名誉ある、有名な一族の娘。昔から『天才』やら『次世代の王』とまで言われたほどの実力

 

別にお世辞ではない。それは彼女も理解している

そんな彼女はそんなことで慢心せず、そこからかもどこぞの主人公のように日々努力を続けここまでの力を得たのだ

 

けれど、『これ』は違う。目の前の男は、そんな彼女を気にしていない。『気にしていない』とは、別に関係性じゃない、『強さ』のこと

 

勝てる、勝てない、負ける、負けないとかじゃない。最初から、話にならないレベルだから

 

 

 

『ヤメロ』

 

 

 

男の背後に、奇妙な薄い霧のような塊が見えた。それは、白く形は野獣の象徴とも言える………かの動物、『虎』が

 

 

 

「………わかったわ」

 

 

 

彼女はそれを受け入れて、魔力を収めた

 

 

 

「ほぅ、今までならそのまま止めるやつもいるが………強気にいいながら止める奴なんて、何年ぶりだ」

 

「まさか、そっちの実力もまだ見てないのに負けを認めるなんて………」

 

「仕方ない、『最強』だから」

 

 

 

すると、男が手を差し出した

 

 

 

「俺は白峰 虎之助。テメェ、気に入ったぞ」

 

「………えぇ、私もよ。私はリアス・グレモリー。悪魔よ」

 

「なるほど………よろしく、悪魔さん」

 

「えぇ、『最強』さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっはっはっはっ!!!!! 雑魚すぎて、笑うことしかできねぇわ!!!!」

 

『くっ!! コ「喋らせるか、カスが!!! 死ね!」』

 

『どぉん!!』

 

「部長、なんなんスか、こいつ。どこぞのヒーローですか」

 

「一誠、あれがヒーローなら、怪人みんな良い人よ…。あれはアンチヒーローね」

 

「よぉし、飯の時間だ。雑魚でも、俺の糧になるんだからありがたく思えよ」

 

「でも部長、あいつ悪魔の死体を食っているんですよ!? アンチどころか、すでに悪役じゃないですか!?」

 

「仕方ありませんわ、一誠くん。虎之助さんは、ああしないと部長と契約を切るって脅かしてくるんですもん」

 

「えぇ、そうよ。あれだけの存在を野放しにしたら、世の中大変だわ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、修道院。テメェには夢はあるか?」

 

「きゅ、急になにを言い出しているんですか!?」

 

「私を無視するな!!!」

 

『どぉん!』

 

「テメェの相手は後だ。修道院、夢はあるか。望みはあるか。目的はあるか」

 

「わ、私にそんなおいそれたこと………」

 

「あるんだな」

 

「ッ!」

 

「笑う奴はいるか? 指摘する奴はいるか? 邪魔するやつはいるか?」

 

「い、いえ……居ませんけ「もしそいつらが居たり、現れたら俺がこの拳で潰してやる!!! お前を終わらせたりしない!!!」ッ!?!?」

 

「だから、小さなお願いを言え。今はな」

 

「…………い、生きたい…!!!!」

 

「おう、生かせてやろうじゃねぇか」

 

「くそっ……!!! よくも、ゴミ扱いしやがって」

 

「ゴミだと? おいおいおいおい、これからお前はゴミなんかじゃない。栄光ある、俺様の奴隷だ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この俺が、こんなふざけた野郎に……!!!!」

 

「不死鳥、お前は馬鹿だ。お前たちなどが不死鳥など、豪語両断。いわば劣化版のお前らが、語るなんて片腹痛い」

 

「なんだと…!!」

 

「俺が怒る理由は三つだ。まず一つ、不死鳥と名乗っていることだ。俺の知っているのは、朱雀といい誇り高い精神の持ち主。それを汚すなど、万死に値する!!!」

 

『グググググ!!!』

 

「お、お前!?」

 

「二つ、よくも俺のチームをボコボコにしてやったな。自然界の掟なら仕方ないだろうが、俺は横暴だから無理だ」

 

『グググググググググ!!!!』

 

「く、くるな!! それが、お前の本性か!!?」

 

「三つ目だ……………『リアス』が泣いていた。仲間思いで、誇り高く、王である彼女の笑顔は美しく、可愛いかった『リアス』が泣いていた。それを見てから、俺のイライラはとまらねぇ、なんでだ?」

 

「しるかよ!!!!」

 

「俺もしらねぇよ。いや、知りたくも無い」

 

『ドォォォォオオオオオオオオオオオオオンンン!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

「あらあら、あれは口説き文句なんでしょうかリアス……」

 

「…………///」

 

「リアス?」

 

「え、いや、えと……さ、さっさと迎えに行くわよ、あの馬鹿をね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんか、汚いですわね。こんな姿を見せて、申し訳ありません」

 

「いや、そっちが見せるとか言ってきたからさ……しっかし、これはたまげだな」

 

「悪魔と堕天使のハーフ……ふふ、本当にまるで小説の主人公ですわ」

 

「つか、さっきからなに元気ないの?」

 

「え? いや、これが私の真実なのですけど…」

 

「ふーん、すげぇじゃん」

 

「あの……気味悪くないのですか?」

 

「いんや、むしろ巫女服に羽ってのは、なかなかのチョイスだ。グッジョブ!!」

 

「そ、そんな簡単に…」

 

「簡単なんだよ、現実ってのは」

 

「え……」

 

「別にそれでもいいじゃねぇか。テメェが悪魔といえば悪魔だろうし、堕天使といえば堕天使だし………結果、テメェは俺の仲間の『姫島』なんだよ」

 

「でも……」

 

「お前も気にするな。もし孤立するようなら、俺が傍にいて支えてやる。左肩ぐらいなら、貸してやるからよそう思い悩むな、馬鹿らしい」

 

「ば、馬鹿らしい!? たしかに、貴方にとってはそうでしょうけど……でも、本当にそんなんでいいんでしょうか?」

 

「いいんじゃね? 世界とか現実って好き勝手だから、こっちも勝手にそう思えばよ」

 

「………………」

 

「………『朱乃』」

 

「えっ///!?!?!」

 

「なに驚いているんだよ、お前という存在に付けられた唯一の名前だろ? 胸張っていこうや」

 

「………えぇ、そうですね!」

 

「おう、それじゃ姫島。そろそろ帰らせてもら「朱乃です」え?」

 

「離しませんよ、虎之助///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「たく……レッド、ここは俺に代われ」

 

「だけど、あの野郎部長たちのおっぱいを!!」

 

「ホワイトなんかどうでもいいが、選手交代らしい」

 

『白、ここは私に任せなさい。あの野獣の相手では、貴方は役不足すぎます』

 

「ふっ、いいでしょう。貴方の力を存分に見れるのなら」

 

「なんなの、あの青いローブを巻いている人物は……虎之助、注意しなさい!」

 

「注意? そんなの、『とっくに』している」

 

『久しぶりですね、脱獄いらいでしょうか?』

 

「あの時、お前は居なかったけどな」

 

『そうでしたっけ? しかし、お互い『弱く』なりましたね』

 

「それはお前だけだ。暢気に居座りやがって、殺したいよ。いや、喰いたい」

 

『なら、『創めましょう』。白虎!!』

 

「そうだな………青龍!!!!!!!!!!!」




アンケート結果、ハイスクールd×dに決まりました!!! 

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