この作品群に関しては二次創作者としての一切の権利を放棄します。
また、アイディアを使って書き上げたのでしたら感想にて教えてください。全力で読みに行きます。
「こちらカササギ01、降下予定地点に向かう!敵勢力に変化は?」
二つのローターの音が機内に響く。おおすみ型輸送艦から発艦したCH-47J改『スーパーチヌーク』は海面スレスレの高度で飛行している。
『敵勢力に変化無し。空母級1、巡洋艦級2、駆逐級3だ、カササギ01。』
(向こうに空母が居るってのに、ヘリを出しやがって…!)
帰ってきた通信に内心毒づく。
『…カササギ01、内心察するが安心してくれ。制空権確保のために我々が来たのだから。』
別の声がヘッドセットに届く。空自のF-35A『ライトニング』、今作戦ではイヌワシ隊として3機が陸上自衛隊のAH-64DJ改のハチドリ隊2機と共に兵員降下中のカササギ隊を守る。
「…了解、今はそれで納得しておこう。」
HMDに写し出された降下予定地点に接近、僅かに機体を上昇させながらさらに接近。
「嬢ちゃん達、行ってくれ!」
CH-47J改の貨物室のハッチが開かれる。
そこからロープを伝い降下する、二人の少女。
「お世話になりました、カササギさんっ!」
「おう、後でおおすみまで送ってやるからな!」
もう一人の少女も旧海軍式の敬礼をした後に慌てて陸上自衛隊のそれに切り替えた後に、降下。
「こちらカササギ01、無事に『ジャンヌ・ダルクは降り立った』!」
『こちら02、こちらも無事に降下成功、一度帰還します!』
カササギ01・02共に兵員降下に成功。攻撃能力の持たない輸送ヘリは一度味方勢力圏へ帰還する。
『こちらハチドリ01、カササギ隊の援護は任せてくれ。』
『了解、ハチドリ01。イヌワシはヴァルキリーの援護だ!』
2機のCH-47J改を守る位置につくAH-64DJ改。
『…ありがとね、カササギさんっ!』
それを海面に立っている6人からなるヴァルキリー隊はそれぞれが見送った後に“敵”を見据える。
「よしっ、通信終了!全員いる?」
「02より06全員います!」
「了解っ!それじゃあ、行きましょうっ!」
陸上自衛隊に新しく増設された海上歩兵部隊。
1人がそれぞれ旧軍の軍艦1隻に匹敵する力を持つ、彼女達。
突如、オカルトチックなその力を持って現れた彼女らを、時の政府は対応に困った。
曰く、現在海上封鎖を行っている化け物…彼女達のいう深海棲艦を沈めるために生まれた存在。
確かに、深海棲艦にシーレーンの大半を封鎖されてしまった日本に、その力は魅力的であった。
だが問題は、彼女らの所属をどこにするか、であった。
海上自衛隊では、歩兵単位の運用をしたことが無い。
陸上自衛隊では、海に関する知識を殆ど一切持たない。
とはいえ共同運用となると、指揮が食い違った時の対応が遅れる。
ならば、まだ運用が容易な陸上自衛隊が指揮をするのが妥当ではないか。
かくして、陸上自衛隊は海に進出することとなった。
…今までにない兵器の運用するための予算とともに。
色々な解説
コールサイン
カササギ隊(01、02)→CH-47J改(陸上自衛隊)
イヌワシ隊(01、02、03)→F-35A(航空自衛隊)
ハチドリ隊(01、02)→AH-64DJ改(陸上自衛隊)
おおすみ→おおすみ型輸送艦一番艦おおすみ(海上自衛隊)
ヴァルキリー隊→後述
アイディアの元
「艦娘が予算欲しい陸上自衛隊の指揮下だったら面白いね!」
ヴァルキリー隊の内訳
01 軽巡洋艦(夕張?)
02〜06 駆逐艦(05あたりに五月雨)
初期案では
「了解っ!それじゃあ、行きましょうっ!」(採用版)
と
「了解っ!さぁ、私と夜戦…しよ?」
で迷ってました。
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