ホーディス・クラウディオの物語 作:霧泉涙
申し訳ございません。
「ホ、、、、!」
なんだ?
「ホ、、ィス!ホーディス!!」
なーんだカイタかよ
「なんだ?」
「イヤ!「なんだ?」じゃない!そろそろご飯だよ!そして今日は日本料理と中華料理が出てくるらしいだぜ!!」
「お、おう」
鬼気迫るような勢いで話してきたのでついつい返してしまったのだが……俺は中華料理はあまり好きじゃ無いんだが。
俺が中華料理が嫌いなのは、チレーノが原因だ。
最初に食べた中華料理は麻婆豆腐[激辛]、次は麻婆春雨[激辛]とほとんどが激辛の物だった、そして嫌いになった一番の理由が最後に食った、よくわからない中華料理で、一口で三日ほど寝込んでしまった。
「あぁ!楽しみだ!!ここ暫く食べてた無かったからな~♪」(カイタ)
ルンルン
……ハァ、そこまで辛くない物ならいけるか?
しかし日本料理って食べたことないな、確かチレーノが美味しいけど鮮度が一番だからね!って言ってたような。
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そして夕食の時間になったんだが、まだカイタのやつ荒ぶってるぞ、それも
「ゥォッホン!え~皆揃っておるな?今日はこのホグワーツの卒業生数人が腕によりをかけて日本料理と中華料理を作ってくださった、それでは最後に、<よっこらしょい!>」
瞬間、四寮のテーブルにはさまざまな料理が並んだ、そしてとある二皿をみてホーディスは思った。
うん……絶対にチレーノ来てるな、あの色は絶対にチレーノが作った色だ。
そして一分もしないうちに
「ゴッボボォ」ガタン
「グゥぁーーーーー?!?」ガシャッン!
「水!!みずぅ~!!!」
「……ゴハ」
「……」チーン
「うゎ~」
「旨い!!!」
「え?カイタ?」
「カ、カ、カイタ!?大丈夫なの!?」
「もしかして……辛いの好きなのか!?」
「うんうん!」モグモグ
そんなやり取りの後に日本料理を色々と食べてみたら凄くうまいな~と思ったホーディスだった。
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皆が眠りについた頃でした。
コンコンギィー
突如ドアが何かとぶつかる音をだしてから開きました、開けたのはホーディス、いるはずのないホーディスでした。
「!?……ホーディス?」
『言ったろ?迎えに来るって』
「確かに言いっついましたが、まさか寮に入ってくるとは。」
私がそう言うとホーディスは苦笑いしながら言いました。
『これで二人目の仲間ができるな……これはロウェナ・レイブンクローの遺産で、名を呼び出しの部屋と言う。』
「呼び出しの部屋ですか」
ファー
きの抜けるようなあくびが聞こえて来た。
聞こえた方向に目を向けると。
[眠いわね]
レイブンクローのバース・ナシタがそこにいた。
『あぁ紹介しておこうか、彼女はバース・ナシタと言って、一人目の仲間みたいなものだ。』
[よろしく~]
「えぇよろしくお願いします」
[敬語はいらない]
「じゃ!よろしく」
『さて、クレイター早速やっていくか。』
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一時間後
「ゾルフ二式」
ふわり
『おめでとう!クレイター』
[おめでとー]
「これは良いですねわざわざ魔法を使い分けないですむのですから。」
『そう言う魔法だしな~』
「しかし相当疲れますね。」
『そりゃまぁ色々と含めた物だし。』
「それはともかく、ありがとうございます。」
『どうもご丁寧に、さてとそろそろ時間だから開けるとするか。』
コンコン ギィー
「それではまた明日。」
[じゃあ私もよろしく]
コンコン ギィー
さてと帰るとするか……
コンコン ギィー
いかがでしたか?
それではまた次回。