ソードアート・オンライン/Hero for one person 作:メカ好き
「シンの話を聞きたい?」
「うん、そうなんだ」
ALOのキリトとアスナのホームで、ユウキは彼らに頼み込んでいた。
「シンは自分の事を余り喋ってはくれないんだ。でも何も知らずにシンを支える事なんて出来ない。だから聞かせて」
ユウキの真剣な表情を見てキリトとアスナは顔を見合わせて頷き合う。
「じゃあ、場所を変えないとね」
「他にもメンバーを呼ばないとな。取り敢えずシリカやシノン、クラインやエギル」
「まず彼女達に連絡して話を補完してくれる人達も呼びましょ。もちろん、ユイちゃんも一緒にね」
「はい、ママ!」
どんどん話が大きくなっていく中、ユウキは狼狽えてしまう。
「な、なんだか話が物凄く大きくなっている様な」
「みんなを呼ばないと話しにならないもの」
「そういう事だ。シンは多くの人達と出会い、救ってきた。でも一番救われていないのはシン自身だ」
「未だに過去に、いえアインクラッドにシンさんの心は囚われているんです」
「それって……」
「取り敢えず続きは今度にしよう。集合場所は後で連絡する」
「そうね、ユウキちゃんもそれでいい?」
「うん」
数日後『ダイシー・カフェ』
「おはよう」
「おはよう、明日菜、和人」
「おはよう、はやいな木綿季」
「うん、早くに目が覚めちゃって」
「そうか」
それから直ぐにメンバーは集まった。
和人(キリト)、明日菜(アスナ)、ユイ、木綿季(ユウキ)、里香(リズベット)、珪子(シリカ)、詩乃(シノン)、アンドリュー(エギル)、広明(クライン)。
そして予定にない参加者が一人。
それは白髪赤目の女性、真也の家の侍女セラであった。
「セラさん、何で……」
「木綿季様に若様の事をお話になるのでしょう?でしたら私も知り得ている事だけでもお話ししようと無粋ながら飛び入りで参加させて頂きました。」
「ありがたいんですけど良いんですか?それって家の秘密に」
「既にあの技はこの世から失われています。それに木綿季も
「木綿季、
「大丈夫、覚悟はできてる。それに真也と生きていく以上
「わかった。じゃあ始めに俺と明日菜、エギルが真也
そうして少年は語り出す。
メカ好きです。
さて、ユウキさん生きてます。
そう、アレが原因です。
分かった人はネタバレ無しでお願いします