ダ・カーポ~もう一つの桜物語~   作:みっくん

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今回でダカーポ~もう一つの桜物語~は10話を迎えることが出来ましたー
これからも頑張って書いていくので見ていただけると嬉しいです

では10話スタート!


第十話「公式新聞部誕生!」

「なあ清隆…」

 

隣で渉がどす黒いオーラを纏いながら俺のほうを向いてくる

 

「な、なんだよ」

 

「立夏さんは運命の赤い糸で誰と結ばれてるって言ったんだ?俺にはよく聞こえなかったので教えてくれないか?」

 

かつて無い笑顔でそう言われた俺はこの状況の打開策を必死に頭の中で練っていた

 

ま、不味いな。このままだと俺は渉に殺されてしまう

 

「森園嬢は芳乃と結ばれていると言ってたぞ」

 

このクラスの杉並が面白いものを見つけたと言いたそうな顔で渉の質問を答えた

 

「芳乃…清隆か…どうされたい?」

 

「何事も無いまま学園生活を過ごしたいなーなんて」

 

俺の本心です

ただ平和に生活をしたいんだ俺は

 

「そうか…じゃあ立夏さんを俺に紹介してくれたら許してやらないことも無い」

 

俺は許してくれとは言ってないのだが…この事を指摘すると後が大変なので黙っておく

 

「わ、分かった」

 

「マジで!さすが清隆。話が分かる奴だぜ」

 

そう言っていつもの渉に戻ってくれた

俺は内心でホッとしていた

 

 

朝のHRが終了してクラスは急に五月蝿くなる

そりゃそうだ。転入生が二人も来たのだから

 

と考えている俺の側に立夏さんが来た

 

「ね~清隆。私ね良い事を思いついたんだ」

 

なんだろう?嫌な予感がする…

 

「この学園で公式新聞部を作らない?」

 

「え?でも部員は俺たち二人しか…」

 

「大丈夫!義之君も入ってくれるわよ」

 

そう言って立夏さんは義之を見る

 

「え?俺ですか…確かに部活は入ってないけど…」

 

「じゃあいいじゃない」

 

「分かりましたよ…なら渉も入らないか?って渉は軽音楽部だっけ?」

 

初めて知ったが渉って軽音楽部なんだ

 

「兼部するから大丈夫だぜ」

 

凄いさわやかな笑顔で答えた

 

「板橋。その笑顔、周りから見たら通報されるわよ」

 

周りに集まってきた雪村がそんな事を言う

 

「なんで!?俺はただ笑顔で答えただけですよ?俺が何をしたって言うんだ」

 

「ごめんなさい。訂正させてもらうわ。笑顔じゃなくて存在が通報されるって」

 

さすが雪村の毒舌…

 

「義之~。なあ俺も入っていいだろ?」

 

倒れた渉が義之にお願いをし始める

 

「俺に許可を求めるなよ…立夏さんこいつはどうします?」

 

「うーん…そうね。部員が増えることは良い事だから…許可するわ」

 

「だそうだ、渉」

 

でも部活にするには5人以上の部員と顧問が居なければいけない。

現在は4人だから同好会になってしまう…公式新聞同好会だと…意味が分からない

 

「でも立夏さん。部にするためには最低でも後1人は必要ですよ?」

 

「そうよね…あと1人…誰かいないかしら?」

 

雪月花の3人は既に部活に入っているし…

 

「あっ…それなら部活に入ってない人は知っているけど…」

 

月島がさりげなく喋る

 

「本当か!?でその子は誰?」

 

俺は尋ねてみた

 

「えっと2組の女の子なんだけど…」

 

「もしかして白河か?」

 

どうやら渉も知っている人物らしい

 

「白河ってどんな人?」

 

「清隆たちは来たばかりだから知らないもんな。その子の名前は白河ななかっていって風見学園のアイドル的存在だ」

 

渉が自慢げに話す

 

「アイドル的存在か…そんな子を誘えるのかなぁ~」

 

「放課後にでも尋ねてみましょう」

 

「そうですね」

 

立夏さんが放課後といったので放課後まで部員の件に関しては置いておこう

 

「じゃあ顧問の先生はどうするんですか?」

 

どんなに部員が集まったって顧問がいないといけないからな

 

「それならさくらさんにやってもらえばいいじゃない」

 

が、学園長が顧問!?そんなこと聞いたことすらない

 

「引き受けてくれるでしょうか?」

 

「分からないわ。今からお話に行きましょ」

 

でももう少しで1時限目が始まるのだが

 

「ほら、行くわよ清隆」

 

立夏さんは俺の手を取って学園長室へと走って行く

 

 

「それで急にボクの部屋を訪ねたって事かぁ~」

 

学園長室にいきなり入った俺たちに文句を言わずに話をさくらさんは聞いてくれた

 

「だから公式新聞部の顧問になってくれませんか?」

 

俺はお願いをするため頭を下げた

 

「うん。いいよ」

 

「へっ?」

 

え?早すぎない?

 

「なんだか面白そうな部活だし顧問を引き受けるよ」

 

「「ありがとうございます」」

 

俺たちは礼を述べた

 

 

 

その後、俺たちは教室へと戻り、1時限目の授業を受けた

 

 

 

 

 

放課後になったので俺たちは4人で白河さんが居ると言う3年2組の教室へと向かう。向かうって言っても隣の教室なんだけどな

 

 

「おーい白河ー」

 

渉が白河さんの名前を呼んだ瞬間

2組のクラスの男子連中がこっちを睨んでくる

 

「お、俺たち何かしましたかね?」

 

「白河は学園のアイドル的存在だぞ…その名を男子が気軽に呼んだらこうなるだろ」

 

義之はどこか諦めた感じに話す

 

 

「えっと?渉君どうしたの?」

 

白河さんと思われしき人物が教室から出てくる

 

「ちょっとこいつらが用事があって」

 

「どちら様?」

 

当然の反応だろうな。面識も無いのに急にクラスへ来ては呼ばれる…警戒はされているだろうね

 

「えっと…俺は芳乃清隆っていうんだ…白河さんだっけ?今俺たちは部活を作ろうとしていてさ月島さんの推薦で来たんだけど…」

 

「ん?小恋の推薦?…清隆君だっけ?部活って言うけど、どんな部活を作るの?」

 

それを言い忘れてた

 

「公式新聞部っていって、月1のペースでその月にあったことを新聞に書いてそれを学校中に公表するっていう部活なんだけど…メンバーはここにいる4人で

この女性が森園立夏さんで、こっちの男子が桜内義之で知ってると思うけどそいつが板橋渉…顧問は学園長のさくらさんが引き受けてくれたんだ」

 

凄く長く喋ってしまったが言いたい事は伝わっただろうか

 

「う~ん…」

 

どうやら悩んでいるらしい…

 

「じゃあさ、また明日会いにくるからさその時にでも返事を貰えたらいいからさ今は保留って形にしない?」

 

「うん。じゃあ今日家に帰ったら考えてみるね。誘ってありがとね清隆君」

 

そう言って白河さんは俺たちに手を振ってから家へと帰っていった…

 

 

 

 

 




なんとかななかを登場させることが出来ました
本当は原作に近い感じにしたかったんですが、ちょうどいいタイミングで部活を作るって考えに言ったので登場させてみました

誤字・脱字等ありましたらご連絡ください
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