ダ・カーポ~もう一つの桜物語~   作:みっくん

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短編集初の投稿は本編が10回目を更新した記念のために書くことにしました

今回は、自分の日常生活で思いついたものを書きました

それではどうぞ!

追記
昔に作ってあった短編集のを持ってきたので現在とは多少違う書き方になっていますが気にしないで見てくれると嬉しいです


十話投稿記念「二人の苦労」

清隆が芳乃家に居候し始めてから数日経ったある日のこと

 

 

Side 義之

 

清隆がこの家に居候して数日が経った

 

今日の昼飯の当番は清隆なので台所で準備をしている

 

そういえば料理は趣味とか言ってったな…

 

作るきっかけとなった事を聞いてみるか……

 

「なあ清隆」

 

俺は昼飯を食べている時に先ほどの疑問を口にすることにした

 

「ん?どうした義之」

 

「お前ってさ、料理は趣味って言ってたけど、どうして作るようになったんだ?」

 

俺がそう言うと何故か清隆は遠い目をし始めた

 

「えっと…無理にとは言わないんだが…」

 

「仕方が無かったんだ…俺が作らないと…俺が大変な目に合うことになるから」

 

急に清隆が答え始める

 

 

~清隆の回想~

 

俺には従妹の姉が居るんだ…

 

その姉は俺に対してやたらと過保護でいつも俺の世話を焼いていてくれて良い姉なんだ…

 

家事や裁縫、嫁に貰っても良いほどの腕を持っているのだけど

 

そんな姉にも不得意なものもあったんだ

 

それが俺の料理を作ることになったきっかけなんだ

 

姉が不得意なもの…それは料理

 

本人は美味しいと言って食べているのだが、それに騙されてはいけない

何故なら、食べたら最期…意識が飛んでしまうことがあるんだ

 

俺はそれ以来姉が料理を作らないようにするためには考えた結果が俺が料理を覚えることだった

 

結果的に姉が作ることは減ったので俺は助かったのだが、時々作るということがあるんだ…

 

まあそれ以外は完璧な姉なんで俺としては誇らしいけど

 

~清隆の回想終了~

 

俺は清隆の話を聞いている時、とてつもなく共感した

 

「清隆!お前も苦労してるんだな…」

 

「“も”?ということはお前もか!?」

 

実はそうなんだ… だが清隆と違うところがあるそれは

 

「俺の場合は姉じゃなくて妹なんだ…」

 

「……由夢ちゃんか?」

 

清隆は小さな声で話す

 

「そうだ」

 

~義之の回想~

知っての通りこの家の隣には幼馴染である朝倉姉妹の家がある

 

そこの姉妹は昔から仲が良かったので…毎日が楽しかった

 

姉の音姉は面倒見が良くて家事が得意!しいて駄目な箇所を指摘するなら俺に過保護なところだけ

 

妹の由夢は家ではゴロゴロしているが外では真面目な優等生として生活している

スイッチの切り替えが上手い子なんだ…

 

音姉が料理を上手ということは妹の由夢も、と思うかもしれないが実際は違う

 

彼女の場合、想像を絶する料理が出てくるんだ

俺にはどう料理したのか分からないんだ

 

でも自分でも美味しくないと思ったのか、それ以来料理をする回数が減ったんだ

 

~義之の回想終了~

 

「と言うことが俺にもあるんだ…」

 

「お前も苦労をしているんだな…」

 

俺たちは生きている時代は違ったが同じ事で苦しんでいたのかもしれない

 

そんなお互いの事を分かった一日だった




今回はどのD.C.シリーズで毎回出てくる身内に料理が下手な子がいるという事に
焦点を合わせて書いてみました
でも何故、毎回1人は出すんだ?Circusさんは料理に対して何か訴えたいのかと思ったことがあります

誤字・脱字等ありましたらご連絡ください
感想お待ちしております
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