みなさん熱中症予防はしていますか?
今年の夏は倒れないで乗り切りましょう
12話始まるよー
俺たちは夕飯の食材を買って帰路に着いた
「じゃあ、料理の役割分担だな…俺と義之と立夏さんは料理できるし…ななかは?」
「私?私も料理は出来るよー」
じゃあ俺、義之、ななか、立夏さんの4人で料理を作るか…
「渉は…皿運びと並べをしていて」
「俺の扱いだけ酷くない!?」
「じゃあ料理出来るのか?」
「無理!!」
俺は話すのを止めて料理へと取り掛かる
「今晩はパーティだから…数が多いものがいいよな…義之はサラダを作っておいて。ななかはお味噌汁をお願い。立夏さんはご飯を炊いた後にトマトのチーズ焼きを作ってください」
3人に指示を出しながら唐揚げを作る
油を使うから下準備だけにしておいて他の食材の準備をする
市販のローストビーフに千切り赤パプリカ・白髪ねぎ・かいわれ大根を巻いてタレを掛けて仕上げる
「よし。まず一品」
俺が作っている間に3人は作り終えたようで
後は俺の唐揚げだけのようだ
「じゃあ俺が唐揚げ作るので皆はあっちでテレビでも見といて」
そう言って下準備をしておいた鳥もも肉を油で揚げていく
「これで出来上がり」
作り終えた唐揚げを持って居間へと向かう
「じゃあ渉。音頭を取って」
「了解!じゃあみなさん公式新聞部の記念すべき1回目を祝って乾杯!」
「「「乾杯!」」」
俺たちは飲み物を飲みながら料理を食べていく
「俺たちが公式新聞部として新聞を発行しても杉並は食いつくのか?」
義之が質問をしてくる
「まあ嫌でも新聞は目に付く。だからそれで対抗心でも燃やすことが出来ればいいんだ」
「そっか」
俺たちが部活のことを話している間に渉は
「この唐揚げ美味しいな清隆!」
と料理を美味しそうに頬張っていた
楽しい時間とはあっという間に過ぎるもので
夜中の9時30分
「立夏さんは隣で渉は男だから大丈夫だけどななかはまだ帰らなくても平気なのか」
さすがにこの時間にもなると平和的な初音島でも不安はある
「んー。そうだね。そろそろ私は帰ろうかな?」
「ななか1人だと不安だから家まで送っていくよ」
「本当?じゃあお言葉に甘えようかな」
俺はななかと一緒に家を出た
「じゃあ義之。俺はななかを家まで送ってくるから」
「気をつけてな」
「ところでななか。どうして新聞部に入ることにしたんだ?」
理由を聞いてなかったので俺は聞いてみた
「清隆君が素直に私を部活に入れたいって思ってくれたからかな?」
「俺そんなこと言ったっけ?」
俺の記憶には無いと思う
「えー。言ってたよ。忘れてるの…」
ななかはしょんぼりと顔を下に向ける
「俺が悪かったからさ顔を上げて」
「仕方ないなぁ~」
俺たちは笑いながらななかの家へと向かった
「ここまででいいよ清隆君。まっすぐ行けば家だから」
「そっか。気をつけてな」
「うん。ばいばい」
ななかは最後に手を振って走って行った
ここまでは良かったのだ
問題は家に帰った後だ…
俺が家に帰ると正座をさせられている義之と渉が居た
「おい、お前らどうしたんだよ」
二人は黙っていて喋ろうとしない
「そこは俺が話そうではないか」
急に横から先輩が出てくる
「うわっ。驚かさないでくださいよ」
「はははは。俺も先ほど帰ってきたばかりでな」
何をしていたかという野暮なことは聞かない
ここからは杉並の説明となる
俺がななかを送るために家を出て行った数分後の出来事だった
すっかり夕飯を忘れられた音姫さんと由夢ちゃんが芳乃家に特攻
そして仲良く馬鹿をやっていた二人を捕獲今に至る
ってこれは俺も捕まるんでは?
立夏さんは皿洗いをしていたらしく刑は免れたらしい
「というわけだ」
「ありがとうございます。お陰で状況が不利だということが分かりました」
先輩は自室へと戻って行った
さて俺はどうしよう?
「「き、清隆。た、助けてくれ」」
義之と渉が俺に助けを求めてきた
「すまない。俺も危ないようだ」
「こんなところに居たんだ清隆君…」
音姫さんが居間からやってくる
「た、ただいま帰りました」
「何処行ってたのかな?お姉ちゃん気になるなぁー」
お、怒ってらっしゃる。芳乃清隆人生で一番危険を感じている状況
そうだ。俺はななかを家まで送っていったのだから義之たちのことは知らないのだ
それを言えば大丈夫なはずだ…
だがしかし世界はそんなに甘くなかった
「でも私たちを忘れてたのは代わりがないよね」
「はい…」
俺、芳乃清隆が音姫さんに逆らわないように誓いを立てた日となった
今回は前回の続きですね
夕飯を忘れられてたお二人。それを忘れて馬鹿騒ぎをしていたら誰だって怒るでしょう
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