今回は体育祭の後編
決着が付きますよ
それでは後編をお楽しみください
俺たちは昼飯を食べようと校庭に咲いている木の日陰でレジャーシートを広げてその上に皆で座る
「では、お待ちかねのお昼ご飯です」
ワーワー
と渉が1人で何かをやっていた
「取り合えずお弁当を出しましょうよ」
俺たちは各自が持ってきたお弁当を広げる
皆のお弁当は色とりどりで綺麗だった
「ではいただきまーす」
「「「「「「「「いただきまーす」」」」」」」」
皆のお弁当を皆で食べ始める
体育祭の日に食べるお弁当って普段より美味しく感じる
「後半に残っている種目って何?」
「確か…クラス全員リレーと色別対抗リレー、部活対抗リレーだな」
後半になると走るものが多いな…
「でも部活対抗に新聞部は関係ないし…そういえば義之と渉はちゃんとインタビューしたか?」
俺は時間が空いている時に写真を撮っていたのでそこら問題ない
「ちゃんとやっておいたぞ」
そう言って二人はメモを見せてくる
「義之はちゃんとやってくれると分かっていたが、まさか渉がやるとは…」
俺は少なからずやショックを受けていた
「酷いな清隆は!」
「普段のお前の行動のせいだ」
渉は義之の一言で黙り込んだ
「じゃあななかは出来てるよね」
「勿論だよ」
ななかはメモを見せる
ちゃんとポイントの変動をメモしてある
「引き続き頼むよ。立夏さんは新聞のほうはある程度出来ましたか?」
「ええ。後は写真とインタビューとポイントの欄だけよ」
さすが立夏さん仕事が速い
「じゃあ新聞部のほうは大丈夫のようだな」
俺たちは後半の開始のチャイムまで楽しくお弁当を食べた
「クラス全員リレーの召集場所まで行きますか…」
俺が召集場所まで歩いている間、校庭では応援団による応援合戦が行われていた
どこの応援団も頑張って応援をしている…見てる側も自然とやる気が出てきそうだ
「清隆~。お前何番に走るんだっけ?」
「俺は30番目でお前は29番目だろ…いい加減覚えろよな」
「清隆に任せておけばいいと思ってたからさ」
俺は殴りたい衝動に駆られたがなんとかとどまる
ここでクラスの勝利を無くすわけにはいかない…後でだな
校庭に付属3年の全員が集まる
今からリレーが行われる
順位しだいでは青団の勝利へと大きな貢献が出来るであろう
パンッ
どうやら第一走者が走り出したようだ
1,2組の一人目は遅い人で3,4組は運動部の人、5,6組は平均的な人を出したようだ
最初は3組のリードで始まったのだがすぐに間を詰められる
バトンが29番目の渉へと渡った
俺たちは現在3位…ここから巻き返す
俺の後は守山さん。その後は義之、立夏さんそれに杉並二人がいる
「清隆ー。後は任せたぜ」
俺は渉からバトンを受け取る
現在は渉のおかげで2位だ1位とは差があるが縮めれる距離だ
俺は何時に無く本気で走り始める
一瞬皆の声が聞こえなくなったが次に聞こえたときは最終コーナーを曲がったときだ
俺はそのままのスピードで守山さんへとバトンを繋ぐ
その後は順調のようで見事付属3年3組は1位のようだった
「いやー。なんとか1位で行けましたねー」
「そうだな。後は色別対抗リレーだけだな」
この後は本校の生徒による全員リレーと部活対抗リレー
最後に色別対抗リレー
俺は体を休ませる為自分の応援席へと戻る
俺が体を休めている間校庭では大盛況だったらしい
遂にこの時がやってきた…色別対抗リレー
参加する生徒は
3組からは俺、義之、立夏さんの3人で
4組はななか、運動部のエース級二人の3人だ
「さて、ここらで青団の勝利と行きましょうか」
立夏さんが士気を上げるため喋る
「だな。俺たちのこれで決着が決まる」
俺たちはスタートラインへと移動する
トップランナーは4組の藤井君のようだ
レースが始まるとさすがは運動部最初からぐいぐいと差をつけていく
だが赤も緑も運動部の選手のようで差という差が開かない
そのまま第二走者へとバトンは移る
二番目は立夏さんだ
立夏さんは持ち前の運動神経で他の選手と差を広げることなく走る
俺はバトンを受け取るためコースへと入る
「清隆ー。次は任せたわよ」
俺は立夏さんからバトンを受け取り今日一番の速さでトップへ躍り出る
相手も意地のようで差を縮めようと走ってくる
俺はトップのまま次の走者であるななかへバトンを渡す
ななかも運動神経が良いようで1位では無くなったものの2位で最後のランナーである義之へとバトンを渡す
Side 義之
俺の前の走者である白河が走ってくる
「義之君。頑張って」
俺はバトンを受け取ると地面を勢いよく蹴る
俺が走っている間渉が
「でたー義之の本気モード!!」
ってはしゃいでいたのは見逃しておこう
1位の2組の走者とは僅差の差しか無い
だが相手は運動部のエース…なかなか抜けそうに無い
そのまま最後のコーナーを曲がる
最後の直線へ入った途端、俺は一気に勝負をしかけた
相手もそれを予測していたようで、負けじと加速してくる
後は何も考えられなかった
そのまま俺と2組の男子は併走しながらゴールテープに突っ込む
一瞬、意識が飛んだ気がした
気が付くとゴールテープは遥か後方だ
俺たちは熱中するあまりどちらが先にゴールしたかはわかってないようだ
「どっちだ…?」
俺はゴールに待機しているまゆき先輩へと目を向ける
「1位、3年3組!!」
「やった」
その後に歓声が上がる
俺は自然とガッツポーズをした
Side Out
義之と2組の選手がゴールテープへと突っ込んだ
判定は…3組の勝ちのようだ
「よっしゃああああ」
渉が声を上げるとその後、直ぐに他の人たちも声を上げる
「青団が優勝したよー」
雪月花の3人は泣きながら抱きついていた
「これでクイズ大会の結果もでたか」
隣で杉並が何かを言っていたが歓声のせいで聞き取ることが出来なかった
「清隆ー。優勝したわね」
後ろから立夏さんが抱きついてくる
「そうですね。これで新聞に書けることが出来ますよ」
「そうね。本当に良かったわ」
俺と立夏さんが話しているとななかが話し掛けてきた
「良かったね清隆君。青団の優勝だよ」
「4組のななか達のおかげだよ」
「違うよ。皆のおかげだよ」
「そうだな」
俺たちは笑いあった
その後の閉会式では青団の優勝のメダルと賞状を委員長が受け取っていた
後で知ったのだがクイズ大会は参加者の誰かが生徒会へと報告していたようで
杉並は賞金を取られたらしい
何故か委員長が泣いていた…どうしてだ?
閉会式を終えると俺たちは自宅へ戻りみんなで新聞を書いていた
「じゃあここにこの写真を使って…終わり!」
「これで最初の新聞は完成か…」
「じゃあ記念パーティやろうぜ」
渉が再び提案パーティの提案をしてくる
俺は以前誓ったことを思い出して朝倉姉妹を誘っておいた
「じゃあ今日はみんなでこの家に泊まりこみでパーティね」
俺たちは日を跨いでも馬鹿騒ぎをした
因みに渉が内緒でお酒をコンビ二で買って飲んでいたところを
音姫さんに見つかったのだが匂いだけで酔っ払ってしまい俺と義之で運んだ後、由夢ちゃんに怒られたのは言うまでも無い
今回で体育祭編が終了しましたー
最後にお酒のことを書きましたが二十歳からですよ
次回は何にしようかと現在考え中です
誤字・脱字等ありましたらご連絡ください
感想お待ちしております