ダ・カーポ~もう一つの桜物語~   作:みっくん

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凄く、久々の更新です

1ヶ月という長い間を空けてしまいましたが読んでいただければ幸いです

それでは第25話どうぞ!


第二十五話「前世の記憶と文化祭準備」

 

その日、俺は一つの夢を見ていた

 

そこは外国のようで俺の知っている感じだとロンドンのようだ

 

しかし、知っているロンドンとは少し違う点があった

 

それは街が霧で覆われていることだ

 

霧で覆われている……これが本当のこととなると大事件だ

 

夢の中に居るのにしっかりと自我を保てている

 

俺はそのまま夢を見ることにした

 

俺がそのまま夢を見ていると急に景色が変わった

 

……ここは、学校のようで教室の中に居た

 

「今日から、このクラスを担当するリッカ・グリーンウッドです」

 

教卓に立ち、自己紹介をする人が1人喋っていた

 

リッカ?俺の知り合いの立夏さんにとても似ている

 

この夢の中には俺にそっくりな男がいる

 

葛城 清隆 それがこの世界の俺のそっくりさんの名前だ

 

不思議なことに容姿もそっくりで思わず二度身をしてしまうほどだ

 

暫くリッカ?さんの話を聞いていて分かったことがある

 

ここは王立ロンドン魔法学園

 

通称『風見鶏』

 

この夢の中では魔法が使えるようで、ここは魔法使いを育てる学園だそうだ

 

ゴーンゴーン

 

俺が解説を入れている間に外から鐘の音が聞こえた

 

「……鐘!?」

 

葛城がそう言い周りを見渡す

 

「兄さん。今の音って」

 

「……俺の記憶に無いものだな」

 

隣の席に座る少女、名を葛城 姫乃と言う

 

俺の幼馴染の少女とそっくりな気がするがこの際、気にしないことにした

 

鐘が鳴り響いた後、授業をしていた先生が教室から出て行く

 

「なあなあ清隆」

 

「ん?」

 

俺の席に友人である江戸川耕介が寄ってきた

 

「これから何が始まるんだろうな」

 

「分からないが、何かあったのだろう」

 

「つれないなぁ。俺はワクワクしてきたぞ」

 

鐘の音を聞いてワクワクとか……子供みたいだな

 

「未知の事態に探偵の血が騒ぐ!」

 

「すいません。マスターは精神年齢が著しく低いので、こういったことでワクワクしてしまう、どうしようもない人間なんです」

 

耕介の隣に立っていた少女、いや機械が喋る

 

機械の名は四季

 

江戸川家に代々引き継がれる謎の技術で出来上がった魔法の機械だ

 

俺達が馬鹿な会話をしていると教室に人が入ってきた

 

「待たせたわね。喜んで頂戴。ついにあなた達にもデビューの時がきたわ」

 

「「「リッカさん」」」

 

この魔法学園の特徴的な制度である『マスター制度』

 

ここ風見鶏では予科が2年、本科が2年の4年制になっている

 

本科1年の中で優秀な成績の上位3名をがマスターに任命され、予科クラスの担任になるのがこの学園の制度だ

 

 

俺が考え事をしている間に、リッカさんが何やら説明をしていたようだ

 

簡単に説明をさせてもらうと

 

ここ、風見学園に在籍している生徒には魔法を使うものの責務として様々な任務にあたる

 

これは女王陛下のご意見らしい

 

具体的に述べると

 

女王陛下からの依頼が学園長のもとに届き、その依頼を生徒達が解決するというものだ

 

しかも、普通の依頼とは違い、魔法に関する依頼だけがくるらしい

 

その合図となるのが先程なった鐘、『女王の鐘』と呼ばれるものだ

 

以上、これが簡単な解説だ

 

 

女王陛下からの依頼、どのような依頼なのか…

 

俺がそれを聞き取ろうとした時、唐突に夢の世界は終わった

 

 

 

 

チュンチュン

 

屋根の上にいるであろうスズメの声で目を覚ました

 

「風見鶏……」

 

夢の中での出来事をまるで見たことがあるかのように思い出すことが出来た

 

だが、依頼を聞こうとするとこまでしか思い出すことが出来ない

 

まあ、夢の話なのだから気にすることはないだろう

 

俺はそう片付けると着替えを始めた

 

 

 

 

学園に着くと教室には半分程度の生徒がいた

 

「今日は皆早めだな…」

 

俺が思ったことを口にすると、後ろから声を掛けられた

 

「よう、清隆」

 

「よう、渉。ところで、今日は何で皆早めなんだ?」

 

「お前、忘れたのか?明日は文化祭当日。だから、最後の下準備のために早来てるんだろ」

 

「ああ、そういえば文化祭があったな」

 

夢のことを考えすぎて、大事なイベントを忘れていた

 

うちのクラスは杉並が考えた『お化け屋敷』を文化祭でやることになった

 

まだ、杉並が来ていないらしく生徒が教室で喋っているだけで作業は進んでなかった

 

くだらないことを考えていると、ちょうど杉並が教室に入ってきた

 

「ふむ…半分以上の生徒が集まっているか…」

 

入ってくるなり教室の中をぐるりと見渡して言葉を発する

 

「杉並。最後の作業ってなんだ?」

 

「作業…それは、各自の衣装の確認だ。手芸部が手伝ってくれたのでおもったよりも早く完成することが出来たのでな」

 

衣装か…お化け屋敷をやるので衣装は当然、お化けの衣装だ

 

だが、俺はお化けとして参加するのではなくて、教室の前で受付をすることになっているので確認する必要が無い

 

しかし、今朝の夢は何だったのだろうか…

 

俺は再び夢のことを考え始めてしまう

 

夢の中に出てきた人物…俺にそっくりで驚いた

 

俺はロンドンに行ったことが無いので、余計不思議である

 

それに、リッカってどう考えても立夏さんだよな…

 

学校で皆が準備をしている間、俺は1人頭を抱えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回のお話は、いつか書こうかと思っていた清隆の前世のお話をメインにしました

しかし、今回風見鶏のお話が出ましたが、次回は文化祭当日!

風見鶏のお話が出ないと思いますが温かい目で見ていただければ光栄です

誤字・脱字等ありましたらご連絡ください

感想・要望・質問等、楽しみに待っています
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