ダ・カーポ~もう一つの桜物語~   作:みっくん

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結局、書きたい衝動に負けた

それでは、第28話どうぞ!


第二十八話「告白(修学旅行)」

渉たちと共に夕飯を摂った後、俺は部屋で一息ついていた

 

「ふぅ、いい飯だったな」

 

渉がお腹を擦りながら満足そうに言う

 

「そうだなぁ」

 

義之も適当に返事をする

 

少し休んだし、呼び出し場所へと向かってみるか

 

「ちょいと、外に行って来る」

 

「ん?じゃあ、ついでに飲み物買ってきてくれねぇか」

 

「何がいい?」

 

「冷えたお茶で頼む」

 

「分かった。少し遅くなるかもしれないが気にしないでくれよ」

 

俺は部屋を出ると旅館の外へと向かう

 

ロビーに着くと誰もいないせいか静まり返っていて、少し不気味だった

 

「確か……場所は、外の大きな木の近くだったっけ」

 

俺は貰った手紙を見て、場所を再確認をする

 

俺が呼び出し場所に着くと、ななかは既に待っていた

 

「すまん。少し遅れたか?」

 

「ううん。時間ピッタリだよ」

 

「で、呼び出した理由を聞いてもいいか?」

 

「うん」

 

ななかが人目を忍んででも伝えたい事……よっぽど大切な事なのだろう

 

俺は一字一句も逃さないように慎重に耳を傾けた

 

「あのね、私と付き合ってください

 私、清隆君のことが……好きです」

 

唐突の告白に俺は一瞬、頭の中が真っ白になった

 

ななかが俺のことを……好き?

 

「私は、清隆君の優しさに触れて、他の男の子とは違うと思ってたら

 気がついたときには好きになってたの」

 

優しさに触れて?

 

優しいとこに惹かれたではないのだろうか

 

俺の疑問はななかの次の言葉によって解消された

 

「私には昔から人の心を読む事が出来る力があったの

 昔からといっても、生まれた時から持っていたわけではないけどね」

 

ななかは自分の過去について話し出す

 

「小学生の頃、周りから嫌がらせを受けていた私は、何でも願いが叶う桜の木に願い事をしたの。

 願い事の結果、人の心を読めるようになって、相手のして欲しい事を先にしてうまく立ち回ってきた」

 

「そしたら、他人と本音でぶつかり合う事が、自分が気がつくことが怖くて仕方が無かった。

 だからいつも、逃げてばかりで、うわべばかりの付き合いをしてたの」

 

「でも、そんなある日、板橋君が清隆君たちを紹介してくれた。

 最初は、男の子は皆、やましい事しか考えてないと思ってた。

 でも、清隆君は純粋な気持ちで、私を新聞部に入れたいって考えていてくれた。この頃から清隆君に惹かれてたのかな?」

 

俺は何も言わずにななかの言葉をじっと聞いていた

 

「清隆君は何時も純粋な気持ちで私と接していてくれた。周りの男の子とは違って、中身で見てくれた……だから好きになったの」

 

聞いていただけの俺だったが、一つ口を開いた

 

「人の心を読む力があっても、無くても、ななかはななかだろ?」

 

俺の勝手な意見だが、公式新聞部の面子と居る時のななかは、生き生きとしていた

 

ななかはうわべの付き合いをしていたと言っていたが、俺にはそうは見えなかった

 

「清隆……君……」

 

ななかは目尻に涙を少し溜めていた

 

「だからさ、力のなんて関係無いんだ。俺以外の面子に言っても同じ言葉が返ってくると思う。

 そんな、ななかだから俺は今日まで接してこれた」

 

俺は自分の思っている事を伝えた

 

「正直、俺が告白されるとは思ってなかったから、驚いたけど、だけど告白された嫌な気持ちでは無い……

 だからさ、気持ちの整理を付けたいからもう少し時間をくれないか?」

 

此処で簡単に決めてしまっては駄目な気がする

 

俺の心がそう告げていた……多分

 

「うん。私もさっき、自分の気持ちに気がついたばかりだから。

 返事はまた今度で良いよ」

 

「ああ、分かった」

 

俺はななかと肩を並べて旅館へ戻る事にした

 

「あ、渉に飲み物頼まれていたんだった。

 悪い、ちょっと買ってくるから先に戻っててくれ」

 

俺は自動販売機へ向かう事にした

 

「えーっと、お茶お茶」

 

俺は目的の物を買うと部屋に戻った

 

「おい、渉。ほら」

 

俺は部屋に戻るとお茶の入っている容器を投げ渡した

 

「いい、悪いな。釣りは取っておいてくれ」

 

「あれ?義之はもう寝ちゃった?」

 

「ああ、どうやらそうみたいだ……仕方ない。野郎相手に布団を敷くのは嫌だが、日頃世話になっている義之だ。

 偶に、やってやってもバチは当たらないだろ」

 

渉は立つと布団を敷き始める

 

「俺も手伝うよ」

 

俺も渉と共に布団を敷き始める

 

布団を敷き終えると、瞼が重くなってきたので寝る事にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目と3日目の朝はななかとお互いが照れていたので、まともに話せなかっただけで

後は至って普通の修学旅行を過ごす事が出来た

 

この修学旅行中に杉並が何も悪さをしなかったのは驚きだった

 

俺は家に着くと、部屋に戻り着替えた

 

テレビを付けるとニュースがやっていた

 

『最近、初音島で原因不明の事故が多数起きています。家を出る際には気をつけてください』

 

という内容だった

 

原因不明の事故?

 

ニュースでは、無人者が急に動き出し、壁に激突している一部終始を映像で放送していた

 

 

 

余談だが、修学旅行中に俺とななかが照れていたのを見て、皆は首を傾げていたが

小恋と杉並が理解している顔をしていたのは何故だろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




少し前に行ったアンケートの結果

多数の方が、Ⅲのロンドン編を書いて欲しいと希望をされたので書いてみようと思います

行ったばかりなのですが、再びアンケートを取りたいと思います

アンケート内容

①清隆達と共にロンドンへ行くメンバー
 (D.C.Ⅱの人物で、本作品に登場した人物限定)

②ヒロインは変更するか、このままで継続するか

の2つです

①の場合はメンバーを最高5,6人とさせていただきます

②は①で選べれたメンバーとⅢのキャラクターから新しく選びなおすか、本作品の4人のヒロインで行くかです

アンケートは私個人に送るか、後日書く、活動報告の方で答えていただくようお願いします

締め切りはテスト終わりの前日の12月11日までとさせていただきます

誤字・脱字等ありましたらご連絡ください

感想・要望お待ちしております





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