ダ・カーポ~もう一つの桜物語~   作:みっくん

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みなさん感想有難うございます
これからも頑張って書いていくのでよろしければ見ていってください
それでは第四話どうぞ


第四話「自己紹介」

「じゃあ皆さん、新しい転入生の子が来ましたのでご挨拶してもらいます

えーっと芳乃清隆君。中に入りなさい」

 

そう言われ俺はクラスへと足を伸ばした

 

俺が入るとクラスが少し騒がしくなる

 

どうやら俺の苗字の芳乃が学園長と一緒だからのようだ

 

「本日から皆さんと勉強させていただきます芳乃清隆と言います。

転入してきたばかりなのでどうぞ宜しくお願いします」

 

まあ無難に初音島をあまり知らないように説明した

 

どうやら第一印象は大丈夫のようだ

 

「では、芳乃君の席は…」

 

そう言って先生がクラス中を見渡す

 

「はいはい!先生。義之と俺の間の席が空いてます」

 

茶髪で元気そうな少年が声をあげる

 

「そうだな…まあ桜内なら大丈夫だろ。板橋!あまり転入生に迷惑をかけるなよ」

 

「俺がですか!それは幾らなんでも酷いですよ~」

 

彼がそう言うと周りがドッと笑い出す。どうやら彼はこのクラスのムードメーカーらしい

 

「じゃあ芳乃はそこの席で良いか?」

 

先生が俺に尋ねてきた

 

「ええ。大丈夫ですよ」

 

俺はそう言って言われた席へと向かう

 

席に着くと先ほど板橋と呼ばれた少年が俺に声をかけてくる

 

「俺は板橋 渉。これから一緒に頑張ろうぜ」

 

遠慮なく話しかけてくれたお陰か俺も少しは話しやすくなった

 

「ああ。俺はさっきも言ったが芳乃 清隆っていう。よろしく」

 

そう言って俺らは握手をした

 

「おい渉。芳乃にいきなり迷惑かけるなよ」

 

俺の左側に座っている少年が渉に注意をする

 

「おっと。俺は桜内 義之っていうんだ。まあ好きなように呼んでくれ」

 

こいつも転校生にかかわらず遠慮なく話しかけてくれる

 

「じゃあ義之と呼ばせてもらうよ。よろしく」

 

朝のHRが終わると義之と俺の周りに人が集まってくる

 

「ほお。どうやらこいつも中々の奴のようだ」

 

いきなり変なことを言う奴も居るもんだと顔を上げてみたら

俺の時代に居る先輩にそっくりな顔があった

 

「!!」

 

「ん?どうした芳乃。俺の顔に何か付いているのか?」

 

さすがに違うよな…それにあの人と同じ顔なだけで性格が同じなだとは限らないよな

 

「すまない。俺の知り合いにあまりにも似ていたから」

 

「それはドッペルゲンガーというやつか…ふむ中々良い転校生が来たものだ。

俺の顔にそっくりな奴を見たことがあるとは…」

 

何やら独り言を言っているようだ。そっとしておこう

 

「あはは。彼は杉並って言うんだ」

 

俺の横から義之が補足説明するって杉並ぃいいいいいい!

俺は心底驚いた

 

「おい義之。今杉並って言ったか?」

 

「ああ。そうだけど。どうした?」

 

…聞き間違えでは無いようだ…

 

「いや、なんでもない」

 

まあ唯のそっくりさんだよねと俺が現実逃避してると

 

「ねぇ桜内。私たちにも転入生君を紹介してくれないからしら」

 

「そうだよ~義之君。ちゃんと私たちにも紹介してくれなきゃ」

 

「そうだよ~」

 

そう言って義之に話しかけてきたのは3人の女の子だった

一人は小柄な子でもう一人はスタイルが…三人目は…意外と普通だった

 

「ああすまない。えっとこいつは芳乃清隆って俺も紹介するほどまだ知らねえよ」

 

と義之が言うとそれまで静かだった渉が

 

「じゃあさ清隆」

 

急に真剣な声で話しかけてくる…一体何を聞くつもりなのか

 

「おまえの好みの女性のタイプって何よ」

 

真剣な声で何を聞いてくると思ったらふざけた質問だった

 

「へ?」

 

「だからお前の好みの女性のタイプを聞いてるんだ」

 

渉はお馬鹿な子のようだ…

 

「いや、それ説明しても意味無いだろ」

 

「俺には関係あるの!」

 

あまりにも面倒になってきたので軽く流す

 

「えっと君たちは?」

 

そう言って俺は先ほどの3人の女の子達に話しかける

 

「そうね。私たちの自己紹介がまだだったわね。

私は雪村 杏。杏でも女王様でも好きに呼んでいいわ」

 

いきなり何てこと言うのだこの人は!

 

「で、横のスタイル抜群のは花咲 茜よ」

 

「よろしく~」

 

確かにこの年でここまでとは…

 

「で、その隣が月島 小恋よ。

少し説明するととんでもない変態よ」

 

えっ?今何て言った?

 

「ちょ、ちょっとまって杏。私は変態さんじゃないよ~(涙)」

 

そう言って月島が泣き喚く

 

「えーっと俺は芳乃 清隆。他に何か聞きたいことあるなら何でも受け付けるよ」

 

「だ、だから好みのタイプを」

 

渉。お前はスルーでいいよな。俺は心の中でそう返しといてあげた

 

「じゃあ…芳乃の趣味って何?」

 

俺に雪村が話しかけてくる

趣味か…料理ぐらいかな?

 

「えっと料理かな?」

 

「料理ね。桜内、あなたと一緒ね」

 

へー。義之も得意なのか

 

っとそうだ。俺がこの世界でお世話になる家の住人は義之だった。それを言わなくちゃ

 

「そうだ、義之。」

 

「ん~?どうした?」

 

「えっと。俺、今日から義之の家に厄介になるから」

 

「へー。それはさくらさんが決めたんだろ?じゃあ俺は何も言わないし、

家族が増えるのは楽しみが増えるということだ。宜しくな」

 

そう言って俺たちは握手をする

 

「小恋。もしかしたら芳乃に桜内をとられるかもよ」

 

「え、え~!そ、それは無いよ~」

 

何か聞こえた気がしたが聞かなかったことにしよう

 

こんな感じで俺の転入初日は騒がしい一日となった

 

 

 

 




第四話完成です
やっと杏たち、雪月花を出すことが出来ましたね
でも渉の扱いはこんなもんですかね?
今回字数が2000突破しました
見てくださった皆さん。是非、次回も見ていただけると幸いです

誤字報告 桜井義之→桜内義之
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