次は次回作に書くのでよろしくお願いします
それでは、エピローグどうぞ
んんっ……
まぶしい光を受けた俺が次に目を開けたのは見慣れない部屋だった
「ここは……どこだ?」
頭が一瞬痛くなったが、直ぐに元通りになったので気にするほどのことではないだろう
「とりあえず、皆を探さなきゃ」
俺は一緒に居た仲間を探す為に見慣れない部屋を出た
部屋を出ると、廊下が続いており先へ行くと、ロビーが見えた
ロビーに人影が見える
あれは……
「立夏さん!」
俺は自分の頼りになる先輩を見つける事が出来たので、少し嬉しさを含めた声でその名を呼ぶ
「清隆?」
「はい。ここはどこなんですか?」
俺は自分の知らない情報を立夏さんなら知っていると思い聞いてみる事にする
「何言ってるの?ここは学園の寮よ」
学園の寮?俺の通っている風見学園には寮なんてなかったはずだ
「ええっと、学園って……名前なんでしたっけ?ちょっと、寝ぼけてて」
「大丈夫?ここはロンドン王立魔法学園。通称、『風見鶏』よ」
風見鶏……
俺はその単語を聞くと、頭の中に懐かしいものが蘇ってきた
カテゴリー5の大魔法使い リッカ・グリーンウッド
俺の妹であり、お役目を継がなければならない 葛城姫乃
名門クリサリス家の期待の星 サラ・クリサリス
生徒会長をしている予科1年B組のマスター シャルル・マロース
バイトをいたるところでしている勤労少女 陽ノ本葵
皆、俺の大切な人たち……
俺は……俺の名前は……
芳乃清隆だが、ここでは『葛城清隆』
……俺は今の状況を整理する為、リッカさんに一度会釈をすると先程の部屋に戻った
部屋に戻るとベッドに腰掛ける
あの日、見た夢の内容と同じだ
自分に似た人物が居て、俺の友人達とそっくりな人たちばかりが居て……
俺の中には先程蘇った物がある
てことは、夢の中の人物である『葛城清隆』
俺と何かしらの接点があるのだろう
俺はさくらさんと出会ったことを覚えている……
先程出会った、リッカさんも覚えてはいないのだろうか
俺は確認の為、再びロビーへと向かった
ロビーに着くと何処かへ出掛ける様子だったリッカさんと出会えた
「リッカさん!」
「清隆?どうしたの?大声なんか出して」
俺はリッカさんに自分の知っている事……
すなわち、森園立夏、それに関わった人物の事を説明した
「私が森園?……」
リッカさんは自分の名前を呟くと一瞬頭を抱えた
「大丈夫ですか?」
「え、ええ。大丈夫よ清隆。お陰で全部思い出せたわ」
「本当ですか!?」
「でも、そうなると私達は何で此処にいるのかしら」
俺達はあの時、魔法の桜の輝きに包まれて……
「何かしらの力が動いて、この世界に来た……としか言えないですね」
桜が枯れるとき、何かしらの力が働き俺達はこの世界へ飛ばされた
これしか今のところ考える事ができない
でも、今することは
「立夏さん、俺達が此処に居るって事は皆も此処に居るはずです。だから、探しに行きましょう!」
俺は立夏さんの手を取り、寮を出る
「ちょ、ちょっと清隆!探すといっても何処に行くのよ」
「ここは、ロンドンの地下都市。ならば、地上にでて一度探して、それでも居なかったら此処に居る事になる……だから、一度地上に行って見ましょう」
俺は地上と地下を繋ぐエレベーターへと立夏さんと二人で乗り込む
地上に出ると葛城清隆の『記憶』
ロンドンのこの世界での愛称『霧の町ロンドン』を思い出した
この中で仲間を探すのか……二手に分かれるのも良いが、此処は離れ離れにならないように一緒に行動したほうが良さそうだな
俺は立夏さんと霧の中、仲間を探す為に歩き続けた
しかし、誰一人として見つかる事は無かった
「地上には居ませんでしたね。なら、地下に居るはず……一度寮で休憩してからまた探しましょう」
俺はそう言うと再びエレベータのある時計台へと足を向けた
時計台に近づくと見覚えのある後ろ姿が見えた
「さくらさん!」
あの後ろ姿は間違いない
あの時代でお世話になった人……『芳乃さくら』だ
しかし、俺の声が聞こえなかったのかさくらさんは反応を示さない
「さくらさん?」
さくらさんの前に立ち、尋ねてみる
「……ボクの事?」
「そうですよ。それよりも皆を知りませんか?俺達と一緒に何人か飛ばされたようなので」
「みんな?……ごめん。ボク、自分のことすら思い出せないんだ」
「えっ?」
これが俺の新しい世界での物語の始まり
これで、次回作のⅢへとお話を繋げる事が出来ました
問題は私の灰色の頭脳で物語をどうするか
まだ、行き当たりばったりな考えで物語を書いているので矛盾点などが多くあるかもしれません
そこら辺を指摘していただけると嬉しいです
誤字・脱字等ありましたらご連絡ください
感想お待ちしております