ダ・カーポ~もう一つの桜物語~   作:みっくん

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それでは第七話スタート
っていつも書いてるけど某アニメの「リンク・スタート」に似てますよね?(自分だけ?)


第七話「体育祭種目決めと再会」

清隆が芳乃家(桜内家)に居候してから数日たったある日の朝のHR

 

「え~。来週の月曜日に体育祭が行われるので皆さん出る種目を考えてください」

と俺らのクラスの委員長が言っている

 

委員長の名前は沢井 麻耶(さわい まや)という

堅物な委員長なんだがヨイショされると弱いらしく、そのせいで毎年委員長をやっているらしい

 

「で、清隆。お前は何に出るんだよ?」

 

隣の渉が聞いてきたけど…どうしようか

 

「いや、俺は余ったものでいいかな?」

 

「まじかよ~。じゃあ義之。お前は?」

 

渉は義之にも同じ質問をしていた

 

俺はこの学校に来てからまだ体育の陸上をしていない。ということは俺の記録を誰も知らないわけで…余りものを選ぶことにした

 

「残ったのは…借り物競争と…三人四脚ね…誰かいない?」

 

おっと、余りものが決まったらしい

 

「じゃあ委員長。俺は借り物競争で」

 

「じゃあ芳乃は借り物と…」

 

借り物競争は走ることがメインではないからな…まあ運しだいで順位が決まる

 

「じゃあ三人四脚は桜内と雪村さんと月島さんの三人ね」

 

どうやら三人四脚も決まったらしい

 

これを聞いた渉が

「義之のやつ…両手に花だと…」

と悔しそうに言っていたのは無視をしておこう

 

 

そんなこんなで朝のHRを終えた後、いつも通りの日常が始まり時間はあっという間に放課後

 

「でだ。芳乃よ…お前は何組にする?」

 

急に後ろから杉並に声をかけられる

 

「何組?何のことだ…?」

 

「ふむ。貴様は何も聞いていないのか…まあいい。今年は俺が主催のクイズ大会をすることにしてな…優勝クラスを予想するのだ。それで貴様は何組に投票するんだ…?」

 

クイズ大会で投票?ってそれは賭けといわないか?まず杉並が主催者の時点で危ない気が…

 

「それはか「クイズ大会だ」

 

俺の言葉に言葉を重ねてくる

どうやらこれでもクイズ大会というつもりらしい

 

「ちなみに板橋は2組に票を入れたぞ」

 

へー。渉は2組に入れたんだ…って他のクラスかよ

 

そこで俺は閃いた

 

「杉並。それは自分のクラスにも入れれるのか?」

 

「まあ入れることは可能だが…」

 

神様は俺に味方をしてくれるらしい

 

「なら俺たちが頑張って優勝すればいいんじゃないか?幸いうちのクラスには問題児と言われてる奴が複数いる。そこを逆手に取れば…」

 

数日間学校に通っていて分ったことがある

義之や渉、当然杉並もその他も何人かいるのだが問題児と生徒会にブラックリスト入りされている人物がうちのクラスに集結している

ということは問題児が体育祭を真面目にやるわけが無いと他のクイズ大会参加者は考えるであろう。そこを逆手に取るわけだ

だから、当日俺たちは本気で体育祭に臨めばいいのだ

これで俺の勝ちだ!

 

「ほう。その考えは俺にも無かった…明日クラスの連中にも伝えてみよう」

 

そう言って杉並は音も無く消え去った…そう聞くとカッコいいのだが実際はもの凄いスピードで走って行ったのである

 

「お~い。清隆~。一緒に帰ろうぜ~」

 

そう言って後ろから渉と義之がやってくる

 

「そうだな」

 

そう言って俺は彼らと一緒に帰ることにした

 

「なあ義之?お前は杉並からクイズ大会について聞いたか?」

 

そう渉が義之に質問をしている

 

「クイズ大会?いや、何も聞いてないが…」

 

「そっか。ならいいや」

 

義之は何も聞いてないのか…まあ義之に言うと音姫さんに報告されそうだしな…

 

と俺がそう考えていると

 

「見つけたぞ。我が同志芳乃清隆よ」

 

と俺に向かってそんなことを話しかけてくるのは杉並しかいないのだが…どこか違和感がある杉並だった

 

「ん?杉並?何の用だ?」

 

「何の用とは失礼な。我々は貴様を探していたのだぞ」

 

そう言ってくる杉並をよく見ると違和感の正体が分った

それは着ている制服が若干違うのだ

ってことは…

 

「お前は…立夏さんと対立している杉並か…」

 

「いかにも」

 

って何で杉並がこの時代にいるんだ?

 

「何故ここに俺が居るのかが分らないという顔をしているな…それについては立夏嬢から説明してもらおう」

 

杉並がそう言うと後ろから良く見知った顔があった

 

「久しぶりね清隆」

 

「り、立夏さん!?」

 

そう立夏さんなのだ

俺が元の時代の風見学園で所属している公式新聞部の部長 森園立夏がそこに居たのだ

 

「って清隆。この人たちは誰だ?」

 

今まで空気だった義之が急に話してきた

因みに渉は杉並を見て目を丸くしている

 

「あ、ああ。何故ここにこの人たちが居るのか分らないが…俺のいた時代の先輩たちだ…詳しいことは後で話す」

 

俺は義之に小声でそう伝える

 

「そうか。じゃあ俺らは先に帰ってる。その人たちと話を終えたらうちに連れて来い。さくらさんを呼んどく…お前と一緒で帰るところが無いだろ。ほら渉帰るぞ」

 

そう言って義之は渉を引きずって帰って行った

 

「え~と。どういうことですか立夏さん」

 

「清隆が急に私たちの前に姿を見せなくなったから探していた途中に公園の桜の木に触れたらこの世界に居たのよ」

 

つまり。俺と同じということになる…

 

「それに関してなんですけど…俺もその桜の木に触れてこの時代に来たんですよ」

 

「時代?」

 

そっか。彼らはこの時代が過去ということを知らないわけだ

 

「ええ。この時代は俺たちの居た時代よりもずっと前なんです…その証拠に…ほ

ら桜が咲いている」

 

「本当だ」

 

俺は一応。今の自分の立場について説明しておいた

 

「清隆は今、そのさくらっていう人の家にお世話になっているのね」

 

「はい。ところでなんですが今お二人は家がありませんよね?ならば俺がお世話になっているさくらさんの家に一度行きませんか?さくらさんは一応俺のことを説明しているので。お二人のことも快く泊めてくれると思います」

 

そう言って俺は二人を連れて自宅へと向かった

 

 

 

 

 




このお話の前半はD.C.ⅡSCに収録されている薫風のアルティメットバトル!を基にして自分なりにいじって書いています
多少というか大幅に違うことになると思いますがご了承ください
後半は前回桜の木によって飛ばされてしまった二人を書かせてもらいました
渉は杉並を見て目を丸くしていましたがⅡとⅢの杉並が手を組んだときには気絶してしまう気がしますww
誤字・脱字等ありましたらご連絡ください
感想お待ちしております
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