ISを動かせない僕の学園生活   作:ソーミア

10 / 11
シリアス!地の文が多い!
どこに向かってんのこれ!?な回です


欲望の力

クラス対抗戦当日

 

クラス対抗戦の初戦は一夏と簪ちゃんの対戦だ。

 

「簪ちゃん調子はどう?」

 

「ばっちしだよ!今まで本当にありがとうね創」

 

「いや、これからが本当の勝負だからね」

 

「わかってる」

 

そんなやり取りをして観客席に向かう途中で一夏にあった。

 

「更識の応援か?」

 

「ははっ、ごめんね?一応僕も開発に関わってるからさどうしてもね」

 

「いや!お前の作った機体と戦うのは楽しみなんだ!ありがとな」

 

一夏は本当に中身もイケメンなんだよなぁ。けどごめんね?

この戦いに勝負はつかない

 

「今言うのもあれだけど・・・一夏も頑張ってね」

 

「あぁ!任せとけ」

 

一夏に手を振って今度こそ観客席に向かう。

その途中で電話を取り出す。

 

「あーもしもし?」

 

「うん・・・そう。多分ね」

 

「最初のやつは壊していいよ。後はダメね?」

 

「まあ、そんな事しないか!お前は優しいもんな」

 

「怒らない怒らない!期待してるよ?」

 

「どっちにって・・・どっちもかな」

 

心底楽しそうに電話を切りこれから起こるであろう事に心を踊らせる

 

観客席に空きがないか探してると本音ちゃんが手招きしてきた。

 

「こっちこっち〜」

 

相変わらず間延びしてるんだよなー

 

「ありがと。席とっといてくれたんだね」

 

「かんちゃんの晴れ舞台だもんね!」

 

「ほら、本音ちゃん落ち着いてください」

 

緋奈がお姉さんになっちゃってるよ。その光景に微笑んでると

 

「何か変な事考えてません?」

 

「考えてないよ」

 

と笑って頭を撫でる

 

「ほら〜始まるよ〜」

 

本音ちゃんの言葉で前を向くと今始まろうとしている瞬間だった。

 

「君の本当の願いは何かな?」

 

「ん〜、はじはじー何か言った?」

 

「なんでもないよ」

 

そう言って二人の戦闘を見守る。本音ちゃんもそちらに集中した

 

案の定、簪ちゃんが優勢だ。しかし、一夏も上手く攻撃を回避しながら攻め時を伺っている。

 

観客席の全員が手に汗握るそんな戦い。しかし、それも長くは続かなかった。

上から黒い物体がアリーナのシールドを突き破って振ってきたのだ。

それがISだという事が瞬時には理解できなかった。全身装甲の機体だっだからだ。

そのイレギュラーに職員達は対応に追われている。

観客の生徒達は全員避難している。勿論本音ちゃんもだ

さぁ、ここからだ。姑息な兎を狩って希望を手に入れようか

僕の口角は上がりアリーナに向ける。

千冬ちゃんが一夏達にも避難を促すが二人は足止めをすると言う。

そりゃそうだ、この状況でそうするしかないだろ。

二人がその黒い機体に攻撃しようとしたその時

もう一体の紫の機体が落ちてくる。

こちらも同様に全身装甲である。地面に着地したと同時に黒い機体に突進。

近接武器で腕を切り落とし壁に蹴りつけグレネード武器を放つ

爆発。黒い機体は見る影もなくなっていた。

紫の機体は二人の方向に振り向くと右手を使い、かかってこいとばかりに挑発してくる。

それに反応したのは一夏。予想通り

紫の機体は攻撃を綺麗に避け一夏を蹴り飛ばす。その衝撃で一夏は気絶してしまった。

「こっからが本当のショータイム・・・なんてね」

 

更識簪は戸惑っていた。

声が頭の中に鳴り響いて割れそうなのだ。

壊せ 壊せ 壊せ そのための力だ

その言葉の力に流されそうになる。

それが企業連のEmotionSystemだということも気づきもしないで

一夏が吹き飛ばされ紫の機体はこちらに振り向く。

怖い 怖い 怖い 恐怖心が身体を支配する

壊せ 壊せ 壊せ お前にならできる

ワタシニデキルノ

そのための力だ

ワタシニチカラヲ

簪の機体の閉じていた羽が広がる。

「あちゃーそっちか・・・まあ、これもしょうがないよね」

「それはもう希望じゃなくて絶望の機体だ」

 

簪の機体が先ほど見せたことのない速度を出す。

紫の機体も速度についていく

簪の手には二刀流の刀

「コワス!!コワス!!ワタシガツヨインダ!!」

両肩のワイヤーも使い相手の行動を制限する

が、紫の機体はそれでも止まらない。

簪は攻撃を受け弱っていく

「ワタシハツ・・・ツヨイ・・・ツヨインダァァァ!!!」

 

「簪ちゃん!!!!」

 




誤字・感想などおまちしております

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。