はやりは健夜ちゃんと理沙ちゃんと赤土さんからの返事を見て全員が来る事を知ってはやりは3人に来てほしい場所の住所を絵文字で書いて送った。はやりは3人が来る前に着いてないと行けないからはやりは指定した場所に移動した。その場所には誰も来てなかったのでお店の人に飲み物を頼んで待っていた。それから5分後に赤土さんが来てくれたので、はやりは赤土さんに話しかけた。
「赤土さん久しぶりだね。」
「そうですね。お久しぶりです。今日は他に誰か来るんですか?」
「はやり達の他に健夜ちゃんと理沙ちゃんが来るよ」
「小鍜治プロと野依プロですか」
「そうだよ。いつ来るかわからないから来るまで何か頼んだらどうかな?」
「それじゃあ私はビールでも頼もうかな?注文をお願いします」
はやりは赤土さんの飲み物が来た後に話しかけた。
「赤土さんに聞きたいんだけどはやりからの話を断った後どうしてたの?」
「あの後は地元の奈良に戻って母校の阿知賀女子の監督になって教え子達を今年の全国に連れて行く予定です。」
「10年ぶりの参加だね。」
「はい、私達では優勝が出来なかったので今年は自分の教え子達に全国で優勝して貰いたいなっと思って監督になりました。」
はやりが赤土さんとしばらく話していると健夜ちゃんと理沙ちゃんが来てくれた。
「はやりちゃんも、いい年なんだからメールぐらい漢字とかで書いてよね」
「わかりにくい」
「でも健夜ちゃん達が来てくれてはやりは嬉しいかな」
「忙しいから仕方ないと言っても確かに会ってなかったからね」
「まずは飲み物を頼んだらどうかな?」
「そうだね。それじゃあ頼むかな?理沙ちゃんは何がいい?」
「コーヒー」
「注文をお願いします。コーヒーを2つで」
私達は頼んだ飲み物が来るまで話をしていた。
「お久しぶりですね。小鍜治プロ」
「赤土さんも久しぶりだね」
「久しぶり」
はやりは健夜ちゃん達が頼んだ飲み物が来ると再び話しかけた。
「実は今日みんなを呼んだのには理由があるんだ」
「理由?」
「周りを見てくれないかな?」
私達は、はやりちゃんが言った後に周りを見ると今になって気付いたが雀卓が、いくつかあった。
「今日は会うのもそうだけどせっかく集まったんだし久しぶりにやらない?」
はやりちゃんは私に言うと私もやりたくなったので移動した。赤土さんと理沙ちゃんもやる気なのか移動をしていた。
「まずルールなんだけど半荘は1回で10年前と同じルールにしようと思うけどいいかな?」
「私はそれでいいよ」
「大丈夫」
「・・・・・はい大丈夫です。」
「それじゃあ久しぶりにね」
みんなで一緒にやると健夜ちゃんが親になったのでサイコロを回し始まった。
「小鍜治プロ・・・・・私は10年前に負けた後に私は牌を持てなくなっちゃったんだ」
「・・・・・」
「私は阿知賀女子を卒業した後は大学に行ったけど大学ではインカレには出なかったけど母校の阿知賀女子で麻雀教室をしていたんだ。私は10年前に麻雀教室で教えていた私の教え子達が今年10年ぶりに奈良県代表になって全国に出る事になったけど私はあの10年前の準決勝の時に負けてから練習では勝てても本番では・・・・・勝たなくちゃならない大切な時には勝てなくなりました。けど私は今回この対局で小鍜治プロに勝ちます。」
「私は赤土に10年前に跳満を直撃されたのを今でも覚えてるけど私は国内では負け無しなんだ。まだまだ負けてあげられないよ。」
そして私達は今から10年前のメンバーで10年前のルールで対局を始めた。
それから数日後
私達の阿知賀女子は何とか勝利した。しかしまだ優勝した訳じゃないから油断は出来ないけどので私は、みんなに話しかけた。
「みんな今から白糸台と千里山と新道寺と試合するけど油断しないように」
「はい」
「それじゃあ全員がんばろう」
そして私は自分の教え子達と一緒に対局を見始めた。
今回は短編なので終わりですが次回は咲を書きますよ。