テスト勉強ダルイやりたくないです。かといってやらないわけにもいかないですし。あーうどん食べたい。
「お待たせしましたー。どうぞ!」
料理が運ばれてきた。俺の方にジュウジュウと焼き上がっているステーキが運ばれてきた。スゲェ美味そう。スーには真っ赤な色をした牛丼みたいな物が置かれた。って真っ赤?。あのー、そのどんぶりみたいな容器から、目が玉ねぎ切ったとき見たく痛いのですが、あかん涙出てきた。
「そっ...それ食べ物...だよね?...スー...」
「?、何言ってるんですか?れっきとした食べ物ですよ!」
それが食べ物に見えたら凄いね。どう考えても、罰ゲームで食べる辛いものよりも辛そうな色をしているのですが。
「グスッ...それではごゆっくりどうぞ」
店員さんも目に染みたのだろうか涙を流して俺らの元を去って行った。
「またですかぁー?。みんな私がこれ頼むと涙を流すのですよ?」
みんな同じ感じなんだね。よかったよかった。
とりあえずこっそり薄めのシールドを目の周りに付け、泣き止んだ。さて、頂こう。
「じゃあ食べるか。いただきます」
「はい!。いただきます!」
さて俺が頼んだのはピグロースステーキ。ピグとはこの世界にいる豚のような姿をした家畜だ。本で照らし合わせると、とれる肉はこっちの世界と同じ豚肉がとれるようだ。んで、そこのロースの部位を使ったステーキだが、こっちの世界と違うのはそのデカさ。何このデカさ、P〇vitaぐらいの大きさでそれを更に3~4枚重ねたぐらいの厚さのステーキが鉄板の上に2つあるんですけど。本によると、ピグは大体牛並の大きさがあり、このロースステーキもピグのロースの1部を使って料理されているらしい。多くね?。
ナイフとフォークのようなものでステーキを切ると、肉汁がブワッと出てきた。美味そー!。あかん涎垂れそう。一口大に切り、食べる。
!?
「うんまぁァ!!!。スゲェ!、こんな美味いステーキ食ったの初めてだわ!」
「そうですか。そんなに喜んでいただけるなら良かったです」
食べた瞬間肉汁がブワッと口の中で溢れ、噛めば噛むほど肉旨みが伝わってくる!。そしてまだ肉を欲する獣のように、一口大に切った次のステーキに食らいつく。少し食べたあと、出された冷たい水をグイッと呷る。駄目だフォークとナイフが止まんない!。肉!食わずにはいられないッ!。美味い、満足だわ。さてと...スーを見る。ん?何か振りかけてる。赤い粉?なんだあれ?。
「何振りかけるんだ?。スー」
「これはデスジンジャーを乾燥させ、粉末にしたものです。何でも合いますよ?」
「ふぅーん。あっ、そうだ。少し食べてもいいか?」
「はい!どうぞ」
「ありがと。じゃあこちらもどぞ」
「ありがとうございます!」
俺は真っ赤な肉とご飯を備え付けであった小鉢の中に入れ、スーには別の小鉢にステーキを入れた。
スーはデスジンジャーの粉をこれでもかというぐらいかけ、食べた。
「んー♪。美味しいです。」
嬉しそうな顔をしている。アホ毛も嬉しそうにしている。
さてと、食べてみるか、ん?何だ?。フォークを持っている腕が震えてきた。まさか...本能が俺に生きろと伝えているのか!?。いや、ここで引くわけにはいかないのだ!。確かに辛いかもしれないが食べなければいけない!。ここで男を見せろ!神路麗飛!
「なっ...南無三!パクリ」
モグモグ、味は普通だ。肉美味いな、ん?これはピリ辛?あれ?何か段々辛くなっているのですが
こ
れ
は
俺の意識はそこで途絶えた。
.........何かお花畑が見える。川もあるね。あっ、川の向こうに死んだ両親が見える。行ってみるかな。あれ?両親大声で来るなって言ってる。何でよ、行ってもいいじゃん。気にしない気にしない。さて、この川を渡ればいいんだな。ん?看板がたててある。なになに?、通過料6文?。うーん6文は持って
「はっ!!」
死ぬかと思った。目の前でスーが目を丸くしている。
「どうしたんですか?、いきなり大声上げて」
「いっ、いや、何でもない」
てか今家の中っぽい所にいるけどここ何処?。
「あれ?、ここ何処?。今何時だ?」
「え?、今は夜ですよ?、それとここは私の家ですが」
「え?、俺達さっきまでギルドにいたよね?、てか昼間だったよね?」
「何言ってるんですか?。レイト様が寝床が無いと言ったので、私の家に泊まらせたのですよ?」
あれ?、そんなこと言ったっけ?。何で今夜なんだ?。まさか...。
「ボックス」
「え?、どうしたのですか!?。レイト様!」
「調べ物が出来た。少し調べる」
確かアイテムの本があったはず。....これだ。
さてと、デスジンジャーデスジンジャー。あった。ここのページだ。どれどれ、
デスジンジャー
とても辛い果実。見た目は赤く、人間の目玉くらいの大きさをしている。主に温暖な地域に生える。基本的に一年中栽培できる。使用法は辛味の料理の材料として使われる。乾燥させ粉末にすると、香辛料にも使える。生で食べるのは辛すぎて危険。特に乾燥させると辛さが増す。乾燥させたものを多量に食べた者は、記憶に一時的な障害が起こる。その辛さ故に、溶岩から生まれた食材とも言われている。食べる場合は気を付けるべし。
「....」
「どうしましたか?。レイト様」
なんつーモンを食ったんだ。てかスーの味覚は可笑しいのか?。
「眠くなってきた。宿を探してくる」
「あっ!。ここで泊まっていくといいですよ」
「大丈夫だよ?。無理しなくって。俺と一緒だと嫌だろ?」
「むぅ...駄目です!!。お金もかかります!そこのベッドに寝てください!」
むぅ...そこまで言われると寝るしか無いな。これから出歩くのも嫌だし。
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「はい!。どうぞ!」
俺はベッドに潜り目を閉じた。
あれ?そういえばスーは何処で寝るんだ?。そんな考えは眠気で吹き飛び、意識が途切れてしまった。
麗飛君も私もとても眠い。深夜テンションでも乗り切れないぐらい眠いです。あーピザ食べたい