これはそんな彼が織り成す転生して始まる物語
自分ではこれが限界です
誰か書いてください
なんでしょうか?このなにもない一面真っ黒な空間は。
この空間にあるのは私が座っている椅子とその前にある椅子だけ。
体のあちこちを触ると今まで過ごした体ではないことが分かる。
いや、ずいぶん前に体が変化していて、そのまま過ごした体ではなく、生まれて本来の体に戻っているのが感覚として分かる。
「ようこそ死後の世界へ」
誰も座ってない椅子の奥から女性の声が聞こえてきた。
「誰ですかあなたは?」
椅子に座る女性に問う。
一体何者なのかを。
「私は女神エリスです。さ迷える魂を導く仕事をしています」
「女神……ですか。にわかには信じがたいですがねぇ。ですが今の状態からして信じるなという方が難しい。なので貴方が女神ということは信じますよ」
「えっと、貴方には名前が無いのですが………」
「私は名前をもらえる程の豊かな暮らしが出来る地域ではありませんでしたからねぇ。大事な生徒たちにもらったーーーーーと呼んでください」
生きていた中で楽しかった一時を思い出して懐かしくてにやける。
見るからに油断やマヌケと思ってしまう表情をしていた。
「それではーーーーーさん。貴方には選択肢があります」
「選択肢とは?」
何に対しての選択肢か分からないが死んだ今の状態から、死後をどうするかという選択肢になると考えられる。
しかし実際どんな選択肢なのかが分からない以上質問して聞くしかない。
「まず一つ目は記憶も人格も消して新しい人生をおくることです。もう一つは天国に行くことです」
「私としては今までの人生のことを考えたら天国に行けることに驚きですが。それでも行けるなら天国に行って生徒を見守りたいですね」
「選んでもらってなんですけど天国には何もありませんよ」
「へ?何もないのですか?」
「はい。娯楽の物も食べ物もありません。それにエッチなことだって出来ませんから子供も生まれません。ただ日向ぼっこをするかそこにいる方たちと会話をすることしか出来ません」
「ふぅむ。そうなるとまだ生まれ変わることの方がましに思えてきましたね」
これは困ったという表情で悩んでしまう。
ゼロから出発するか、暇で押し潰されるか。
「そこでなんですけど他にもう一つ選択肢があるんです」
「はい?なんですか?」
もう一つ選択肢があると言われても前の二択で悩むのにそれより良いのがあるのか気になる。
「実はある世界が魔王の手によって侵略されようとしているんです。その世界で亡くなった方を生き返らせようとしたのですが、もう戻りたくないと言う方が大勢いまして。そこで別の世界の方たちをその世界に転生させて救ってもらおうとしているのです」
「なるほど。ですが平和な世界の人たちではむしろ足手まといになってしまうのでは?」
魔王が侵略しているということはファンタジー的な世界ということになる。
そこに平和な世界の人が転生したところで何の能力も持たなくて、身体能力も低い可能性が大きいから逃げるだけで精一杯がオチだ。
それなのに送るということに疑問が出る。
「大丈夫です。そうならないために一人一つだけですが特典を与えています」
よいしょっ、とエリスは発しながら出したのは辞書レベルの分厚い本だった。
「これに載っている特典を選んでください」
「分かりました」
ペラペラと捲ると生前の世界での神話や物語に出てくる武器や防具、道具等が書かれている。
「一つだけいいですか?」
「はい、なんでしょう?」
「この本に載っていないものでも可能ですか?」
「可能ですけど。ですが!女神を連れていくのは出来ませんからね!」
それだけは勘弁して欲しいと鬼気迫る顔で話す。
前にそういったことがあるからそのようにしているのだろう。
「いえね。私が死ぬ直前の姿と身体能力にすることは出来ますか?」
教師をしていたあの頃の姿に愛着がある。
だから望む。
親しみやすく少し抜けていて、生徒に評判が良かったあの姿を。
「ええ。それでしたら可能ですが。でも異世界に行かれたときに苦労しますよ。その姿だとモンスターに指定されてしまいますよ」
「それならその姿に変身できるようにしてください。それなら変身後の姿だけ戦闘に使うことが出来ますので」
「それなら問題ないですね。転移した世界では冒険者という職業になられたらレベルが生まれるのでそれになってください。冒険者ギルドがあるのでそこで冒険者になることができます。冒険者になるにはお金がかかるので一万エリス渡します」
「手厚いことですね。それだけ大変なことなのでしょう」
「それでは転移しますので魔方陣の中に入ってください」
椅子と椅子の間にあるこの空間の中央に位置する魔方陣の中に入る。
異世界に転生することが初体験であるだけにドキドキしている。
「あ!あと魔王を倒した暁には神々から贈り物が渡されます」
「贈り物ですか?」
「世界を救った偉業に見合う贈り物としてなんでも一つ願いを叶えてあげます」
「そうですか。それは楽しみですね」
ーーーーーーーーーー
「凄すぎです!ここまでステータスの数値が高い方は滅多にいませんよ!これなら上級職もなんでもなれますよ!あら?職業欄のところに教師というのがありますが。これは………?」
「職業はその教師でかまいません」
「え!?それで良いんですか!?」
職業を選ぶ際に騒ぎになったり。
ーーーーーーーーーー
「本当に大きいカエルですねぇ。初心者用のナイフも買ったので試し切りを兼ねますか」
「だずげでえええ!ガズマじゃあん!!」
「アクア!!」
「大丈夫ですか?」
「タコの化け物!?」
「にゅや!?化け物だなんてひどい!」
初クエストで変身後の姿の際に別の冒険者に化け物と間違われたり。
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「収穫だ!」
「大漁だ!」
「ーーーーー、行くぞ」
「カズマくんこそ気を付けて」
緊急クエストで同じ境遇の人とタッグを組んだり。
今ここに超人?な先生だった彼の新たな物語が始まる
この主人公が誰なのかは分かった人しかいないでしょうけども答えます。
殺せんせーです。
暗殺教室読み返して殺せんせーがこのすば世界にいったらどうなるんだろう?と考えました
やっぱり暗殺教室最高!