今、次話を書いているのですが戦闘シーンなかなかうまく書けないです。
あらかじめここで言っておきます。
戦闘シーンつまらなかったらごめんなさい。
そうそう、7月17日に息抜きで小説を投稿しました。
タイトルは「異世界でEDF装備を使ってみたら」 です。
こちらはたまに投稿すると思いますので、ぜひ見ていって下さい。
では、本編をどうぞ。
7月21日 本編を加筆修正しました。
8月1日
佐世保への道中シーンで
T.M.RevolutionのHOT LIMIT
を流しながらだとさらに楽しめると思います。
第2章 沖ノ島海域編
第20話 沖ノ島海域攻略準備2
7月16日 09:06
鎮守府本館 執務室
中村「……、これはまたすごいな。ミサイル、航空機による海域全域の攻撃。我々の出番が無くなってしまうぞ。」
裕「でしたら、敵の主力は残しておきますよ。」
中村「あぁ、そういう感じで頼む。それより、この兵器、アルマゲドンとは?」
裕「そう言えば、説明していませんでしたね。アルマゲドンとは─」
アルマゲドン
正式名称は「アルマゲドンクラスター」。ペイルウィングの支援兵器に分類される。
デスピナの装備では、レールガンの砲弾、航空機の爆弾に搭載することにより使用できる。
指定座標の上空で起爆、この時エネルギーを持った光球が出現する。これ自体にはまだ攻撃能力はない。しかし、出現から数秒の間にエネルギーが急激に上昇し、5つの光弾に分裂する。落下方向は完全にランダムである。1つの光弾につき爆破半径は70m。威力は戦艦レ級を撃沈できる。
中村「……。」
驚きのあまり言葉が出ないようだ。
数分後ようやく現実に復帰した。
中村「…程々で頼む。」
裕「わかりました。アルマゲドンは最初のみにします。」
中村「あぁ…。なんだろう、少し老けたかもしれない。」
裕「大変ですね。それでは、お仕事頑張って下さい。」
執務室から出る時、中村提督は苦笑いだった。
10:25
鎮守府 演習エリア
さっそく、航空隊の訓練を開始する。飛行甲板を発艦体制にする。飛行甲板が上下に広がり2段式飛行甲板となる。
裕「攻撃隊、順次発艦始め!」
艤装から飛行甲板にカロンとミッドナイト、スカイレイヴンが連続で射出される。射出された艦載機は1機1小隊に分裂して、原寸大になり高度を上げていく。
20分後、カロン5個大隊、180機。ミッドナイト2個大隊、72機。スカイレイヴン3個大隊108機。計360機が空に上がった。
裕「デスピナより各機へ。内容は先ほど説明した通りだ。では、訓練を開始する。」
カロン第1大隊長「全機エンゲージ!目標を確認!爆撃コースに入れ!」
第1大隊が、俺から向かって右から左へ目標物を空爆する、爆撃プランEを発動する。
カロン第2大隊長「第2大隊、第1の後に行くぞ!」
スカイレイヴン第1航空大隊長「連携を確認しろ!」
レーダーにカロン第1航空大隊の空爆範囲が表示される。
裕「カロン第1航空大隊へ間隔が広いぞ!もっと狭めろ!」
続けて、第2、第3、第4、第5がコースに入り、同じくプランEを発動する。
裕「全機タイミングを外すな。衝突して海に落ちることになるからな。」
カロン第2大隊長「第2大隊始め!」
カロン第3大隊長「第3大隊。第2大隊の5秒後に行くぞ!」
カロン第4大隊長「各機、爆撃プランを今一度確認しとけよ。」
カロン第5大隊長「全機、目標に全て命中させろよ!」
今回の訓練は、攻撃隊は模擬弾を海上に浮かんでいる目標物に命中させるのだが、各大隊が連続で行うためタイミングが重要になる。
裕「間隔は5秒だ。ズレたら空中で大衝突事故起こすことになる。そうなると、提督が艦載機の補給で資材の請求で死ぬからミスするなよー。」
カロン妖精「「「「りょーかい。」」」」
妖精からは棒読みの返事が帰ってきた。いや、まじめにやってね。怒られるから俺。
カロン隊がぴったり5秒間隔で突入して行き、模擬弾を投下していく。
裕「命中率85%か…。」
レーダーにはいくつか目標物が残っている。高度6,000mから爆撃ではまぁまぁの結果なのだろうか。しかし
裕「全機もう1度。」
手元に持っていたボタンをポチッとな、と押す。海面にまた目標物が海中から浮かんでくる。先ほど航空隊が沈めたものが浮かび上がってきたのだ。目標物は再利用可能なものらしい。
裕「命中率が95%超えるまでやるぞー。では、第1大隊攻撃開始!」
この作戦では俺達の働きによって作戦の難易度が変わってくる。どれだけ深海棲艦を減らせるか。その為にも命中率95%以上になるようにしておきたい。
命中率が95%超えるまで訓練し、爆撃プランEによる絨毯連続爆撃訓練を佐世保に行くまで毎日繰り返した。
7月27日 05:59
工廠エリア 出撃ドック
出撃ドックにはこの作戦に参加する艦娘達が集まっている。
全員真剣な表情である。
そして、放送が流れた。
大淀「出撃時刻06:00。艦隊、出撃せよ!」
それと同時に目の前にある、出撃場所の床に『出撃』の文字が光る。完全にアニメで見たものである。
赤城「主力艦隊、出撃!」
主力艦隊旗艦の赤城さんの指示の後、主力艦隊メンバーが次々に『出撃』の文字の上に立って、足の艤装が装着された後射出される。
主力艦隊が出撃し終わり支援艦隊が出撃して行き、遊撃艦隊の番になった。
朝潮、霞はすでに射出されている。俺は、『出撃』の文字の上に立って、
裕「要塞空母デスピナ、出撃します!」
その後、足の艤装が装着される。昨日、工廠妖精に足の方の艤装だけ渡しておいたのだ。そして、射出される。それ以外の艤装は渡していないので、進む勢いが止まる前に残りの艤装を展開する。海上に出ると全員が待っていた。
赤城「全員揃いましたね。それでは、艦隊、佐世保鎮守府に向かいます。」
全員「「「「「了解!」」」」」
横須賀から佐世保まで、移動には1日と5時間程掛ける。佐世保までは、主力艦隊を中心とした輪形陣で行く。
ちなみに、中村提督は出撃を見届けた後、飛行機で佐世保に向かうことになっている。
7月28日
11:08
種子島沖
裕「なんにもなかったな。」
瑞鶴「攻撃を受けなくて良かったと思うんですけど…。」
横須賀を出港してから、丸一日と5時間程経過し、もうすぐで佐世保に着く。最初はレーダーを常に監視して敵の襲撃を警戒していたが、レーダーに何の反応も無かったため、途中から同じ艦隊の朝潮と霞と話をしていた。紀伊半島沖を過ぎた辺りで翔鶴さんと瑞鶴もやって来て、5人で談笑していた。ちょっとしたピクニック気分である。
赤城「そろそろ警戒をしましょうか。艦隊!陣形を再構築して下さい。」
翔鶴「デスピナさん。また後で。」
裕「はい。」
翔鶴さんが手を振りながら戻っていく。俺も手を降って答えた。
朝潮「そういえば、デスピナさんって翔鶴さんと仲がいいですよね。」
裕「あぁ、そうだね。どうかした?」
朝潮「いえ!特に理由は無いのですが、そこまで仲がいいのはなぜかな?と思いまして。」
裕「あー、えっと翔鶴さんには内緒にして欲しいんだけど。」
俺は朝潮に手で近くに来るように手招きする。朝潮が近くに寄って来てくれたので、朝潮の耳元に顔を近づけ小声で話す。
裕「実はね、出会った時に一目惚れしたんだよ、俺。」
聞いた朝潮は、
朝潮「そうなんですか!」
裕「しー。」
赤城「どうかしましたか?朝潮さん?」
赤城さんが朝潮の声に反応し、振り返る。他の艦娘も何事かと朝潮に視線が集まる。
朝潮「いえ!何でもないです!」
慌てて、朝潮が誤魔化した。赤城さんはそうですか、と言って視線を元に戻し、他の艦娘達も首を少し傾げてはいたが、気にしなくった。
朝潮「どこに惹かれたんですか?」
朝潮も女の子なので、人の恋バナに興味があるようだ。
裕「続きは佐世保でな。ほら、そろそろ警戒区域だぞ。」
朝潮を元に戻るよう促す。朝潮が、絶対に教えてくださいね。と、言ったのに対して俺は了承の意を示すため頷いた。朝潮は少し機嫌良く元に戻ってくれた。
朝潮って真面目なタイプだったよな?と思いつつレーダーを見て敵の襲撃に警戒した。
11:56
佐世保鎮守府正面海域
大淀「こちら佐世保鎮守府所属の大淀です。現在、こちらの艦娘が出迎えに行っているのでその者の誘導に従って入港して下さい。」
そのように佐世保鎮守府の大淀から通信が入った。
赤城「こちら横須賀鎮守府所属赤城。了解しました。」
赤城さんが答えた後佐世保鎮守府から2人の艦娘がやって来た。出迎えは駆逐艦の初春、初霜のようだ。
初霜「佐世保鎮守府の初霜です。ついて来てください。」
そう言うと、さっそく移動を始めたので、俺達もこれについて行く。
12:03
佐世保鎮守府
ドックから出ると、そこに中村提督がいた。
中村「全員来たな。まずは、食堂に行って昼食を食べて来い。その後14:30から佐世保鎮守府本館前に集合してくれ。」
全員「「「「「はい。」」」」」
中村「では、また後でな。」
中村提督は連絡を伝えてから佐世保鎮守府の本館と思われる建物の方に歩いて行った。
提督を見送った後、艦娘達が食堂に向かったり、甘味処に向かったりし始めた。
俺は、食堂に行こうかと考え始めた時、
翔鶴「デスピナさん、食堂に行きましょう。」
翔鶴さんからお誘いが来た。もちろん断ることはしない。
裕「そうですね。」
瑞鶴「そういえば佐世保のカレーってどんなのだろう?楽しみ♪」
裕「やっぱり、鎮守府によってカレーは違うのか。それなら、カレーを食べないとな。」
食堂に歩いて行くと、多くの艦娘が食堂にいるようだ。
裕「ありゃ、他の鎮守府の艦娘もお昼食べに来ているみたいですね。」
入り口から行列ができている。
瑞鶴「早く行こ、翔鶴姉ぇ、デスピナさん。」
瑞鶴が食堂に走っていく。
翔鶴「あ、瑞鶴待って!」
翔鶴さんが瑞鶴を追いかけていく。しかし、翔鶴さんが何かに躓いたようでバランスを崩す。
裕「危ない!」
俺は、すぐさま走り始め間一髪翔鶴さんを受け止めた。他から見ると翔鶴の肩を掴み、抱き寄せているようにも見える。そのため翔鶴の顔が近くにある。
裕「大丈夫ですか、怪我はありませんか?」
翔鶴「い、いえ、大丈夫です。ありがとうございます。」
裕「気をつけて下さいね。さぁ、行きましょう。」
翔鶴「あっ。」
俺は、翔鶴さんの手を握ったまま、手を引いて歩き始めた。
その様子を見た他の艦娘達の視線が集まっていたがそれを気にせず食堂に入った。
14:20
佐世保鎮守府本館 大会議室
昼食のカレーを食べ、(とても美味しかったです)お腹が膨れた頃。今回の作戦に参加する艦娘が全員集まり軽く自己紹介をし明日の最終訓練の日程を確認した。ちなみに自己紹介の時他の鎮守府の艦娘からの視線の中に熱いものがあったりしたが特に何もなく終わった。
7月29日 10:00
佐世保鎮守府本館 第2会議室
作戦前日の今日は、中村提督、佐世保提督の上条純恵 大将、国防省から何人かと、各艦隊の旗艦が集まり作戦の最終確認を行う。
将校A「では、これから作戦の打ち合わせを始めます。」
加賀「まず、私から。現在、作戦参加艦隊の連携は実戦において問題ないレベルまでになっています。艦隊はすぐにでも出撃し、作戦を遂行することが可能です。」
将校A「次に、戦務部から。」
戦務部中佐「戦務部は本日09:00において本作戦物資の配備、各艦娘への補給作業が完了しました。」
将校A「続いて、情報部。」
情報部准将「敵主力艦隊ですが、09:30時点では沖ノ島海域外にて確認されました。そのため、まず支援艦隊などの攻撃にて海域周辺の深海棲艦を減らし、主力艦隊を作戦海域へ引きずり出すことになります。」
ここで中村提督が手を挙げる。
将校A「中村提督、どうぞ。」
中村「今、敵主力艦隊を引きずり出すものに作戦が変わることになりました。実は家のデスピナから、この変更に伴い我々の戦いが楽になると言う、ある提案があるのです。デスピナ、説明を。」
裕「はい。先日、自己紹介しましたが改めて。横須賀鎮守府所属の要塞空母デスピナです。これから提案の資料を配布させて頂きます。」
俺は、席を立ち、自分で作った資料を全員に渡す。そして全員に配り終え自分の席に戻り説明を始める。
裕「今から、この資料に沿って話していきます。まず、私の提案する作戦案の大まかな内容です。資料の2ページ目をご覧下さい。」
部屋に紙をめくる音が響く。ところどころで目を見開いている者がいる。
裕「私の案は、私の保有するみ航空隊と戦略兵器、そして艦載兵器を使用した、作戦海域全域の空爆作戦であります。詳しい行程は次のページから書いてあります。ご覧下さい。」
俺が促した後、5分間程部屋は黙々と資料を読み、紙をめくる音だけ聞こえた。そして、
上条「前回の迎撃戦を見て、とてつもない力を持っていると実感しましたが…、本当に可能なのですか?」
上条提督が聴いてくる。
裕「可能です。我が航空隊は圧倒的な力を使いこなし、この作戦を実現できる練度があります。」
将校B「これだと、四鎮守府の艦隊を集結した意味が無くなるな。」
裕「いえ、私の攻撃と言えど、撃ち漏らしはどうしても出ますので、それを叩いて貰うことになります。まぁ、とても楽な戦いになってしまいますが…。将校殿は艦娘達を不必要に酷使なさるおつもりで?」
将校B「いや、そんなつもりは無い。」
裕「これは失礼しました。お許し下さい。」
俺は、将校に謝り、
裕「さて、皆さんにこの作戦の実行を承認して頂けますか?」
会議室にいる全員を見渡す。中村提督は 俺はいいと思うぞ。 と言ったのをきっかけにところどころから賛同の声が聞こえ始め、最終的に全員が賛同してくれた。
裕「ありがとうございます。では、明日の作戦決行と同時に航空隊を発艦させます。作戦艦隊の皆さんには、空爆完了まで鎮守府で出撃待機していて下さい。私からは以上です。」
俺はそう言って席についた。
将校A「他におられますか?無いようなので打ち合わせを終了します。」
進行の将校が終了を言い、提督達が退室する。中村提督が部屋を出る前に
中村「では、明日は頼むぞ?」
裕「はい。お任せ下さい。」
一言言って、部屋を出ていった。
12:25
食堂
裕「─て感じになりました。」
瑞鶴「なるほど、デスピナさんの無双ってことでOK?」
翔鶴「あまり無理をしないで下さいね。」
裕「分かっています。」
食堂で午前の打ち合わせのことを翔鶴さんと瑞鶴に話す。
瑞鶴「そーいえば、朝潮ちゃんと霞ちゃんの2人を部屋に連れ込んでたみたいだけど…。何してたの?」
瑞鶴がニヤニヤしながら聴いてくる。翔鶴さんの箸が止まる。
裕「特に何もないぞ。てか、見てたの?」
俺は、適当にはぐらかす。
瑞鶴「2人とも部屋から出てきた時頬が赤くなってたけど?どんなことしたの?」
瑞鶴から追撃が来る。翔鶴さんが箸を置く。
裕「やましい事はしてないぞ。てか、誤解を生むことを言うな、瑞鶴。」
瑞鶴「えーだってここ最近よく居るし、すごく仲良く見えるもん。」
裕「彼女らは今回の作戦の護衛だ。しっかりとコミュニケーションを取っているだけだ。」
翔鶴「…デスピナさん。駆逐艦の娘たちに手を出しているんデスカ?」
翔鶴さんの背後から恐ろしいオーラが出始めた。
裕「出してません!ほんとですから。信じてください!」
俺は、慌てて弁解する。食堂に居る人たちの視線が集まる。
翔鶴「浮気デスカ?」
裕「してません!てか、俺まだ誰とも付き合ってないですよね?年齢=彼女いない歴ですよ、俺。てか、自分で何を言っているんだ~!!」
大声でカミングアウトし、恥ずかしさのあまり両手で顔を隠しテーブルに顔をふせる。
昼の食堂の一角でカオスな空間が生まれた。
そして、7月30日。作戦が始まる。
そういえば、うちの朝潮結構はしゃいでいるね。
うん、これはこれでなかなか…。新しいヒロインにしようかしら。