問題児たちと最後の吸血鬼が異世界から来るそうですよ?   作:問題児愛

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遅くなってすみません。

リメイク前にはなかった設定を追加しました。

では、どうぞ(^^)


七話 試練開始と封印解除

『ギフトゲーム名〝星霊への挑戦〟

 

 ・プレイヤー一覧 ライム=ペルセーイス

 

 ・クリア条件 ホストマスターに一撃与える。

 

 ・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

 

 ・特殊ルール 〝契約(ギアス)〟により、プレイヤーは()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。            〝サウザンドアイズ〟印』

 

 

契約書類(ギアスロール)〟を読み終えたライムは、驚いたような表情で白夜叉を見つめた。

 

「特殊ルールの内容………これは吸血鬼である我への配慮か白夜叉?」

 

「うむ。〝太陽〟に関する〝恩恵〟の類いは、おんしにとっては猛毒同然だからの。影響を無くしてやったのだ」

 

「白夜叉、お主………」

 

「ふん、勘違いするなよ小娘。ペナルティ付きのような弱い状態のおんしを試したところで、本来の実力を見ることは出来ないからの。故に特殊ルールを設けた」

 

 白夜叉の言葉に、ライムは、それもそうだな、と納得した。

 だが次の瞬間には、ライムの顔は不服そうなものに変わり、白夜叉を睨みつけた。

 

「特殊ルールの件はありがたいが―――クリア条件の内容………〝ホストマスターに一撃与える〟というのは、流石に吸血鬼の真祖たる我を舐め過ぎてはおらぬか?」

 

 ライムがそう口にした刹那、白夜叉は全身から凄まじい殺気を放ち、怒気を孕んだ瞳でライムを睨んだ。

 

「ほう、小娘。たったの一撃なら簡単に当てられる………だとか思っているようだのう。―――舐めるなよ、小娘。()()()()()()()()()()()がこの私に触れられると思うな!」

 

「―――――ッ!!?」

 

 白夜叉の星の殺意に当てられて、ライムの足は竦み全身から冷や汗が噴き出す。

 太陽の光の影響がないなら楽勝、などとは決して思ってはいけなかった。何せ相手は神霊と星霊の両方を併せ持った最強種。対して自分は吸血鬼の最高位・真祖。が、神霊には至っていない弱者だ。そんな自分に勝ち目などあるはずがないのだ。

 白夜叉の恐ろしさを思い出したライムは、恐怖で身体を震わせていると、隣にいた耀がライムの手を取り励ました。

 

「大丈夫、ライムなら出来る。自分を信じて」

 

「耀………そうだな。耀にそう言われたら、出来そうな気がしてきた」

 

 耀に励まされて勇気が湧いたライムは、耀に向けて笑顔を見せる。耀も笑顔で返した。

 それからライムは白夜叉に向き直り告げた。

 

「始めよう白夜叉。吸血鬼の真祖たる我の力を魅せてやる」

 

 ライムの覚悟を決めた瞳を見た白夜叉はニヤリと笑い扇を広げた。

 

「よかろう。ならば魅せてみろ、この私に………おんしの力をな」

 

 両者は笑みを浮かべ構える。そして、真祖(ライム)星霊(しろやしゃ)の戦いの火蓋は切って落とされた。

 

 

 ゲーム開始と同時に、太陽の光に蝕まれていたライムの身体はスッと重荷が消えたように楽になった。〝契約(ギアス)〟による効果だ。

 ライムは足に力を込めると、地面にヒビを入れる踏み込みで駆け出した。

 白夜叉との数メートルの距離を一瞬で詰めたライムは、勢いを殺さず殴りかかった。

 音速で撃ち出されたライムの拳を、白夜叉は苦もなく一歩横に移動するだけで回避し、カウンターの蹴りをライムの腹めがけて振り抜く。

 ライムは回避は間に合わないと悟ると、自分の身体を黄金の霧へ変えていった。これで白夜叉の蹴りは通じないはず―――

 

「うぐっ!?」

 

 だった。しかし結果は、白夜叉の蹴りをもろに喰らって吹き飛ばされて、幾度も地面を跳ねながら転がって静止した。

 白夜叉に蹴られた腹を押さえながら咳込むライム。どうして霧化が無効化された………?

 そんな疑問を抱いて白夜叉を見るライム。白夜叉はクックッと扇で口元を隠しながら笑った。

 

「良い機会だから教えてやろう真祖の小娘。自分よりも霊格が上の相手には、〝恩恵〟は通じないのだよ」

 

「………っ!?」

 

〝霊格〟というものが何なのかはライムには理解出来ないが、白夜叉に自分のギフトが………霧化が通用しなかったのは、自分が白夜叉より劣っているからだということは理解出来た。

 なら、どうすれば白夜叉の試練をクリア出来るというのか。ライムの頭では策など思い浮かばない。

 策が浮かばないなら、白夜叉に挑みながら考えればいい。そう決めたライムは、ゆっくりと立ち上がると、再び白夜叉に向かって駆け出した。

 白夜叉は扇を広げながら音速で迫るライムを眺める。何度正面から来ても無駄だと瞳で訴えているかのようだった。

 そんな白夜叉にライムはニヤリと笑って、不意に立ち止まった。白夜叉との距離はまだ三メートルほどはあるというのに。

 白夜叉は不可解に思い眉を顰めた。そんな白夜叉に向かってライムは手を翳す。すると次の瞬間、白夜叉の周囲に八本の氷柱が出現して彼女を取り囲んだ。

 

「何………?」

 

「もらった!」

 

 チャンスと思ったライムは、白夜叉に殴りかかった。

 氷柱で取り囲めば一瞬でも動きを封じられる。そうライムは思ったが、白夜叉は獰猛な笑みを浮かべて言った。

 

「甘いのう」

 

 白夜叉は左腕を軽く振るう。たったそれだけで前方の四つの氷柱は砕け散った。そしてその時に出来た氷の破片はライムの視界を奪い、かつ高速で飛来しライムの身体中に突き刺さった。

 

「うっ………!」

 

 激痛に苛まれたライムは思わず動きを止めてしまった。その隙に白夜叉がライムの背後に回ると、ライムの無防備な背中を蹴りつけた。

 

「………っ!!」

 

 悲鳴を上げる間もなく吹き飛ばされるライム。自分が発生させた氷柱の一本に激突したが、勢いは止まらず粉砕し吹き飛んでいく。白夜叉は自分が蹴り飛ばしたライムに一瞬で追いつくと、ライムの胸倉を掴み地面に叩きつけた。

 

「………ガッ!?」

 

 背中を強く打ち付けて呻くライム。一瞬だが意識が遠のきかけた。

 白夜叉は着物の袖から何かを取り出してライムに向ける。チャキ、とライムがよく元いた世界で聞いていた銃を向けられる音。

 ハッとした時には既に白夜叉は引き金を引いており、ズガン!という音と共にライムの右肩を銃弾が撃ち抜いた。

 

「あ………ぐっ!!」

 

 しかもただの弾丸ではなく、純銀製の弾丸―――〝銀の弾丸〟だ。弱点の一撃を受けて、右肩には焼けるような激痛が襲った。

 あまりの痛さに右肩を押さえて悶え苦しむライム。いつ喰らっても弱点の一つである〝銀の弾丸〟は痛すぎる。

 ………〝銀の弾丸〟?ライムはぎょっとした顔で白夜叉を睨みつけて言った。

 

「何故、白夜叉が………〝銀の弾丸(ソレ)〟を持っておるのだ!?それは………我の世界の、武器のはずだぞ!?」

 

「何を驚いておる真祖の小娘。この私が吸血鬼の弱点を知らないと思うか?」

 

「!?」

 

 そうだ。白夜叉は神様だ。吸血鬼の弱点の一つや二つ、知らないわけがない。〝銀の弾丸〟だって用意しようと思えば出来るのかもしれないのだ。

 一方の白夜叉は、この〝銀の弾丸〟をとある組織から譲り受けた物だということは隠していた。今はまだ、奴らの存在をライムは知らない方がいいのだから。

 白夜叉はクックッと笑いながら銃口をライムに向けて言う。

 

「さて、試練もいいがそろそろお仕置きタイムといこうかの。〝銀の弾丸(コレ)〟は真祖の小娘にはとても効果的なお仕置きアイテムだからのう?」

 

「―――ッ!!!?」

 

 白夜叉の悪魔のような笑みと〝銀の弾丸〟入り拳銃を向けられて泣きそうになるライム。

 白夜叉はクックッと笑いながら銃口をライムの左肩に向けて告げた。

 

「今さら泣いたところで許してやるものか。私の部下とコミュニティを侮辱された落とし前は、きっちりつけさせてもらうかの。それに私も舐められたしのう?恨むなら―――愚行に走った己を恨むのだな」

 

「………っ!!!」

 

「ふふ、そう怯えるでない。なに、命までは取らんよ。ただちっと………痛い思いをしてもらうだけだ」

 

 ちょっとどころじゃないんだが、とライムが口にするよりも早く、白夜叉は〝銀の弾丸〟の残りの五発全てをライムの身体に叩き込んだ。

 

 

 ライムと白夜叉の戦いを見ていた耀達女性陣三人は青ざめ、十六夜も言葉を失っていた。

 白夜叉に一方的にやられているライム。如何に吸血鬼の真祖といえど、星霊が相手では非力な虫同然なのだ。

 ライムが白夜叉に拳銃で連射されているところを目の当たりにした耀は、試練中にも関わらずライムの下へ行こうとした。

 そんな耀の手首を掴んで十六夜が止める。

 

「離して十六夜!早く助けに行かなくちゃ、ライムが殺されちゃう………!」

 

「駄目だ。そんなことをしたら、真祖ロリの試練は失格になるぞ」

 

「試練とかそんなの、もうどうでも―――」

 

「大丈夫でございますよ耀さん」

 

 珍しく取り乱す耀の手を黒ウサギが取って宥めた。

 

「白夜叉様が………〝階層支配者(ホストマスター)〟が主催するゲームは原則として『殺し』は〝契約書類〟に載せるまでもなく御法度なのが大前提です。よほどの理由がなければライムさんを殺すような真似は白夜叉様はしません」

 

「………それ、本当なの?」

 

「はいでございますよ」

 

 黒ウサギの話を聞いて、耀はホッと胸を撫で下ろした。出逢ってまだ一日も経っていないのに、もうライムとお別れなんて嫌だ、したくないと思ったのだ。

 飛鳥も耀と気持ちは同じで、こんなところでライム(ともだち)を失いたくないと思っていた。

 もし耀が一番に行動を起こさなかったら、飛鳥が耀と同じことをしようとしていたかもしれない。

 それにしても、と飛鳥は白夜叉を睨み文句を口にした。

 

「………お仕置きが過ぎないかしら」

 

「それ、私も思った。銃で滅多撃ちにするとか最低」

 

「そうでございますね。白夜叉様は、ちょっとやり過ぎです!」

 

 飛鳥を筆頭に耀と黒ウサギも口々に白夜叉を非難する。

 ただ一人、十六夜だけは肩を竦ませて首を振った。

 

「いや、真祖ロリはトリプルパンチで白夜叉に喧嘩を売っちまったんだから、あれは自業自得だろ」

 

 トリプルパンチ。それは、部下とコミュニティと白夜叉本人に舐めた態度を取ったという三つの禁忌(タブー)を犯してしまったという意味だ。

 白夜叉の逆鱗に触れてしまったのなら、もうライムが被害者に見えることはない。鉄拳制裁を受けなければならないほどの禁忌を犯したライムが悪いということになるのだ。

 

「それにアイツは吸血鬼の真祖だ。不老不死のアイツが、たかが銃弾で倒れるとは思わねえけどな」

 

「……………」

 

 不老不死。老いることも死ぬこともない者。そんなライムが銃弾如きでやられるとは思わない。

 十六夜は自分でそうは言ったが、ライムの傷の治りが遅いことに眉を寄せた。

 

「(白夜叉が使用したのは対吸血鬼(ヴァンパイア)用の特殊弾か?弾丸の色は銀だったし………〝銀の弾丸〟ってところか)」

 

 それなら真祖ロリでも、簡単に再生することは出来ないなと十六夜は独り納得する。

 ………このままじゃ真祖ロリの敗北は確定だな、と十六夜が思った刹那―――爆発的な力の気配と、狂喜な嗤い声が聞こえてきた。

 

 

 白夜叉が放った〝銀の弾丸〟は、ライムの右肩に続いて左肩、右大腿、左大腿、右脇腹、左脇腹の順にタイムラグがほとんどない超絶早撃ちで叩き込まれた。

 

「―――――ッ!!!?」

 

 最早悲鳴を上げることも出来ず、ライムの撃ち抜かれた体の部位から大量の血が噴き出し止めどなく流れ出した。

 流石の真祖であるライムでも、弱点の弾丸で六箇所撃ち抜かれては意識を保つのは困難だった。

 そして次第に意識が薄れていく中、狂喜な嗤い声がライムの脳内に響いた。

 

『クフフフ!ズイブンとボロボロにヤられたじゃないの?ブザマねえ』

 

「(………ほっといて欲しいなあ。今の()()()は重傷であなたに構ってられないの!)」

 

 不機嫌な声音で脳内に棲まう『彼女』に返事するライム。

『彼女』はクフフと嗤って、ライムの想いを無視して言った。

 

『あのコ、シロヤシャってイったっけ?そのコにカちたいなら、ワタシをカイホウしてくれない?』

 

「(―――ッ!!それは駄目!あなたの封印を解いたら、大切な人達を傷つけちゃう………!)」

 

 ライムは『彼女』の提案を拒否する。『彼女』を解放してしまったら、わたしはまた大事な人達を………。

 そんなライムに『彼女』はまたクフフと嗤って返した。

 

『ダイジョウブよ。イマのワタシがキョウミあるのは、シロヤシャだけだもの』

 

「(………それって、本当?)」

 

『うん!ホントウよ?』

 

「(耀や飛鳥………十六夜、黒ウサギ、三毛猫には手を出さない!?)」

 

『シンパイショウねえ。ヘイキよ。イったじゃない、イマ、()()()()のはシロヤシャだけだって』

 

「(……………)」

 

『彼女』の言葉に嘘偽りがないか確かめるライム。

『彼女』はムスッと不貞腐れたような声音でライムに言った。

 

『そんなにウタがわなくてもいいじゃない!だってワタシはアナタで、アナタはワタシなのよ?』

 

「(………そう言って何度あなたに裏切られては騙されたことか)」

 

『し、シカタないじゃない!そのトキはおナカがヘってたんだもの!』

 

「(あなたは飢えた獣か!)」

 

 ツッコミを入れるライム。『彼女』は、あら?と不思議そうに呟いたのち、クフフと嗤って告げた。

 

『ナニをイってるのアナタ?ワタシタチはイヤしいケモノよ。ヒトのイきチをススる、とてもミニクいバケモノじゃないの♪』

 

「(………っ、一緒にしないで!わたしは、あなたのように誰彼構わず人間を襲ったりはしないもの!)」

 

 わたしはあなたとは違う。そう言うライムを、『彼女』はクフフと嗤って囁いた。

 

『イッショよ。だってアナタ、ホントウは―――あのコタチのイきチがノみたくてノみたくてどうしようもないじゃない?』

 

「(っ!?)」

 

『クフフフ、オオアたり!ほら、チをナくしスぎたイマのアナタが、あのコタチのマエにイったら………どうなるのかしらねえ?』

 

「(―――!?やめて!それ以上は言わないで!お願いだから………!)」

 

 必死に懇願するライムを、『彼女』はクフフと嗤って言った。

 

『じゃあ、ワタシのおネガい………キいてくれるならやめてあげてもいいけど?』

 

「(………卑怯者!)」

 

『ヒキョウでケッコウよ。ワタシはイッコクもハヤく、シロヤシャをクいコロしたいだけだもの』

 

 相変わらずな『彼女』に深い溜め息を吐くライム。でも白夜叉のゲームをクリアするには、封印を解いて『彼女』に力を貸してもらうしかない。

 だからライムは諦めて『彼女』の提案に乗ることにした。

 

「(………わかったよ。その代わり、狙うのは白夜叉だけにして。耀達を狙ったら―――もう絶対にあなたなんか解放してあげないから!)」

 

『リョウカイ♪』

 

「(それから、白夜叉はデタラメに強いから、食べるのは後にしてゲームクリアを優先する!)」

 

『ええー!?シカタないねえ………ヒサしブりにアバれるだけいっか』

 

 少し不服そうな『彼女』だが、どうやら了承してくれたらしい。

 ライムは苦笑を零すと、髪をツインテールに結っていたリボンを解き―――『彼女』を解放した。

 

 

 白夜叉は、空になった拳銃を着物の袖の中に戻し、今にも意識を手離してしまいそうなライムを見下ろした。

 ちとやり過ぎたかの、と頭をポリポリと掻いた白夜叉は、突如髪を結っていたリボンを解くライムの行為を不思議に思った。

 そしてツインテールではなくなった長い金髪が風に靡いた瞬間―――ライムの霊格が膨れ上がり彼女の全身から突風のようなものが巻き起こった。

 

「何………!?」

 

 白夜叉は嫌な予感がして咄嗟に跳び退いた。それとほぼ同時に、鋭い一閃が突風を斬り裂いた。

 突風を斬り裂いた獲物は、死神が持つ巨大な鎌のようなもので、赤黒い禍々しい力を放っていた。

 身構える白夜叉の耳に、狂喜な嗤い声が聞こえてきた。

 

「―――クフフフ!ヒサしブりにクいゴタえのありそうなエモノ………ミぃつけた!」

 

「何?」

 

 白夜叉は赤黒い禍々しい巨大な鎌を両手で持つ少女を睨みつける。よく見たら少女の負っていた傷は全て癒えて塞がっていた。〝銀の弾丸〟で撃ち抜かれたはずの傷が。

 雰囲気も霊格の大きさも、さっきの真祖の小娘とは明らかに違く別格なものを感じさせた。

 その狂喜な笑みを浮かべる少女に、白夜叉は問いかけた。

 

「小娘………何者だ?」

 

 白夜叉の問いかけに、少女はおかしそうに嗤って答えた。

 

「ヘンなコトをキくのね、シロヤシャ。ワタシもライムよ?―――キュウケツキとしてのホントウのライム。それがワタシ」

 

「!?」

 

 吸血鬼としての本当のライム。そう嗤いながら告げた少女を、白夜叉は驚きの表情で見つめた。

 アレが吸血鬼としての本当の真祖の小娘?じゃあ、さっきまでのあやつは一体………?

 白夜叉がそれを目の前の少女に問おうとしたところで、少女は赤黒い鎌を構えて狂喜な笑みを浮かべて告げた。

 

「そんなコトより、ハヤくアソびましょうシロヤシャ?ワタシ、ハヤくアナタのことをタべたいのよ」

 

「………不気味な小娘だな。ふん、良いだろう。貴様に喰われてやる気はないが、第二ラウンドと行こうか」

 

 白夜叉の言葉に、少女もといライムはクフフと狂喜な笑みを浮かべて嗤った。




キリがいいので今回はここまでです。

………書いてて思いましたが、怯えるライムに〝銀の弾丸〟を容赦なく全弾叩き込む白夜叉………かなりエグいデスネ(^_^;)
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