お詫びとして神は男に「望む世界に転生・憑依させる」と言って男は自分の欲望のままに望む世界を願い能力を貰って転生した。
だけど、男が転生・憑依したのは美少女や萌えどころか法も秩序も存在しない核戦争後の世界において楽しい世紀末の荒野を逞しく生き抜く命儚きモヒカンの一人であった。
今回は気晴らしとリハビリなどで短編ですが作品を投稿いたします。
大して面白くなく文章で下手糞ですが楽しんで見ていただけたら幸いです。
俺は何か知らないけど間違えて死んでしまったらしい。
「お詫びにお前さんを転生させてあげよう」
目の前の良い髭のナイスガイの神様は間違えて死なせた事に対してお詫びとして転生させてくれると言ってくれた。
「本当ですか、じゃあ羽目外せる世界にして欲しい、オシャレもしたいし当然ハーレムも欲しい……」
「なるほど、羽目を外せる世界でオシャレがしたい世界か。だったら丁度良い世界がある」
俺は神様から望んだ世界に行く前に様々な能力と技能をお願いし授けてくれると神様は俺を転生させくれた。
現実じゃできない無双を行い可愛い女の子とイチャイチャできる世界に転生もしくはキャラクターに憑依して堕落した日常を送りたかった。
それが男の誰もが望む大望である思っている。
そんな筈だったのに……そんな筈だったのに……
「何でこうなったんだ……」
俺は今の自分の姿を見て嘆いて頭を抱えて大いに嘆いた。
―――筋肉ムキムキのゴツイ肉体、肩パット、サングラス、バギー、棍棒、そして立派なモヒカンヘアー。
……誰から見ても明らかに核戦争後の暴力が支配する世紀末に登場する命儚き雑魚キャラの代名詞であるモヒカンと世紀末において流行最先端のオシャレなファッションだ。
ヤバイよ!
下手すると確実に太眉毛の世紀末救世主で一子相伝の暗殺拳の使い手に確実に指先で突かれて「あべし!」もしくは「ひでぶ!」されるよ!!
確かに羽目外せて一般人に対して無双できる世界だけど、暗殺拳の使い手ややデビルリバースみたいな連中がいる世界だから逆に死ぬ確立が高い。
世紀末の女は確かに全員美人だけど一部は並みの量産型モヒカンを倒せる戦闘力を持ってるし、南斗聖拳の使い手の妹や関係者がいる。
「どうしよう、こんな筈じゃなかったのに!!!」
「おい!何一人でギャーギャーやってんだ!!」
頭を抱えて大声で絶叫していると煩かったのか近くにいた仲間のモヒカンに怒られた。
あの後、何とか落ち着いて今所属するモヒカングループに戻った。
俺が所属しているのは原作最初に登場する世紀末勢力のジードの軍団だ。
金太郎飴の様に同じ顔のモヒカン集団の中で唯一サングラスを着けているので非常に目立って、何度も他のモヒカン達に「てめぇ、何インテリぶっているんだ~」といびられる事がある。
「こんな世紀末にモヒカンとサングラスとは洒落てんのか、あぁ?」
…で今現在もこうしてモヒカンAに因縁つけられてる。
「おい」
突然声を掛けられた俺をいびっていたモヒカンAが振り向くと、身体の大きさが可笑しい程の巨体と美しきモヒカンの髪型をした頭部に666という数字の刺青を入れた俺達のボスであるジードさんが何時の間にか俺とモヒカンAの後ろにいた。
「てめぇ、いいかげんコイツにちょっかい出すのをやめねぇか」
そう言うとジードさんは俺をいびっていたモヒカンの頭を軽く小突いた。
「すみません、ジードさん!」
そう言うとモヒカンはどっかに行って、ジードさんから「少し言い返せよ」と俺がいびられている時に絶対に手を出さない事に関して呆れられた。
この人こそ原作じゃ凶暴で粗暴の典型的な世紀末を生きるモヒカンの代名詞でケンシロウの北斗神拳最初の餌食となる人物であるジードさんだけど、所属していると分かるけど結構面倒見が良い人なんだよね。
まぁ原作じゃ世紀末救世主に対して自分の仲間を殺したと分かった時に物凄く怒ってた場面があるから、実は仲間思いな人なんだよね。
俺は主にジードの軍団のバイクやバギーなどの整備を任されている。
この世紀末ではバイクやバギー何かは新品は作れなくなったし、町や村も遠く離れている事が多いから貴重な移動手段だ。
当然、奪い合いなどは日常茶飯事だから、スクラップからの再生する技術と整備が出来る俺は重宝されている。
……本当は某女子学校でのパワードスーツやリリカルな魔法少女世界などの機械を整備する為に選んだ技術・能力なんだけどな。
それなのにゴツイ兄貴とモヒカン野郎の為に使う事になるとわな……とほほ…
何日か後……
―――今日はジードさんと共に皆大好きヒャッハータイムの時間だ。
俺達のいる崖の上から崖下を見るとバギーに乗った男女三人が後部座席などに今となって貴重となった汚染されていない水と貴重な食料を抱えて走っているのが見えた。
ジードさんが右手を挙げるとモヒカン達はバイクとバギーのアクセルを全開で踏んだ。
「「「「「ヒャッハー!!」」」」」
モヒカン達は楽しそうな叫び声と共に猛スピードで、バギーとバイクで崖下を駆け下りて遥か下方を世紀末の現在貴重となった食料と放射能汚染されていない水を運んでいる車両を襲撃した。
襲撃は当然成功した。
乗っていた奴らは全員殺されたけど世紀末では日常茶飯事なので、もう俺は慣れた。
「水だ~」
「食い物もあるぞ!!」
とあるモヒカンBがバギーに乗っていた男が死んでもなお肌身離さずに持っていたアタッシュケースを取り上げるとケースを開けた。
するとケースの中に入っていたのは核戦争前の文明社会において紙ながらも核兵器と同じ力を持っていた紙幣の札束の山が入っていた。
「あ~未だにこんな紙切れ持っていたのか」
モヒカンBは札束お掴んで数えるように見る。
「今じゃ、ケツを拭く紙にもなりやしないのによ!!!」
そう言うと文明があった頃なら眼の色変えて欲しがる札束を辺り一面に撒き散らした。
紙幣というのは国家が保障してこそ価値のある紙なので国家も法も無くなった世紀末では、凝った絵が描かれた紙切れに過ぎない。
代わりに食料、水、ガソリンなどが通貨の代わりの通貨扱いだ。
ちなみに、俺はコッソリと石ころの価値しかない宝飾類などを集めている。
……何故かって?
多分何かあった時の為に必要だからだよ……使えるか分からないけど。
その後、俺達は皆で戦果の食料と水で祝っていると深刻そうな顔色のバイクに乗ったモヒカンが俺達の元にやって来た。
「ジード、て、偵察隊が!!」
……あれ、これって。
ジードさんと共に急いで現場に急行すると偵察隊のバイクが燃え上がり、乗っていた偵察型モヒカン達の死体が散乱していた。
その死体は内側から爆破されたのような感じだ。
……どう見ても確実に世紀末救世主の眉毛の人の仕業だよね!
原作じゃ映写されてないけどアニメじゃ偵察隊がちょっかい出したせいで粉砕されたんだっけ。
「しっかりしろ誰にやられたんだ!」
ジードさんは息があるモヒカンを起こすと一体何処の誰にやられたのか聞いた。
「ほ……ほ、くと」
全部喋る前に頭部が歪んだと同時に爆発して脳髄などが周囲一面に飛び散る。
「な、なんだ」
「小型爆弾か?!」
突然破裂するという常識ではありえない死に方にモヒカン達は、小型爆弾による殺害かと思って恐怖した。
「いや、今そんな精巧なものが残っている筈がねぇ」
ジードさんは世紀末の過酷な環境下で精密で精巧な小型爆弾が残っている筈がないとしてモヒカンを落ち着かせた。
世紀末じゃ精巧な武器や機械とかは殆ど残っていないかしている。
仮に残ってても世紀末では過酷な環境と部品が調達できない為に、あっという間に壊れて使用できなくなる。
……TVシリーズだとオートジャイロ、戦車、列車砲、戦艦何かが登場している?
あれは例外だ。
そんな事があったけど、元気になったジードさん達は全員で久々に大きな町に襲撃する事になった。
正直行きたくなかったけど、俺は断りきれない性格だから結局同行する事になった。
バイクとバギーに乗った無数のモヒカン達が世紀末の荒野を突き進むという光景は生で見ると圧巻だけど、これから起こると事を思うと、とてもヒャッハーの気分になれない。
「村が見えたぞ!」
視線の先には核戦争の影響でボロボロになったビルなどの街が見えた。
チクショー、もうどうにでもなれ!!
街への襲撃は街の自警団を叩き潰するなどして予想通り成功しつつあった。
幾ら武装した自警団でも世紀末の荒野という法も秩序も倫理など何もかも無い弱肉強食を逞しく生き抜いているモヒカンの前では赤子同然であった。
ジードさんが村の小さい娘を人質にとっている。
……あれは顔や姿どれも見ても確実に後付で天帝の双子の一人で本編じゃトラブルメーカーみたいな感じのキャラなのは100%確実だ。
ジードさんな食料を要求しているけど、人質はこの街では厄介者である為に叶えられそうはないみたいだ。
そんな事をやっていると近くのビルの入り口から一人の人影が出てきた。
その人影……片方に肩パットを装着した眉毛が濃い筋肉ムキムキの長身の男がジードさんに近づいていく。
……どう見ても、あの生活力の無い世紀末救世主のあの人です、本当にありがとうございます。
モヒカンの二人が殺そうと襲い掛かるがあっさり回避して指先で身体を突くと、モヒカンの二人が内側から爆発して死亡した。
ジードさんは仲間を殺した犯人と分かると人質を殺して眉毛の救世主を殺そうとしたけど、その前に世紀末眉毛ことケンシロウは叫び声と共に着ているシャッツを破いて上半身裸になると視認できない速度でジードさんの肉体の秘孔を突きまくる技……北斗百裂拳を浴び、攻撃を受けたジードさんは肉体の内側から破裂して死んでしまった。
……あの後、俺は何とか逃げる事に成功したけどジードさんの軍団はバラバラになってしまった。
こんな世紀末の世を生き抜く為には大きな勢力に入らなければならないから、新しく別の軍団に入らなければないない。
「絶対に生き抜いてやる、そしてハーレムを作ってやる!!!」
俺はバイクの速度を上げて絶対に世紀末を生き延びて転生前の大きな野望であったハーレムの完全実現を望むと意気込みなら荒野を突き進んだ。
―――この物語は世紀末のモヒカンに憑依・転生した一人の転生者・憑依者の物語である。
この名も無きモヒカンに憑依した人間は果たして暴力とヒャッハーそしてモヒカンが支配する世紀末の世界を生き抜けるのか?
望みどおりハーレムは実現できるのか?
それとも原作通り、世紀末救世主の眉毛に指先一つでダウンされて朽ち果てるのか?
それは誰にも分からなかった。
いかがでしたか?
色々と多忙でやらなければいけない事も多くインフィニットの執筆が構想・プロットが出来上がっていても製作できない状況で日だけが経って、楽しみに待ってくださる読者の皆様に毎日申し訳ないく思っている状況の中でとある人に「何か気晴らしに別の作品を書いたらどうだ?」と進められてリハビリも兼ねて以前からアイディアだけであった今回の作品を執筆いたしました。
ちなみに主人公の転生・憑依したモヒカンですが実は原作にちゃんと登場するキャラクターです。
登場部分は第一話のジード軍団のモヒカン達の悪人面が並ぶシーンと偵察隊襲撃場面でモヒカンの一人が「ジード、まだ息がある!」という台詞のあるシーンのジードの後ろにいるモヒカンの中です。
何故かこのモヒカンだけサングラス姿でジード軍団の誰もが悪人面の表情をしている中で一人理知的な表情をしているなどして登場シーンも僅かな謎の多い不思議なキャラクターです。
この作品は短編のみで連載の予定は現状ないです。
こんな面白くない作品を読んでいただいた方が少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
それではまた……