ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第六章:イタズラを斬る

「ここは理科室か・・・・」

 

中には色々な道具が置いてある。

 

「薄気味悪いところね・・・・・」

 

そう言うと静香は奥へと入っていく。

 

ニヤリ

 

するとレオーネは悪魔の笑みを浮かべる。

 

「???」

 

「良いこと、思いついた。」

 

「何?」

 

するとレオーネは息を大きく吸うと

 

「わあああああああああ!!」

 

悲鳴をあげる。そしてのび太の両手を掴むと、廊下に出る。

 

バタン

 

すると理科室のドアを閉めた。

 

「えっ!?えっ!?」

 

突然のことで理科室の中に取り残されている静香は混乱する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいの?こんなことして?」

 

「いいの、いいの。」

 

二人は静香を理科室に残し、隣の教室に隠れていた。子供のように燥ぐレオーネにのび太は思わずクスクスとにあけてしまう。

 

「な、なに?」

 

「い、いや・・・・・・。ずいぶん、たのしそうだなって思ってね・・・・」

 

「くすっ、そりゃあね。のび太は?」

 

「うん、楽しい。毎日全然退屈しないよ・・・・・。」

 

「にししし、昼間はずいぶんとお楽しみだったもんねー。・・・・・・静香のおっぱい。」

 

ギクッ

 

「あ、あれは事故だって!」

 

「あはははははっ、ごめんごめん。もう静香にもちゃんと許してもらったんだもんね?」

 

「そ、そうだよ。」

 

「でもさぁ、男ってやっぱり、女の胸見られたら嬉しいものなの?」

 

「/////・・・・・・・・・・・。/////」

 

「あれ?聞いちゃダメだった?」

 

「当たり前でしょう・・・・・・常識的に考えて。」

 

「そう?・・・・・・・んー」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「じゃあさ、のび太・・・・・」

 

「???」

 

「私のおっぱいも見せてあげよっか?」

 

ぽよん

 

「//// ぶぶーっ!!な、何言ってんだ!!!!/////」

 

顔を真っ赤にしながら、慌てふためくのび太。

 

「うるさいなぁ・・・・。せっかくみんなには内緒でって思ったのに・・・・」

 

「//// なっ、なに言ってんだよ!!人をからかうのもたいがいにしてよっ!////」

 

「はーいはい。つまんないの。」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「それじゃあのび太、次の質問。」

 

「今度は何?」

 

「結局、私たちの中で誰が本命なんだ?ぬふっ。」

 

「・・・・・ぬふっ、じゃないよ。」

 

「んん〜?まったくその気がないなんて言わせないわよ〜?ほれほれ、お姉さんに言ってごらんなさい?」

 

「まったくその気はない。」

 

しつこく質問するレオーネにのび太は面倒くさそうに答える。

 

「だから、そんなことはいわせないって言ってるの。いいから言っちゃいなさい?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

このまま彼女に好き勝手喋らせるのは後々面倒なことになる。そう考えたのび太。

 

「好きな人はいるんだけど・・・・・・」

 

「そ、そうなの・・・・?だれ?私の知ってる人?」

 

「う〜ん・・・・・本人にそうやって聞かれるのはさすがにキツイな〜・・・・」

 

「???」

 

「レオーネ。」

 

「/////・・・・・・・・っ。/////」

 

その言葉にさすがのレオーネも顔を赤くする。いつもの頼れるお姉さんから、一人の少女のような表情になってしまう。そして教室の中を一瞬気まずい空気が支配する。

 

「//// じょ、冗談だよね?/////」

 

おずおずと質問するレオーネ。

 

「冗談だけど、今一瞬信じたでしょ?」

 

ブチッ

 

「//// っ!?た、たばかったわねぇぇっ!?////」

 

のび太の結婚相手は?

  • アカメ
  • クロメ
  • チェルシー
  • シェーレ
  • レオーネ

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