「〜♪」
音楽室の中から美しい音色が聞こえる。その声の主は黒板の前に立ち、先生の奏でるピアノの音色に合わせ、その美しい歌声を披露している。
「・・・・・・・・・・。」
歌が終わると、観客から雨のように拍手が降り注いだ。
体育の授業:
ガキン
グラウンドに物凄い音が鳴響く。アカメはバットを投げ捨てると、走り出す。
「打った!!」
「凄い、アカメちゃん!」
「これで四打席、4ホーマーよ!」
試合は99−0。ピッチャーで四番のアカメ。彼女の活躍で試合は圧勝であった。
昼休み。
「はい、のび太!あ〜ん!」
そう言いながらスプーンでよそったご飯を突き出してくるアカメ。その光景に他の生徒は勿論、チェルシーたちも唖然とする。
「のび太、こっちに口を開けて!」
今度は負けじと、クロメがウイナーが刺ささったフォークを突き出してくる。
「ちょっと、私が先でしょう!」
「違うよ、私だよ!」
そう言いながら火花を散らすアカメとクロメ。
「フォークを突き出したら、危ないでしょう!」
「のび太は、ご飯よりもウイナーの方が好きなんだもん!!」
いつもとは違う光景に驚くのび太。
「みんなは将来どんな仕事につきたいかな?」
「ハーイ!!」
するとジャイアンが元気良く手を上げる。
「俺は将来歌手になりたいです!!」
「僕はデザイナー!!」
「私はスチュワーデス!!」
「僕は消防士!!」
ジャイアンに続き、次々と生徒たちは手を上げた。すると先生は
「よろしい、それでは宿題として明日までに『自分の将来』と言うテーマで作文を書いてくるように。」
「『「『「えーーーーーーーーっ!?」』」』」
先生の言葉に生徒たちは騒ぎ出す。
「静かに!!みんなそれぞれ将来どんな事をしたいのか、あるいはどんな仕事につきたいのかを色々考えて書いてくるように!!」
「将来か・・・・・何て書けばいいんだろう?」
そう言いながら一人で下校するのび太。
「まあ、いいや。適当に『総理大臣になる』って書こう!」
そう言いながら笑みを浮かべるのび太。すると
クスクスクス。
誰かが笑う声がした。
「誰だ!!」
振り返るとそこには
「アカメ?」
アカメが鞄を片手に笑っていた。
「何がおかしいんだよ!」
「あっ、ごめん。でものび太に総理大臣なんて無理だよ。」
「なんでそんなことが分かるんだよ!?」
「だって、のび太は将来・・・・・」
アカメの言葉がそこで止まる。
「???」
「いや、なんでもない。忘れてくれ。」
するとのび太はアカメに向き直る。その表情は真剣そのものである。
「それで、君は誰なの?」
「えっ!?」
のび太の発言に驚くアカメ。
「君はアカメじゃない。一体誰なの?」
「・・・・・・・・・・・。」
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ