「見てあれ、すっごいモテモテってか中国雑技団みたいになってる男の子がいるんだけど・・・・」
「ほんとだ。何あれ、合体でもするつもりなのかしら。」
「ちょっとあの男女比率おかしくない?ねえおかしくない?ってか何なの、あの中心の男の引力がすごいわけ?ねぇ?」
「しかもあのレベルの女の子をあれだけ装備してるとかなに?可愛い女の子は装備品だと勘違いしてるんじゃね?」
公園での騒ぎを聞きつけて人が次々と集まってきた。
「みんな、離れてよ!!!」
のび太の叫びにアカメ、クロメ、チェルシー、レオーネ、シェーレ、翼、静香は
「絶対に離さないぞ!!!」
「やだ、離れない!!!」
「私も!!!」
「私だってそうだ!!!」
「負けられません!!」
「同じく!!!」
「のび太さんは私の物!!」
必死にのび太の体を掴み、引っ張る。
「おい、あれって伊藤翼だ!?」
「えっ、今朝引退宣言したあの・・・?」
「あの男・・・・もしかして彼氏か!?・・・・・・これはスクープだ!!!」
新聞記者たちがカメラを持って集まってきた。不味い、のび太の感がそう告げた。このままでは色んな意味で取り返しがつかなくなってしまう。
「のび太、私はお前のためなら何でもできる。だから・・・・・!!!!」
「ちょっと、のび太さんとは私が一番付き合いが長いんだからね!!」
「のび太は私の方が好きなんだよね、ね?・・・・のび太!」
「違うわよ、私だよね!?」
「うっ・・・・それは・・・・・その・・・・・・・」
「『「『「『ハッキリしなさい!!!!!!!!!!!!!』」』」』」
少女たちのバトルもヒイトアップしてくる。
「のび太くん。君は結局こうなる運命なんだね。」
タケコプターを付けたドラえもんが空から様子を伺う。
「は〜あ、神様。せめてのび太くんの味方になってあげてください・・・・。」
そう言いながら手を合わせるドラえもん。
このままではらちがあかない、ならばと少女たちは何かを決意する。
「『「『「『こうなったら・・・・』」』」』」
「???」
「『「『「『実力行使だ!!!!』」』」』」
少女たちは一斉にのび太に飛びかかると
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
のび太の顔に七つの柔らかい感触が押し当てられる。
「ドラえも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!」
心に隠してた想い 静かに言葉で刻んで
踏み出す手探りな明日へ 強く迷い無い瞳で
どんな未来でも受け止める私でいたくて
今はもう振り向かない
走る衝動に任せて広がる世界へ
変わる運命に答えがあると信じて
あの日鮮明に描いた変わらない夢は
触れた限界も必ず超えて行くから
揺るぎない声にして届けるきっと
いつか辿り着くその時まで
ドラえもん のび太のアカメが斬る!
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ